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旧・浦和市出身のエンジニアが、浦和レッズを応援するブログです。頑張れ! 浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 柏レイソル』(’16 2nd 第2節)

 7月9日の土曜日。Jリーグ2ndステージの第2節が各地で行われています。
 浦和レッズは、柏レイソルと、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、アビスパ福岡相手に苦戦しながらも下して、勝ち点3を確保しました。
 対する柏は前節、アルビレックス新潟に競り勝ち、こちらも勝ち点3を奪っています。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 那須 遠藤
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に遠藤君、那須君、森脇君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 柏の最終ラインは、フラットな4バック。選手間の距離を密にして、ボールサイドを固めます。
 ボールを奪うと、サイドへ送ってカウンター。前線のクリスティアーノ選手、オリベイラ選手をターゲットに速攻を仕掛けます。

 立ち上がりから、中盤で激しくプレスを掛け合い、一進一退の攻防を繰り返します。
 しかし、時間の経過とともに、ホームの浦和がボールを支配する時間が長くなり、優勢に試合を進めます。

 22分の浦和、相手クリアボールを拾った柏木君が右に落としたボールを、阿部君が後ろから走りこんで、右足で強烈なミドルシュートを放ちます。
 ボールは枠をとらえましたが、相手ゴールキーパーの中村選手が、横っ飛びで弾き出し、惜しくもゴールならず。

 28分の浦和、自陣深くでボールを奪ってカウンターを発動、右サイドでパスを受けた関根君が中央に向かって斜めにドリブルで持ち上がり、右サイド裏のスペースに走り込んだ興梠君へ絶妙のスルーパス。
 興梠君、ゴールライン付近まで切り込み、右足でセンターリング。ファーサイドに詰めていた李君につながります。
 フリーでボールを受けた李君、胸トラップで落とし、目の前に迫るゴールキーパーの頭上を越えるループシュートを放ちます。
 しかし、ボールはわずかにクロスバーの上を越えていきました。
 浦和は、絶好の先制のチャンスを逃します。

 32分、相手陣右サイドでファールを受け、フリーキックを獲得します。
 キッカーは、阿部君。右足を振り抜くと、ボールは黄色い壁のすぐ上を越えて美しい弧を描き、ゴール左上に吸い込まれました。1−0、浦和が先制します。

 36分の柏、浦和陣中央、相手ディフェンダーのクリアボールを拾った秋野選手が、かなり遠目の位置から左足で強烈なミドルシュート。ボールはクロスバーに弾かれます。

 前半は1−0、浦和がリードして折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が5本、柏が5本。
 両チーム、お互いの良さを出し合い、ミスの少ない集中した45分でした。
 そのなかで、浦和が、決定機をより多く作り出し、そのうちの一つをしっかりものにしましたね。
 後半、相手はより前掛かりに攻め込んでくることでしょう。
 その状況で、前半通りの自分たちのサッカーを貫き通せるか。
 交代選手も含めて、ミッションを完成させてほしいです。

 後半開始。
 50分の浦和、ポスト役の興梠君がヒールで落としたボールを受けた李君が、興梠君とのワンツーパスで相手ゴール前に切り込みます。
 李君、興梠君からのリターンパスを、体勢を崩しながらも、左足アウトサイドにうまく引っ掛け、ボレーシュート。
 ふわりと浮いたボールが、中村選手の伸ばした手の上を越えて、ゴールマウスに飛び込みました。2−0、浦和が貴重な追加点を奪います。

 59分の柏、相手陣でボールを奪ってカウンター。右サイドを駆け上がったオリベイラ選手が西川君と1対1となり、右足でシュート。ボールは右ポストを直撃、跳ね返ったボールは西川君の両手に収まります。

 このあたりから、中盤が間延びしてきて、両チームのカウンター攻撃により鋭さを増します。
 柏は、リスクを負って、かなり前掛かりな姿勢を強めます。
 2点リードしている浦和は、しっかり守備を固めて、カウンターで追加点のチャンスをうかがいます。

 浦和は、2枚の選手交代のカードを同時に切ります。

 78分、李忠成選手に代わって青木拓矢選手。
 78分、宇賀神友弥選手に代わって梅崎司選手。

 青木君は、ボランチの一角に。梅崎君はそのまま左ワイドに。
 武藤君が右のシャドーへ、柏木君が一列上がって左のシャドーへ回ります。
 梅崎君は、そのまま右ワイドに入ります。

 試合を締めにいく浦和は、最後の交代カードを切ります。
 85分、興梠慎三選手に代わって石原直樹選手。

 石原君は、そのまま1トップに入ります。

 試合の流れは、柏ペースのまま。
 浦和は、ゴール前に人数をかけて守り、カウンターのチャンスをひたすら狙います。

 アディショナルタイムは3分。
 守勢に回る浦和ですが、全員が集中を切らさずに、柏の捨て身の攻撃をしのぎ切りました。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。2−0で浦和の勝利に終わりました。


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 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 試合通じてのシュート数は、浦和が12本に対し、柏が8本。
 雨上がりで蒸し暑さの残るなかでの熱戦は、ホームの浦和が地力で上回り、快勝しました。
 汚いプレーもなく、無駄なファールや凡ミスのほとんどない、集中した質の高い一戦。

 両チーム、最終ラインを高く保って、コンパクトな中盤を形成。
 どちらも攻守の切り替えの速いサッカーを志向しており、それをこの試合で存分に発揮していました。
 マイボールを大事にし、最終ラインからしっかりビルドアップをするのも同じでした。

 球際での強さ、選手個々の技術力には、大きな差は見られません。
 ただ、チームとしての完成度では、明らかに浦和が上回っていた印象です。
 とくに前線の選手のコンビネーション、意思の疎通には、歴然した差がみられました。

 柏が、個の突破に頼りがちだったのに対し、浦和は、両サイドから崩す本来の形ができていました。
 宇賀神君、興梠君、李君の3人が絡んで崩して奪った2点目のシーンは、その象徴ですね。

 今季の途中で監督が代わった柏と、長年同じ監督のもと、同じスタイルで戦っている浦和。
 その差が出たといえるのではないでしょうか。
 まさに「継続は力なり」ですね。

 先制点は、「お見事!」の一言です。
 久しぶりに見た阿部君のフリーキックでのゴールでしたが、その切れ味はまったく衰えていませんでした。
 相手ゴールキーパーは、柏木君の左足を警戒していたぶん、わずかに対応が遅れました。
 手には触れたものの、球威が勝って、そのままゴールに入りました。
 大事なところで、大きな仕事をしてくれるキャプテン。これからも頼りにしています。

 李君のゲットした2点目も、素晴らしかったです。
 興梠君とのパス交換で、狭い中央をこじ開けてのフィニッシュ。浦和らしい鮮やかな得点でした。
 体勢を崩しながらも、右足アウトサイドに引っ掛けて、キーパーの頭上をふわりと浮かせる技ありのシュート。
 李君の高い技術力と抜群のボディバランスが光りましたね。
 前半にあった絶好機でのシュートミスをしっかり取り返しました。

 局面、局面でも見応えのある攻防が多く見られたこのゲーム。
 とくに、両サイドでの裏の取り合いは、迫力がありました。
 右サイドでは、関根君とクリスティアーノ選手が、前後半を通して激しいバトルを繰り広げました。
 ドリブルで仕掛けて相手陣深くまで攻め込んだかと思えば、自陣まで戻って守備をする。
 両者の意地の引っ張り合いは、迫力がありましたね。

 そんな中、浦和は左サイドからの攻撃が効果的でした。
 森脇君と宇賀神君の関係性がよく、何度も決定機を作り出します。
 実際、浦和の取った2点は、左サイドが起点でした。

 右でジャブを放ってスキをうかがい、左ストレートで仕留める。
 そんな鮮やかなKOシーンを思い起こさせる、したたかな浦和の作戦勝ちでした。

 これで、リーグ戦は4連勝。しかも、久しぶりのシャットアウトゲーム。
 浦和は、いい雰囲気のまま、“勝負の夏”に突入できますね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、中3日空けての水曜日、ベガルタ仙台とアウェイでの試合。
 暑さの厳しいなかでの連戦となります。ここからが正念場となりますね。
 心身ともリフレッシュし、万全のコンディションで備えてほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『アビスパ福岡 vs 浦和レッズ』(’16 2nd 第1節)

 7月2日の土曜日。Jリーグ2ndステージの第1節が各地で行われています。
 浦和レッズは、アビスパ福岡と、アウェイ・レベルファイブスタジアムでの対戦です。

 浦和は前節、ヴィッセル神戸相手を攻守で圧倒、勝ち点3を手にしました。
 対する福岡は前節、1stステージ優勝を決めた鹿島に完敗しました。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 那須 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に森脇君、那須君、槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 福岡の最終ラインは5枚。浦和の最前線5人にマンマークで張り付きます。
 攻撃は、1トップのウェリントン選手をターゲットに、速攻に活路を見出します。

 11分の浦和、相手ディフェンダーのクリアボールを拾った武藤君。胸トラップで落とし、右足でふわりと浮かせた技ありのシュート。
 ボールは枠を捉えましたが、相手ゴールキーパーのイ・ボムギョン選手が何とか弾き出して、ゴールならず。

 時間が経つにつれて、浦和がボールを支配、試合を優位に進めます。

 浦和にトラブル発生。
 23分の福岡、カウンターから金森選手が右サイドを突破。ペナルティエリア内に侵入したところで、後ろから槙野君からチャージを受け倒れます。
 レフェリーの判定は、ファール。福岡がペナルティキックを得ます。
 キッカーは、ウェリントン選手。右足で冷静にゴールに沈めました。0−1、福岡が先制します。

 このプレーで槙野君は、相手の得点機会を故意にファールで阻害したとして、一発退場となります。
 一人少なくなった上、先制を許した浦和は、大きなビハインドを背負うことになりました。

 浦和は、ポジションの修正。
 阿部君が左ストッパーへ、武藤君がボランチの一角へ、それぞれ一列下がります。
 シャドーがいなくなり、興梠君と李君が2トップの関係となります。

 点を取りにいくしかない浦和は、リスクを負って前掛かりな姿勢を強めます。
 これまで以上に、最終ラインを高く保って福岡ゴールに迫ります。

 43分の浦和、福岡陣の右サイドでフリーキックを得ます。
 キッカーは柏木君。左足のキックが、ファーサイドで待ち構える那須君の頭にドンピシャで合います。
 那須君、相手マーカーを外して、ジャンプ一番、強烈なヘディングシュート。見事、ゴールネットを揺らしました。1−1、浦和が同点に追いつきます。

 前半は、そのまま1−1の同点で折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が2本、福岡が6本。
 槙野君の退場で、一時はどうなることかと思った前半でしたが、その後、残りの選手が踏ん張り、同点に追いつくことができました。
 内容的にも、10人であることを感じさせないアグレッシブなものでした。
 体力的に厳しくなる後半も、この攻めの気持ちを維持することができるか。
 交代選手も含めて、意地を見せてほしいです。

 後半開始。
 立ち上がりから、両チームが激しく攻め合います。
 お互いに、相手の高いラインの裏を狙おうと、ショートカウンターの応酬となります。
 
 浦和は、1枚目の選手交代のカードを切ります。

 61分、関根貴大選手に代わって梅崎司選手。
 梅崎君は、そのまま右ワイドに入ります。

 64分の浦和、福岡陣の右サイドでフリーキックを得ます。
 キッカーは柏木君。右サイドにポッカリ空いたスペースを見逃さず、意表をついたグラウンダーのパスを送ります。
 このパスに反応したのは、興梠君。マーカーを背負いながらもボールをキープし、ゴール方向にターンしながらシュートコースをこじ開け、左足でシュート。
 ニアサイドを狙った強烈なグラウンダーのボールがイ・ボムギョン選手の左脇の下を抜けて、ゴールに吸い込まれました。2−1、浦和が逆転に成功します。

 浦和は、2枚目の選手交代。
 68分、興梠慎三選手に代わって青木拓矢選手が入ります。

 青木君は、ボランチの一角に入ります。
 武藤君が、一列上がって2トップの一角に回ります。

 浦和は、最後の選手交代のカードを切ります。
 80分、李忠成選手に代わって橋本和選手。

 橋本君は、左ワイドに入ります。
 宇賀神君が右ワイドへ、梅崎君が2トップの一角へ、それぞれ回ります。

 ホームで負けられない福岡が、捨て身の攻撃を仕掛けます。浦和は自陣で耐える時間が続きます。

 アディショナルタイムは4分。
 守勢に回る浦和ですが、全員が集中を切らさずに、福岡の人数を掛けた攻撃を跳ね返し続けます。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。2−1で浦和の勝利に終わりました。


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 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 試合通じてのシュート数は、浦和が6本に対し、福岡が9本。
 早い時間帯に浦和が先制点を奪われ、しかも1人少なくなるという、予想外の展開となったこの試合。
 しかし、終わってみれば、浦和が地力の差を見せつけ、逆転勝利を飾りました。

 浦和は、10人での戦いでしたが、一人少ないことを感じさせない見事な試合運びでした。
 相手よりも多く動き、球際での争いでも相手よりも勝っていました。
 選手一人一人のこの試合に懸ける気持ちがビンビン伝わってくるナイスゲーム。

 この試合のMVPは、2アシストを記録した柏木君でしょう。
 得点に絡んだプレーはもちろん、1人少なくなった後、スカスカになった中盤を豊富な運動量でカバーし、攻撃にも参加する獅子奮迅の活躍でした。
 1stステージの終盤に、疲れから調子を落とし、本来のパフォーマンスを出し切れなかった柏木君。
 2ndステージに懸ける想いは、人一倍でしょう。
 優勝を逃した悔しさ、自分のふがいないプレーに対する悔しさ、すべてをぶつけたこの日のプレーぶりでしたね。
 今後の活躍にも期待したいです。

 守備陣の立役者は、那須君。
 3バックの中央に入り、押し寄せる福岡の攻撃を体を張った守備で、瀬戸際で堰き止めました。
 同点に追いついたヘディングシュートも見事でした。
 マーカーを瞬間的な動きで振り切る動きは、フォワード顔負けです。
 最近出番が減りましたが、ここぞという大事な場面できっちり仕事をする、勝負強さは健在。
 やはり、頼りになる存在です。浦和に欠かせない選手。
 遠藤君がリオ五輪で抜ける期間、当然その穴を埋めるべく、出番が多くなるでしょう。
 この試合のような、気迫あふれるプレーで、引っ張ってほしいです。

 決勝点は、遠藤君と同じく、リオ五輪にオーバーエイジ枠で出場する興梠君でした。
 得点シーンは、相手を背負いながら、鋭いターンで切り返し、キーパーのニアを抜く、鮮やかななもの。
 右足を軸に、左足だけでボールをコントロールしてのゴールは、興梠君の身体能力の高さを際立たせました。
 興梠君の不在は、チームにとって大きなマイナスですが、快く送り出したいです。
 彼のポストプレーヤーとしての能力が、海外の屈強のディフェンダーにどれだけ通用するのか、今から楽しみです。

 これまで、浦和は、ハマったときは強いけれど、思い通りにいかないときには、あっさりと負けてしまう、もろい一面をがありました。
 しかし、この日の勝利で、その印象がかなり変わりましたね。
 こんな泥臭い勝ち方もできるんだ、というポジティブな驚きを与えてくれた一戦。
 相手が圧倒的に優位な状況でもあきらめず、なりふり構わず戦い続けたピッチ上の選手たち。
 そのたくましい姿は、チームが着実に成長していることを感じさせてくれました。

 想定外の出来事で、苦しんだ末の勝利でしたが、結果としては、チームに勢いを与える最高の試合。
 まさに、「終わりよければすべてよし」です。
 2ndステージ優勝、そして年間チャンピオンに向けて、幸先の良いスタートが切れましたね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、来週の土曜日、柏レイソルとホーム・埼スタでの試合。
 体のケアをしっかりして、次なる戦いに備えてほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ヴィッセル神戸』(’16 1st 第17節)

 6月25日の土曜日。Jリーグ1stステージの第17節が各地で行われています。
 浦和レッズは、ヴィッセル神戸と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、FC東京相手に劇的な逆転勝利を収め、リーグ戦では、じつに1ヶ月半ぶりの勝利を手にしました。
 対する神戸は前節、リーグ戦首位の鹿島アントラーズに競り負けました。

 長かったトンネルをようやく抜け出した浦和にとっては、仕切り直しの一戦です。連勝で1stステージを締めたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 那須
 MF:関根 柏木 阿部 駒井 李 武藤
 FW:興梠




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に遠藤君、那須君、森脇君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に駒井君、左に関根君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 神戸の最終ラインは4枚。2人のボランチと連携して、浦和の横一線に並ぶ最前線の5人をフリーにしない守備。
 攻撃は、サイドからの速攻が主体。レアンドロ選手とペドロ・ジュニオール選手の強力ツートップの突破力を活かします。

 両チーム、立ち上がりからボールが足につかない、落ち着かない展開となりますが、徐々に、ホームの浦和がボールを支配し、主導権を握るようになります。
 浦和は、攻撃の形は作るものの、決定的なパスは、マンマーク気味にくる神戸の守備に阻まれます。

 34分の浦和、自陣左サイド森脇君からセンターリングをゴール前中央の李君が相手ゴールキーパー・キム選手の競り合いながらも、右サイドのスペースにしっかり頭で落とします。
 そこに走りこんだのは、興梠君。低いボールに頭から飛び込み、無人のゴールにダイビングヘッド。見事、ゴールネットを揺らしました。1−0、浦和が先制します。

 40分の神戸、相手陣内でボールを奪い、ショートカウンター。右サイドから切り崩し、最後はペドロ・ジュニオール選手が西川君と1対1となり、右足強烈なシュートを放ちます。
 しかし、ここは西川君が右足一本で弾き出す好セーブ。浦和は、事なきを得ます。

 45+1分の浦和、右サイド、駒井君とのパス交換で裏のスペースに抜け出した李君、右足でグラウンダーの折り返し。
 相手ディフェンダーの足に当たり、コースが変わったボールが、神戸ゴール前にポッカリ空いたスペースへ。
 そのスペースを狙っていたのは興梠君、フリーで飛び込み、ダイレクトでシュート。
 冷静に右足インサイドキックで狙って相手ゴールキーパーの逆を突き、鮮やかにゴールネットを揺らします。2−0、浦和が突き放します。

 結局、前半は2−0、浦和のリードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が5本、神戸が2本。
 お互いに、相手の出方をうかがいながらの静かな出足。
 しかし、徐々にペースを掴んだ浦和がチャンスを確実にものにし、リードして折り返しました。

 後半、リードを許している神戸は、前掛かりにくることが予想されます。
 浦和の選手たちは、中2日という体力面でのハンデの影響が出てくることでしょう。
 そんな中でも、受けに回らず、攻めの姿勢を貫けるか。
 チームとしての真価が問われる45分になります。

 後半開始。
 ハーフタイムで、ミシャは選手交代のカードを切ります。
 HT、李忠成選手に代わってズラタン・リュビヤンキッチ選手。

 ズラタンは、ワントップに入ります。
 興梠君が一列下がって、右のシャドーに回ります。

 立ち上がりから、リードを許している神戸が前掛かりに攻め込み、主導権を握ります。
 48分の神戸、浦和ゴール前の混戦から、レアンドロ選手が振り向きざまの左足シュート。
 ボールはゴールネットに吸い込まれました。1−2、神戸が追撃します。

 この1点で、両チームの攻撃のギアが一段上がり、試合がヒートアップします。

 運動量の落ちた中盤をテコ入れしたい浦和は、2枚目の選手交代。
 61分、武藤雄樹選手に代わって青木拓矢選手が入ります。

 青木君は、そのまま左シャドーに入ります。

 72分の浦和、左サイド関根君からのクサビのパスを受けたゴール前の興梠君。
 左に回り込みながら、シュートフェイント1発で、相手ディフェンダー2枚を置き去りにします。
 そして角度のないところから強烈な左足シュート。しかし、ボールは左ポストを直撃し、惜しくもゴールなりません。

 浦和は、最後の選手交代のカードを切ります。
 77分、駒井善成選手に代わって梅崎司選手。

 梅崎君は、そのまま右ワイドに入ります。

 85分、左サイド、ペナルティエリアすぐ外でフリーキックを得た浦和。
 キッカーの柏木君は、サインプレーで、一人ペナルティエリア外中央に残っていた梅崎君に横パス。
 梅崎君、後方からステップを合わせながら右足ダイレクトでシュート。
 このボールが、ペナルティエリア内の相手ディフェンダーの腕に当ります。レフェリーの判定はハンドの反則。
 浦和が、ペナルティキックを獲得します。
 キッカーは、梅崎君。右足を思い切り振り抜いたシュートが、ゴール上方に飛び込みました。3−1、再び浦和が突き放します。

 アディショナルタイムは5分。
 浦和は、プレッシャーをかいくぐって、相手陣でパスを回しながら、時間を有効に使います。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。3−1で浦和の勝利に終わりました。


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 試合通じてのシュート数は、浦和が13本に対し、神戸が5本。
 終わってみれば、浦和が攻守に神戸を圧倒した試合。中2日のハンデを乗り切った見事な勝利でした。

 やはり、勝因の一番は先制点。
 早い時間帯で先に点を取れたことで、浦和の選手たちは落ち着いて試合をコントロールすることができました。

 その先制点も含めて、この試合2得点と大活躍だった興梠君。
 彼が一番ほっとしていることでしょう。
 得点を取った後は、プレッシャーから解放され、これまでとは見違えるような、素晴らしいパフォーマンスをみせてくれました。
 ゴールはなりませんでしたが、後半、シュートフェイントで2人を交わして打ったシュートは、この試合で最も興梠君の“らしさ”が見られた場面。
 2ndステージを前に、エースが復調したのは心強い限りです。

 そして、興梠君の取った2点をアシストしたのは、李君。
 この試合は、前半のみのプレーでしたが、強烈なインパクトを残しました。
 前節の決勝点となった胸トラップシュートで、気分よくこの試合に臨めたようですね。
 前線でよくボールに絡み、前半の浦和の攻撃をリードしました。

 興梠君と李君のホットラインが、久しぶりに機能しての鮮やかな2得点。
 頂点を目指す浦和にとって、単なる1勝以上の、大きな意味のある試合となりました。

 守備の立役者は、左ストッパーに入った森脇君。
 先制点の起点となるロングフィードは見事でしたが、それにも増して、相手の攻撃のキーマン、ペドロ・ジュニオール選手を徹底的にマーク。ほぼ仕事をさせない完璧な働きをみせてくれました。
 槙野君が出場停止のこの試合。「ディフェンスのリーダーは自分だ」という気迫が伝わってくるプレーぶりでした。

 ミシャの選手起用も見事でした。
 後半、疲れの見えた武藤君に代えて運動量豊富な青木君を投入しましたが、これが当たります。
 1点差に迫られ、完全に神戸ペースだった試合の流れを引き戻しました。

 青木君の投入により、柏木君の守備の負担が減ったことが大きかったです。
 余裕が生まれた柏木君は、何度も前線に顔を出して攻撃をリードします。
 試合を決めた3点目は、そんな流れから生まれました。

 浦和は、攻守において、徐々にいいときのパフォーマンスが戻りつつあります。
 選手たちも、失いかけた自分たちのサッカー、スタイルに対する自信を取り戻したのでしょう。
 今は、この日のような試合を続けることが、とても重要です。
 どんなことがあっても揺るがない、メンタル面の強さを手に入れたとき、「優勝」の2文字が目の前に見えてきます。

 昨季とは違って追いかける立場となりましたが、今の浦和にはむしろ好都合。
 挑戦者の精神を忘れず、一戦一戦全力でぶつかっていってほしいです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、来週の土曜日、アビスパ福岡とアウェイでの試合。
 連戦中に溜まった心と体の疲れをしっかりとって、心機一転、新しい気持ちで臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『サンフレッチェ広島 vs 浦和レッズ』(’16 1st 第16節)

 6月18日の土曜日。Jリーグ1stステージの第16節が各地で行われています。
 浦和レッズは、サンフレッチェ広島と、アウェイ・エディオンスタジアム広島での対戦です。

 浦和は前節、ガンバ大阪に競り負け、痛すぎる連敗を喫しました。ここ4試合、無得点の試合が続いています。
 対する広島は前節、FC東京相手に、引き分けました。すでに1stステージの優勝の可能性は消えています。

 ともに、年間王者を狙う実力チーム同士の対戦。熱戦に期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 駒井 阿部 宇賀神 梅崎 武藤
 FW:興梠

 ミシャは、攻守の要、柏木君をスタメンから外す決断をしました。




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に森脇君、遠藤君、槙野君。
 ボランチは、駒井君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に梅崎君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 広島は、浦和と同じ、3−6−1のシステム。いわゆる、「ミラーゲーム」になります。

 試合は、早々に動きます。

 6分の広島、カウンターからゴール前中央のウタカ選手にボールが渡ります。
 ウタカ選手、最終ラインの隙間に、右足アウトサイドで鮮やかなスルーパスを通します。
 このボールに柴崎選手が反応。裏に抜け出し、見事なトラップから左足でシュート。
 飛び込んでくる西川君の右脇を抜き、ゴールネットに突き刺しました。0−1、広島が先制します。

 両チーム、中盤で激しくプレスを掛け、ボールを奪い合う展開。
 とくに浦和は、かなり高い位置から圧力を掛け続けていますね。失点をしてから、さらに前掛かりの姿勢が強まります。

 22分の浦和、ショートカウンターから、興梠君が左サイドのゴールライン付近からセンターリング。
 ファーサイドの武藤君が頭で折り返したボールに飛び込んだのは、ボランチの駒井君。
 ワンバウンドしたボールに上から右足をかぶせて、ゴール正面からダイレクトボレー。
 ボールは枠をとらえましたが、相手ゴールキーパー・林選手の好守に阻まれ、ゴールならず。

 26分の浦和、中央から右サイドへロングフィードを相手ディフェンダーがカットし、頭で落とそうとします。
 そのトラップが少し大きくなり、ボールが離れたのを、関根君が見逃しませんでした。
 関根君、胸トラップで落とし、そのままペナルティエリア内に斜め一直線に進入。
 最後は滑り込みながら右足シュートで、ゴールキーパーのニアサイドをこじ開けました。1−1、浦和が同点に追いつきます。

 広島も黙っていません。
 27分、ロングフィードに左サイド柴崎選手が抜け出し、見事なトラップから左足の強烈なシュートを放ちます。
 しかし、守護神・西川君が見事な反応で弾き出し、ゴールを割らせません。

 この攻防で、スイッチが入った両チーム。お互いに攻めの姿勢を全面に出し、一進一退の攻防を繰り広げます。

 40分の浦和、ゴール前右サイド、クサビ役となった興梠君がフォローした森脇君に落としのパス。
 ボールを受けた森脇君、中央に向かって横に切れ込みながら、逆サイドに待ち構える宇賀神君へ横パス。
 宇賀神君、中央のスペースに走りこみながら、ダイレクトで強烈な右足シュート。
 グラウンダーのボールがゴール左隅に吸い込まれました。2−1、浦和が勝ち越しに成功します。

 結局、前半は2−1、浦和のリードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が10本、広島が3本。
 お互いのよさを出し合った、内容の濃い45分。この数字の通り、浦和が優勢に試合を進めました。
 前節同様、開始早々に失点をしたときは、どうなることかと思いましたが、その後、しっかり立て直しましたね。
 攻めの姿勢を崩さず、前半のうちに逆転して終えたのは良かったです。

 後半、広島はより前掛かりに攻めてくることでしょう。
 それでも、前半同様のサッカーを展開できるか。浦和の真価が問われる45分になりますね。

 後半開始。
 案の定、リードを許している広島が前掛かりに攻め込み、主導権を握ります。
 浦和は、前半ほど前から行けなくなり、カウンター攻撃が頼りとなります。

 56分の広島、右からのコーナーキック。ニアサイドに飛び込んだ森崎(和)選手がヘディングシュートを放ちますが、クロスバーに嫌われ、得点ならず。

 64分の広島、再び、右からのコーナーキック。キッカーのボールに合わせたのは、塩谷選手。
 フリーで中央からニアサイドに走り込み、右足を思い切りよく振り抜きます。
 ドライブ回転の掛かった強烈なシュートが西川君の頭上を打ち抜きました。2−2、広島が同点に追いつきます。

 ここで手を緩めない広島。

 69分の広島、ウタカ選手のポストプレーから柴崎選手のシュート。ボールは右ポストを直撃します。
 しかし、その跳ね返ったボールが逆サイドに詰めていた塩谷選手の目の前に。
 塩谷選手、頭から飛び込み、ダイビングヘッドでゴールネットに突き刺しました。2−3、広島が再逆転に成功します。

 再々逆転を狙うミシャは、選手交代のカードを3枚同時に切る荒業で勝負に出ます。

 73分、梅崎司選手に代わって、李忠成選手。
 73分、武藤雄樹選手に代わって、柏木陽介選手。
 73分、関根貴大選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。

 柏木君は、ボランチの一角に、李君は右シャドーに、ズラタンは1トップに、それぞれ入ります。
 駒井君が右ワイドへ、興梠君が左シャドーへ、それぞれ回ります。

 この交代で、勢いを取り戻した浦和。
 広島ゴール前に迫るシーンが、しばしば見られるようになります。
 さあ、これから・・・・と思ったとき、広島に一瞬のスキを突かれてしまいます。

 83分、浦和の最終ラインで西川君からボールを預かった柏木君が左隣りの遠藤君へ横パスを送ろうとします。
 それを狙っていたのが、途中出場の佐藤選手。ボールをかっさらい、そのままゴールキーパーと1対1となり右足シュート。ゴールネットを揺らしました。2−4、広島が突き放します。

 2点差になっても諦めず、積極的に仕掛ける姿勢を崩さない浦和ですが、ゴールが遠いです。

 87分の浦和、左からのコーナーキックからの流れで、右サイド、相手クリアボールを拾った阿部君がゴール前にクロスを送ります。
 中央で待ち構えていたズラタンが、オーバーヘッドから渾身の右足シュート。しかし、これもクロスバーに阻まれ、惜しくもゴールなりません。

 アディショナルタイムは4分。
 浦和は、最後まで捨て身の反撃を試みますが、最後の部分で合わず、ゴールに結び付きません。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。2−4で広島の勝利に終わりました。


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 試合通じてのシュート数は、浦和が15本に対し、広島が14本。
 お互いに攻撃的な持ち味を存分に出し合う、まれにみる熱戦は、決定力に勝ったホームの広島に軍配が上がりました。

 似たようなチーム同士の対戦は、お互いのよさを消し合う神経戦になりがちです。
 しかし、この日の両チームは、違いました。
 中盤から激しくボールを奪い合い、ショートカウンターの応酬。ゴール前での迫力あるシーンが数多く見られました。
 早い時間帯で試合が動いたこともあり、どちらも、点を取りにいく気持ちを全面に押し出して戦い抜きました。

 システムが同じでマッチアップする相手がはっきりしているため、随所で見応えのある1on1の駆け引きが繰り広げられました。
 球際を巡る攻防も迫力がありました。当たりは激しかったけれど、正当でクリーンなプレーがほとんどでした。

 浦和のリーグ戦5試合ぶりの得点を記録したのは、関根君。
 この試合でも、ゴールに向かう強気な姿勢は、浦和の選手の中でもずば抜けていました。
 得点シーンでは、自分へのパスが短くなり、相手ディフェンダーにカットされると判断すると、すかさず、前に回り込み、相手がトラップした後のボールを狙う。その抜け目なさは見事でした。

 この日初スタメンで、ボランチの一角を任された、駒井君。
 運動量豊富に中盤を動き回り、最終ラインと前線のつなぎ役として奮闘しました。
 一本のパスで流れを変えるような展開力はありませんが、機をみて前線まで上がり、決定機に絡む働きが多かったです。
 ここ数試合の浦和に足りなかった「縦への推進力」をつくり出せた要因のひとつに、駒井君の活躍がありました。
 ボランチとして初めての実戦としては、十分合格点の働き。今後も楽しみです。

 内容では、互角に戦いながらも、決定力の差で敗れた浦和。
 自分たちのリズムで攻めていた前半に、もう1点決めていれば、また結果も変わったでしょう。
 点を取るべき前線の選手に、ゴールが生まれないのが心配です。

 こういう時こそ、セットプレーから点を取りたいものですが、それもだめ。
 柏木君がいないときは、得点のニオイすらなかったです。

 2つの得点が生まれたこと。それに、選手が90分間攻撃的な姿勢を貫けたこと。
 その点に関しては、ポジティブに受け止めていいでしょう。一歩前進ですね。

 もちろん、4失点を含めて、いろいろ修正しなければならない部分は多いです。
 ただ、最近の試合では感じられなかった、選手たちの勝利に対する気迫は、はっきりと伝わりました。

 真っ暗なトンネルの中で、遠くにかすかな希望の光が見えた。そんな試合。
 完全に抜けだすには、まだ、「何か」が足りません。
 それが見つかるまで、この日のような気持ちの入った試合を続けていく。
 それが、今の浦和にとって、一番重要なこと。温かく見守りたいところです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、来週の水曜日、FC東京とホーム・埼スタでの試合。
 まだ連戦は続きますが、残りはホームでの2試合。選手たちは、移動がないのでそのぶん楽になりますね。
 心も体もフレッシュし、心機一転、新しい気持ちで臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!


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【Jリーグ観戦記】『ガンバ大阪 vs 浦和レッズ』(’16 1st 第10節)

 6月15日の水曜日。ACLの日程の都合で延期となっていた、Jリーグ1stステージの第10節の残り試合。
 浦和レッズは、ガンバ大阪と、アウェイ・市立吹田サッカースタジアムでの対戦です。

 浦和は前節、鹿島アントラーズとの上位対決に敗れ、痛い星を落としました。
 対する大阪は、前節、 湘南ベルマーレ相手に打ち合いの末、引き分け。1stステージの優勝はなくなりました。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:加賀 遠藤 槙野
 MF:駒井 柏木 阿部 関根 李 石原
 FW:ズラタン

 ミシャは、前節から大幅にメンバーを入れ替えてきましたね。




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に加賀君、遠藤君、槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に駒井君、左に関根君。シャドーは、右に李君、左に石原君。
 1トップは、ズラタン。

 大阪の守備は、フラットな4バック。選手間の距離を短く、ボールサイドを固めます。
 攻撃は、司令塔の遠藤選手を経由、前線の宇佐美選手やアデミウソン選手を中心に、サイドから素早い攻めを仕掛けます。

 試合は、早々に動きます。
 8分の大阪、カウンターから遠藤選手が縦パス一本、右サイド、アデミウソン選手が浦和のディフェンスラインの裏に抜け出します。
 ゴール前まで侵入したアデミウソン選手、切り返しでディフェンダーを引きはがし、逆サイドを駆け上がった宇佐美選手にパス。
 フリーで飛び込んだ宇佐美選手が右足ダイレクトでゴールネットに突き刺しました。0−1、大阪が先制します。

 ボール支配率では、浦和が上回りますが、効率的な攻撃を繰り出しているのは、大阪の方。
 カウンターから前線の選手の突破力をうまく活かしていますね。

 浦和は、攻撃に、いつもの思い切りの良さがありません。
 中途半端なパスを繰り返しては、大阪の守備網の餌食となり、逆に強烈なカウンターを食らう、悪い流れが続きます。

 39分、右サイドの丹羽選手が右足でシュート。逆サイドに流れたボールに詰めた遠藤選手が、滑り込みながら右足で押し込みます。しかし、ボールは左ポストに弾かれ、ゴールならず。

 前半は0−1、大阪のリードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が2本、大阪が2本。
 チャンスを確実に決めた大阪が、主導権を握った45分でした。

 浦和は、最初から最後まで、攻守ともにギクシャクしたままでした。
 一番の課題は、攻撃の形が作れなかったこと。
 ターゲットとなるはずのズラタンに、ほとんどクサビのパスが入りませんでしたね。
 唯一の頼みは、左サイドからの関根君の仕掛けでした。
 これでは、大阪の守備陣は、守りやすかったでしょう。

 リードを許している浦和は、点を取るしかない状況です。
 開き直って、攻撃的な姿勢を取り戻してほしいです。
 まずは、気持ちから。ベンチメンバーも含めて、選手たちの奮起に期待しましょう。

 後半開始。
 立ち上がりから、アウェイの浦和が前掛かりに攻め込みます。
 浦和が大阪を自陣に押し込む、前半とはまったく違う展開。

 ここが勝負どころと見たミシャは、選手交代のカードを2枚立て続けに切ります。

 57分、石原直樹選手に代わって、興梠慎三選手。
 58分、ズラタン・リュビヤンキッチ選手に代わって、武藤雄樹選手。

 武藤君は、左シャドーに、興梠君は、1トップに、それぞれ入ります。

 66分の浦和、ロングフィードを受けた左サイドの関根君に入ります。
 関根君、ゴールライン際からマイナスの折り返しを送ります。
 ゴール前中央で、このボールを待ち構えていた柏木君、左足で狙いすましたシュートを放ちます。
 ボールは、枠をとらえましたが、相手ゴールキーパーの東口選手が、横っ飛びで弾き出します。惜しくも、ゴールならず。

 浦和は、最後の交代カードを切ります。
 71分、加賀健一選手に代わって、青木拓矢選手が入ります。

 青木君は、ボランチの一角に入ります。
 阿部君が、右ストッパーに回ります。

 74分の浦和、裏に抜け出した左サイドの武藤君が、グラウンダーのセンターリングを送ります。
 ファーサイドに詰めた李君が、必死に足を伸ばしますが、わずかに合わず。ゴールラインを割ります。

 77分の大阪、カウンターからゴール正面でフリーでボールを受けた遠藤選手が右足でシュート。
 しかし、ボールはクロスバーを直撃。またしてもゴールならず。

 完全に押し込み、大阪陣内でプレーを続ける浦和。
 何度となくゴールに迫りますが、相手の体を張った守備に跳ね返され続けます。

 アディショナルタイムは5分。
 浦和は、最後まで反撃を試みますが、大阪の体を張った守備を最後まで崩せません。
 90+4分の浦和、右サイド遠藤君からクロスが入り、ゴール前中央の興梠君が頭で合わせます。
 しかし、渾身のヘディングシュートは、わずかにクロスバーの上。万事休す。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。0−1で大阪の勝利に終わりました。


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 試合通じてのシュート数は、浦和が10本に対し、大阪が7本。
 シュート数、ボール支配率では、浦和が上回ったものの、決定機の数は大阪が圧倒しました。
 
 終わってみると、浦和は、試合開始早々の失点がすべてでした。
 連戦が続くチーム事情から、スタメンを大幅に入れ替えてこの試合に臨んだ浦和。
 しかし、連携がしっくりこないうちに、先制パンチを浴びました。
 カウンターへの備えが万全ではないまま、相手のエース・宇佐美選手にフリーでシュートを打たせてしまいました。
 あまりに不用意すぎましたね。

 失点自体も重かったですが、それ以上に痛かったのは、選手たちが、自分たちのサッカーへの信頼を失ったことでした。
 プレーが消極的になり、パスにしても、ドリブルにしても、おっかなびっくりやっている感じ。
 攻めの気持ちが見えたのは、チーム最年少の関根君だけという、お寒い状態が長時間続きました。
 後半、選手交代で、少しずつ“らしさ”が見られるようになりましたが、「時すでに遅し」でした。

 大阪は、ボランチの遠藤選手が決定機を2回、外しました。
 どちらかでも入っていれば、大阪のワンサイドゲームになっていたことでしょう。

 ただ、ここで点が入るよりも重要なのこと。それは、遠藤選手が「そこにいた」ということです。
 リードを守り切るのではなく、もう1点取って、試合を決めてやるという気迫が伝わってきましたね。

 大阪のチャンスの数は、必ずしも多くはなかったです。
 しかし、遠藤選手は、「ここぞ」という場面では、前線に顔を出して、ゴールを虎視眈々と狙いました。
 その積極的なプレーと気持ちは、ほとんどの浦和の選手たちが、忘れてしまっているもの。
 結果もそうですが、それ以上に気持ちの部分で負けたのは、大きな屈辱です。

 メンバーを入れ替えて、連携を取るのに時間がかかったという事実はあります。
 しかし、それは言い訳に過ぎませんね。
 バックアップメンバーのレベルアップを怠った責任はミシャにあります。
 結果にこだわり、スタメンを固定してきたツケが、ここに来て出ていますね。

 とくに深刻なのは、チームの要である柏木君のパフォーマンスの低下。
 リーグ戦、ACLともフルに稼働し、さらに日本代表の試合までこなしています。
 疲労によるダメージが蓄積しているのでしょう。心配です。

 今節の敗戦で、1stステージの優勝は、ほぼなくなりました。
 残念ですが、この状況では仕方ありませんね。

 心機一転、2ndステージで巻き返すには、もう一度、自分たちのスタイルを思い出す必要があります。
 時間はあまりありませんが、原点に立ち返って、浦和本来の攻撃サッカーを取り戻してほしいです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、今週の土曜日、サンフレッチェ広島とアウェイでの試合。
 強豪相手の厳しい連戦が続きます。選手たちは、気持ちをしっかりフレッシュして臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ』(’16 1st 第15節)

 6月11日の土曜日。Jリーグ1stステージの第15節。
 浦和レッズは、鹿島アントラーズと、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、サガン鳥栖を攻めきれず、スコアレスのドロー。勝ち点1を分け合いました。
 対する鹿島は、前節、 ヴァンフォーレ甲府に完勝。リーグ戦3連勝と波に乗っています。

 現在、2位の鹿島と3位の浦和。両チームの勝ち点差は「3」。
 ただ、ACLとの絡みで、浦和のほうが鹿島より2つ消化試合が少なくなっています。

 1stステージの優勝を占う、上位チーム同士の直接対決。それにふさわしい、エキサイティングなゲームを期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:梅崎 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に森脇君、遠藤君、槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に梅崎君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 鹿島の守備は、フラットな4バック。統率の取れたラインコントロールで高い位置を保ちます。
 ボールを奪うと、司令塔の柴崎選手を経由し、サイドから素早い攻めを仕掛けます。

 立ち上がり、お互いに前線から厳しいプレスから、ショートカウンターを掛け合います。
 攻守が目まぐるしく入れ替わる、一瞬の気も抜けない展開です。

 両チーム、サイドバック(ワイド)が攻撃時に高い位置を取るので、その裏のスペースを狙う攻撃が多くなります。
 狭い範囲に選手がひしめき合う中、正確にパスを通す両チームの技術力の高さはさすがですね。

 36分の鹿島、右からのクロスに逆サイドのカイオ選手が右足ダイレクトボレーで合わせます。
 シュートは枠をとらえますが、西川君が素晴らしい反応で弾き出し、浦和はピンチを逃れます。

 40分の鹿島、カウンターから柴崎選手のスルーパスに右サイドの金崎選手が抜け出します。
 ドリブルで持ち上がり、右足で強烈なシュートを放ちますが、ボールは左ポストを直撃。ゴールならず。

 45+2分の鹿島、遠藤選手の右からのクロスに、ファーサイドにフリーで待ち構えていた金崎選手がヘディングで合わせます。
 しかし、またしても右ポストに嫌われます。弾かれたボールが西川君の両手に収まります。

 結局、前半は0−0、スコアレスの同点で折り返します。

 お互いの持ち味を出し合った、緊迫感のある質の高い45分でした。
 ボールの支配率では上回った浦和でしたが、決定機の数は鹿島が上回りました。
 ポストを叩いた鹿島の2本のシュートが得点にならなかったのは、ツキがあるということ。
 浦和は、この幸運を逃さないようにしたいですね。

 浦和の攻撃は、組み立ての部分は素晴らしかったですが、ラストパスがつながりませんでした。
 鹿島の両センターバック(昌子選手、植田選手)とボランチの小笠原選手に間一髪のところで防がれました。
 後半は、鹿島の堅い中央の守りを、どうやって乗り越え、ゴールを奪うのか。
 浦和の選手たちの奮起に期待したいです。

 後半開始。
 立ち上がり、浦和にパスミスが続き、鹿島が立て続けにカウンターからチャンスをつくります。

 52分の鹿島、自陣で相手のパスをカット、カイオ選手が持ち上がり、右サイドの柴崎選手に展開。
 柴崎選手、最終ラインとゴールキーパーの間に絶妙のクロスを送ります。
 このボールに、ファーサイドに詰めていた金崎選手が飛び込み、右足で合わせます。シュートはネットに突き刺さりました。0−1、鹿島が先制します。

 リードを許した浦和。選手交代のカードを2枚同時に切ります。

 58分、梅崎司選手に代わって、駒井善成選手。
 58分、宇賀神友弥選手に代わって、関根貴大選手。

 駒井君は右ワイドに、関根君は左ワイドに入ります。

 点を奪わなければならない浦和が、前掛かりに攻めこむ時間帯が続きます。
 両ワイドの運動量が上がり、ピッチを広く使った浦和らしい攻撃が見られるようになります。

 さらに攻め込みたい浦和は、最後の選手交代を行います。
 69分、李忠成選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。
 ズラタンは、1トップに。興梠君が、一列下がって右のシャドーに。

 76分の浦和、ズラタンの落としから、右サイドの駒井君がキーパーの動きを見てループシュート。しかし、ボールはバーを叩き、惜しくもゴールならず。

 完全に押し込み、鹿島陣内でプレーを続ける浦和。
 何度となく、相手ゴールに迫りますが、相手の体を張った守備に跳ね返され続けます。

 リードをしている鹿島は、冷静にカウンターのみで反撃。
 88分の鹿島、浦和のペナルティエリア内で、鈴木選手が駒井君に押されて倒れます。
 レフェリーの判定は、プッシングのファール。鹿島にペナルティキックが与えられます。
 キッカーは、鈴木選手。冷静に右足で沈めて、ゴールネットを揺らします。0−2、鹿島が突き放します。

 アディショナルタイムは4分。
 浦和は、最後の力を振り絞って反撃を試みますが、鹿島の体を張った守備を最後まで崩せません。
 ここでレフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。0−2で鹿島の勝利に終わりました。


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 試合通じてのシュート数は、浦和が16本に対し、鹿島が13本。

 両チームのこの試合に懸ける意気込みが伝わってくる、白熱した一戦。
 決定機をしっかりものにした、アウェイの鹿島が制しました。

 個人のスキル、組織力、戦術の理解度などは、ほぼ互角と言っていいでしょう。
 勝敗を分けたのは、メンタル面の部分。

 浦和の選手たちは、重要な試合ということで、力が入り過ぎていたように感じます。
 大事な場面で、シュートが枠に飛ばなかったり、単純なミスパスが出たりしていました。

「今季こそ、優勝しなければならない」
 その想いが、無言のプレッシャーとなって、選手たちの動きを徐々に固くしたのでしょう。
 結果的に、優勝経験のない、現チームの弱点をさらけ出すことになってしまいました。

 一方の鹿島は、先制点に絡んだ金崎選手、柴崎選手、カイオ選手を中心に、普段通りのプレーを埼スタのピッチの中で披露していました。
 そのメンタル面での落ち着きの差が、スコアに表れましたね。

 鹿島の黄金時代を知るベテラン、小笠原選手と曽ヶ端選手。
 彼らの存在は、若手選手にとって、何よりも心強かったでしょう。
 とくに小笠原選手は、抜群の危機察知能力で、浦和の決定的なパスやシュートを何度もカットし、守備陣に大きな安定感を与えていました。
 この試合の影のMVPといってもいい、獅子奮迅の活躍でした。
 小笠原選手のこの試合でのプレーぶりは、鹿島に脈々と受け継がれてきた「勝者のメンタリティ」を体現するもの。

 Jリーグ創設当初から、ほぼ一貫したシステムと戦術を採用し、多くのタイトルを獲得してきた鹿島。
 3〜4年かけて多くの主力選手を入れ替え、ようやくスタイルが固まり、タイトルを狙える実力をつけてきた浦和。
 その差は、歴然としていました。

「経験の差」と言ってしまえば、それまでですが、まだまだチームとして足りない部分があるということ。
 本当に悔しいですが、この敗戦を糧に、さらに成長を続けてほしいです。
 いつの日か、浦和レッズが真の王者にふさわしい、伝統と風格を身につけることを信じています。
 この試合を、その道のりの第一歩にしたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は4日後の水曜日。強豪・ガンバ大阪と、アウェイでの試合です。

 自力での優勝は消滅したとはいえ、可能性がゼロになったわけではありません。
 何が起こるかわからないのがサッカー。とにかく、残り試合を全部勝って、他チーム結果を待ちたいです。
 年間最多勝ち点争いもありますし、落ち込んでいる時間はありませんね。

 連戦が続きます。選手たちは、心身ともに疲れをとって、しっかりリフレッシュして臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『サガン鳥栖 vs 浦和レッズ』(’16 1st 第14節)

 5月29日の日曜日。Jリーグ1stステージの第14節。
 浦和レッズは、サガン鳥栖と、アウェイ・ベストアメニティスタジアムでの対戦です。

 浦和は前節、アルビレックス新潟とスコアレスのドロー。勝ち点1を分け合いました。
 連勝は止まりましたが、2試合少ないにもかかわらず、首位・川崎フロンターレとの差は、わずかに「2」。
 1st優勝に向けて優位な立場にいます。
 
 対する鳥栖は、前節、 大宮アルディージャに接戦で敗れました。得点力不足が響き、16位と降格圏に沈んでいます。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に森脇君、遠藤君、槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 鳥栖の守備は、5バック。しっかりブロックを形成し、人数をかけて守ります。
 攻撃は、しっかりパスをつなぎながらサイドへ展開、ターゲットの豊田選手に合わせます。

 立ち上がり、リズムをつかんだのは、アウェイの浦和。
 積極的なプレスからボールを奪い、比較的薄くなっている両サイドを起点に鳥栖ゴールに迫ります。

 浦和は、最終ラインを高い位置で保ったまま、セカンドボールをことごとく拾い、二次攻撃を繰り返します。
 ほとんどの時間帯を鳥栖陣内でプレーが行われる、一方的な展開となります。

 この日の浦和は、前線のコンビネーションに、いつものテンポの良さがありません。
 圧倒的にボールは支配するものの、鳥栖のゴールを脅かすような効果的な攻撃が影を潜めます。

 結局、前半は0−0、スコアレスの同点で折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が2本、鳥栖が2本。
 この数字の通り、お互いに消化不良の、低調な45分でした。
 浦和は、持ち前の攻撃的な守備が機能し、鳥栖にほとんど攻撃をさせませんでした。
 問題は、攻撃です。前線の選手たちの意思の疎通が思うようにいかないことが多く、攻撃のスイッチを入れるパスにミスが目立ちました。
 時間が経つにつれて、力づくで鳥栖のゴールをこじ開けようと、攻撃が中央に偏ってしまった印象があります。
 後半は、前半の反省点を生かして得点を奪いたいところ。
 球際に激しくぶつかってくる鳥栖の守備をかいくぐるような、アイデアあふれる攻撃を期待したいです。

 後半開始。
 立ち上がりから、両チームが攻撃的な姿勢を強め、攻守が目まぐるしく入れ替わる展開となります。
 浦和の前線の連携は、相変わらずうまくいきませんね。

 なかなかリズムに乗れない浦和。1枚目の選手交代のカードを切ります。

 58分、関根貴大選手に代わって、駒井善成選手。
 駒井君は、そのまま右ワイドに入ります。

 しかし、選手交代効果は見られす、こう着した状態のまま、時間だけが過ぎていきます。
 前線に攻撃の起点をつくりたい浦和は、2枚目の選手交代のカードを切ります。

 71分、興梠慎三選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。
 ズラタンは、そのまま1トップに入ります。

 フレッシュな選手を入れて、圧力を高めて攻めこむ浦和ですが、この日はゴールが遠かったです。

 アディショナルタイムは4分。
 両チームの選手たちは、最後の力を振り絞り、球際でぶつかり合いますが、決定機は作れず。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。0−0のスコアレスドローに終わりました。


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 試合通じてのシュート数は、浦和が5本に対し、鳥栖が3本。
 雨のなか中盤で激しくぶつかり合った試合は、両チームが勝ち点1を分け合いました。

 凡ミスが多く、ゴール前の迫力あるシーンは数えるほど。
 内容の乏しいゲームとなりました。

 浦和の選手たちは、コンディション不良が深刻でしたね。明らかに体が重かったです。
 ACLのラウンド16、延長でも決着がつかず、PK先にまでもつれこんだ、FCソウルとのアウェイでの死闘。
 それからわずか中3日での試合です。
 万全のコンディションで臨めというほうが無理なのでしょう。

 疲れの影響は、とくに攻撃陣に顕著でした。
 ボールを奪ってからの攻めに、いつもの切れ味が見られませんでした。
 守から攻への切り替えが遅いだけでなく、パスやトラップの精度もいまひとつ。
 前線で起点がつくれず、攻撃の形すら、満足に作ることができませんでした。
 おそらく今季最低のシュートの数が、出来の悪さを示しています。

 パスにしても、トラップにしても、距離にして数十センチ程度のわずかなズレです。
 それでもボールがまったく繋がらなくなってしまうのは、いかに浦和のサッカーが高度な技術を要求され、緻密に組み立てられているかということですね。

 雨でスリッピーなピッチも、この日は裏目でした。
 本来、パススピードが上がり、パス交換のテンポも上がり、浦和のサッカーにはプラスに作用するはずでした。
 しかし、この日は選手たちの足が止まりがちだったので、速いパスに追いつけずにボールを失うシーンが目立ちました。

 ミシャにとっても、選手たちのコンディションの悪さは予想以上だったのではないでしょうか。
 もちろん、試合開始当初は、勝ち点3を獲得するために勝ちにこだわっていました。
 しかし、後半、足が止まった選手たちを見て、「この試合、引き分けでよし」と方向転換をします。
 3枚目の選手交代カードを切らなかったことは、「無理に攻めるな」というミシャからピッチ上の選手たちへのメッセージと受け取れます。

 試合後の監督インタビューでの、淡々としたミシャの話し方や表情が印象に残っています。
「負けなくてよかった」
 それが、ミシャや選手たちの本音なのでしょう。

 満身創痍のなか、アウェイで積み上げた勝ち点1。その価値は、大きいです。
 内容はともかく、選手たちが死力を尽くして次につながる結果を残した、印象深い一戦でした。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、2週間後の土曜日、鹿島アントラーズと、ホーム・埼スタでの試合です。

 1stステージもそろそろ大詰め、ここから強豪チームとの戦いが続きます。
 たまった疲れを癒し、リフレッシュして、万全の態勢で臨んでほしいものです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!


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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

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