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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs アルビレックス新潟』(’16 1st 第12節)

 5月14日の土曜日。Jリーグ1stステージの第12節。
 浦和レッズは、アルビレックス新潟と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、大宮アルディージャとの「さいたまダービー」に競り勝ちました。現在、リーグ戦4連勝中で首位を走っています。
 対する新潟は、前節、ガンバ大阪相手にスコアレスドロー。攻め込みながらも、決定力不足に泣きました。現在、降格圏の16位に沈んでいます。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に森脇君、遠藤君、槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 新潟の守備は、5バック。3人でゴール前中央を固め、両ワイドにもマーカーをつけてスペースを埋めます。
 ボールを奪った後は攻守の要、レオ・シルバ選手を軸にサイドを中心とした速攻を仕掛けます。

 立ち上がり、両チームとも、ボールが足につかず、落ち着きません。
 中盤で目まぐるしく攻守が入れ替わる、目の離せない展開。

 19分の浦和、右サイドの森脇君からパスを受けた武藤君が、ゴール前中央に絶妙なスルーパスを送ります。
 このパスに抜け出した興梠君が、ペナルティエリア内で相手ディフェンダーに倒され、ペナルティキックを獲得します。
 キッカーは、興梠君。右足でゴール中央を狙いますが、相手ゴールキーパー守田選手が左足一本で弾き出し、ゴールならず。
 浦和は、絶好の先制のチャンスを逃します。

 その後も、お互いに試合の流れをつかみきれない、もどかしい試合展開。
 肝心なところで、パスミスを繰り返してボールを失う、落ち着かない状況が続きます。
 結局、前半は0−0、スコアレスの同点で折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が6本、新潟が3本。
 浦和は、パスの精度が低く、リズムのよい攻撃が影を潜めてしまいました。
 とくに、起点となるクサビのパスがほとんど防がれました。
 両ワイドの選手に対する最終ラインからのロングフィードも、ほとんど見られませんでした。
 球際で素早く圧力を掛けてきた、新潟にうまく守られた印象ですね。
 後半は、新潟の守備網をかいくぐり、ゴールをこじ開けたいところ。選手交代も含めて、チームの底力を示してもらいたいです。

 後半開始。
 立ち上がり、アウェイの新潟がペースを握ります。
 積極的な前線からのプレッシングで浦和のパスをことごとくカット、カウンター攻撃を次々と繰り出します。

 56分の新潟、左サイドで浦和ボールを奪った山崎選手が、ドリブルで単騎駆け上がり、そのまま右足シュート。
 しかし、ボールはわずかに右ポストの外に外れました。

 なかなかリズムに乗れない浦和。ミシャはいつもより早く選手交代のカードを切り、中盤をテコ入れします。

 58分、武藤雄樹選手に代わって、梅崎司選手。
 梅崎君は、そのまま左シャドーに入ります。

 同時に、両ワイドの宇賀神君と関根君のポジションを入れ替えます。
 宇賀神君が右ワイドに、関根君が左ワイドに。

 しかし、相手に傾いた流れを引き戻せません。
 それでも、なんとか攻撃の形をつくりたい浦和は、2枚目の選手交代のカードを切ります。

 70分、宇賀神友弥選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。
 ズラタンは、1トップに入ります。興梠君が一列下がって左シャドーに、梅崎君が右ワイドに、それぞれ入ります。

 浦和は、ズラタンが最前線に入ったことでボールが収まるようになり、徐々に攻撃のリズムを取り戻します。
 さらに攻勢を強めたい浦和。最後の交代のカードで勝負を掛けます。

 83分、関根貴大選手に代わって駒井善成選手。
 駒井君は、右ワイドに入ります。関根君が左ワイドに入ります。

 アディショナルタイムは4分。
 両チームの選手たちは、最後の力を振り絞り、得点を奪うために激しく攻め合います。
 しかし、この日は、両チームにとってゴールが遠かったです。

 レフェリーの長い笛が鳴り、そのままタイムアップ。結局0−0のまま、スコアレスドローに終わりました。


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 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 試合通じてのシュート数は、浦和が15本に対し、新潟が9本。
 厳しい日差しのなかの消耗戦は、両チーム痛み分け。勝ち点1を分け合いました。

 試合内容を考えると、引き分けは妥当な結果です。
 浦和からすれば、前半のペナルティキックを決めていれば・・・・・という思いはあるでしょう。
 しかし、新潟にも、ペナルティキックのチャンスが与えられてもおかしくないシーンがありました。
 それだけが勝ち点3を逃した要因とは言い切れません。

 それよりも、大きかったのは、浦和本来のサッカーができなかったこと。
 今季、取り組んできた攻撃的な守備は見る影もなく、ダイレクトでパスをつなぐ迫力のある攻撃も不発でした。

 浦和の選手たちは、明らかに動きが重かったですね。ルーズボールへの寄せも遅かったし、単純なパスミスも多過ぎました。
 連戦の影響で、疲れが溜まっているのでしょう。気温が高く、風がほとんどない気象条件もマイナス要因でした。

 マイボールになっても、前線での動き出しが少なく相手のマークをはがせず、なかなかフリーになれない。
 そのため、後方からのクサビのパス、サイドチェンジのパスが呼び込めない。
 そのうち、中途半端なパスをカットされ、相手のカウンターをくらう。
 そんな悪循環にはまりこんで、抜け出せなくなってしまいました。

 浦和の攻撃に改善の兆しが見えたのは、ズラタンが投入されてから。
 最前線に体が強くて足元の技術もあるズラタンが入ったことで、攻撃の起点ができ、浦和らしい波状攻撃を仕掛けられるようになりました。
 彼のような選手が、リザーブとしてベンチに入っているのは、本当に心強いです。

 ただ、ズラタンの投入は、試合時間の残り20分となったところでした。
 個人的には、もう少し早めの投入でもよかったと思います。
 試合の流れは引き寄せたものの、残り時間も少なく、得点を奪うまでには至りませんでした。

 ミシャの頭に、この試合後の控える、ACLのラウンド16があったのでしょう。
 優勝候補のFCソウルとの大一番で、ズラタンを攻撃の軸として使いたい、という構想があるのかもしれません。

 新潟は、相変わらず、運動量が豊富なチームでした。
 そのなかでも、別格の存在感を示したのが、レオ・シルバ選手。
 中盤の底に君臨し、浦和のクサビのパスをことごとく封じました。
 ボールを奪っては、攻撃の起点として、正確なパスを何本も通し、新潟の攻撃を指揮しました。
 そうかと思えば、機をみて最前線まで顔を出して決定機に絡む、まさに縦横無尽の活躍。
 一人だけ次元の違うプレーを観せてくれました。

 この試合、浦和は、新潟の決定力不足に何度となく助けられました。
 勝ち点2を失ったというより、勝ち点1を拾ったといえるかもしれません。
 下位に沈むチーム相手に勝ち切れなかったのは、たしかに痛いです。
 しかし、長いシーズン、すべてがうまくいくわけではありません。負けなかったことを前向きにとらえて、次の試合に向かいたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、2週間後の日曜日、ACLのラウンド16(vs FCソウル戦)のホーム&アウェイ2試合を挟み、サガン鳥栖と、アウェイでの試合です。
 大事な試合が続きますが、選手たちのコンディションが心配ですね。
 次の試合まで日にちはありませんが、リフレッシュして、万全の態勢で臨んでほしいものです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!


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【Jリーグ観戦記】『アルビレックス新潟 vs 浦和レッズ』(’15 2nd 第6節)

 8月12日の水曜日。この日、J1リーグ・2ndステージの第6節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、ナイトゲームでアルビレックス新潟と、アウェイ・デンカビッグスワンスタジアムで対戦。

 浦和は、前節、ヴァンフォーレ甲府を相手に決定機を決めきれず、痛い引き分け。
 ここ4試合、勝利から見放されています。
 中断明けの今節、勝ち点3を手にし、嫌な流れを断ち切りたいところ。

 対する新潟は、前節、ガンバ大阪との打ち合いの末、引き分け。
 こちらは、ここ3試合負けがなく、上り調子です。

 2週間の中断明け、シーズン後半に向けて勢いをつけるのは、どちらのチームでしょうか。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 梅崎 高木
 FW:ズラタン


 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは右に高木君、左に梅崎君。1トップにズラタン。

 新潟の最終ラインは3人で、ほぼマン・ツー・マンの守備。
 パスの出し手と受け手に対して圧力を掛けて、浦和のパスを分断しにかかります。
 
 立ち上がり、新潟が前線からの激しいプレスでリズムをつかみます。
 高い位置で相手ボールを奪い、カウンターから何度か決定機をつくります。

 12分の新潟、ゴール前中央でボールを受けた山本選手が右に切り込みながら、右足で強烈なシュートを放ちます。
 西川君が横っ飛び、わずかに右手でボールに触り、左ポストに弾かれます。
 このボールに山崎選手が詰めます。右足で冷静に押し込み、ゴールネットを揺らします。0−1、新潟が先制します。

 27分の浦和、左サイドでパスを受けた梅崎君がそのままドリブルで新潟陣に突進。
 最後は見事な反転で相手ディフェンダー2人を置き去りにし、左足でセンターリング。
 中央で合わせたのは、ズラタン。
 頭から飛び込んで、強烈なヘディングシュートをゴールに突き刺します。
 1−1、浦和が同点に追いつきます。

 36分の新潟、山崎選手が左サイドを突破、ゴールキーパーと1対1となり、左足で強烈なシュートを放ちます。
 ここは、西川君が右足に当てて、ゴールマウスの外に弾き出します。

 1−1、同点のまま前半終了となります。

 前半のシュート数は、浦和が5本、新潟が6本。
 得点こそ同じですが、内容や決定機の数では新潟が上回った45分でした。
 浦和は、新潟の厳しいマンマークに苦しんでリズムを崩しました。
 パスミスを繰り返しては、カウンターをくらうという悪循環に陥っていましたね。

 攻撃のパターンがズラタンへのクサビのパスに偏っていたので、新潟としても守りやすかったでしょう。
 まずは、気持ちを落ち着かせて、普段どおりの浦和のサッカーを取り戻してほしいところ。

 後半開始。
 立ち上がりから、浦和が前掛かりに攻め込み、主導権を握ります。

 51分の浦和、左からのコーナーキック。
 高木君が右足から放ったボールを、ファーサイドの槙野君がドンピシャのヘディングシュートを打ち込みますが、相手ゴールキーパーが弾き出します。

 53分の浦和、右サイドの関根君がゴールライン際からグラウンダーのクロスを送ります。
 中央に詰めた高木君が、右足ヒールでシュート。
 しかし、左ポストを叩いて、惜しくもゴールならず。
 
 64分の新潟、スルーパスに反応した加藤選手が、ゴールキーパーと1対1となって至近距離からシュート。
 しかし、西川君が体を張った守備でシュートをブロックします。

 浦和は、攻撃的なカードを2枚立て続けに切ります。

 66分、高木俊幸選手に代わって青木拓矢選手。
 71分、ズラタン選手に代わって李忠成選手。

 李君は、1トップに。青木君は、ボランチの一角に。
 柏木君が、一列上がって右シャドーへ。梅崎君が左シャドーへ。

 76分の浦和、中央ペナルティエリアのかなり後方、李君から梅崎君へパスが通ります。
 梅崎君、ワンタッチで右に持ち出し、シュートコースを空けてから、右足で目の覚めるようなミドルシュートを放ちます。
 ボールは、相手ゴールキーパーの手をかすめて、右サイドネットを揺らします。2−1、浦和が逆転に成功します。

 その後、お互いにカウンターを仕掛け合う、オープンな展開が続きます。

 78分の新潟、左サイドを突破した山崎選手がマーカーを振り切って、右足で強烈なシュート。
 しかし、ボールは左ポストに当って弾かれます。

 浦和は、最後の選手交代を行い、試合を閉めにいきます。

 88分、柏木陽介選手に代わって平川忠亮選手。

 ほぼ時を同じくして、スタジアムの浦和サポからは、「Pride of URAWA」の大合唱が始まります。

 アディショナルタイムは5分。
 サポの強烈な後押しを受けた浦和の選手たちは、新潟の捨て身の反撃を体を張った守備でしのぎ切り、そのままタイムアップ。
 2−1、浦和の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 お互いに、持ち味を出し合った大熱戦。
 両チームの選手たちの、この試合に賭ける気迫が伝わってくるナイスゲームでした。

 試合通じてのシュート数は、浦和は13本、新潟は10本。
 このデータが示す通り、ほぼ互角の試合内容でしたが、わずかに決定力に勝った浦和が競り勝ちました。

 前半は、完全な新潟ペース。
 厳しいマンマークとチェイシングで、浦和のパスワークを分断、ボールを奪っては、サイドからの速攻で浦和ゴールを何度も襲いました。

 後半は、一転して浦和のゲーム。
 ピッチを広く使った素早いパス回しで、相手の守備をほんろう、新潟を自陣に押しこむ時間帯を多くつくりました。

 わずか15分のインターバルで、気持ちを切り替えた浦和の選手たち、それにミシャの手腕はさすがです。
 もちろん、暑さと疲労で、新潟の選手たちの運動量が落ちた影響も大きかったでしょう。

 この試合のMVPは、何と言っても梅崎君です。
 切れ味鋭いドリブルとターンで相手マーカーを寄せ付けず、1得点1アシストの大活躍。
 運動量も90分落ちることなく、ピッチの中を躍動し続けました。

 ここ数試合、怪我の影響でスタメンから外れることが多く、結果も残せていませんでした。
 そのうっぷんを晴らす見事なパフォーマンス。今後も楽しみですね。

 久しぶりにスタメンで出場したズラタンも、1得点を挙げて、しっかりアピールしています。

 日本代表の遠征から帰国したばかりで、メンバーから外れた興梠君と武藤君も、うかうかしていられませんね。
 梅崎君やズラタンの活躍は、彼らにとっても大きな刺激となることは間違いありません。

 夏場の戦いは、選手個人のコンディションが、ダイレクトにチームのパフォーマンスに効いてきます。
 調子のいい、旬な選手をどんどん使っていくことが、より重要になります。

 高いレベルでのポジョン争いは、ミシャも望んでいることでしょう。
 おたがい切磋琢磨して、“試練の夏”を乗り越えてほしいです。

 敗れたとはいえ、新潟は、よく組織化されたプレッシングサッカーで、観るものを驚かせてくれました。
 ボールホルダーに素早くプレスを掛けてパスミスを誘い、サイドからの速攻でゴールを狙う。
 球際での1対1を恐れない勇気と、並外れたスタミナがないと、このサッカーは成り立ちません。
 長い時間を掛けてチームを育ててきた柳下監督のサッカーが、ようやく花開いた印象です。

 次の対戦が楽しみなカードです。
 願わくば、サッカーをするのに適した時期に、思う存分、お互いのスタイルを出し合うのを観たいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節は3日後の日曜日、湘南ベルマーレとホーム・埼スタで対戦します。
 
 ベストのパフォーマンスとは程遠いものの、5試合ぶりに勝ち点3を獲得し、ようやく一息つけた浦和。
 そろそろ、夏には夏の「浦和スタイル」のサッカーを、ホームの大観衆の前で、見せつけてほしいところです。

 選手、スタッフ、サボが一丸となって、悲願の年間王者に向けて突き進んでいきましょう!

 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs アルビレックス新潟』(’15 1st 第17節)

 6月27日の土曜日。関東は、昨日から降り続いていた雨は午前中に上がりましたが、曇りがちのすっきりしないお天気でした。この時期らしい、ジメジメした一日。
 この日、J1リーグ・1stステージの第17節が各地で行なわれ、浦和レッズは、ナイトゲームでアルビレックス新潟と、ホーム・埼玉スタジアム2002にて対戦しています。

 浦和は、前節、アウェイでヴィッセル神戸と対戦し、退場者を出しながらも粘り強く戦ってドロー。
 勝ち点1を加えたことで、1stステージの優勝を決めました。
 開幕からの不敗記録も途切れず、「16」まで伸びています。

 対する新潟は、前節、アウェイで湘南に快勝。
 残留争いの貴重な勝ち点3をプラスし、最下位からの脱出を果たしています。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 柏木 阿部 関根 梅崎 武藤
 FW:興梠


 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、森脇君、永田君、槙野君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に平川君、左に関根君。シャドーは右に梅崎君、左に武藤君。1トップに興梠君。

 新潟の最終ラインは3枚。両ウイングバックを含めた5人で、浦和の最前線の5人にほぼマンツーマンでつきます。
 ボールを奪うと、素早くサイドに展開、3トップの両翼が、浦和の守備の弱点である両ワイドの裏のスペースを鋭くえぐります。

 序盤は、アウェイの新潟のペース。
 浦和は、最終ラインに対して激しいチェイシングを仕掛けてくる新潟の守備に苦戦し、なかなかリズムに乗れません。
 
 15分の新潟、カウンターから右サイド田中選手が絶妙のスルーパスを放ちます。
 反応したラファエル・シルバ選手が抜け出してシュートを放ちます。
 しかし、浦和の守護神・西川君が判断良く飛び出し、ペナルティーエリア外で体を張ってブロック。事なきを得ます。

 21分の浦和、右サイドでボールを受けた梅崎君がペナルティエリア内に侵入します。
 梅崎君、右足で切り返し、マーカーを交わして左足でシュートを打とうとしますが、相手ディフェンダーに後ろから足を掛けられ倒されます。
 このプレーに対するレフェリーの判定はファール。浦和がペナルティキックを獲得します。

 ペナルティキックのキッカーは、興梠君。
 右足インサイドでゴール右隅にねじ込みました。1-0、浦和が先制します。

 梅崎君、ボックス内での相手ディフェンダーを翻弄する切れのある動き。見事でした。
 今季は、コンスタントに調子を維持していますね。
 大事なところで決める勝負強さ、それに、両ワイドにシャドー、どこでもこなせるユーティリティは、本当にチームを助けます。心強い限りです。

 先制して落ち着きを取り戻した浦和。
 徐々に本来の攻撃のリズムを取り戻します。

 35分の浦和、ゴール前中央、ポスト役となった武藤君の落としを阿部君が滑り込みながら強烈なミドルシュート。
 ボールはバーを直撃しますが、跳ね返ったボールが武藤君の前へ。
 武藤君、浮いたボールをそのまま右足ボレーで合わせてシュート。
 ボールはパーに当ってゴールマウスに飛び込みました。2-0、浦和が突き放します。

 ボランチの阿部君のオーバーラップが呼び込んだ得点。
 マンツーマンで守る相手の守備の穴をうまく突いてチャンスメイクしました。

 武藤君も、バーに当たった跳ね返りを冷静にコントロールしました。
 ノッている人の前には、チャンスボールが転がり込むもの。
 そのチャンスをしっかりものにした武藤君は、さすがです。

 その後も、ボール支配率に勝る浦和が主導権を握り、試合を優位に進めます。
 2−0、浦和がリードして前半を折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が7本、新潟が6本。
 立ち上がりこそ、新潟の勢いに押されていた浦和でしたが、徐々にペースを取り戻しました。
 終わってみれば、しっかりチャンスをものにして2点をリード。
 実力差を考えれば、セーフティリードです。
 しかし、油断は禁物。
 前半同様、主導権を握りながら試合を進めて、早々に勝負を決定づける追加点を決めてしまいたいところ。

 後半開始。

 50分の浦和、武藤君からのスルーパスを受けた興梠君が抜け出し、右足でシュートを放ちます。
 ボールは左ボストに弾かれ、さらに右ポストを叩き、ピッチの中に戻ってきます。
 このボールにいち早く詰めたのは、武藤君でした。
 武藤君、滑り込みながら無人のゴールに押し込みました。3−0、決定的な追加点を奪います。

 気落ちする相手に、追い打ちをかける浦和。

 57分の浦和、中盤でボールを奪い、柏木君からゴール前にスルーパス。
 このパスに反応した興梠君が絶妙のトラップで抜け出し、ゴールキーパーと1対1になります。
 興梠君、冷静にゴール左隅に流し込みました。4−0、浦和がダメ押しのゴールを奪います。

 柏木君と興梠君、息の合った見事なホットラインからの得点でした。
 カウンターの起点となったのは、阿部君が中盤で相手ボールを奪ったプレー。

 浦和の中盤を司るボランチコンビ、阿部君と柏木君。
 この試合では、いつにも増して存在感を見せつけます。

 4点差をつけて、ほぼ試合を決定づけた浦和。
 余裕をもって1人目の選手交代を行います。

 59分、平川忠亮選手に代わってズラタン選手。

 ズラタンは、1トップへ入ります。
 興梠君が右シャドーに、梅崎君が左ワイドに、関根君が右のワイドに、それぞれポジションを移します。

 68分の新潟、ペナルティエリア内でボールを受けた選手が、浦和ディフェンダーに引っ張られて倒されます。
 微妙なプレーでしたが、レフェリーの判定はファール。新潟にペナルティキックが与えられます。
 キッカーは、ラファエル・シルバ選手。
 ゴールキーパーの動きを最後まで見て、冷静にゴール右隅に蹴りこみました。1−4、新潟がようやく一矢を報います。

 浦和は2人目の選手交代。
 72分、武藤雄樹選手に代わって高木俊幸選手。
 高木君は、そのまま左ワイドへ。

 77分の浦和、新潟陣深く、右サイドでファールを受け、フリーキックのチャンスを得ます。
 キッカーは柏木君。
 左足から放たれたボールは、ニアサイドにフリーで飛び込んだ那須君の頭にドンピシャリ。
 那須君、強烈なヘディングシュートを叩き込み、ゴールネットに突き刺しました。5−1、浦和が決定的な5点目を奪います。

 81分の新潟、左からのセンターリングにファーサイドの指宿選手が右足ボレーで合わせます。ボールはゴール右隅に吸い込まれました。5−2、新潟が追いすがります。

 浦和は最後の選手交代。
 82分、興梠慎三選手に代わって李忠成選手。
 李君は、そのまま右シャドーのポジションへ。

 アディショナルタイムは4分。
 浦和は、運動量の落ちた新潟の攻撃をいなしながら、カウンターでチャンスをうかがう安全運転で逃げ切りを図ります。
 結局、試合はこのままタイムアップ。5−2で浦和の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 リーグ首位のチームと、降格圏内に沈むチーム。
 現時点での実力の差、勢いの差がそのまま現れた試合でした。

 浦和は、序盤の新潟の攻勢をしのいで組み止めると、その後は、じわりじわりと圧力をかけての寄り切りでの勝利。
 まさに、“横綱相撲”といえる試合。浦和の強さが際立った一戦でした。

 新潟の守備がマンツーマンに近い形だったので、マッチアップする選手がはっきりしていました。
 局面、局面の1対1において個々の能力の高さを生かし、先手を取れたこと。
 それが浦和が試合を優位に進めた大きなポイントでした。

 30分を過ぎたあたりから、新潟の運動量がガクッと落ち、中盤で自由に組立てられるようになりました。
 ボランチの二人、阿部君と柏木君が高めのポジションをとれたことが大きかったです。
 彼らのオーバーラップが攻撃に厚みを加えましたね。
 
 普段、攻撃時には最終ラインに位置することが多い阿部君。
 彼が最前線まで顔を出すと、マンマークで守る新潟守備陣は対応しきれませんでした。

 最終ラインと前線のつなぎ役を務める柏木君も、縦横無尽の活躍。
 長短のパスを織り交ぜて、浦和の攻撃のリズムをつくり出しました。
 時おり見せたスルーパスの切れ味も光りました。

 柏木君が本格的にボランチにコンバートされたのは今季から。
 シーズン序盤は、攻撃陣に新加入の選手が多かったこともあり、意思の疎通が思うようにいかない場面が多かったです。
 しかし、数多くの試合をこなしたことで、徐々にフィットしてきましたね。
 今では、すっかり浦和の攻撃を指揮する“マエストロ”として、中盤の底に君臨しています。

 11節のベガルタ仙台戦以降、大量得点の試合が増えたのは、阿部・柏木のボランチコンビの熟成度が増したことも、大きな要因の一つでしょう。
 シーズン後半に向けて、ますます期待が持てますね。

 スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 1stステージを無敗で戦い終え、見事に優勝を果たした浦和。
 12勝5分。積み上げた勝ち点はじつに「41」。
 ステージ中盤から独走態勢に入り、最終的に2位に勝ち点差「6」の大差をつけてのゴール。
 とくにホーム・埼スタでは、9戦9勝と驚異的な強さを誇りました。

 ホームで勝ち、アウェイで確実に勝ち点を積み重ねる。
 理想とする戦い方が1stステージを通してやり切ることができました。
 
 次節は、2ndステージの開幕戦、再来週末(土曜日)に松本山雅FCとアウェイで対戦します。
 また、全チームが横一線からのスタートです。
 1stステージで優勝したこともあり、モチベーションを保ちにくい部分はあるでしょう。
 しかし、やるからには、狙うは2ndステージも制覇しての完全優勝です。
 連続無敗記録も、Jリーグの記録に迫っています。
 こちらも更新して、「最強・浦和」を高々と宣言したいですね。

 選手・スタッフ・サポが一丸となって、次なる目標に向かって突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『アルビレックス新潟 vs 浦和レッズ』(’14 第25節)

 9月23日の火曜日。関東は朝からすっきりと澄みわたった青空。

 日差しは強いものの涼しい風が心地よく、すっかり秋の趣です。

 この日、JリーグJ1の第25節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、デーゲームでアウェイ・デンカビッグスワンスタジアムにてアルビレックス新潟と対戦。

 前節、浦和はホームで柏レイソルを退け3連勝。首位を快走中です。

 あまり相性のよくないイメージのあるビッグスワンでの試合ですが、連勝中の勢いで勝ち点「3」を持ち帰りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:関根 鈴木 阿部 梅崎 李 柏木   
 FW:興梠

 前節から両WBをそっくり入れ替えてきましたね。

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。

 WBは右に関根君、左に梅崎君。2シャドーに柏木君と李君。1トップに興梠君。

 新潟は、最終ラインの3人が浦和の前線の3人に張りつくマン・ツー・マン気味の守備。

 前線は1トップの指宿選手の裏にシャドー2人を配する布陣。

 新潟は、立ち上がりから激しいプレスをかけてきます。

 浦和は、最終ラインのビルドアップでボールを失うことこそありませんが、リズムを崩されてしまい、いつものテンポのよいパスワークを見せることができません。

 逆に新潟は、中盤でボールを奪ってからの素早い攻撃で浦和ゴールをたびたび脅かします。

 決定機も何度かありましたが、西川君の判断のよい飛び出しでことなきを得ます。

 新潟のペースで進んでいましたが、先制点を奪ったのは浦和の方でした。

 22分、自陣中央の阿部君からサイドチェンジのロングパスが右サイドの関根君へ。

 相手ディフェンス裏のスペースに抜け出した関根君、中を確認し、スライディングしながらダイレクト右足で折り返します。

 ゴール前に待ち構えていたのは興梠君。フリーで右足を振り抜き、なんなくゴールネットを揺さぶりました。1-0、浦和が先制します。

 関根君の裏に抜けるスピードは相変わらず抜群の切れ味ですね。

 マーカーを置き去りにし、余裕をもって正確なクロスを供給しました。

 関根君の動き出しをしっかりみて、ピンポイントのパスを送った阿部君もさすがです。

 興梠君も基本通りしっかり詰めていました。これが今季の10得点目、安定感の高さは抜群です。

 先制した浦和でしたが、その後も前線からのプレスに苦しみ、新潟にペースを握られる展開が続きます。

 42分の新潟、裏に抜け出したレオ・シルバ選手がゴールキーパーと1対1となり、右足でシュートを放ちますが、ボールはわずかにバーの上に外れます。

 新潟はアディショナルタイムにも、コーナーキックから指宿選手が至近距離からフリーで合わせますが、これもバーを越えます。

 結局、前半は1-0で浦和リードのままで折り返します。

 前半の浦和はシュート数は3本。新潟は5本。

 スコアこそ、浦和が1点リードしていますが、内容的には完全な新潟のペース。

 浦和は、新潟の前線からのプレスが厳しくペースをすっかり狂わされてしまいましたね。

 ボールを奪ってからターゲットの指宿選手に簡単に当ててくる速攻にも手を焼きました。

 最後は、相手のミスや西川君中心に体を張った守備で無失点で切り抜けることができましたが、リードされていてもおかしくない展開でした。

 後半、点をとらないといけない新潟はさらに前線から圧力をかけてくることでしょう。

 浦和は、それを逆手にとって追加点を奪い、試合を決めてしまいたいところ。

 後半開始。

 50分の浦和、右サイド深くまでオーバーラップした森脇君にロングフィードが通ります。

 森脇君、ドリブルでペナルティエリアに侵入、右足の切り返しでマーカーを振り切り、左足で強烈なシュートを放ちます。

 ボールは相手ゴールキーパーの右をかすめて、ネットに突き刺さりました。2−0、浦和が貴重な追加点を奪います。

 右WBの関根君が中央にしぼってできたスペースをうまく使った得点でした。

 右足で切り返してから左足でシュート、森脇君の得意な型ですね。フォワードも顔負けの見事な得点でした。

 60分の新潟、ディフェンダーと入れ替わった指宿選手がゴールキーパーと1対1となり、至近距離からシュートを放ちますが、ここも西川君が体を張って弾きます。

 新潟が、選手を入れ替えて4バックに2トップの型に戦術変更。

 浦和は、それに合わせるように浦和も次々と選手交代のカードを切って逃げ切りを図ります。

 66分、興梠慎三選手に代わって青木拓矢選手。

 73分、鈴木啓太選手に代わって永田充選手。

 82分、柏木陽介選手に代わってマルシオ・リシャルデス選手。

 ボランチの一角に青木君、右WBに森脇君が上がり、右ストッパーに永田君。

 李君の1トップに、マルシオと梅崎君が2シャドー。

 アディショナルタイムは4分。

 浦和は、終盤にやや疲れのみえた新潟の攻撃をしっかり抑えこみ、そのままタイムアップ。

 2−1で浦和の勝利に終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 スコアこそ2−0でしたが、内容的にはきん差の試合。

 決定の数は新潟が圧倒、浦和ゴール前に何度も迫りました。

 浦和はこれをことごとく防ぎ切り、逆に数少ないチャンスをものにしました。

 新潟の決定力不足に助けられ、なんとか勝ち取った薄氷の勝利でした。

 この試合のMVPはなんといっても西川君でしょう。

 素早い反応とタイミングのいい飛び出しで新潟の決定機を幾度となく阻み、無失点に押さえ込みました。

 まさに“守護神”というべき獅子奮迅(ふんじん)の大活躍。本当に頼りになる存在です。

 攻撃では、新潟のプレスに押されて見せ場は少なかったですが、決めるべきところでしっかり決めたのはさすがです。

 3バックのシステムは、両WBの後ろのスペースが泣き所となります。

 浦和の2得点はいずれも、新潟守備陣のウィークポイントをみごとに突いたものでした。

 相手の弱点を見極めたうえで、一瞬見えたスキを見逃さずに仕留める。

 まさに居合抜きの達人技を思わせるような浦和の得点でした。

 リーグ戦2度目の先発となった関根君が右WBで存在感を発揮していましたね。

 浦和の2得点は、いずれも彼のいた右サイドから。

 鋭いアタックを何度も仕掛けアシストも記録した攻撃はもとより、守りでも快足を飛ばして粘り強く対応、右サイドを制圧しました。

 関根君はフル出場。運動量が要求されるWBでも90分走りきれる体力があることが証明されました。

 今後の戦いでも貴重な攻撃的なオプションとなってくれるでしょう。楽しみですね。
 
 主力WBの2人をベンチの外に置いて温存。

 さらに、ほぼ出ずっぱりの替えの効かない選手たちを途中で交代させた上での余裕の勝利。

 内容はさておき、結果的にはアウェイでこれ以上ない最高の形での勝ち点「3」獲得となりました。

 いいサッカーをしながら結果を出すのがベストです。

 しかし相手もひとつでも順位を上げようと必死の覚悟で臨んできますから、なかなかそういう訳にはいきません。

 この日浦和が苦しみながら手にした勝利は、とても貴重で重いものです。

 後々になって大きな価値を持つ勝ち点「3」になるのではないでしょうか。

 この試合で浦和は、不利な展開でも泥臭く勝ちを拾える精神的な強さを身につけたことを証明しました。

 またひとつ、優勝に向けた課題をクリアしましたね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサボの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節、浦和は2試合続けてのアウェイ戦、セレッソ大阪と対戦します。

 相手は下位に沈み、残留争いの真っただ中にいます。

 そういう相手こそ、死にものぐるいで向かってきます。油断は禁物ですね。

 気持ちで受けに回らないこと。集中して普段通りのサッカーをすればおのずと結果はついてきます。

 選手、スタッフ、サポ、すべての力を結集して、一気に優勝まで突っ走りましょう!
 
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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs アルビレックス新潟』(’14 第15節)

 7月19日の土曜日。関東は午後からは場所によって局地的に激しい雷雨に見舞われました。

 高温多湿、この時期らしい不快指数の高い一日。梅雨明けまではもう少しの辛抱でしょうか。

 この日、JリーグJ1の第15節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、ナイトゲームでアルビレックス新潟とホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。

 JリーグはW杯が開催されていた影響で、ほぼ2ヶ月の中断期間がありました。

 第14節を終えた時点で9勝3敗2分の勝ち点「29」。
 堂々の首位で前半戦を終えた浦和。

 この中断期間中に、元気がドイツにさらなる飛躍を求めて飛び立っていきました。

 浦和にとっては大きな戦力ダウンであることはもちろんですが、彼の将来を考えるとやむを得ないでしょう。
 快く送り出したいです。

 見知らぬ地でもまれてさらに逞しくなって、いつの日かまた浦和のユニフォームを着る日を楽しみにしましょう。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 青木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、青木君と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーは、柏木君と梅崎君。1トップは、興梠君。

 新潟の守備は、5人のディフェンダーを並べ、浦和の最前線の5人にマンマーク気味についています。

 攻撃は、カウンターから素早くつないでスピードのある前線の鈴木武蔵選手に託すシンプルなスタイル。
 
 開始早々、浦和にアクシデントが発生。

 興梠君が相手選手との接触で足を負傷し、試合続行不可能となります。

 浦和は一枚目の交代カードを使うことを余儀なくされました。

 8分、興梠慎三選手に代わって李忠成選手。

 序盤は、ホームの浦和がボールを保持し、主導権を握ります。

 最終ラインを高く保ち、中盤でボールを奪ってからの鋭い攻めで新潟陣に攻め込むシーンが多くなります。

 先制点は意外な形で生まれます。

 16分の浦和、自陣ゴール前で青木君が相手ボールをカット。

 このボールを那須君が素早く右サイドへフィード。
 
 柏木君がスルーし、大外の平川君につながります。

 フリーで受けた平川君、ドリブルで持ち上がり右足で早めのセンターリングを上げます。

 このボールに詰めた逆サイドの浦和の選手はいませんでしたが、なんと新潟ディフェンダーがクリアミス。

 コーナーキックに逃れようとしたキックしたボールが、新潟ゴールに吸い込まれてしまいました。
 1-0、浦和が先制します。

 浦和の得意なカウンター攻撃がはまった得点でした。

 スルーをした柏木君はよく周りの状況が見えていましたね。ナイスな判断でした。

 平川君のセンターリングも素晴らしかったです。

 まだ守備の陣形が整っていないうちのアーリークロス。しかも、ゴールキーパーも飛び出せない絶妙な位置でした。

 新潟のディフェンスはかなり混乱していましたね。

 先制したあとも、浦和が優位な展開は変わりません。

 27分の浦和、左サイド駆け上がった宇賀神君が中央にカットイン、相手ディフェンダーを引きつけて逆サイドの李君にラストパス。

 李君、切り返しひとつ挟んで左足で強烈なシュートを放ちますが、わずかにゴールポストの外。

 33分の新潟、鈴木選手がディフェンスラインの裏に抜け出し、右足でシュートを放ちます。
 ここは西川君が素晴らしい飛び出しでブロックします。

 前半は、1-0で浦和がリードしたまま終了します。

 前半のシュート数は浦和は2本、新潟は5本。

 浦和は、守備に関しては新潟にほとんど攻撃らしい攻撃をさせないほぼ思いどおりの内容でした。

 攻撃も、分厚い攻撃で何度も新潟陣を脅かしました。
 相手のディフェンスラインを押し下げたことで、新潟の攻撃の勢いを削ぐ効果も大きかったです。

 あとは、攻撃の最後の部分ですね。
 試合をコントロールして進めていた割には、シュート数が少なすぎました。

 後半は1点を守り切るのではなく、2点目、3点目を積極的に狙っていく貪欲さを示してほしいです。

 後半開始。

 立ち上がりこそ一進一退の攻防が続きましたが、徐々に新潟のペースに。

 浦和の中盤に対して、激しくプレッシャーをかけてミスを誘い、ボールを奪って攻撃のリズムをつかみます。

 59分の新潟、スルーパスを受けた田中亜土夢選手が右足ダイレクトでシュートを放ちますが、わずかにポストの外。

 悪い流れを絶ちたい浦和は2枚目のカードを切ります。

 67分、平川忠亮選手に代わって鈴木啓太選手が入ります。

 梅崎君が右WBへ入り、啓太が2シャドーの一角に入ります。

 74分の新潟、右からのコーナーキックにファーサイドの田中亜土夢選手がヘディングシュートを放ちますが、これも枠の外。

 何とか流れを引き戻したい浦和は最後の選手交代のカードを切ります。

 77分、梅崎司選手に代わって関根貴大選手。

 そのまま右WBに入ります。

 フレッシュな選手を投入して、中盤の運動量を増やし、ボール回しをスムーズにして新潟の勢いを止めようとした浦和でしたが、その効果はあまり見られません。

ただ新潟の攻撃も、浦和の分厚い守備を崩すまでには至りませんでした。

 後半のアディショナルタイムは4分。

 浦和は人数をかけた新潟の攻撃をしのぎ切り、そのまま試合終了のホイッスル。

 結局、1-0で浦和の勝利で終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 リーグ戦再開後の大事な初戦。

 勝ち点「3」という結果にこだわった浦和が、プラン通りに90分を戦い切って勝利を収めた試合でした。

 相手のミスで早々に先制点を奪った浦和は、ディフェンスラインを高く保って中盤でプレッシャーをかけ、相手を押しこみ新潟の攻撃を封じることに成功します。

 後半、新潟が選手交代などで試合の流れをつかむと、ミシャは啓太を中盤に投入して1点を守り切る作戦に切り替えます。
 
 突破力のある関根君をカウンター要員に残しながらも、捨て身で攻めてくる新潟を人数をかけた粘り強い守りで跳ね返し続けました。
 
 これで浦和はリーグ戦6試合連続のシャットアウト。Jリーグ記録に並びました。
 
 ボランチも含めた守備陣のメンバーも固定化され、戦術も浸透し意思の疎通もとれてきました。
「絶対に守りきれる」という自信をもってプレーしているのでしょう。

 相手をゼロに抑えようとして、ゼロに抑えることができるチームは本当に強いチームです。
 この記録は、浦和は優勝に値するチームにまで成長したことの証といえます。

 西川君を中心とした守備陣の頑張りには、最大限の称賛を送りたいです。

 攻撃に関しては、中断前よりもリスクをとって前線へ縦パスを狙う意識が高くなっていましたね。

 パスの受け手と出し手のタイミングがほんの少しずれて、決定機になかなか結びつかなかったのは残念ですが、これを続けていくことが大事ですね。

 とはいっても、試合を通じてのシュート数が6本(新潟は14本)というのは頂けません。
 
 シュートが打てるタイミングにもかかわらず、切り返したり、パスを選択したりしてチャンスを逃しているシーンが目につきました。

 これまでは元気がいて、多少強引でもスキあらばシュートのチャンスを狙って浦和の攻撃を引っ張っていました。

 この試合の浦和攻撃陣の低調さは、元気の存在の大きさを改めて示したものといえます。
 
 引いて守る相手を、元気なしの攻撃陣がどう崩して得点を奪うのか。

 浦和が優勝を狙うためには、解決しなければならない一番の課題ですね。

 選手の皆さん、雨の中スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 これから優勝争いを大きく左右する真夏の連戦が始まります。
 
 コンディションを整えて、チーム一丸で乗り越えてほしいです。

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs アルビレックス新潟』(’13 第24節)

 8月31日の土曜日。ここ数日、影を潜めていた猛烈な暑さが戻ってきました。関東は、朝から肌を刺すような日差しが降り注ぐ1日。
 
 この日、JリーグJ1の第23節が各地で行なわれています。
 我が浦和レッズは、夕方のゲーム、アルビレックス新潟とホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。

 浦和は、前節、横浜F・マリノスにアウェイで完敗し、連勝が止まりました。首位の背中が少し遠のく痛い1敗。
 対する新潟は、至近2試合ホームで連勝と上り調子です。序盤は低迷していた順位も10位まで上げてきました。
 昨年まで浦和に在籍した新潟・田中達也選手の埼スタ凱旋試合でもあります。

 8月最後の日、達也の勇姿ととともに、思い出に残るようなエキサイティングなゲームを期待したいですね。

 浦和のスタメンは前節から変更あり。原口元気選手に代わってマルシオ・リシャルデス選手が入っています。

 試合開始。浦和のシステムはいつも通りの3−6−1。

 立ち上がりから、両チームとも前線から厳しいプレスを掛けて合います。
 好守が目まぐるしく入れ替わる展開となります。

 8分の新潟、自陣で浦和ボールを奪ってカウンター。最後は、中央少し遠いところから田中達也選手が振り向きざまの左足シュート。枠をとらえましたが、これは順大が何とか右手一本で弾き出しました。

 17分の新潟、浦和ゴール前で阿部君がスライディングでクリアしたボールがポストを直撃。跳ね返ったボールを順大がかろうじて押さえて事なきを得ます。ヒヤッとしたシーンでした。
 
 25分過ぎの浦和、左サイドに張り出していた啓太にボールが渡りそのままドリブルで進んでセンターリング。このボールはディフェンスに弾かれますが、マルシオが詰めてシュート放ちますが、体を張った新潟守備陣に阻まれます。

 その後も一進一退の攻防は続き、結局、前半は0−0のスコアレスで折り返します。
 
 前半のシュート数は浦和が4本、新潟が6本。
 シュート数や決定機の数も含めて、ほとんど五分と五分の内容でした。
 ただ、ディフェンスラインを高く保って、前線からプレスを掛けてボールを奪い、速攻を仕掛けるという自らのスタイルを出せていた新潟の狙い通りだったといえるかもしれません。
 浦和は、中央にボールを集めようとしていますが、なかなかうまくいきません。前節の反省を活かして、両サイドを上手く使いたいところです。

 後半開始。
 なかなか本来の攻撃のリズムが作れない浦和は、早々に1枚目の選手交代のカードを切ります。
 56分、鈴木啓太選手に代わって原口元気選手が入ります。
 柏木君がボランチに下がって、いつもの攻撃的なオプションです。

 62分の浦和、中央ボールをフリーでボールを持った柏木君がそのまま持ち上がって、ゴール前に待ち構えていた興梠君にグラウンダーのパス。興梠君は、トラップひとつで抜け出して、ゴールキーパーと1対1に持ち込みます。
 体を投げ出してシュートを阻止しようとするキーパーの上を越すループシュートを放ち、見事にゴールネットを揺らしました。1-0、浦和が貴重な先制点を奪います。

 柏木君がボランチに下がった効果が早速結果に結びつきましたね。新潟ディフェンスの穴を見逃しませんでした。
 興梠君、トラップを絶妙な位置にコントロールし、最後はキーパーの動きを冷静に読み切ってのシュート、見事でした。
 
 先制点を奪ったあと、すかさず2枚の交代カードを切る浦和。
 70分、マルシオ リシャルデス選手に代わって山田暢久選手。73分、柏木陽介選手に代わって梅崎司選手が入ります。
 
 柏木君に代えて、暢久をボランチに入れるミシャ。
 いつもと違って、まずはリードをしっかり守り切ろうという意図でしょうか。
 過酷なピッチコンディションとこの試合の重要性を認識しての采配なのでしょう。割り切っていますね。

 87分過ぎに浦和サポから大音量の「WE are REDs」のコールがスタジアムに響き渡りました。
 その後は渾身の力を込めた「Pride of URAWA」の大合唱。最後の力を振り絞って戦う選手たちの背中を押します。
 アディショナルタイムは4分。選手たちは、サポの大声援に力をもらいながらも新潟の反撃をしのぎ切りました。

 試合は1-0で浦和が勝利を収めました。
 
 内容は、とても褒められたものではありませんが、この試合で欲しかったのは、とにかく勝ち点「3」という結果です。
 前節、完敗した直後の試合、負けだけは許されない状況の中で、勝ち切ったことは評価したいですね。

 強烈な蒸し暑さに加え、試合前に芝生に水を撒けなかったことと、強烈な風が吹いていたというピッチコンディションの悪さを考えれば、上出来です。
 守備陣も、いつもよりかなり安全運転でしたが、新潟の前線からの猛烈なプレスに惑わされることなく、しっかり無失点で終わらせました。

 試合後には、埼スタ恒例となった選手たちのTシャツパフォーマンス。
 選手たちの胸には、黒地にテープで「残り10試合今日からの合言葉は王座奪還」の文字が描かれていました。

 選手の皆さん、平日にもかかわらずスタジアムに駆けつけて応援したサポの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 7月31日から始まった夏休み期間の連戦もこの試合で最後です。
 相手チームだけでなく、猛烈な暑さと蓄積する疲労戦い抜いた選手たち。
 この期間の浦和の戦績は5勝2敗、勝ち点「15」。首位との勝ち点差はわずか「1」。十分合格点といえる数字でしょう。

 浦和の選手たちは、優勝争いから脱落しないという夏休みの「宿題」をしっかり果たしましたね。
 サポも8月最後のこの試合に4万人の観客を集めるという選手からの「宿題」をきっちりこなしました。

 次のリーグ戦は、ちょっと間が空いて2週間後。週2回の連戦もなくなり、選手たちも体を休めることができますし、気温も下がって、コンディションも保ちやすくなることでしょう。
 残りはちょうど10試合。ここからが本当の勝負となります。
 「王座奪還」という最後の課題に向けて、チーム一丸となって突き進んでいきたいですね。
 
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【Jリーグ観戦記】『アルビレックス新潟 vs 浦和レッズ』(’13 第4節)

 3月30日。関東は雲の多いスッキリしない一日でした。おまけにこの時期にしてはかなりの冷え込みで、冬に戻ったような寒さです。
 この日、Jリーグ第4節が各地で行われています。我が浦和レッズは、デーゲームでアルビレックス新潟とアウェイ・東北電力ビッグスワンスタジアムでの対戦です。


 前節、アウェイで昇格組の大分トリニータと引き分けて開幕からの連勝が「2」でストップした浦和。しかし、展開しているサッカー自体は素晴らしく、調子は上向きといっていいでしょう。
 ここで勝ち点「3」を獲得し、再び開幕ダッシュといきたいところです。

 対する新潟は、昨シーズン劇的な逆転残留を決めています。残留の決め手となったのは守備です。今シーズンはまだ未勝利ですが、堅実な守備は健在です。
 好調・浦和の攻撃陣が新潟の堅陣を破ることができるのか。注目したいところです。


 試合開始。浦和のフォメはいつも通りの3−6−1。

 ゲームは早々に動き出します。
 6分、浦和の左からのコーナーキック。柏木君の左足から放たれたボールが、中央で飛び込んだ槙野君の頭にジャストミート。見事、ゴールに突き刺さりました。1-0、浦和が先制です。
 キッカーの柏木君とターゲットの槙野君の意図がピッタリ合った綺麗な得点でした。
 昨シーズンはほとんど見られなかったセットプレーからの貴重な先制点。キャンプから重点的に取り組んできた成果が実を結びました。
 今季は、こういったセットプレーからの得点シーンがたくさん見られそうですね。楽しみです。

 戦前の予想に反して、お互いにマイボールを自陣からつなぐ意図の見える展開となります。
 特に新潟は、前線からかなりプレスを掛けて、浦和のディフェンス陣に圧力を掛けています。

 両チームとも、最後のパスに精度を欠き、なかなか決定機をつかむことができません。
 30分過ぎの新潟、浦和の右サイドを崩して、田中達也選手がセンターリング。そのボールを中央のブルーノ・ロペス選手が左足で合わせますが、バーを越えていきました。

 前半終了間際、浦和にアクシデント発生です。コーナーキックの競り合いで足を痛めた永田君が負傷退場してしまいます。
 43分、永田充選手に代わって那須大亮選手が入ります。ポジションはそのまま3バックの中央。
 前半ロスタイム、田中達也選手からの絶妙なスルーパスを受けたブルーノ・ロペス選手がキーパーの動きを冷静に見て、シュートを右足で放ちますが、ゴールポストをかすめてゴールラインを割りました。
 前半は、1-0で浦和がリードのまま終了です。

 シュート数、浦和が3本に対して新潟が5本。この数字が示すように、全体的に新潟が押し気味の展開でした。相手ボールになった後の、守備への切り替えが新潟の方が上回っていた感じです。
 浦和は、先制点を取って気持ちが受け身になってしまった感じですね。
 後半は、貪欲に追加点を狙って、勝ち点を取りこぼさないようにしたいところ。


 後半開始。

 立ち上がり46分の浦和、ダイレクトプレーをつないで最後は柏木君が左足でシュートを放ちますが、これは相手ゴールキーパーに好守に阻まれます。

 試合は一進一退の攻防が続きます。ヒートアップして、選手同士のぶつかり合いもかなり激しくなります。
 66分過ぎ、右サイドでフリーで受けた梅崎君が右足から放たれたシュートは相手ゴールキーパーが必死に弾きだして惜しくもゴールならず。

 前線を活性化させたい浦和は続けざまに2枚の選手交代のカードを切ります。
 73分、ボランチの一角の鈴木啓太選手に代えてマルシオ・リシャルデス選手。
 81分、2シャドーの一角の原口元気選手に代えて関口訓充選手。
 マルシオと関口君は2シャドーに入り、柏木君が一列下がってボランチのポジションに入り、攻撃的な布陣になります。
 しかし、状況はあまり変わらず、逆に、ホームでの敗戦を避けたい新潟の捨て身の攻撃に押し込まれる時間が長くなります。

 アディショナルタイムは4分。ここが踏ん張りどころ。
 浦和サポからは「Pride of URAWA」の大合唱も始まります。
 それに応えたのは途中出場のマルシオでした。
 92分、柏木君から右サイドでパスを受けた関口君はこのボールをダイレクトでゴール前にセンターリング。このボールを受けたマルシオはゴールキーパーの位置を確認して冷静にゴールに蹴りこみました。2-0、浦和が決定的な追加点を奪います。

 新潟ディフェンスにポッカリ開いたスペースを見逃さずに走りこんだマルシオはさすがですし、そのマルシオの動きを察知して、ダイレクトで正確なパスを送った関口君も見事です。
 途中出場組の二人が最後の最後で大仕事をやってのけましたね。
 このマルシオのゴールが浦和のチーム通算1000得点目となりました。歴史の重みを感じさせるメモリアルなゴールになりました。

 試合は結局、2-0のまま終了。浦和の勝利に終わりました。
 スコアだけ見ると浦和の完勝ですが、内容的にはほぼ互角。というより、むしろ新潟が上回っていました。
 新潟の体を張った激しい守備で、浦和はなかなか前線に起点を作ることができませんでした。
 ボランチやストッパーが高い位置まで上がる時間が確保できず、前節までのように、ピッチを広く使った分厚い攻めが影を潜めてしまいました。
 試合の勝敗を分けたのは、やはり「決定力」。決めるべきときに決められるチームが強いということ。
 今の浦和と新潟の順位を別けているのは、この一点に尽きるのかもしれません。


 この試合、ピッチ上で最も注目を集めた選手は、新潟の背番号「9」、田中達也選手です。
 長年浦和でプレーし、今季から新潟に移籍して、初めての古巣対決となりました。
 スタメンで出場した達也は、守備では前線からのチェイシング、ときに中盤まで下がって攻撃の組み立てにも参加する豊富な運動量で健在ぶりをアピールしていました。
 スペースを狙う鋭い動き出しから、新潟の決定機を何度も演出し、すでに新潟の攻撃の中心的存在の風格でした。
 2トップの一角で溌剌とプレーをする達也を見て、安心した浦和サポも多かったのではないでしょうか。
 オレンジ色のユニにはまだ違和感が残りますがじきに慣れるでしょう。これからの活躍に期待したいですね。次回の埼スタでの対戦も楽しみです。


 浦和は、前節引き分けた後だけに、この「勝ち点3」は大きいです。優勝を狙う上では貴重な1勝です。
 今日のような試合を勝ち切れるようになったことは、チームとしての成長の証ですね。これからも着実にステップアップしていきたいところです。
 選手の皆さん、ビッグスワンに駆けつけたサポの皆さん、本当にお疲れ様でした。
 ここからACLも含めた厳しい連戦が続きます。
 選手の皆さんは、しっかりとコンディションを整えて、乗り切ってほしいです。

 頑張れ!浦和レッズ!!


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ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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