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キリンチャレンジカップ2011「日本 vs 韓国」観戦記

 暑い日が続く最近の日本列島、そんな真夏のミッドウィークの夜に、サッカー日本代表の国際親善試合が開催されました。

 場所は北海道の札幌ドーム、相手は宿敵・韓国です。

 9月から2014年ブラジルW杯アジア3次予選が始まりますが、その直前の大事な試合です。
 戦術の最終確認と、選手のコンビネーションを高める意味からもとても重要な試合となります。

 もちろん、勝ってW杯予選へ臨みたい。それは当然ですが、それよりも、これは日韓戦。
 選手ももちろんこの相手だけには絶対に負けたくないと思っているでしょう。

 それに、先日亡くなった松田直樹選手の追悼試合という意味合いも強いです。
 日本選手の腕には喪章がしっかりと巻かれています。試合前には観客も一緒に黙祷が捧げられました。
 
 モチベーションを高めるには事欠かないこの試合、天国で見守る松田選手が喜ぶようなナイスファイトを見せてほしいです。

 さて、スタメン。ザッケローニ監督は、思い入れの強い攻撃的な3-4-3ではなく、現実的な4-2-3-1を選択しています。

 GKは川島選手、DFは4バック、右から内田選手、吉田選手、今野選手、駒野選手。
 ボランチは、不動の2人。キャプテン・長谷部選手とベテラン・遠藤選手のコンビです。安定感抜群です。
 攻撃的MFは3人。右から岡崎選手、本田選手、香川選手。いずれも、海外で活躍する旬の選手、楽しみです。
 1TOPは李選手です。在日韓国人4世として生まれた李選手。日韓戦には思い入れも相当強いでしょう。
 期待したいです。

 試合開始。
 立ち上がりは一進一退の攻防が続きます。
 日本が中盤でパスを繋ぎながら攻撃を組み立てようとしますが、ミスが多く、逆に韓国に鋭いカウンターを浴びてピンチとなる場面もしばしば・・・

 しかし、前半20分過ぎ位から日本の猛攻が続くようになります。
 中盤でのパスが繋がるようになり、攻め切れるようになったのが大きいです。慣れてきたのかな?
 海外組が多いこともあり、なかなか主力メンバー全員での練習は多くはないとおもいます。でも、試合の中で修正が出来るのは、彼らの戦術理解度の高さと技術レベルの高さをまざまざと見せつけれられました。

 そして前半35分、相手陣深くでインターセプトをした遠藤選手が少しタメて、中央の李選手へ。
 李選手、そのボールをダイレクトで近くの香川選手へ落とします。香川選手、見事なトラップから最後は右足でゴール左隅に蹴り込み、ゴールゲット!1-0日本先制です。

 ダイレクトで落とした李選手、その判断は見事でした。あそこでトラップしていたら、チャンスは潰れていたかもしれません。よく香川選手の位置を確認していました。

 そして、香川選手です。もうさすが、としか言いようがありません。今の日本代表の大きな柱となりました。
 特に、あのトラップ・・・素晴らしいとしか言いようがありません。
 彼のトラップはただ止めるだけでなく、次の動きをイメージしていて、その動きに合わせたベストの位置にボールを置こうと意図しています。

 あのトラップ技術は、世界的に見てもトップレベルなのでは?
 あのトラップがあるから、変幻自在なドリブルも更に活きてきます。
 相手DFにとったら、とんでもなく嫌な選手でしょう・・・

 それにしても、我が浦和レッズ原口元気君は、もし日本代表に選ばれたら、彼とポジション争いをしなければいけないのか、そりゃ、大変だ・・・

 元気もまだまだレベルアップしないと簡単には追いつけません。
 高い壁なのは間違いないですが、いつか超えてほしい。頑張れ、元気!

 前半36分、怪我で負傷した岡崎選手に代わって若い清武選手が入ります。

 そのまま、日本が押し気味で前半終了です。

 後半開始。

 選手交代はありません。

 後半8分、左SBの駒野選手がドリブルでカットイン、PA内に侵入しそのままシュート!惜しくもGKに弾かれますが、それを逆サイドの清武選手が拾い、そのままダイレクトで斜め後方の本田選手へ流します。
 本田選手は、コースをしっかり狙って、ゴール右隅に左足でしっかり決めます。

 2-0、日本追加点です!

 シュートを決めた本田選手はもちろんですが、その前に果敢にドリブルで突っ込んで行ってシュートを放った駒野選手のチャレンジは見事でした。

 怪我で不在の長友選手の代役での出場ですが、見事そのチャンスを活かしました!
 
 気落ちした韓国に、日本は更に追い打ち。
 9分、中盤でボールを奪った日本がショートカウンターを仕掛けます。
 中央でボールを持った香川選手が右サイドを並走していた清武選手にスペースへパスを出します。
 そして、自らゴ-ル前に走り込んで、清武選手からのリターンを受け取り、そのままダイレクトでゴールへ押し込みました。

 3-0、日本リードを広げます!

 ここら辺のワンタッチのボールコントロールの素晴らしさ、香川選手らしさ全開です。
 素晴らしい!

 後半11分、駒野選手に代わって槙野選手が入ります。駒野選手、素晴らしかったです。
 後半21分、長谷部選手に代わって阿部選手が入ります。元浦和の欧州組同志の交代です。

 後半28分、遠藤選手に代わって家長選手が入ります。彼も今年から欧州を舞台に飛躍しようとしている一人です。

 人が多く入れ替わっても、日本の攻勢は変わりません。
 途中から入ってくる選手も、技術が高く、戦術をしっかり理解している証拠です。

 しかし、日本の中盤のボール回しや攻撃の組み立ては見事です・・・

 特に欧州組の逞しさは、際立っています。
 中盤の香川選手と本田選手、彼らが日本の攻撃を司っていますが、いつもお互いに相手の場所を意識しているようにプレーをしていました。お互いの長所をしっかり出し合って絶妙なコンビネーションとなっていました。

 右SBの内田選手も、ドリブルで独走で持ち上がり、自らシュートを放つシーンもありました。
 惜しくもポストに阻まれましたが、今までの彼には感じられなかった力強さが見られました。

 厳しい舞台で戦うことは、人間を強くします。

 そのまま、日本がしっかりボールを保持して試合終了となりました。 
 
 3-0で日本の勝利、結果と共に内容でも完勝といえる素晴らしい仕合でした。

 次はいよいよW杯3次予選、負けられない試合が続いていきます。

 しかし、この試合内容を見ると安心させられます。強敵韓国に完勝。
 これを更に磨いていけば、まず問題ないのでは・・・そんな思いを抱かせる試合でした。

 U-22も、なでしこもそれぞれ頑張っています。
 ザック・ジャパンもW杯本番での活躍をみんなが期待しています。

 震災からの立ち直ろうとしている日本の希望の光となってほしい。

 頑張れ!ニッポン!!

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ザッケローニ監督について

 アジア杯で見事優勝を果たした、サッカー日本代表が昨日、帰国しました。
 空港でも大変な歓迎ぶりだったようで、選手達も感激したんじゃないでしょうか?
 
 しかし、今回の日本代表は本当に雰囲気が良かったようです。優勝した一番の原因はサブ組も含めたチームワークの良さです。
 選手のコメントや記事を見るとよく分かります。
 その雰囲気の良さを作り出すのに、大きな役割を果たしたのは、ザッケローニ監督であることは間違いありません。
 
 とにかく、気配りの上手な監督さんのようですね。一般的なイタリア人のイメージとはちょっと違うようです。
 練習だけでなく、普段から選手の会話や表情に注意を払い、一人一人に声を掛けていたみたいですね。
 特に、出番のあまりない控え選手に対するフォローには気を使っていて、声を掛けていた、とのこと。
 それもあって、控え選手のモチベーションが下がらず、急に出番を告げられても、見事な働きを見せましたね、みんなが。
 
 MVPを獲った本田(圭)選手は
 「熱さの中に優しさがある。それで自信を持ってピッチに入れる」
 と言っています。

 さすが、ヨーロッパのビッグクラブを渡り歩いた名将です。選手達のモチベーションを高め、それを維持することに長けています。
 みんなが、いける!という感触を持って、同じ方向に進む時、いい結果が出るものです。
 本当に周囲のことをよく観察していて、誰がどういう問題を抱えているか、察知する能力にも長けているのでしょう。何となく、日本人向きの監督さんですね。本人も日本をとても気に入ってくれているようです、とても、好意的だと。このまま、次のW杯まで続けてほしいですね。

 ザッケローニ監督から、僕らも見習うべきところは多そうです。
 W杯の前哨戦、コンフェデレーションズ杯への出場も決まりました。
 これも、とても大きいですね。W杯が開かれるブラジルで、ヨーロッパや南米の王者と真剣勝負が出来る、またとないチャンスです。とてもいい予行演習になりますね。
 
 それと、決勝戦で見事な左からのクロスを上げ、李選手の決勝点のアシストをした、長友選手がイタリアのインテル・ミラノに期限付き移籍することが決まりました。もちろん、このアジア杯の活躍が目に留まった、ということも大きいでしょう。

 インテルと言えば、昨年、チャンピオンズ・リーグやクラブW杯など、ヨーロッパの主要タイトルを総なめにした名門中の名門クラブです。

 そんなクラブのユニフォームを着て、で日本人がプレーするなんて・・・
 10年前なら、考えもしないことでした。本当に素晴らしいです。同じ日本人として、誇りに思います。
 思う存分、暴れてきてほしいです。頑張れ!長友選手!!<

2010年キリンカップ 「日本vsアルゼンチン」 観戦記

 今日の午前中、昨日ライブで観れなかった、サッカー日本代表の試合を録画で観戦です。

 ザッケローニ新監督の初陣、相手はあのアルゼンチン代表、メッシもいます。
 どんなサッカーを見せてくれるのか楽しみでした。

 試合は序盤から、どっちかというと日本ペース。アルゼンチンは移動の疲れ、時差ボケもあるのか、ミスが多かったです。
 日本の攻撃は、主にサイドから攻撃、中央の本田選手に一旦預けて、更に押し上げる感じです。

 システム的には1トップの森本選手の下に岡崎選手、本田選手、香川選手が並んだ、4-2-3-1フォーメーションでしたが、前の4人はかなり流動的に動いていましたね。
 特に岡崎選手のDFラインの裏を取ろうとする動きは素晴らしかったです。キーパーの正面に行ってしまった、決定的なシュートもありました。

 そんな中、前半15分過ぎ、右サイドからのクロスに本田選手が絡んで、後ろにこぼれたボールをボランチに入っていた長谷部選手が強烈なミドルシュート、GKが懸命に弾いたボールに詰めていたのは、岡崎選手でした。
 見事なシュートで日本先制!1-0です。

 いやー、なかなかきれいな得点でした。
 まず、長谷部君のミドルシュートが枠に行ったのに驚いた。浦和にいた時は、そんなミドルはめったに打たなかったし、打っても枠に行かないことが多かったです。
 ドイツで揉まれて、一回り大きくなって、埼スタに戻ってきてくれました。キャプテンマークもすっかり板についています。浦和サポとしては嬉しいですね!
 また、浦和の背番号「17」を着けてくれる日がこないかなぁ。いつでも戻ってきてね!

 それと、岡崎選手、あそこによく詰めていました!(森本君もちゃんと詰めていた。2人がきちんと基本どおり、シュートのこぼれ球に詰めていたことで生まれた得点です)
 あの人のところにはよくああいうボールが行きますね・・・「俺のところにこい!」といつも思っているんでしょう。本当のストライカーという感じです。

 しかし、岡崎君はつい数週間前、場所も同じ埼スタで、スーパーなボレーシュートを決めてから(僕も目の前で観てしまいました)、調子がいいみたいですね。
 浦和サポからみると、ちょっと複雑ですが、日本代表の力になったのですから、よしとしないと。

 しかし、全般的に低調だったとはいえ、アルゼンチンの選手の個人技の高さには感心しました。
 特に、怪我明けで出場も危ぶまれたメッシ選手は素晴らしかった!

 ボールを持ったら、とにかく取られない。DFが2~3人で囲んでもドリブルで突破して、シュート、パスまでいっていました。
 あの人だけは別次元でした。日本のDF陣もよく0点に抑えましたね。
 アルゼンチンも監督が代わって、まだ間もないみたいで、チームワークがイマイチでした。
 でもあれだけの選手が揃っているのだから、戦術が徹底されたら、怖いチームになりますね。アルゼンチンの場合、それが一番難しいことみたいですが・・・
 この日は、低い位置でしか持てず、そこからのチャンスメーカーの役割に終始してしまったメッシ選手が、最後の得点に絡むところで(もっと高い位置で)活躍できるようになると、これは怖いチームになります。

 試合はそのまま、日本が1-0で勝利し、歴史的な試合となったわけですが、アルゼンチンの出来の悪さを差し引いても、いいサッカーをしていました。
 本田選手のキープ力、香川選手のドリブル突破などが生きた攻撃になっていましたね。
 守備も森本選手、岡崎選手まで、全員でサボらずやっていました。
 メッシ選手にはやりたいようにやられたけど、そのパスを出す相手はしっかり抑えていました。

 これからが楽しみになる試合でしたね。願わくば、浦和の選手達が活躍してくれればうれしいけど・・・
プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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