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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 柏レイソル』(’13 ヤマザキナビスコ杯決勝)

 11月2日の土曜日。関東は、朝からあいにくの曇り空。風が肌寒い一日でした。

 この日、国立競技場で、ヤマザキナビスコ杯の決勝が行われました。
 今年の対戦カードは、浦和レッズと柏レイソルです。

 浦和が勝てば、10年ぶり2回目のナビスコ杯獲得となります。
 前回覇者となった2003年は、浦和にとって記念すべき国内初戴冠でした。
 このナビスコ杯獲得がターニングポイントとなって、チームが急成長を遂げ、2006年のJリーグ制覇、2007年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)獲得まで一気に駆け上がりました。

 今年も同じ舞台でナビスコ杯を勝ち取り、再びアジアの頂点を狙う足がかりにしたいところ。

 対する柏も、14年ぶり2回目のナビスコ杯王者を狙っています。
 Jリーグでの優勝の望みはほとんどなくなっていますから、ナビスコ杯に懸ける意気込みは相当なものでしょう。気持ちで負けないようにしないといけませんね。

 両チームは、ちょうど1週間前に、Jリーグの試合で顔を合わせています。
 そのときは、浦和が1点差で勝利を収めています。

 お互いに手の内を知り尽くしている実力チーム同士の対戦。白熱した試合を期待したいです。

 浦和のスタメンは先週のJリーグの試合から変更があります。
 リーグ戦出場停止明けの森脇良太選手と興梠慎三選手が復帰。現時点でのほぼベストメンバーが揃いました。
  
 試合開始。浦和のシステムはいつも通りの3−6−1。
 
 柏も、先週と同じく、フラットな3バックのシステムを採用しています。
 お互いにラインを高く保って、中盤で激しくプレスを掛け合うのも、先週と同じ展開です。
 とはいえ、タイトルがかかった大事な試合、両チームとも、かなり守備にウェイトを置いて、静かな立ち上がりとなります。
 
 浦和は、柏のカウンターを許さない厳しい守備です。
 特に、相手の攻撃のキーマン、レアンドロ・ドミンゲス選手へのマークは、絶対に外しませんね。

 柏は、中央の守備を徹底的に固めています。
 ボールは持たせても、浦和の前線へのクサビのパスは絶対に入れさせない、そんな守備です。

 どちらも気が抜けない、一瞬のミスが命取りになるピリピリした神経戦が続きます。
 アディショナルタイムに入って、このまま前半終了か、と思った終了間際に試合が動きました。

 45+2分の柏、右サイドの藤田選手から強く速いボールのセンターリングが入ります。
 そのボールにピンポイントで頭で合わせたのは、ファーサイドに待ち構えていた工藤選手でした。
 狙いすましたヘディングシュート。ボールは、逆を突かれたギシが必死に伸ばした左手をかすめて、ゴールネットを揺さぶりました。0-1、柏が先制です。

 工藤選手のマークを外す動きとシュートはもちろん、藤田選手の右足クロスも絶妙でした。

 ここまで、ほとんど柏に攻撃らしい攻撃をさせていなかった浦和でしたが、最後の最後で見事に決められてしまいました。

 結局、前半は0−1で柏がリードしたまま終了です。

 浦和は、ボールを保持するものの、柏ゴールに近づいてシュートを放つシーンをなかなかつくることができませんでした。
 柏の守備は、浦和の攻撃に対して、ほぼマン・ツー・マンで対応しているため、必然的に5バックのような形になります。
 リードを奪った柏は、さらに守備に人数をかけて守ってくるでしょう。
 浦和としては、スペースを埋められ身動きがとれない状況を打開しなければなりません。
 そのためには、ワンタッチでのパスやドリブルでの仕掛けを多くしたり、ミドルシュートを積極的に狙ってみるなど攻撃に工夫が必要でしょう。
 中央に立ちはだかる「黄色い壁」をこじ開けて、何が何でも得点を奪いたいところです。

 後半開始。

 開始直後から、リードされている浦和が前掛かりに一方的に攻め続ける展開となります。
 58分の浦和、スルーパスに反応した柏木君が柏のディフェンスラインの裏に抜け出します。
 柏木君、トラップから至近距離で右足シュートを放つもジャストミートせず。相手ゴールキーパーの手の中に収まります。
 
 その後も、圧倒的にボールを支配して攻め続ける浦和。
 しかし、柏守備陣の体を張った守備もあって、ゴールを奪うまでには至りません。

 苦しい状況を打開したい浦和は選手交代のカードを切ります。
 69分、右WBの平川忠亮選手に代わって、関口訓充選手を投入します。

 その直後の浦和、左サイドをドリブルで切り裂いた元気が中央のスペースに走りこんだ阿部君に絶妙のタイミングでパスを出します。
 阿部君、このボールを滑り込みながらダイレクトでシュートしますが、わずかにバーの上。惜しいシーンでした。
 
 押せ押せの浦和は、2枚目の交代カードを切ります。
 77分、ボランチの鈴木啓太選手に代わって、マルシオ・リシャルデス選手を投入。
 柏木君を一列下げて、ボランチに入れて、攻撃的なシステムに変更です。

 残り時間15分を切ったところで、スタジアムの浦和サポからは「Pride of URAWA」のロングコールが始まります。
 サポの願いを乗せたこのコールは、試合終了まで続きました。

 柏は、守備的な選手を投入し、全員で1点を守り切る戦術を徹底し、自陣ゴール前に分厚い黄色い壁を築きます。
 浦和は、手薄な両サイドをえぐってから中央に合わせる攻撃を繰り返しますが、あと一歩のところで跳ね返され続けます。

 44分には、ゴール前の混戦から興梠君が右足でゴールに押し込み同点ゴールと思われるシーンもありましたが、興梠君のボールを受けた位置がオフサイドの判定で幻に。

 アディショナルタイムは4分。
 最後の気力を振り絞って攻める浦和でしたが柏の必死のディフェンスを最後まで崩せず試合終了のホイッスル。
 結局、試合は0-1で柏の勝利に終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 カウンターから先制点を奪い、守備を固めて守り切る。柏のゲームプランにハマり込んでしまいましたね。

 タイトルを賭けた大事な試合ということで、神経質になりすぎてしまったのでしょう。
 前半はとくに、浦和の攻撃面での良さがほとんど出せませんでしたね。
 左サイドの槙野君のオーバーラップを絡めた攻撃は目立ちましたが、逆サイドからの攻めは控えめでした。
 それに、ボランチの位置も、相手のカウンターを警戒してか、かなり低めのポジショニングでしたね。
 失点を恐れるあまり、自分たちの最大の武器である攻撃力を自ら封印してしまったのなら、もったいない話です。
 リードを許した後半は、いつもの迫力ある攻撃を見ることができましたが、あれだけ中央に人数をかけられてスペースを消されると、苦しいですね。

 柏には、先週のJリーグでの敗戦をきっちりお返しをされてしまいました。
 浦和の攻撃の良さを上手に消していました。
 柏は、1週間前の敗戦から得た教訓をしっかりこの試合に生かしましたね。ナビスコ杯優勝おめでとうございます。

 選手の皆さん、素晴らしい雰囲気を作ってくれたスタジアムの両チームのサポの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 この試合は、浦和にとって残念な結果に終わりましたが、まだ、Jリーグ優勝という今年一番の大きな目標が残されています。
 この試合の敗戦が、自分たちの強みは何か、浦和のサッカーを選手一人ひとりがもう一度思い返し、チームが一丸にまとまるきっかけになることを願っています。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年ナビスコ杯決勝戦 「浦和 vs 鹿島」観戦記

 10月29日。いよいよ、この日がやってきました。
 2011年ナビスコ杯決勝、浦和レッズと鹿島アントラーズの決戦です。
 
 舞台となる国立競技場は秋らしい青空に包まれています。最高の舞台で、経験豊富な百戦錬磨の相手に監督交代で生まれ変わった若い浦和のサッカーがどこまで通用するのか、大いに期待しましょう。
 
 スタメンは、Jリーグの前節横浜戦で勝ったメンバーが中心です。
 変わったのは、右SBに2003年の浦和初戴冠を知る男、山田暢久君が入っています。

 注目はまず守備です。中盤でボールを奪われた時、鹿島の鋭いカウンターをどう止めるかが見所です。

 試合開始。

 フォーメーションは予想通りの4-1-4-1。
 4バックのラインの上に1ボランチ(アンカー)として啓太が位置し、その上に左から原口元気君、山田直輝君、柏木君、梅﨑司君が並び、1トップにセルヒオ・エスクデロが入っています。

 前節同様、中盤はかなり流動的に動いています。
 特に柏木君と直輝はお互いの位置を常に意識して、バランスを取りながらいつも通り精力的にピッチを走り回っています。
 積極的に直接ボールに絡んでいく直輝に対して、少し引いた位置でボールを引き出して両サイドへパスを配給しようとする柏木君という役割分担となっている感じです。

 25分過ぎ、鹿島のカウンターから野沢選手のシュートをGK加藤順大君が右手一本で弾き出すスーパーセーブも飛び出し、無失点で切り抜けます。
 
 逆に浦和は、30分過ぎに左サイド、元気とセルのパス交換から最後は司のシュートという決定機がありましたが、シュートが惜しくも相手DFの足に当たり枠の外へ・・・残念。

 前半を通して、両チームともゴール前でのミスパスが目立ちましたね。
 というよりも、DF陣の頑張りが目立ったと言うべきか・・・

 鹿島は浦和のセルへのクサビのボールは常に狙っていましたね。それに浦和の両翼(元気と司)へのマークは外していませんでした。浦和のストロングポイントを消しに行く、ここらへんの対応はさすが鹿島という感じです。

 しかし、浦和も鹿島の攻撃、特にカウンターへのケアは素晴らしかったです。
 永田君、濱田水輝君の両CBの出来ももちろんですが、スペースを消すアンカー啓太の読みが冴えていました。さすがベテラン、頼りになります。

 前半は、そのままスコアレスのまま終了となりました。
 どちらのペースとは言い切れませんが、若干浦和が押し気味だったような気がします。
 タイトルが懸った大事な試合らしい、緊迫した締まった好試合となりました。
 後半期待できそうです。

 それでは、後半。
 
 さて、これからはエンジン全開で・・・と気合を入れ直したのも束の間でした。

 後半開始早々の5分、直輝のスライディングタックルが遅れ気味に相手に入ってしまい、この試合2枚目のイエローカードで退場となってしまいました。これは痛い・・・

 鹿島相手に1人少ない状態で残り時間を戦わなければいけない。しかも、抜けたのが攻撃の中心である直輝とは・・・
 浦和にとっては試練の展開となりました。やっぱり、タイトルはそう簡単には取れませんね。

 ピッチの仲間へ両手を合わせて、頭を下げて謝りながらベンチへ下がっていった直輝。

 恩師である堀孝史監督の期待に何とか応えたい、タイトルを獲得して監督続投の力になりたい、という意気込みが強過ぎて、少し空回りしてしまいましたかね・・・無念さは痛いほど分かります。

 浦和はトップ下を一枚減らし、4-1-3-1として対応します。

 直後の後半7分には右サイドで司がサイドチェンジのボール上手いトラップ一発で交わし、強烈な右足シュートを放ちますが、惜しくもサイドネットへ・・・
 司は、リーグでの好調をしっかり維持していますね。今後の残留争いに向けて本当に頼もしい限りです。
 
 しかし、その後は一人多くなった鹿島が圧倒的に攻めまくります。
 防戦一方となった浦和は全員が自陣に戻り、体を張ったDFで何とか失点を防いでいます。

 後半31分、司に代わって高橋峻希君が投入されます。
 峻希は司のいた右OHの位置にそのまま入っています。
 
 ゴール前に人数を集めて中央を固めざるを得ない浦和に対して鹿島は、左右にボールを散らして、そこからゴール前に放り込みまくりますが、GK順大を中心に粘りました。際どいシーンは数多くありましたが、ゴールネットだけは揺らさせません。
 この試合に懸ける浦和の選手達の気持ちが伝わってきますね・・・素晴らしいです。

 後半35分、再びこの試合の転機が訪れます。
 鹿島の青木選手がこの試合2枚目のイエローをもらい退場、これで10人対10人。再び同数となりました。

 その後は一進一退の攻防となり、お互いに死力を尽くした死闘となります。
 本当にすごい試合になりました・・・浦和の試合では至近にない気持ちの入ったゲームです。
 堀監督のため、退場してしまった直輝のため、そして国立を埋めた浦和サポのため・・・

 素晴らしい団結力です。今年はあまり見られなかったチーム一丸となった戦いがようやくここに来て見られるようになりました。
 ちょっと遅かったですが、遅過ぎたわけではありません。
 手遅れになる前で本当に良かった・・・

 そのまま0-0で後半も終了。運命は延長戦に託されます。

 浦和は延長戦の頭から、キャプテンの啓太に代えてルーキーの小島君が投入されます。
 鹿島も同じくキャプテンの小笠原選手に代わって、増田選手が入ります。
 
 この切羽詰った状況で、実戦経験の少ないルーキーの選手を入れざるを得なかった浦和と経験豊富なスタメンと遜色ない選手を投入することが出来る鹿島。両チームの総合力の差がこういうところにも出てしまいます。

 延長前半15分、興梠選手に浦和の右サイドを突破され、折り返しを逆サイドの大迫選手に難なく決められてしまいました。0-1鹿島が待望の先制点を入れました。ここまで、よく耐えていましたが・・・残念です。

 そのまま延長前半終了。

 エンドを代えた延長後半、開始早々の2分に暢久に代えて坪井選手を投入です。

 点を取るしかなくなった浦和は、前掛かりになって攻めていきます。
 ボールを確保して逃げ切りを図る鹿島に対して、厳しいチャージを掛ける浦和の選手達。
 延長も後半に入って気温も高め、体力も限界に近付いているはずなのに、諦めたりサボっている選手は誰もいなかった。

 本当にいい試合になりました。スタジアムを埋めた4万5千人を超える両チームのサポも満足できるのでは?

 後半10分過ぎから、勝利を信じる浦和サポは「PRIDE of URAWA」の大合唱。
 奇跡の逆転勝利を諦めていないのは、選手もサポも一緒です。

 浦和は水輝をゴール前に上げたままのパワープレーで勝負に出ます。
 終了直前に放たれたセルの右足シュートは惜しくもポストの右に外れて万事休す。

 そのまま試合終了。0-1で鹿島の勝利となりました。

 鹿島はこれでJ通算15個目のタイトル獲得となりました。この試合の鹿島は優勝に値するパフォーマンスでした。鹿島サポの皆様、おめでとうございます。

 浦和の選手もみんな死力を尽くして戦いました。だから、強豪の鹿島相手にこれだけの試合が出来たんです。
 敗れたとはいえ、胸を張れる試合内容でした。

 今の時点でのチームの完成度、総合力ではまだ鹿島に及ばなかったのは確かです。
 ただ、浦和は選手もそうですが、チームとしてもまだまだ若い。これから伸びていくチームであることは間違いありません。

 メンバー入りした浦和の選手達には、ピッチ上の鹿島の選手の喜ぶ様子を目に焼き付けておいてほしい。
 そして、その悔しさをバネに更に練習を重ねて、いつの日か彼らにリベンジしてほしい。

 思い出すのは、やっぱり、2002年のナビスコ決勝。
 その時も今日と同じ相手鹿島に敗れました。しかも同じ0-1というスコアでした。

 そしてそのちょうど一年後に同じ舞台で同じ相手を倒して上昇のきっかけを掴み、強豪クラブへの階段を駆け上がって、最後には2007年のACL優勝でアジアの頂点まで登り詰めました。
 
 この試合の結果は残念なものとなりましたが、今後に大いに期待できる内容でした。
 Jリーグの残り試合も、このサッカーを続けていければ、残留は見えてくるでしょう。
 
 5~6年後、再びアジアの頂点に立ち、あの苦しい時期があったから今がある、選手もサポも心からそう思えることを信じています。

 選手達よ、うつむくな、前を向け!まだ全てが終わったわけではありません。

 次の戦いはもうそこです。落ち込んでいる場合ではありません。もう一度、J1残留という大きな目標に向かって、“チーム一丸”となりましょう。それがチーム力を高める最善の方法です。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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