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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 名古屋グランパス』(’16 1st 第9節)

 4月29日の金曜日、昭和の日。Jリーグ1stステージの第9節。
 浦和レッズは、名古屋グランパスと、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、川崎フロンターレとの激戦を制し、リーグ戦2連勝。
 攻撃陣が絶好調。現在、リーグ戦無敗、首位に立っています。
 対する名古屋は、序盤、監督が替わった影響から出遅れましたが、前節、新潟に競り勝って上り調子です。
 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 梅崎 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右に森脇君、センターに遠藤君、左に槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に梅崎君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 名古屋はフラットな4バック。
 ボールを奪った後は素早くサイドへ展開。最前線に陣取る長身のシモビッチ選手をターゲットに速攻を仕掛けます。

 立ち上がりから、ホームの浦和がボールを支配し、ゲームをコントロールします。
 強い追い風の影響からか、浦和のパスに乱れが生じることが多くなり、名古屋にカウンターのチャンスをしばしば与えてしまいます。
 それでも、今季、ここまで猛威を奮っている浦和の攻撃的な守備は、この日も健在です。
 ボールへの寄せが速く、名古屋に攻撃の形をほとんど作られません。

 25分の浦和、興梠君からのパスを受けた左サイド梅崎君がダイレクトで折り返します。
 このボールをゴール前中央、フリーで受けた柏木君がワントラップして、反転しながら右足を振り抜きます。シュートはジャストミートせず、ふわっとしたボールに。
 しかし、ボールが飛んだコースがラッキーで、相手ゴールキーパーの武田選手が手を伸ばしてなんとかボールに触れましたが、止めきれず、そのままゴールマウスに飛び込みました。1−0、浦和が先制します。

 先制しても、攻撃の手を緩めない浦和。
 32分の浦和、左サイド李君のヒールパスから梅崎君が強烈な右足シュートを放ちます。
 しかし、ボールはクロスバーを叩いて、惜しくもゴールならず。

 35分の浦和、カウンターから李君のスルーパスから抜け出した興梠君が完全に抜け出して独走。相手ゴールキーパーと1対1に。
 右サイドに流れた興梠君、左に切り返しながらシュートコースをこじ開けようとしますが打ちきれず、追加点の絶好のチャンスを逃します。

 39分の名古屋、右サイドでパスを受けたシモビッチ選手が胸でワントラップしてワンバウンドしたボールを右足で叩きます。
 かなり距離はありましたが、強い向かい風でドライブのかかった強烈なボールが浦和ゴールを襲います。
 意表を突かれた西川君、ゴール右隅に突き刺さりました。1−1、名古屋が同点に追いつきます。

 結局、前半は1−1の同点で折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が7本、名古屋が2本。
 浦和は、強い追い風の影響で、攻撃の起点となる最終ラインからのロングフィードのパスがなかなか通らずに、攻撃の組み立てに苦戦しましたね。
 それでも徐々に対応して、チャンスを作り出すことができましたが、決定力を欠いて、1点のみ。
 一方の守備は、相変わらずの安定感でした。
 名古屋のシュートをたった1本に抑えこみましたが、その1本が失点につながりました。
 シモビッチ選手のシュートは完璧でした。「仕方がない」と、気持ちを切り替えることが大切です。
 後半、前半同様の攻守の切替えの速いサッカーを展開し、チャンスを確実にものにしたいところ。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って試合をリードします。

 ホームで勝ち点3を確保したい浦和は、いつもより早めの選手交代で勝負をかけます。

 53分、梅崎司選手に代わって、駒井善成選手。
 駒井君は、右ワイドに入ります。関根君は左ワイドに回ります。

 すると、このミシャ采配が見事に的中し、直後に結果に結びつきます。

 56分の浦和、左サイド関根君が森脇君とのワンツーパスで裏に抜け出し、ゴールライン際からグラウンダーの折り返しをします。 このボールに反応したのが、ファーサイドに詰めていた李君。
 タイミングを合わせて後ろに下がりながら、鮮やかな左足のボレー。
 グラウンダーのボールがゴール左隅に吸い込まれました。2−1、浦和が勝ち越します。

 気落ちした名古屋に、さらに追い打ちをかける浦和。

 62分、相手ゴール前でボールを奪い返した柏木君が素早く興梠君に預けます。
 興梠君、鋭いカットインでペナルティエリア内に侵入、中央から右斜めに切り裂き、右足で強烈なシュート。見事、ゴールネットを揺らしました。3−1、浦和が突き放します。

 65分、右サイドで細かいパスつないで駒井君からマイナスのリターンを受けた柏木君が左の興梠君へパス。
 興梠君、中央へゴールと平行にドリブルしながら相手ディフェンダーを引きつけ、武藤君へパス。
 ほぼ中央でフリーで待ち構えていた武藤君、狙いすまして右足でダイレクトシュート。グラウンダーのボールがゴール左隅に吸い込まれました。4−1、浦和がダメ押しの1点を奪います。

 完全に意気消沈した名古屋相手に、浦和の選手たちは気持ちよくパスを回して、自分たちのサッカーを展開します。
 セーフティリードを保った浦和は、次々とフレッシュな選手を投入。

 73分、柏木陽介選手に代わって、伊藤涼太郎選手。
 83分、興梠慎三選手に代わって、青木拓矢選手。

 伊藤君は、左のシャドーに。青木君は、ボランチの一角に。
 李君が1トップに、武藤君が右のシャドーの位置に、それぞれ回ります。

 アディショナルタイムは4分。
 カウンターも効果的に活用し、前掛かりになる名古屋の反撃をいなしながら、時間を消費します。
 レフェリーの長い笛が鳴り、そのままタイムアップ。4−1で浦和の勝利に終わりました。


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 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 試合通じてのシュート数は、浦和が14本に対し、名古屋が5本。
 この数字の通り、スコアだけでなく、内容でも首位の浦和が名古屋を圧倒し、貫禄を示したゲーム。

 前半、ボールを保持しながら圧力を掛け続け、相手の体力と精神力を奪う。
 後半、相手の疲れが見えてきたところを見極め、勝負を仕掛けて仕留める。
 浦和の選手たちは、注文通りの“横綱相撲”を見せてくれました。

 この試合では、ミシャの選手起用の采配がズバリ的中。
 決勝点となる2点目、李君の得点を生み出しました。
 名古屋の守備は高さがあり、正面からの攻撃には強いが、横からの揺さぶりには弱い。
 前半の戦いから、そう判断したミシャは、駒井君を右ワイドに投入。関根君を左ワイドにコンバートしました。

 両翼からドリブルで仕掛けてを左右に振り回し、名古屋守備陣に穴を開ける。
 ミシャの狙い通り、関根君が左サイドを破って、中央で李君がフリーでシュートを打つことができました。
 関根君の突破からのクロス、李君の芸術的で正確なボレーシュートは見事でしたね。
 浦和の選手たちの技術的な高さを、まざまざと見せつけてくれました。

 それに加えて、周りの選手たちの動きも光りました。
 流れの中で左サイドに残り、そのまま攻撃に参加して、関根君とのワンツーパスを完成させた森脇君。
 ニアサイドでディフェンダー2人を引き連れて潰れ役となった興梠君。 交代選手も含め、すべての選手が、自分が何をするべきかを把握し、それを忠実に実行している。
 ミシャ・サッカーの理解がチームに浸透していることを示してくれた、象徴的なシーンでした。

 守備陣は、この日も大奮闘。名古屋に攻撃らしい攻撃をほとんどさせませんでした。
 最後尾の西川君の出番は、いつもより少なめ。それだけ、ラインの裏を取られたり、シュートを打たれるシーンが少なかったということ。
 浦和の目指す、「攻撃的な守備」がしっかり機能していました。

 とくに光っていたのが、遠藤君。この試合最大の功労者といっていいでしょう。
 危険なスペースを見つける危機察知能力、クサビのパスなどのフィードの正確性。
 遠藤君のディフェンダーとしてのオールマイティな才能は、この試合でも十分に発揮されていました。

 それに加えて、この日は、相手の1トップ・シモビッチ選手の対応もこなし、対人プレーの強さも見せてくれました。
 体格が二回りくらい違う相手と果敢にやり合う姿は、頼もしさを感じましたね。
 相手の強い当たりにも動じることなく粘り強く対応。無理にボールを取りにいかず、阿部君や槙野君のサポートを待つ。 それを90分間徹底できた、メンタルの強さはさすがです。
 普通にヘディングで競り合っても勝てない。それよりも、体を預けて、相手に自由にプレーさせない。
 そんな遠藤君の執念が、後半の大量得点を呼び込んだといってもいいかもしれません。

 攻守がしっかり噛み合い、スキのない戦い方で3連勝。首位をがっちりキープです。
 この調子で、1stステージを一気に駆け抜けたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、間にACL(ホーム、浦項戦)を挟み、週末の日曜日、大宮アルディージャと、アウェイでの「さいたまダービー」です。
 厳しいスケジュールですが、長距離の移動がありません。
 ACLもすでにグループリーグ突破を決めていますから、気分的にだいぶ楽でしょう。
 疲労やケガなどをしっかりケアして、最高のコンディションで試合に臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!


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【Jリーグ観戦記】『名古屋グランパス vs 浦和レッズ』(’15 2nd 第4節)

 7月25日の土曜日。全国的に、朝からうだるような暑さの一日。

 この日、J1リーグ・2ndステージの第4節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、ナイトゲームで名古屋グランパスと、アウェイ・パロマ瑞穂スタジアムでの対戦。

 浦和は、前節、サンフレッチェ広島との接戦を落としました。
 開幕からの無敗記録は「19」でストップ。
 ただ、内容は決して悪くはないので、嫌な流れをこの名古屋の地で断ち切りたいところ。

 対する名古屋は、清水エスパルスを相手に、退場者を出しながらも追いついてドロー。
 貴重な勝ち点1を獲得しました。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 高木 武藤
 FW:興梠


 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは右に高木君、左に武藤君。1トップに興梠君。

 名古屋の守備は3バック。高い位置を保ってコンパクトな中盤を形成します。
 攻撃はカウンターが中心。
 中盤でボールを奪った後、素早くサイドに展開し、1トップの川又選手に合わせます。
 
 立ち上がりから、アウェイの浦和がボールを支配し、優位に試合を進めます。
 中盤で名古屋を押し込む展開となります。
 
 19分の浦和、最終ラインからのロングフィードを受けた中央の高木君がダイレクトで左へ展開。
 パスを受けた柏木君が最終ラインを突破し、ゴールライン際から左足でクロスを送ります。

 しかし、名古屋もすぐに反撃。

 20分、永井選手がディフェンダーと競り合いながらも強引に左サイドを突破、最後は倒れ込みながら浮き球のクロスを送ります。
 逆サイド、フリーで待ち受けていた川又選手が頭で合わし、ヘディングシュートを難なく押し込みました。
 1−1、名古屋がすかさず同点に追いつきます。

 試合が振り出しに戻り、両チーム、「さあ、これから」と意気込んだ矢先でした。
 浦和に大きなトラブルが発生します。

 22分、名古屋の永井選手が最終ラインを突破し、ゴールキーパーと1対1となりかけ、それを後ろから止めようとした森脇君が引っ張って倒してしまいます。
 森脇君は、相手の決定機を妨害したということで、レッドカードの1発退場。

 浦和は、残り70分近くを相手より1人少ない人数で戦うことを余儀なくされます。

 32分の名古屋、浦和の最終ラインでのパスをカットした永井選手が、ダイレクトで右足ミドルシュートを放ちますが、右ポストの外にわずかに外れます。

 結局、1-1で同点のまま、前半を折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が5本、名古屋が4本。
 早い時間に退場者を出して、どうなることかと思った浦和でしたが、選手たちは、冷静に対応してくれました。
 1人少ないことを感じさせないサッカーで、ほぼ互角の戦いを見せた浦和。
 選手交代のカードを使うことなく前半を乗り切ったことは、戦術的な面でも、体力的な面でも大きいですね。

 得点を奪うチャンスは必ず訪れます。
 それまで失点をせずに耐えること。
 相手のミス、カウンター、セットプレー、一瞬の勝機を逃さないようにしたいです。
 
 後半開始。
 立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けるのは、1人少ない浦和の方。
 カウンターを中心に、効率的な攻撃で名古屋ゴールに迫りますが、得点を奪うには至りません。

 63分の名古屋、右サイドフリーでパスを受けた矢野選手がボールを持ち上がり、そのまま右足で強烈なグラウンダーのシュート放ちます。
 ボールは、左ポストに当ってゴールに吸い込まれました。1−2、名古屋が勝ち越しに成功します。

 64分の浦和、右サイドを突破した関根君が、深い位置からセンターリング。
 このボールに中央の武藤君が、右足ダイレクトで合わせますが、ボールはわずかにクロスバーの上を越えていきました。

 何とか追いつきたい浦和は、選手交代のカードを次々と切ります。

 72分、高木俊幸選手に代わってズラタン選手。
 72分、那須大亮選手に代わって梅崎司選手。
 76分、関根貴大選手に代わって橋本和選手。

 ズラタンは左シャドーへ。梅崎君は右シャドーへ。橋本君は左ワイドへ。
 阿部君が1列下がって最終ラインへ。武藤君が1列下がってボランチの一角へ。宇賀神君が左から右のワイドへ。

 失点のリスクを負い、攻撃的なオプションで得点を奪いにいく浦和。
 逃げ切りを図る名古屋は、ゴール前に人数をかけて固めます。

 89分の浦和、左サイドでボールを受けた橋本君が左足で絶妙なセンターリングを送ります。
 逆サイドの興梠君がフリーで右足ダイレクトで合わせますが、わずかに左ポストの外。

 アディショナルタイムは4分。
 前がかりに攻め続ける浦和でしたが、名古屋の堅陣を崩すことはできず、そのままタイムアップ。
 結局、1-2で名古屋の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 真夏の夜に繰り広げられた消耗戦、ホームの名古屋が決定機を確実に決めて接戦を制しました。
 試合通じてのシュート数は、浦和は13本、名古屋は10本。
 この数字からもわかるように、1人少ない浦和の方が内容的には上回っていました。
 ただ、やはり、決めるべきところで決めないと、勝てないのがサッカーです。
 浦和にとっては、勝てる試合を落とした、残念な試合と言っていいでしょう。

 浦和は、1人少なくなってから、ボールポゼッションを落とし、完全にショートカウンター狙いにシフト。
 戦術がシンプルになり、狙いが明確になって、選手たちの意思統一が図られたおかげで、攻撃がよりスムーズに鋭くなりました。

 逆に1人多いはずの名古屋は、浦和の強力なカウンターを怖がって、腰が引けた状態となり、数的優位を活かせませんでした。
 浦和が最終ラインを下げたせいで、永井選手のスピードを活かした突破の威力も半減されました。

 浦和のカウンター攻撃が、威力を発揮したのは、1人減っても前線の人数を減らさなかったから。
 ミシャは、森脇君が退場になったとき、選手の補充をせず、2バックのまま戦うことを選択します。
 薄くなった最終ラインを中盤の選手がフォローする形で、守備を再構築しました。
 1トップでサイド攻撃中心の名古屋のシステムから、「最終ラインに3人は必要ない」との判断したのでしょう。
 ミシャの試合を見る目、観察眼を改めて感じさせる場面でした。

 今季の浦和は、開幕から攻撃陣の組み合わせは試合ごとに変わりましたが、守備陣に関しては、一貫して固定メンバーで戦ってきました。
 この日のような、試合途中での突然のトラブルに、慌てることなく対応できるのは、長い時間かけて積み重ねてきたミシャサッカーに対する共通理解の深さがあればこそ。

 浦和の守備陣、ゴールキーパーの西川君、最終ラインの森脇君、那須君、槙野君、ボランチの阿部君、柏木君。
 彼らへのミシャの信頼の大きさが改めて示されましたね。

 浦和にとっては、痛い連敗。
 内容のいい試合をしながらも勝ち切れない、苦しい状況が続いています。
 相手より目に見えて運動量が落ちているわけでも、集中が切れる場面が増えているわけでもありません。
 シュートチャンスも決定機もしっかり作ることができています。
 ただ、最も集中力が必要で、正確さが要求されるフィニッシュの精度が少し狂ってしまっています。
 やはり、暑さや疲労の影響なのでしょう。

 このコンディションの中、精密機械のようなミシャのサッカーを体現するのは、想像以上に厳しいようですね。
 しかし、この“勝負の夏”を乗り切らないことには、「最強」の証明である、年間最多勝ち点は見えてきません。

 浦和にとって、ここは踏ん張りどころです。
 今のサッカーのスタイルはしっかり維持しつつ、結果もしっかり残す。
 そんな“夏仕様”のミシャサッカーを見出してもらいたいです。
 そういう意味では、負けたことは残念ですが、10人でここまで戦えた今節は、大いに参考になりそうですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節は3日後の水曜日、ヴァンフォーレ甲府とホーム・埼スタで対戦します。
 悪い流れは、ここで断ち切っておきたいところ。
 選手にとって地獄のような真夏の連戦。しっかりコンディションを整えて、乗り越えてほしいです。

 選手、スタッフ、サポが一丸となり、悲願の年間王者に向けて、突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 名古屋グランパス』(’15 1st 第7節)

 4月25日の土曜日。関東は、晴れたり曇ったりのお天気。
 日差しは穏やかで、吹く風も爽やか。絶好の行楽日和となりました。

 この日、JリーグJ1の第7節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、デーゲームで名古屋グランパスと、ホーム・埼玉スタジアム2002にて対戦。

 前節、浦和は、横浜F・マリノスを相手に鮮やかな逆転勝ち。首位をがっちりキープしました。
 対する名古屋も、清水エスパルス相手に得点を重ねて快勝。勢いに乗ってきました。

 ホームでは開幕から3連勝と、圧倒的な強さを誇る浦和。
 一方、アウェイでは今季、まだ勝ちのない名古屋。
 
 ここまでの相性通りの展開となるのか、注目しましょう。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 梅崎 武藤
 FW:ズラタン


 試合開始。浦和のシステムは、いつもと同じ3−6−1。
 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは右に武藤君、左に梅崎君。1トップにズラタン。

 名古屋の最終ラインは闘莉王選手を中心に3枚。フラットに並んで高い位置をキープ。
 中盤をコンパクトに保ち、ブロックをしっかりつくって守ります。
 ボールを奪ってからは、素早く長身のノヴァコヴィッチ選手に当てて、突破力のある2列目の選手が裏のスペースを狙います。

 立ち上がりからボールポゼッションに勝る浦和が試合を優位に進めます。

 浦和の中盤のプレスがかなり効いていますね。
 両サイドから高い名古屋のディフェンスラインの裏を突く、ショートカウンターが名古屋ゴールを脅かすシーンが何度か見られます。

 39分の浦和、右サイド持ち上がった森脇君がゴール前中央のズラタンにクサビのパス。
 ズラタンは、右足ワンタッチで右サイドで待ち構えていた関根君にはたきます。
 関根君がヘディングでゴール前に折り返しますが、相手ディフェンダーがカット。
 しかしクリアはミスとなり、ボールは再び関根君の足元へ。

 関根君、ゴールに平行にドリブルで切り込み、そのまま左足で豪快なシュート。見事、ゴールに突き刺しました。1-0、浦和が先制します。

 関根君、ボールを受けてからすぐにシュートにいかず、ゴールに平行してドリブル、シュートコースを探してから左足を振り抜きました。
 20歳になったばかりとは思えない、憎たらしいほどの冷静さです。

 前半はそのまま1-0、浦和がリードして折り返します。
 シュート数は、浦和が5本、名古屋が0本。
 このデータからもわかるように、ボールを支配した浦和が優位に試合を進めました。
 名古屋は、前半かなり慎重な試合運びに終始しました。もともとのゲームプランだったのでしょう。
 後半、点を取らなければならない名古屋は、前がかりに攻めてくることが予想されます。
 浦和は、相手のカウンターに気をつけながら、逆に相手のミスに乗じて試合を決める追加点を奪ってしまいたいところ。

 後半開始。
 サイドが変わっても浦和のベースは続きます。

 49分の浦和、左サイドの宇賀神君からゴール前に絶妙なセンターリングを入れます。
 そのボールに裏に抜けだしたズラタンが右足を合わせてダイレクトでシュート。
 ボールは枠をとらえましたが、相手ゴールキーパーの好守で惜しくもゴールならず。

 52分の浦和、右サイド関根君からの縦パスを受けたズラタンがポストなり、右ワイドで待ち構えていた梅崎君へパス。
 フリーで受けた梅崎君、余裕をもって狙いすまして右足センターリング。
 このボールをゴール前のスペースに飛び込んだ武藤君が胸で押し込んでゴールイン。2−0、浦和が突き放します。

 中央を起点に、サイドに展開してセンターリング。狙い通りの得点でしたね。
 スペースを見逃さずに走り込み、低いボールを足ではなく、体でゴールに押し込んだ武藤君の判断が光りました。
 ゴールキーパーと最終ライン間のスペースに絶妙なセンターリングを上げた梅崎君、それにニアサイドに飛び込んでつぶれ役となり、ゴールをアシストした阿部君も素晴らしかったです。
 
 2点差となっても攻撃の手を緩めない浦和。
 攻撃的な選手を立て続けに投入し、貪欲に追加点を奪いにいきます。

 69分、梅崎司選手に代わって李忠成選手。
 75分、武藤雄樹選手に代わって青木拓矢選手。
 李君は右シャドーに、青木君はボランチの一角にそれぞれに入ります。
 柏木君が一列上がって左シャドーに入ります。

 前線の動き出しが活発になり、ゴール前でのチャンスが増えます。
 しかし、フィニッシュの精度が悪く、得点には至らず。

 浦和は最後の選手交代のカードを切ります。

 84分、関根貴大選手に代わって永田充選手。
 永田君は右ストッパーに入ります。森脇君が一列上がって右ワイドへ。

 残り時間が少なくなり、浦和は守備的を固めて試合を閉めにかかります。

 アディショナルタイムは3分。
 名古屋は捨て身の反撃を仕掛けます。
 90+3分の名古屋、ゴール前の混戦から途中出場の田中選手が押し込み、ようやく1点を返します。
 しかし時すでに遅し。その直後、レフェリーの笛が鳴ってタイムアップ。
 2−1で浦和の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 スコアこそ最小得点差でしたが、内容的には一方的なゲーム。
 つねにボール支配率で上回り、相手ゴールに圧力をかけ続けた浦和の圧勝でした。

 前後半合わせた両チームのシュート数は、浦和が14本に対して名古屋は4本。
 また、コーナーキックの数も、浦和が8本に対して名古屋は3本。
 終始浦和ペースで試合が進んだことが、これらのデータからもわかりますね。

 浦和の勝因は、なんといっても攻守の切り替えの早さ。
 ボールを失った後、すぐに相手ボール保持者に圧力をかけ、自由にプレーをする余裕を与えませんでした。
 名古屋の選手たちは、浦和のプレスの厳しさにミスを繰り返し、攻撃の形をつくることができませんでした。

 相手ボールを奪ってからの攻撃も見事。
 ショートカウンターから相手の高いディフェンスラインを何度も突破して、決定機をつくり出しました。

 前線の連携も、大きく改善されましたね。戦術の理解、選手間の意思の疎通が高まったのでしょう。
 これまであまりなかった、3人目、4人目が絡んでフィニッシュまで持ち込むシーンが多く見られました。
 1トップと2シャドーの関係もよかったですね。
 ズラタンが最前線で相手ディフェンダーを引きつけてできたスペースを、武藤君・梅崎君がうまく使って攻撃を組み立てていました。
 さらに関根君、宇賀神君、槙野君らが、手薄となったサイドから効果的にドリブル突破を仕掛けることで、浦和は厚みのある攻撃を展開することができました。

 今季初めて、2試合続けて同じスタメン。
 ようやく、ベストメンバーが固まってきたということでしょう。
 これからさらに試合通して連携を深めていって、攻撃のバリエーションを増やしてほしいです。

 最後の失点は余計でしたが、選手たちの気を引き締めるためには良かったのかもしれませんね。

 最大の敵は、自分の中にいます。
 浦和の選手としてピッチに立っている以上は、1分1秒も油断せず、全力を尽くしてプレーをしてもらいたいです。

 スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節は、水曜日にヴァンフォーレ甲府とアウェイで対戦します。
 ゴールデンウィークに入り、週に2試合の厳しい連戦が続きます。
 ここが頑張りどころ。ここで積み上げた勝ち点があとでものをいいます。
 優勝を狙うためにも、選手・スタッフ・サポが一丸となって乗り切りましょう。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 名古屋グランパス』(’14 第34節)

 12月6日の土曜日。関東は日中、澄み渡った青空が広がりました。

 空気は身を切るように冷たいです。12月に入り、いよいよ冬本番という感じですね。

 この日、JリーグJ1の第34節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、名古屋グランパスとデーゲームでホーム・埼玉スタジアム2002にて対戦。

 浦和は、前節、後半アディショナルタイムの失点でサガン鳥栖と引き分けました。

 その結果、勝ち点でガンバ大阪に並ばれ、得失点差で2位につけています。

 自力での優勝が消え、非常に厳しい状況に追い詰められた浦和。

 それでも、可能性がある限り、あきらめるわけにはいきません。

 この試合に勝つことに全力を尽くし、他会場の結果を待ちましょう。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 青木 阿部 宇賀神 柏木 梅崎 
 FW:李


 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは阿部君と青木君のコンビ。

 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と梅崎君。1トップに李君。

 試合は開始早々に動きます。

 2分の浦和、左からのコーナーキックを得ます。

 キッカーの柏木君の左足から放たれたボールが、ファーサイドで待ち構えていた槙野君へ。

 槙野君、マーカーをうまく抑えながら、フリーで強烈なヘディングシュートを放ちます。

 ボールはクロスバーに当たり真下に跳ね、そのままゴールイン。1-0、浦和が先制します。

 槙野君、気迫でゴールにねじ込みましたね。

 電光石火の先制点。この試合に懸けている選手たちの気持ちが表れた得点でした。

 名古屋の最終ラインは4人。闘莉王選手とボランチのダニルソン選手を中心にセンターを固めます。

 攻撃は、1トップの川又選手に預けてから、両サイドに散らしての速攻が狙い。

 9分の名古屋、小川選手が右足で強烈なシュートを放ちますが、クロスバーに弾かれて得点にはならず。

 点をとった序盤こそ、浦和がサイドからリズムよく攻め込んでいましたが、徐々に態勢を立て直した名古屋に押される展開となります。

 名古屋は、両サイドの攻撃的MF、永井選手と小川選手がサイドバックと連携しながら、鋭いアタックを繰り返します。

 浦和は、両WBとボランチが守備に追われる場面が多く、前線と最終ラインが分断して攻撃を組み立てられない苦しい状況が続きます。

 34分の名古屋、矢田選手がカウンターから右サイド、かなり遠い位置からミドルシュートを放ちますが、右ポストを直撃。

 浦和はまたしてもゴールマウスに救われ、命拾いをします。

 結局、前半は1−0、浦和リードで折り返し。

 得点こそ浦和がリードしていますが、決定機の数や内容では名古屋が上回った45分でした。

 闘莉王選手が陣取る名古屋のセンターは、さすがに堅いですね。

 その前にいるダニルソン選手も効いていました。

 浦和は中央でなかなか起点がつくれず、ボールを失っては名古屋の切れ味のあるサイドアタックを受けてしまいました。

 リードしているとはいえ、1点ではまったく安心できません。

 浦和の選手たちも、前節、いやというほど思い知ったことでしょう。

 1点を守り切るのではなく、2点目、3点目を取りにいく。

 その強い気持ちが、奇跡を呼びます。選手たちの奮起に期待したいです。

 後半開始。

 52分に名古屋のディフェンスのキーマン、闘莉王選手が負傷退場。

 ここから試合の流れが一気に浦和に傾きます。

 中央で起点をつくれるようになり、攻撃の幅が広がり、持ち前の波状攻撃を仕掛けるシーンが増えます。

 65分の浦和、負傷した宇賀神友弥選手に代わって関根貴大選手が入ります。

 右WBに関根君が入り、左WBに平川君が回ります。

 68分の浦和、カウンターから右サイドの関根君が抜け出し、ドリブルでゴール前に切れ込みます。

 最後は横パスを受けた逆サイドの阿部君が狙いすましたミドルシュートを放ちますが、わずかに左ポストの外。

 72分、名古屋の左サイドからのコーナーキック。

 キッカーの小川選手の左足クロスに中央の矢野選手がヘディングで合わせます。

 タイミングよく叩きつけたボールは枠をとらえますが、西川君が横に跳んで左手一本でかき出します。

 しかし、そのこぼれ球を狙っていたのは牟田選手が、カバーに入った槙野君より一瞬早くボールに触り、ゴールに蹴りこみました。1−1、名古屋が同点に追いつきます。

 浦和は、前節に引き続き、またしてもセットプレーからの失点です。

 点を取るしかなくなった浦和は、すぐさま選手交代。

 74分、青木拓矢選手に代わってマルシオ・リシャルデス選手。

 柏木君をボランチに下げる超攻撃的なオプションを採用します。

 82分の名古屋、カウンターから左サイドを突破、中央の川又選手がフリーでダイビングヘッド。

 しかし、ボールは右ポストをかすめてゴールラインを割りました。

 86分、浦和は最後の交代カードを切ります。

 平川忠亮選手に代わって鈴木啓太選手。

 89分の名古屋、右サイド浦和陣内でパスをカットし、左サイドへ展開。

 ボールを受けた永井選手がドリブルで独走し、そのまま右足を振り切りました。1−2、名古屋が逆転に成功します。

 浦和は完全に前掛かりになっていたので、この形での失点は仕方ないですね。

 永井選手のシュートも素晴らしかったです。

 アディショナルタイムは5分。

 浦和は、最後の力を振り絞って反撃しますが、名古屋の堅い守りをなかなか崩すことができません。
 
 90+3分の浦和、李君の左足シュートが枠をとらえますが、相手ゴールキーパーが弾いて惜しくもゴールならず。

 結局、1−2で名古屋の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 今季を締めくくる最終戦は、主導権が行ったり来たりのハラハラドキドキのエキサイティングな試合。

 幸先よく開始直後に先制点を奪った浦和でしたが、その後に攻撃のリズムが悪くなってしまいました。

「勝たなければならない」という気持ちが、選手たちの意識の重心をほんの少し後ろに向かわせてしまいましたね。

 優勝争いという極度のプレッシャーがそうさせるのでしょう。

 先制してから名古屋ペースの時間帯が多かったですが、浦和にも決定的なチャンスはいくつもありました。

 とくに後半、闘莉王選手が負傷退場したあとは、いつ浦和が追加点を奪ってもおかしくない状況。

 ここで2点目をとれなかったことが、最大の敗因となってしまいました。

 今季の浦和は序盤戦から、先に点を奪ったあとに落ち着いてしまい、2点目がなかなかとれずに苦戦するという試合が目につきました。

 中盤戦までは、守備陣の頑張りによって覆い隠されていましたが、守備の集中力が落ちてきた終盤戦に徐々に目立つようになりました。

 そして興梠君の負傷離脱により、大事な最終盤に解決されていなかった問題が一気に吹き出した格好です。

 西川君を守護神として迎えた今季、守備力については目を見張る成長を見せてくれました。

 選手層は厚くなり、攻撃の組み立てなどミシャのサッカーの戦術に対する理解度も大きく向上しました。

 それでも優勝に手が届かなかった理由を挙げるならば、『勝負どころでの決定力』ということになるでしょう。

「ここで決めれば、相手に与えるダメージが大きい」

「ここで決めれば、相手は立ち直れない」

 そういう場面で決めきれず、相手に合わせてペースを落としてしまう、精神的な甘さが優勝を逃した最大の理由です。

 中盤まで大きな勝ち点差をつけて独走しながらも、最後に失速しての2位。

 主力選手を怪我や病気で欠くというアクシデントもありましたが、それは他のチームにもあること。言い訳にはなりませんね。

 優勝するための実力が不足していた。ただそれだけのことです。

 本当に悔しいですが、この悔しさをバネにメンタルの部分を鍛え直し、来季こそ、悲願のリーグ優勝を勝ち取ってほしいです。

 スタジアムに足を運んだ皆さん、お疲れ様でした。

 そして、優勝という夢をシーズンの最後の最後まで見せてくれた浦和の選手、スタッフの皆さんには感謝したいです。

 本当にありがとう! お疲れ様でした。

 惜しくも夢は叶うことはありませんでしたが、この苦い経験は、来季の終盤に必ず生きてきます。

 これまで積み重ねてきたサッカーに上積みをし、さらなる進化を遂げた、新しい浦和を見せてくれることを期待します。

 監督がミシャに代わって4年目の来季こそは、夢を夢のまま終わらせず、実現するシーズンに。

 Jの頂点、そして、アジアの頂点へ再び!

 2015年も、選手、スタッフ、サポ一丸となって、駆け抜けましょう。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『名古屋グランパス vs 浦和レッズ』(’13 第20節)

 8月10日の土曜日。関東は朝から青空が広がり、真夏の猛暑に見舞われました。
 立っているだけで、汗がじわっと噴き出してくるような蒸し暑さ。厳しい残暑です。

 この日、JリーグJ1の第20節が各地で行なわれています。
 我が浦和レッズは、ナイトゲームで名古屋グランパスエイトとアウェイ・豊田スタジアムで対戦しています。

 浦和は、前節、首位のサンフレッチェ広島に快勝して、優勝争いに踏みとどまりました。
 いい流れをつないで、さらに連勝を伸ばし、今節も勝ち点「3」を確保したいところ。

 対する名古屋は、開幕から下位に低迷していましたが、徐々に本来の実力を発揮して現在4連勝中と好調です。
 来季のACL出場権内3位にいる浦和との勝ち点差は「10」。まだ諦めるような数字ではありません。
 ホームでその浦和を叩いてさらに上を目指そうと気合を入れてくるでしょう。油断は禁物です。
 
 浦和のスタメンは前節から変更ありません。
 
 試合開始。浦和のフォメはいつも通りの3−6−1。

 名古屋の守備は4バックです。ディフェンスラインの位置がかなり高いですね。
 お互い、最終ラインからパスを回しながら、相手のスキを見つけて縦パスを入れようと虎視眈々と狙う、そんな展開が続きます。
 
 26分の浦和、左サイドに展開したボールを宇賀神君がゴール前にクロス。興梠君と柏木君の二人が飛び込みますが、どちらにも合わずにゴールならず。

 名古屋は、左サイド(浦和の右サイド)からの攻撃が多いですね。
 深くえぐってからクロスを上げてケネディ選手の頭に合わせてきます。シンプルですが迫力ある攻めです。
 
 浦和は、このあたりから攻撃のテンポがよくなり、徐々に主導権を握るようになります。

 36分の浦和、カウンターから元気が単騎で名古屋陣内に突進、ファールを受けてゴール前正面の絶好の位置でのフリーキックを得ます。
 柏木君の左足から放たれたボールは惜しくもポストの右に外れます。

 44分の浦和、那須君から出たロングフィードが柏木君に通り、そのボールをワンタッチでゴール前に叩きます。
 柏木君のパスに素早く反応したのは興梠君。右足ダイレクトでシュートを放ちますが、わずかにポストの左に外れました。

 アディショナルタイムに入った45+2分、再び浦和にビッグチャンス。
 左サイドで抜けだした元気が、ペナルティエリア内を中央にドリブルで切れ込む得意の形に持ち込み、相手を引きつけてから柏木君へパス。
 柏木君、至近距離から左足の狙いすましたシュートは相手ゴールキーパーの好守にあって、惜しくもゴールならず。

 前半は0−0のスコアレスで終了です。

 浦和のシュートは7本、名古屋のシュートは1本。
 このデータ通り、内容では浦和が押し気味の前半でした。
 名古屋の守備は、中央はがっちり固めていますが、どちらかのサイドが空くことが多いです。
 浦和としては、空いている方のWBにボールを集めて効果的な攻撃を続けたいところです。

 後半開始。
 
 前半とはうって変わって、名古屋ペースで始まります。
 50分の名古屋、左サイドからのクロスにケネディ選手が左足で放ったシュートはバーをかすめていきました。
 ケネディ選手、完全にフリーでしたが、目の前でワンバウンドしたボールにわずかに合わせきれなかったのでしょう。浦和としては助かりました。
 58分の名古屋、今度は右サイドからのクロスに藤本選手が頭で合わせますが、これもわずかにバーの上。

 浦和は、WBが上がった裏のスペースを突かれてピンチの連続です。
 ちょっと危なっかしいな・・・と思っていたら、案の定、名古屋にそのスキを突かれてしまいます。

 60分の名古屋、カウンターから左サイドで自陣からのロングフィードを受けた小川選手が抜け出し、左足で絶妙なグラウンダーのクロス。
 そのボールに玉田選手が合わせます。
 玉田選手、左足のトラップで順大もかわして、無人のゴールに流し込みました。0−1、名古屋が先制します。

 啓太がスライディングで何とか足に当てましたが、クリアしきれず。わずかに間に合いませんでしたね。残念。
 玉田選手、啓太の足に当ってバウンドが変わったボールを、冷静に左足でコントロールしました。さすがです。

 先制点を奪われて浮き足立っている浦和に対して名古屋がさらに畳み掛けます。

 64分、ゴール前中央でケネディ選手がポストプレーで玉田選手に落とします。
 玉田選手が右サイドを駆け上がっていた藤本選手を確認し、絶妙なタイミングでパス。
 ディフェンスラインの裏に抜け出した藤本選手がワンタッチでゴール前に折り返します。
 このボールを待ち構えていたケネディ選手が右足で難なく押し込みました。0−2、名古屋が突き放します。

 リードを許した浦和は、立て続けに2枚の選手交代のカードを切ります。
 67分、鈴木啓太選手に代わって山田直輝選手。
 73分、平川忠亮選手に代わって関口訓充選手。

 直輝は、久々のJリーグでのプレーです。公式戦は1年4ヶ月ぶりですか。
 おかえりなさい。「浦和の心臓(ハート)」!

 柏木君が一枚下がってボランチに、直輝が2シャドーの一角に入ります。
 関口君はそのまま右WBに入っています。

 前掛かりに攻めるものの、シュートすら打たせてもらえない浦和。
 徐々に焦りの色が濃くなっていきます。暑さと疲労からか運動量も減ってミスも多いですね。

 名古屋は守備的な選手を入れて、システムも3バックに変えて万全の逃げ切り体制を整えます。

 87分、浦和は最後のカードを切ります。
 宇賀神友弥選手に代わって、マルシオ・リシャルデス選手。
 マルシオはそのまま左WBに入り、さらに攻撃的な布陣となりました。
 
 しかし、アディショナルタイムは4分も、名古屋の老練なディフェンス陣に難なくあしらわられて、試合終了のホイッスル。
 結局、0−2で名古屋の勝利となりました。

 どちらが勝ってもおかしくない試合内容でした。むしろ、浦和が押している時間帯の方が長かった印象もありますね。
 勝敗を決めたのは、結局は決定力の差でした。
 浦和にとって悔やまれるのは、幾度かあった決定機を逃してしまったこと。
 サッカーに「たら」「れば」は禁句ですが、前半終了間際の2つのビッグチャンスのどちらかでも決めていれば、その後の展開はまったく変わったものになったでしょう。
 名古屋のガチガチに固めた中央の守りを崩せたことは連携面での成長の証ですが、やはり得点に結びつかなければ、意味がありません。
 攻撃陣には大いに反省してもらって、この苦い経験を次節以降に生かしてもらいたいものです。

 この試合の明るい話題といえば、直輝がようやく戦列に復帰したことでしょう。
 試合勘などは、まだまだこれからでしょうが、体の動きなどを見ている限り、怪我の影響は感じさせないハツラツとしたプレーぶりでした。
 この厳しいコンディションの中、直輝の豊富な運動量とボールを呼び込める動き出しの良さは、浦和の緻密なパスサッカーの大きな支えになりそうです。期待したいですね。
 
 過酷なコンディションのなか全力でプレーした選手の皆さん、蒸し風呂のような気候のなか声を出し続けたスタジアムの両チームのサポの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 この1敗はたしかに痛いです。でも、まだまだリーグは中盤戦。本当の勝負どころはまだまだ先にあります。
 浦和は、今は耐える時かもしれません。1戦1戦しぶとく確実に勝ち点を積み重ねて、上位陣に食らいついて優勝争いに踏みとどまりたいですね。
 
 頑張れ!浦和レッズ!!

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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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