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【Jリーグ観戦記】『清水エスパルス vs 浦和レッズ』(’15 2nd 第11節)

 9月19日の土曜日、J1リーグ・2ndステージの第11節。
 浦和レッズは、清水エスパルスと、アウェイ・エコパスタジアムにて対戦。

 浦和は、前節、柏レイソルに1点差ではありましたが、内容的には圧倒して勝利を収めました。
 年間最多勝ち点争いも、首位と同勝点の2位と絶好の位置につけています。

 対する清水は、前節、サガン鳥栖相手にスコアレスドロー。
 2試合連続の引き分けと、調子が上がりません。
 年間勝ち点争いも、2ndステージ第10節を終えた時点で、降格圏内の17位と尻に火がついている状況。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 阿部 
 MF:関根 柏木 武藤 宇賀神 梅崎 高木
 FW:興梠


 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、森脇君、那須君、宇賀神君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に梅崎君。シャドーは右に高木君、左に武藤君。1トップに興梠君。

 清水の最終ラインは4人、フラットに並びます。
 選手間の距離を密にし、中央をしっかり固めます。
 攻めては、強力2トップ、ウタカ選手と鄭選手の高さとフィジカルの強さを活かし、シンプルですが迫力のある攻撃を仕掛けます。

 両チームともボールが足につかず、落ち着かない立ち上がり。
 時間とともにアウェイの浦和がボールを支配し、主導権を握ります。

 22分の浦和、関根君の右サイドからのクロスに、武藤君が頭で合わせてゴールネットを揺らします。
 しかし、惜しくもオフサイドの判定でゴールならず。
 浦和は、このシーン以外にも、右サイド関根君の突破から何度か決定機を迎えましたが、決め手を欠きます。

 28分の浦和、清水陣右サイドでフリーキックを獲得します。
 キッカーは柏木君。左足から放たれたボールに、ニアサイドの阿部君が頭で逸らしてコースを変えます。
 ファーサイドに流れたボールに飛び込んだのは森脇君。
 フリーでヘディングシュートを放つと、ボールが相手に当たり、そのままゴールに飛び込みました。1-0、浦和が先制します。

 その後も浦和優位の展開が続きますが、清水がワンチャンスをものにします。

 38分の清水、左サイドからのコーナーキックを獲得。
 キッカーは大前選手。右足でのセンターリングに、鄭選手がマーカーを交わして飛び込みます。
 ドンピシャのタイミングで放たれたヘディングシュートが、ワンバウンドしてゴールマウスの中に。1−1、清水が同点に追いつきます。

 前半は、1−1のまま同点で折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が4本、清水が5本。
 シュート数はほぼ同じ。スコアも同点。
 しかし、内容的には浦和が優位に進めた前半でした。
 浦和は、攻撃から守備への切り替えが素早く、相手に自由な攻撃をさせませんでした。
 とくに、清水の司令塔、大前選手をしっかり封じることができましたね。
 相手の強力2トップを孤立させることで、清水の攻撃力は半減しました。
 攻撃は、サイドはしっかり使えているので、それを継続してほしいです。
 決めるべきチャンスを確実にものにしたいですね。

 後半開始。
 立ち上がりから、ホームの清水が前掛かりになり、攻勢を強めます。
 しかし、勝ち越したのは浦和。

 55分の浦和、左サイドの梅崎君から逆サイドを走る関根君にサイドチェンジのパスが入ります。
 関根君、右足ダイレクトでディフェンスラインとゴールキーパーの間のスペースに折り返します。
 ここに飛び込んだのは興梠君。
 ダイレクトで合わせてシュート。ゴールネットを揺らしました。2−1、浦和が勝ち越しに成功します。

 点を取らなければならない清水は、選手交代も行い、さらに前掛かりな姿勢を強めます。
 それに対して、リードをして余裕のできた浦和は、重心を後ろに移し、カウンター中心の攻撃に切り替えます。

 66分の浦和、カウンターからオーバーラップした森脇君が左サイド深くをえぐり、左足でクロスを送ります。
 このボールがファーサイドの武藤君に通ります。
 武藤君、ワントラップして冷静に右足でシュート。狙いすましたボールが、左サイドネットに吸い込まれました。3−1、浦和が突き放します。

 浦和は、立て続けに選手を投入し、追い打ちを掛けます。
 
 68分、高木俊幸選手に代わってズラタン選手。
 73分、興梠慎三選手に代わって青木拓矢選手。
 ズラタンは1トップに。青木君はボランチの一角に。
 柏木君が、一列上がって右シャドーへ。

 浦和は、清水の圧力をうまくいなしながら、カウンターのチャンスをうかがう余裕の展開。

 浦和は3枚目の交代カードを切り、試合を閉めにいきます。
 85分、関根貴大選手に代わって平川忠亮選手。
 平川君は、そのまま右ワイドに。

 アディショナルタイムは4分。
 90+1分の浦和、右サイドでボールを受けた武藤君が中央に折り返します。
 このボールに反応したのは柏木君。スペースに飛び込んで左足を合わせてシュート。
 ダイレクトで左足アウトサイドにかけたボールが、左サイドネットに飛び込みました。4−1、浦和がダメ押し点を奪います。

 試合は、そのままタイムアップ。
 4-1、浦和が勝利しました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 試合通じてのシュート数は、浦和が16本。清水が15本。
 終始自分たちのペースで進めた浦和が、粘る清水を後半に突き放して快勝。
 両チームが現在置かれた状況がそのまま結果に表れた試合となりました。
 
 勝敗を分けたのは、サイドでの攻防。
 清水は、浦和の中央突破を警戒し、中央の守備を固めてきました。
 その分、両サイドに大きなスペースが空くことが多かったですが、浦和はそれを見逃しませんでした。
 サイドチェンジのパスも有効に使って、清水の手薄なサイドをドリブルで切れ込み、チャンスを量産しました。

 とくに光ったのは右サイドの攻撃。
 右シャドーの高木君と右ワイドの関根君の関係が素晴らしかったです。
 高木君は、意識して中寄りのボジションを取っていました。
 張り出さずに相手ディフェンダーを引きつけることで、大外を関根君が突破するスペースをうまくつくりました。

 関根君は、抜群のドリブルの切れ味でしたね。
 スピードを活かした突破でマーカーを翻弄、つねに大きなスペースが与えられた状況で、いきいきとプレーしていました。
 槙野君の出場停止の影響で、左からの攻撃が控え目だった分、右からの攻撃の迫力が目立ちました。
 2人のコンビネーションは、これからも浦和の攻撃をリードしてくれるでしょう。
 どんなプレーを見せてくれるのか、楽しみですね。

 前半は相手に圧力を掛け続け、疲れの見えた後半にフレッシュな選手を投入し、一気に勝負をつける。
 ミシャのプラン通りのサッカーを90分間やり通しました。
 強い浦和が帰ってきましたね。

 今後の戦いに向けて、勢いをつける会心のゲーム。
 この日の勝利で、年間最多勝ち点争いで広島を交わして再び首位に立ちました。
 2ndステージの順位も、暫定ですが3位に浮上し、優勝を狙える位置まで上がってきましたね。
 残り6試合、本当に楽しみになってきました。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節は、一週間後の土曜日、鹿島アントラーズとアウェイで対戦します。
 今季の行方を占う大事な一戦ですね。
 厳しい戦いになるのは間違いありません。
 ぜひ、自分たちのサッカーを信じて、勝ち点3を持ち帰ってもらいたいです。

 選手、スタッフ、サボが一丸となって、悲願の年間王者に向けて突き進んでいきましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 清水エスパルス』(’15 1st 第15節)

 6月7日の日曜日。関東は朝から気持ちのよい青空が広がりました。
 この時期にしては珍しく、湿気のないからっとした過ごしやすい一日。

 この日、J1リーグ・1stステージの第15節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、デーゲームで清水エスパルスと、ホーム・埼玉スタジアム2002にて対戦。

 浦和は、前節、アウェイで柏レイソルと対戦。
 後半アディショナルタイムの得点で何とか追いつき、貴重な勝ち点1を積み上げました。
 開幕からの不敗記録はJ1新記録の「14」まで伸びています。

 対する清水は、開幕から調子が上がらず、降格圏に沈んでいます。
 しかし、前節、川崎フロンターレに大勝し、浮上のきっかけを掴みつつあります。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:岡本 那須 槙野 
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠


 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、岡本君、永田君、槙野君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは右に李君、左に武藤君。1トップに興梠君。

 清水の守備は、フラットな4バック。
 ディフェンスラインをかなり高い位置に設定しています。
 中盤をコンパクトに保ちながら、かなり激しくプレッシャーをかけてきます。
 ボールを奪った後は、最前線のウタカ選手に預けて、サイドから素早い攻撃を仕掛けます。

 14分の清水、浦和陣でボールを奪い、左サイドのデューク選手に展開。
 ウタカ選手、ダイレクトで右足でゴール左隅を狙ったシュート。
 ここは西川君が横っ飛びで左ボスト外へ弾き出し、ピンチを逃れます。

 清水は、あくまでも攻め合いを挑むようです。
 ディフェンスラインを引かずに前線から圧力を掛け、浦和の両ワイドの裏のスペースを狙い続けます。

 両チームの選手が狭いエリアに密集し、球際の攻防が激しいですね。
 いかに相手のディフェンスラインの裏を突けるか。
 ギリギリのせめぎ合いが続き、両チームのオフサイドの数も増えます。

 お互いに一歩も引かずに前から仕掛け合いますが、決め手を欠きます。
 結局、0−0、スコアレスの同点で前半を折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が2本、清水が3本。
 両チーム積極的に仕掛けた割に、シュート数が少なかったですね。
 清水が前半からかなり飛ばしてきて、厳しいプレスを仕掛けてきたこともあり、浦和はなかなか攻撃の形が作れませんでした。
 清水の運動量は、どこかで落ちてきくるでしょう。
 浦和は、必ず訪れるであろう決定機をいかに決めきれるか。
 後半は、我慢が試される45分になります。

 後半開始。
 
 52分の浦和、相手のクリアミスを拾った李君が柏木君に落とします。
 ボールを受けた柏木君、清水陣ゴール前中央にドリブルで切り込みます。
 このカットインは相手ディフェンダーに止められますが、こぼれ球が左サイドの興梠君の足元へ。
 興梠君、右足で外に切り返しながらボールを左足に持ち替え強烈なシュートを放ちます。
 ボールは見事ゴール左隅に飛び込み、サイドネットを揺らします。1-0、浦和が先制です。

 興梠君、ボールを受けた瞬間、シュートコースないと判断するや、素早く切り返し、隙間をこじ開けてシュートをねじ込みました。
 流れるような鮮やかな身のこなし。身体能力を高さを改めて見せつけてくれました。

 先制した浦和は、立て続けに2枚の選手交代のカードを切ります。
 58分、柏木陽介選手に代わって青木拓矢選手。
 66分、李忠成選手に代わって梅崎司選手。
 青木君は、そのままボランチの一角へ。梅崎君は、シャドーの右へ。

 時間の経過とともに両チームの運動量が落ち、中盤が間延びして、オープンな展開となります。
 ショートカウンターの応酬、ゴールからゴールへボールが激しく行き交います。

 71分の浦和、梅崎君が相手ディフェンダーを引きずりながら、ペナルティエリア内に侵入。
 梅崎君のグラウンダーのクロスに阿部君が突っ込んで右足シュートを放ちますが、相手ゴールキーパーに阻まれ、ゴールならず。

 浦和は、最後の選手交代のカードを切り、試合を閉めにいきます。
 76分、岡本拓也選手に代わって鈴木啓太選手。
 啓太は、ボランチの一角へ。阿部君が一列下がって右ストッパーへ。

 79分の清水、左サイドを突破した石毛選手がゴールライン際からマイナスのセンターリング。
 このパスに中央で大前選手が合わせて右足ダイレクトで強烈なシュート。
 ボールは枠をとらえますが、西川君が横っ飛びして弾き出すビッグセーブでチームを救います。

 アディショナルタイムは5分。
 前線に人数を掛けて攻める清水に対して、全員がしっかり引いて守る浦和。
 体を張った守備は、最後まで崩れませんでした。

 試合はこのままタイムアップ。1−0で浦和の勝利となりました。。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 中盤でのボールの奪い合い、積極的なプレスの掛け合いとなった一戦は、浦和が格の違いを見せつけ、勝ち点3を獲得しました。
 
 局面、局面での球際での競り合いは、まさにプライドを掛けた“決闘”という感じで気合が入っていました。
 特に、浦和の右サイド(清水の左サイド)の引っ張り合いは、見応えがありましたね。
 清水の攻撃陣は、関根君が上がった後ろのスペースを入れ替わり立ち替わり狙っていました。
 浦和のシステムの弱点を突くこと。
 関根君に自陣深くまで戻して攻撃参加を遅らせること。
 この2つを意識した戦術です。
 清水の意図通り、この試合での関根君は自陣での守備に追われて、得意のサイドからの突破という形を作ることができませんでした。
 コンビネーションで崩す場面も、いつもより少なかったです。

 攻撃では見せ場が少なかった関根君でしたが、守備では成長した姿を見せてくれました。
 相手の突破にも動じることなく体をぶつけ、相手を自由にプレーさせない粘り強く対応していました。
 何度か右サイドを突破され、決定機を作られましたが、無失点で切り抜けたことは、右ストッパーに今季初スタメンとなったユースの先輩、岡本君とともに、評価されるべきでしょう。

 一方、攻撃面で大車輪の活躍だったのが、1トップのポジションに入った興梠君でした。
 決勝点となった得点も見事でしたが、それ以外の場面でも輝きを放っていました。

 最前線でボールをキープし、攻撃の起点として機能し続けました。
 ボールを左右にはたいた後は、ゴール前のスペースに飛び込む動きを怠らず、浦和の決定機を何度も演出しました。
 
 サイドからの攻撃があまり機能していなかった分、中央での興梠君の存在感が余計に目立ちました。
 李君、武藤君とのコンビネーションも、試合を重ねるごとに良くなっています。
 これからも、さらにたくさんのゴールを決めてくれることでしょう。楽しみですね。

 前半こそ、清水の激しいプレッシャーに思うようなサッカーができなかった浦和。
 しかし、後半に入ってギアを一段階上げ、主導権を握って得点を奪い、そのまま押切りましたね。
 スコアこそ最小得点差ですが、以上の力の差を感じました。
 まさに、横綱相撲と呼べる貫禄の試合運びでの勝利。
 浦和の今季の強さを象徴する試合でした。

 浦和の選手たちには、どんな状況になっても、「自分たちのサッカーさえしていれば、いずれ得点は奪える」という余裕があります。
 うまくいかない時間帯が長くても、気持ちを切らさずに耐えられるのは、自分たちのサッカーに対する自信と手応えがベースにあるから。

 今節の勝利で、開幕からの無敗記録は「15」となりました。
 どこまで伸びるのでしょうか。楽しみですね。

 スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節は、日本代表の試合があるため、中断期間を挟んで再来週末(土曜日)にヴィッセル神戸とアウェイで対戦します。

 今節の勝利で、1stステージの優勝をほぼ手中にした浦和。
 しかし、本当の目標はもっと先にあります。
 リーグ年間王者となり、名実ともに「最強チーム」となるまで、今季の戦いは続きます。
 気を抜かず、目の前の一戦一戦を確実に勝ち抜いてほしいです。

 選手・スタッフ・サポが一丸となって突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『清水エスパルス vs 浦和レッズ』(’14 第23節)

 9月13日の土曜日。関東は朝から晴れ。

 日中の日差しは強く、まだ残暑は厳しいものの、吹く風はすっかり秋を感じさせる涼しさです。

 この日、JリーグJ1の第23節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、デーゲームで清水エスパルスとアウェイ・エコパスタジアムでの対戦です。

 前節、大宮アルディージャとのさいたまダービーを圧勝で制した浦和。

 今節はナビスコ杯の2試合を挟んでの2週間ぶりのリーグ戦。アウェイで連勝して首位固めといきたいところてす。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 鈴木 阿部 宇賀神 李 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。

 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と李君。1トップに興梠君。

 清水は、最終ラインに3人が並ぶ布陣。中央をきっちり固めてスペースを与えない守備です。

 前線は3トップ。長身のノヴァコヴィッチ選手をセンターに両翼がワイドに開いた陣形です。
 
 立ち上がりはボールが落ち着かず、一進一退の攻防が続きましたが、ボール支配率に勝る浦和が徐々にペースをつかみます。

 対する清水は、しっかり引いてブロックをつくり、カウンター狙いです。

 最初に決定機をつくったのは、ホームの清水。

 14分、高木(俊)選手の左からのクロスにファーサイドのノヴァコヴィッチ選手が右足ダイレクトで合わせますが、ボールはバーを叩きます。

 先制点を決めたのは、アウェイの浦和。

 22分、カウンターから中央の李君が持ち込みディフェンスを引きつけ、右サイドを駆け上がった平川君にパス。

 平川君、後ろからフォローした森脇君へダイレクトでマイナスの折り返し。

 フリーでボールを受けた森脇君、右足でグラウンダーのシュート。ボールはゴール右隅に転がり込みました。1-0、浦和が先制します。

 浦和らしい、分厚い攻撃が実を結んだ得点でした。

 カウンターからの素早い攻撃に清水のディフェンスは完全に後手に回っていましたね。

 森脇君がボールを受けたタイミングで、浦和の選手がボックスの中に3人待ち構えていました。

 清水としては、後方から上がってきた森脇君までマークする余裕はなかったでしょう。

 森脇君のシュートはジャストミートではありませんでしたが、ボールの飛んだコースが幸いしました。

 浦和はさらに畳み掛けます。

 28分、右サイドで李君が自陣の森脇君からのロングフィードに素早く反応します。

 李君、相手ディフェンスの裏に抜け出し最終ラインを突破し、ゴールキーパーと1対1に。

 最後はゴールキーパーの動きを見ながら左足でニアサイドを射抜きました。2−0、浦和が突き放します。

 李君は清水の高い最終ラインの裏のスペースを狙っていましたね。シュートも落ち着いていました。

 李君の動きを見逃さなかった森脇君もさすがです。

 結局、前半は2−0のまま、浦和のリードで折り返します。

 前半の浦和はシュート数はわずか2本。しかし、いずれも得点につなげました。

 一方の清水も2本。バーに阻まれたノヴァコヴィッチ選手のシュートがありましたが、得点に結びつかず。

 浦和が決定力の高さを見せつけた前半でした。

 内容的にも、清水を押しこむ時間帯が多く、浦和の狙い通りの前半だったといってもいいかもしれません。

 後半も、点を取りに前掛かりに来るであろう清水のスキを突いて貪欲に追加点を狙って欲しいですね。

 後半開始。

 清水はノヴァコヴィッチ選手をトップ下に下げ、2トップにシステム変更します。

 しかし、試合の流れは前半同様、浦和に傾いたまま。

 前にボールを運ぼうとする清水を待ち構え、守備の網にかけてショートカウンターを狙います。

 チャンスはつくるものの、なかなかモノにできなかった浦和でしたが、72分、待望の追加点を奪います。

 浦和は右コーナーキックのチャンス。キッカーは柏木君。

 左足から放たれたボールは、ニアサイドに飛び込んだ槙野君の頭にドンピシャで合いました。

 強烈なヘディングシュートがネットに突き刺さりました。3−0、浦和が決定的な3点目を奪います。

 清水は直前の選手交代の影響もあってか、セットプレーの守備が少し混乱していたようです。

 槙野君は完全にフリーの状態でヘディングシュートを打つことができました。

 柏木君のプレスキックの質も相変わらずの精度の良さです。

 清水の反撃は76分、左コーナーキックのチャンスからニアサイドで平岡選手が頭でねじ込みました。3−1、清水が一矢報います。

 このゴールに息を吹き返した清水は、中盤の運動量が増えボールを支配して試合の主導権を奪います。

 浦和は選手交代を立て続けに行ない、清水に傾いた流れをなんとか引き戻そうとします。

 78分、宇賀神友弥選手に代わって梅崎司選手。
 82分、李忠成選手に代わって青木拓矢選手。
 87分、平川忠亮選手に代わって永田充選手。

 しかし、期待した効果は得られず、清水が優勢のまま。

 浦和は相手の勢いに押されるの苦しい展開が続きましたが、清水のミスに救われます。

 90+1分、相手ゴールキーパーがクリアミス、ボールは興梠君の足元へ。

 興梠君はそのままゴール前まで持ち込みシュート。

 ボールは相手に弾かれますが、クリアボールが再び清水の選手に当たって跳ね返り、そのままゴールイン。

 清水のオウンゴールとなりました。4−1、浦和がダメ押しの4点目を奪いました。

 アディショナルタイムは4分。

 勝利を確信しているスタジアムの浦和サポからは「Pride of URAWA」の大合唱が始まります。

 サポの力強い後押しを受けて、浦和が清水の捨て身の反撃をしのぎきり、そのままタイムアップ。

 4−1で浦和の勝利に終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 終わってみればスコア、内容とも浦和が圧倒した試合。

 首位を突っ走るチームと下位に低迷するチーム、両者のチーム状態がそのまま現れたゲームでした。

 勝負の分かれ目は、先制点でした。

 清水は、最初のシュートでノヴァコヴィッチ選手がフリーで決めきれず。

 逆に浦和は、そのすぐ後、得意のカウンターからきっちり先制点を奪うことに成功しました。

 最初のシュートをめぐる攻防が、その後の試合展開を決めてしまいましたね。

 リーグ戦は、これで3試合連続の4得点。ここにきて得点力が上がってきたのは心強いです。

 前線の3人、この日は興梠君、李君、柏木君でしたが、コンビネーションが抜群でした。

 3人が流動的にポジションを入れ替えながら鋭い攻撃を繰り出していました。

 1人がクサビのボールを受けたら、1人が裏のスペースを狙って飛び込む。

 リズムよくつながるパスが相手に的を絞らせませんでした。選手たちの間で攻撃のイメージが共有されているのでしょう。

 長い時間をかけて構築してきたミシャの戦術が完成の域に入ってきた感じがします。

 選手たちのコンディションも良さそうですね。運動量は最後まで落ちませんでした。

 夏場、うまく選手を入れ替えながらやりくりしてきた成果が表れています。

 悲願のJリーグ制覇に向けて抜かりなし。視界良好です。

 あとは、目の前の試合一つひとつに全力を注ぎ込むだけですね。

 今後の戦いが、本当に楽しみです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサボの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節、浦和は柏レイソルとホーム・埼スタで対戦します。

 この日の勢いを途切れさせず、きっちり勝ち点「3」を確保したいところです。

 チーム・サポ一丸となって、突き進みましょう。

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 清水エスパルス』(’14 第4節)

 3月23日の日曜日。関東は一日爽やかな青空が広がりました。
 暖かい日差しに、時折吹く強く冷たい風。春の選抜も開幕し、いよいよ春本番ですね。

 この日、JリーグJ1の第4節が各地で行なわれ、浦和レッズは、デーゲームで清水エスパルスとホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、サンフレッチェ広島にアウェイで快勝し、白星先行としました。
 この試合も勝って、上昇気流に乗っていきたいところ。

 対する清水エスパルスは前節、セレッソ大阪にホームで破れ、黒星先行となっています。
 
 3月8日に埼スタで行われた鳥栖戦で、浦和のサポーター数名が人種差別的な横断幕を掲げていたことが発覚しました。
 この問題に対するJリーグ側の浦和への処分により、この試合は無観客で行われています。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:阿部 那須 槙野 
 MF:平川 鈴木 宇賀神 柏木 梅崎 原口 
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 森脇君が出場停止で抜けた右ストッパーには、阿部君が入っています。ボランチは、柏木君と啓太のコンビ。
 
 清水の守備は、フラットな4バックのシステム。
 4人の最終ラインと2人のボランチが中央をがっちり固めています。
 
 浦和は、真ん中に人を集めて守る清水の守備に対して、前線での起点を作れません。
 いつもと違うスタジアムの雰囲気に戸惑いもあるのか、浦和はパス回しもいつもよりぎこちない感じです。
 
 注目の先制点は、清水に入ります。

 19分の清水、左サイドからのコーナーキックを得ます。
 ショートコーナーから大前選手がサイドチェンジのパス。フリーで受けた六平選手が胸トラップし、右足でシュート。
 西川君が弾きますが、そのこぼれ球を長沢選手が右足で蹴りこみました。0−1、清水が先制です。

 浦和は、相手の前線の長身選手(ノヴァコヴィッチ選手、長沢選手)を気にするあまり、他の選手への対応が甘くなってしまいました。
 完全にフリーの選手を作ってしまいましたね。
 
 この失点で、目を覚ました浦和。
 攻撃のリズムが良くなり、得点のチャンスが生まれるようになります。

 21分過ぎの浦和、カウンターから元気が左サイドを抜けだして、ゴールキーパーと1対1に。
 元気、左足でシュートを放ちますが、惜しくもゴールキーパーに弾かれてゴールならず。

 28分過ぎの浦和、右サイドからのクロスに、逆サイドの宇賀神君がダイレクトで折り返します。
 このボールに、ゴール前に詰めていた元気と興梠君が飛び込みますが、触れることはできず。

 浦和は、その後も優位に試合を展開しますが、チャンスらしいチャンスは作れないまま時間が進みます。
 逆に、清水の鋭い速攻にヒヤッとする場面も何度か見られました。

 前半は、結局0−1で清水リードのまま終了です。

 前半のシュート数は、浦和6本に対し、清水が5本。
 シュート数こそ、浦和が上回りましたが、内容的には完全に清水のペースでした。

 浦和の取ったコーナーキックの数は0。いかに攻撃面で苦戦していたのかを表すデータですね。

 一方の清水は、前半唯一のコーナーキックをしっかり得点に結びつけました。
 ディフェンスラインから長いパスを前線のノヴァコヴィッチ選手に送り、そこを起点に攻撃をしっかり組み立てられていました。
 最終ラインを統率していたヨン ア ピン選手が攻守に効いていましたね。

 清水に中央を固められている浦和としては、サイドを起点に何とか攻撃の糸口をつかみたいところです。

 後半開始。

 悪い流れを変えたいミシャは、ハーフタイムで選手交代のカードを2枚同時に変えて勝負に出ます。

 平川忠亮選手に代わって関根貴大選手、梅崎司選手に代わって永田充選手を投入。

 永田君は3バックの中央に、関根君は右WBにそれぞれ入ります。
 那須君が右ストッパーへ、阿部君がボランチへ、柏木君が2シャドーにそれぞれスライドしています。

 この2枚替えが功を奏し、点を取らなければならない浦和が攻撃の勢いが増します。
 柏木君を一列上げたことで、動き出しが良くなり、前線で起点が作れるようになりました。

 早く追いつきたいミシャは、早々に最後のカードを切ります。

 64分、宇賀神友弥選手に代わって李忠成選手。

 李君は1トップの位置に入ります。
 興梠君は2シャドーの一角に、元気が左WBにスライドしています。

 73分の浦和、右サイドを突破した興梠君がクロスを上げ、逆サイドの元気が右足でシュートを放ちますが、ボールはバーの上へ。

 76分の浦和、自陣からの長いサイドチェンジのパスが、右サイドの関根君に入ります。
 関根君、相手ディフェンダーに囲まれながらも、粘って深い位置から折り返します。
 中央で李君が潰れたこぼれ球に元気がしっかり詰めます。
 元気、右足で真ん中に豪快に蹴りこみました。1−1、浦和が同点に追いつきます。

 関根君、しつこいチェックに負けず、よくクロスを上げましたね。
 これがJリーグ初出場とは思えない、鮮やかなプレーでした。

 元気も、気迫のこもった素晴らしいシュートでした。ここぞというところで決めてくれるのはさすがですね。

 さらに畳みかける浦和。
 清水を完全に押し込み、分厚い攻撃を仕掛け続けますが、あと一歩のところで決め切れず。
 
 アディショナルタイムは4分。
 浦和は、李君のヘディングシュートもわずかにバーを越えて万策尽きました。試合終了のホイッスル。

 結局、1−1の引き分けに終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 前半は清水、後半は浦和と前後半で流れが完全にひっくり返ったこの試合。
 どちらも、「勝ち点3を逃した」という印象を持っていると思いますが、より強く感じているのはホームの浦和の選手たちかもしれません。

 トータルのシュート数は浦和が17本、清水が6本。
 浦和は、後半だけで11本のシュートを放ちながらも、得点は1点だけでした。

「サポーターのために絶対勝つ」という気持ちが、力みにつながってしまったのかもしれません。
 それはともかく、得点力不足は今後の課題となりますね。

 後半の頭から出場したユース出身の新人、関根君は今後楽しみな存在ですね。
 小柄ですが、足元の技術がしっかりしていて、当たり負けしない体幹の強さもあります。
 この試合では、守備に回る場面がほとんどなく、WBとしての適性は評価はしにくいですが、攻撃的なオプションとして、十分通用するところを見せてくれました。
 今後に大いに期待しましょう。
 
 元気の左WBも、点を取りたいときのオプションとして、可能性を感じました。
 とはいえ、慣れていないせいか、引いてボールをもらいにいってしまうシーンも目立ちましたし、槙野君とのコンビもいまひとつでした。

 元気が左ワイドの深い位置で我慢してポジションをとり、フリーでボールをもらって中央にカットインする得意の形を数多くつくれば、攻撃の切り札になりそうですね。

 観客のいない異様な雰囲気の中行われたこの試合。
 両チームの選手たちは、もちろん全力でプレーし、最後まで手を抜かずに戦っていました。
 だからといって、自分の力を出し切れたのかというと、そうではないでしょう。

 選手たちは、サポーターのありがたみを肌で感じ、サポーターは、自分の愛するチームを応援することができる幸せを感じたのではないでしょうか。
 
 チームあってのサポーターであり、サポーターあってのチームである。
 そして、サポーターは「12番目の選手」である。

 無観客試合は、それを改めて思い起こさせてくれました。

 辛く苦しい経験ではありますが、この試合をきっかけに、チームとサポーターの関係がより深いものになることを願いたいですね。

 サポはスタジアムをこれまでにないくらいの最高の雰囲気で盛り上げ、選手はそれに応えて最高のプレーをする。
 失った信頼を取り戻すには、原点に立ち返って、一から出直すしかありません。

 まだまだシーズンは始まったばかり。
 このような苦しいときだからこそ、チームとサポーターが一丸となって乗り越えたいです。

 次節のヴィッセル神戸戦では、サポーターの力を得た浦和の選手たちが最高のパフォーマンスを発揮することを願っています。

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【Jリーグ観戦記】『清水エスパルス vs 浦和レッズ』(’13 第22節)

 8月24日の土曜日。関東は朝から雲の多い天気でした。そのおかげで、連日の猛暑から少し解放されて比較的過ごしやすい一日でした。

 この日、JリーグJ1の第22節が各地で行なわれています。
 我が浦和レッズは、ナイトゲームで清水エスパルスとアウェイ・エコパスタジアムで対戦しています。

 浦和は、前節、ヴァンフォーレ甲府を相手に0−3からの大逆転劇を演じ、貴重な勝ち点「3」を積み上げました。
 その勢いに乗って、連勝を飾りたいところです。

 対する清水は、前節、セレッソ大阪に完敗を喫しています。シーズン初めからなかなか調子が上がらず、下位に低迷しています。なんとか浮上のきっかけを掴みたいところでしょう。

 浦和のスタメンは前節から変更ありません。これで、4試合連続で同じですね。

 試合開始。浦和のシステムはいつも通りの3−6−1。

 試合は早々に動きました。
 7分の浦和、啓太からの大きなサイドチェンジのパスを受けた左サイドの宇賀神君がダイレクトで中央の興梠君へ折り返します。
 興梠君がポスト役となり、後ろの宇賀神君にパス。フリーで受けた宇賀神君は、ディフェンスラインの裏へ浮き球のパスを出します。
 そこに飛び込んだのは柏木君でした。見事な胸トラップから右足を振り抜きました。1-0、浦和が先制しました。

 啓太、宇賀神君、興梠君、柏木君。4人が完全に連動した、美しい流れの中からの得点でしたね。清水の守備を完全に崩して得点でした。
 柏木君、トラップしたボールが少し流れてしまいましたが、バランスを崩しながらもよく右足でシュートしました。
 
 この先制点は、浦和にとって大きかったです。以降、浦和ペースで試合は進みます。
 浦和は、左WBの宇賀神君が起点となって、再三、清水ゴールを脅かしました。

 浦和は、再び宇賀神君が絡んで追加点を奪います。

 27分、那須君からのロングフィードに宇賀神君が反応します。ゴール前で絶妙なトラップから抜け出してシュート。
 このシュートは惜しくも相手ゴールキーパーに弾かれますが、そのボールに興梠君がしっかり詰めていました。
 スライディングしながら、右足でゴールに流し込みました。2−0、浦和が突き放します。
 
 宇賀神君、ほとんど真後ろから来た難しいボールを、うまく勢いを殺して自分の足元にコントロールしました。
 体のキレが抜群でしたね。この試合2アシストの大活躍。
 本来の持ち場の左サイドだけではなく、ときには中央に切れ込んでシュートを狙う神出鬼没な動きに相手ディフェンダーはついていけませんでした。

 興梠君、基本通りにゴール前きっちり詰めていました。これで、リーグ戦は4試合で3得点。いよいよエンジン全開ですね。

 34分の清水、右サイドからのコーナーキック。平岡選手の叩きつけるヘディングシュートは順大が右手一本で弾き出します。そのこぼれ球を拾った本田選手の左足シュートもポストを叩きました。
 
 前半は結局、2−0で浦和がリードのまま終了します。
 
 前半のシュート数は浦和が9本、清水が4本。このデータが示すように浦和が優勢に試合を進めました。
 浦和は早めに先制点を奪えたことで、後方からゆっくりと組み立てる自分たちのペースで試合をコントロールすることができましたね。
 守備では、清水の1トップのラドンチッチ選手をほぼ完璧に抑えこんで、攻撃の形を作らせませんでした。
 攻撃では、ディフェンスラインからのロングフィードを起点にチャンスを量産しました。
 清水の4バックは、両SBが中央に絞ることが多く、浦和の両WBのどちらかがフリーになることが多いです。
 浦和としては、後半もそのあたりを突いてダメ押しの3点目を狙いたいところです。

 後半開始。
 55分の浦和、右サイド平川君にロングフィードが通ってセンターリング。中央の元気が強烈なヘディングシュートを打ちましたが、わずかにポストの外。

 後半は序盤から、リードされて点をとらなければならない清水が、かなり前掛かりになって攻勢を強めてきています。
 しかし、2点のリードがある浦和は慌てずに、守備の組織を整えて対応します。まったく無理をしません。
 相手ボールのときには、しっかり引いてブロックを作り、マイボールのときには、中盤で奪われてカウンターを受けないように慎重なボール回しを続けました。

 残り20分を切ったところで、浦和はたて続けに3枚の選手交代のカードを切ります。

 71分、原口元気選手に代わりマルシオ・リシャルデス選手。
 79分、平川忠亮選手に代わり関口訓充選手。
 85分、鈴木啓太選手に代わって山田暢久選手が入ります。

 疲れの見えた選手を順次代えて、フレッシュな選手を同じポジションに入れる予定通りの交代。
 ミシャの意図通り、前線では代わって入った選手が活発に動き回って、清水の攻撃はほぼ完璧に封じ込めました。

 アディショナルタイムは3分。浦和は清水に反撃らしい反撃を許さず、そのまま悠々と逃げ切りました。
 試合は2−0、浦和が勝利を収めました。
 
 浦和はスコア通りの完勝です。前半のうちに得点を重ね、相手にほとんどサッカーをさせませんでした。
 終始、安心して見ていられる試合展開でした。

 完封試合は久しぶりですね。相変わらず、セットプレーからの危ない場面は目につきましたが、しっかりゼロで抑えきれたのは大きな収穫ですね。
 特に、自分より10cm以上高いラドンチッチ選手を完封した那須君の貢献度は大です。影のMVPといえる働きでした。

 攻撃では、ロングフィードを多用して、相手の弱点だった両サイドのスペースをうまく突くことができました。
 これから対戦するチームは、浦和対策を十分に研究して試合に臨んでくるでしょう。
 チームによって対策の仕方は様々だと思いますが、この日の清水のように必ず“穴”は見つかります。
 その穴をいかに見つけて、攻略できるかがこれから浦和が勝ち点を伸ばしていく上で大きなカギになりますね。
 相手の戦術を見極めて、素早く弱点を見破ることはもちろん、その弱点を突くべく、攻撃の引き出しをたくさん持っておくことが必要です。

 選手の皆さん、遠方まで足を運んで、暑い中スタジアムで応援したサポの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 夏休みも終盤戦。選手達の疲労もかなり溜まっているはず。暑さも連戦ももうしばらくの辛抱です。
 3位浦和以外の上位陣が軒並み勝ち点「3」を積み上げられなかったおかげで、上位3チームが抜け出す展開となりました。
 次節は、アウェイに乗り込んで2位の横浜・F・マリノスとの直接対決です。優勝を争うライバルを直接叩き、連勝の勢いをさらに強めたいところですね。

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 清水エスパルス』(’13 第8節)

 4月27日の土曜日。関東は晴れて春らしいさわやかな一日となりました。ただし、風が強く、この時期としてはかなり低めの体感温度。

 この日、J1の第8節が行なわれ、我が浦和レッズは、デーゲームで清水エスパルスとホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。


 浦和は前節、大宮アルディージャとの「さいたまダービー」に完敗し、今季初黒星を喫しました。
 ホームで仕切り直して、再び上昇気流に乗りたいところ。

 対する清水は、序盤こそ勝ち星に恵まれませんでしたが、ここ3試合は2勝1分と、徐々に調子を上げてきています。
 アウェイで浦和を破り、勢いをつけたいと考えていることでしょう。

 浦和のスタメンは前節から変更あり。

 怪我で欠場の原口元気選手と梅崎司選手に代わってマルシオ・リシャルデス選手と平川忠亮選手が入っています。

 試合開始。浦和のフォメはいつも通りの3−6−1。

 マルシオは2シャドーの一角、平川君は右WBに入っています。

 開始早々、浦和はマルシオの強烈なミドルシュートが炸裂します。惜しくも、ゴールキーパーに弾かれてゴールはなりませんでした。

 マルシオは久しぶりのスタメンで張り切っているのでしょう。体も切れていますね。その後もよくボールに触り、浦和のリズムを作り出しました。

 浦和はラインを押し上げて、清水を完全に自陣に押し込んで完全に主導権を握ります。

 清水の守備は4バック、その前に4人のミッドフィルダーを並べていますね。興梠君を2枚のセンターバックでしっかり挟んで、中央を固めています。

 クロスを入れられることに多少目をつぶっても、中央は絶対に割らせない、そんな守備ですね。

 浦和としては、攻撃の起点である興梠君にボールを入れられないのは痛いですが、その分、ケアの薄いサイドからの攻撃で切り崩したいです。

 浦和は、圧倒的にボールを支配し続けますが、あと一歩のところでゴールに結びつかない焦れる展開が続きます。

 前半ロスタイム、右サイドを崩し、柏木君の強烈なミドルを放ちますが、ゴールキーパーがコーナーキックに逃れます。

 結局、前半はスコアレスドローのまま終了です。


 前半の浦和のシュートは7本、清水はわずか1本。浦和の奪ったコーナーキックは7本ありました(清水は0本)。

 このデータ通り、一方的な浦和ペースの前半でした。

 セットプレーのチャンスも多く、決定的なチャンスもありました。

 清水の守備は中央を固めていますから、浦和の両WBはフリーになっている場面が多いです。

 長いサイドチェンジのパスも有効に使って、外から切り崩していきたいところです。


 後半開始。

 浦和がボールを支配する展開は、前半と変わらずです。

 試合が動いたのは、64分でした。

 清水のバレー選手が一瞬のスキを突き、ロングフィードを受けて縦に抜け出します。

  バレー選手、マークのディフェンスを巧みにブロックしながらゴール前に突進、最後はゴールキーパーの動きを冷静に見て、右足でゴールに流し込みました。0−1、清水が先制です。

 浦和のディフェンス陣は、バレー選手をここまで体を張って押さえ込んでいたのですが、この場面では対応が遅れてしまいましたね。一人で局面を打開してしまったバレー選手のプレーはさすがでした。

 この失点ですぐに浦和のベンチが動きます。

 65分、宇賀神友弥選手に代わって関口訓充選手。
 70分、鈴木啓太選手に代わって矢島慎也選手。

 浦和はフレッシュな攻撃的な選手を投入して、攻撃を活性化させます。

 オフサイドにはなりましたが、左サイドを崩して、関口君の折り返しから、興梠君がネットを揺らすというシーンも見られました。

 「さあ、これから!」と気合を入れ直した浦和に、ここで思わぬ落とし穴が。

 80分、前掛かりになった浦和のディフェンスラインの裏に飛び出したバレー選手を阿部君が後ろから手で引っ張って倒してしまいます。

 阿部選手に審判の出したカードは無情にも「赤」。相手選手の決定機を反則で阻止したということで、退場となってしまいます。

 厳しい判定ではありますが、阿部君の左手が完全にバレー選手のユニフォームを完全に引っ張ってしまっていましたから仕方がないですね。

 1点ビハインドで、一人少なくなった浦和はそれでも必死に攻め込みますが、人数をかけて中央をしっかり固める清水の堅陣を崩すまでには至りません。

 ロスタイム4分も、途中出場の阪野選手のシュートがポストを直撃して万事休す。

 結局、試合は、0−1で清水の勝利に終わりました。

 決めるべきときにしっかり決めないとこうなる、という典型的な試合になってしまいました。

 ドリブルで攻撃のアクセントをつけることができる元気の不在や強い風でロングパスの精度が悪くなってしまったという不運もありましたが、攻撃のバリエーションが乏しく攻撃が単調になってしまった印象は否めません。

 中央で細かいパスをつなごうとする意識が強すぎるのかもしれませんね。もっとサイドから攻撃を組み立てていれば、と思っても、後の祭りです。

 今後、この日の清水のように、ゴール前に人数をかけて守ってくるチームも増えるでしょう。

 いくつかの攻め手が封じられても、局面を打開できるような「引き出しの多さ」を身につけることが、浦和がさらに成長していくためには必要不可欠ですね。

 二試合連続の無得点での敗戦。優勝を考える上で痛い連敗です。

 選手達のACLを含めた連戦の疲れもピークに達し、怪我人も目立っていますね。

 ここが正念場です。ズルズルとこのまま後退してしまわないためにも、短期間でしっかり立て直さなければなりません。

 複数のレギュラー選手の不在は、痛いのは痛いですが、逆に、これまで出場機会に恵まれていなかった選手にとっては、めったにないチャンスでもあります。

 代わりに出場する選手には、「このままポジションを確保してやる」という強い気持ちで試合に臨んでもらいたいです。

 今こそ真価が問われます。サポも含めてチーム一丸となって乗り切りたいですね。

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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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