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サッカーW杯3次予選「ウズベキスタン vs 日本」観戦記

 9月6日、この日はサッカーW杯3次予選2戦目、ウズベキスタン戦、アウェイでの決戦です。

 中央アジアでのアウェイといえば、日本がW杯初出場を決めたあった97年の最終予選以来、幾多の死闘を繰り広げた舞台です。今日と同じく深夜にテレビにかじりついていたのを覚えています。懐かしいです・・・

 日本のスタメンは、先日の北朝鮮戦から柏木選手に代えて、阿部選手を入れてきました。
 
 さて、試合開始。
 
 システムは北朝鮮戦と同様、4-2-3-1。
 1トップは李選手。トップ下の3の真ん中は、長谷部選手が入りました。ボランチは遠藤選手と阿部選手のコンビです。
 アウェイなので、まずは守備をしっかり・・・というところでしょうか?

 6分過ぎにウズベクの選手にポスト直撃のシュートを打たれてしまいます。
 その後のスローインからの流れで、日本のDFがクリアしたボールをジェパロフ選手がダイレクトで押し込んで0-1、ウズベキスタンが早くも先制です。

 ちょっと集中が切れたのか、ボールホルダーへの詰めが甘かったように思えます。
 フリーでシュートを打たれてしまいました。
 
 日本は、ここでようやく目を覚ましたのか、左サイドを中心にいい攻撃を続けます。
 あとちょっとで得点という惜しいシュートも何本かありました・・・しかし、点にはならず。

 30分位に、ザックはシステム変更を指示。遠藤選手の位置を上げて、阿部選手を一人ボランチ(アンカー)として置き、前掛かりの布陣となります。しかし、あまり効果は見えなかったか・・・

 逆にウズベキスタンの堅守速攻を主体とした攻撃がハマっていました。
 日本の選手達が移動や連戦の疲れがあるのを抜きにしても、ウズベキスタンの中盤の守備が素晴らしかったのは確かです。そして、そこからのカウンターが鮮やかでした。ボールを奪った瞬間、日本の4バックの裏のスペースを狙っていましたね。
 特に、右SBの内田選手の上がって空いたスペースを上手く使われて、クロスを上げられるシーンがとても多かったです。

 先制点を取られた後、その弱点が更に顕著になってしまいました。今後の課題か・・・

 それにしても、ウズベキスタンが、日本をしっかり研究してきたのが分かりますね。

 日本では、単発ですが、1トップの李選手の裏を取る動きが素晴らしかった。香川選手があまり目立たなかったかな・・・

 そのまま、0-1で前半終了です。
 後半に期待しましょう。

 HTに阿部選手に代えて清武選手が入ります。

 左OHに入っていた香川選手が中央に、岡崎選手が右から左へ移動、左OHの位置に入ります。
 ボランチはいつもの遠藤選手と長谷部選手のコンビに。

 これで、生き返ったのか、日本の攻撃の連携が良くなります。
 李選手の動き出しに、中盤の選手が上手く絡むようになりましたね。新しく入った清武選手のキレのある動きも光っています。

 それが実ったのは、後半20分。カウンターから遠藤選手を起点に、長谷部選手を経由、右サイド抜け出した内田選手のクロスから、最後、頭から飛び込んだのはやっぱりこの人、岡崎選手でした!

 見事、ダイビングヘッドを叩き込み、1-1。日本同点に追い付きました!
 
 これは大きな得点です。彼の気迫が伝わってくるヘッド。
 2年前、ドイツ行きを決めたのもこの人の頭でした。しかも同じ相手、同じ場所・・・
 W杯出場に向けて縁起がいいです。

 更に、イケイケの日本。
 直後に、長身FWのハーフナー選手を、李選手に代えて1トップに投入して攻勢を強めます。
 
 ここからは、中盤でのプレスがなくなり、ゴール前からゴール前へ、お互いに攻め合いになります。

 後半36分、疲れの見えた駒野選手に代えて、槙野選手を投入です。

 日本にも惜しいシーンがいくつかありましたが、点には結びつかず・・・
 逆にウズベキスタンの強烈なシュートをいくつも打たれましたが、DF陣の体を張った守備で事なきを得ました。

 そのまま、試合は1-1で終了です。

 W杯予選は、やはり簡単には勝たせてくれません。このような試合展開は十分に予想できました。
 際どい試合でしたが、アウェイでの勝ち点1は悪くはありません。 
 チームの中心選手である、本田選手や長友選手を怪我で欠いた中、本当によくやりました。

 こういう厳しい試合で勝ち点を積み上げていくしか、道はありません。

 日本代表選手の皆さん、お疲れ様でした。疲れをしっかり癒して、次の試合に臨んで下さい。

 W杯出場へ向けて、頑張れ、ニッポン!! 


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サッカー女子W杯なでしこ悲願の初優勝!!

いよいよ、日本サッカー界にとって、記念すべき一戦が始まります。

 サッカー女子W杯決勝戦まで勝ち上がった日本は世界ランク1位のアメリカと対戦です。

 なでしこが過去20回以上対戦して、1回も勝てなかった強豪です。
 
 しかし、過去の戦績などは関係ない。今日は新しい歴史を作る日です。
 頑張れ、なでしこジャパン!

 スタメンはほぼ不動のいつものメンバー。
 GKは海堀。DFラインは、左から鮫島、熊谷、岩清水、近賀。中盤は、坂口と澤のボランチコンビ、その上に左に宮間、右に大野。FWは安藤と川澄。

 準決勝のスウェーデン戦と同じメンバーです。

 個々の身体能力と高さはアメリカの方が全然上。なでしこは、攻撃でも守備でも数的優位を作りたいところ。
 特にアメリカのエースストライカー、181cmのワンバック選手には要注意、両CBとボランチで自由を与えないようにしないと・・・

 さて、試合開始。

 序盤から、アメリカの猛攻が続きます。猛烈なプレッシャーを掛けてきて、両サイドからスピードのある突破を仕掛けてきます。

 何度も自陣深くまでえぐられて、シュートやセンターリングを打たれますが、体を張った守備で何とか防ぐ・・・そんな展開が30分過ぎまで続きます。

 28分には、警戒していたワンバック選手にバー直撃のシュートを打たれてしまいます・・・
 ヒヤッとするシーンが何度あったか分かりません。

 しかし、その時間帯を無失点で抑えた日本、徐々に自分達の攻撃の形を出せるようになってきました。
 元浦和の安藤選手の裏への飛び出しから何度かチャンスになります。安藤選手、相変わらず、キレのある動きをしています。

 アメリカのプレッシャーも若干弱まってきたか・・・日本のパスワークが機能し始めた感じもします。
 
 ここで前半終了・・・

 ちょっと、日本はミスが多過ぎですね。アメリカのプレッシャーが強烈なのは分かりますが、もっと出来ると思います。中盤でのボール回しが上手くいかないと、日本の良さは出ません。HTで気持ちを切り替えて、後半修正してもらいたいです。

 しかし、なでしこはよく耐えました。前半日本が打たれたシュートは12本・・・感覚的にはもっと打たれていたような気がします。それ位アメリカの攻撃は迫力がありました。スピードも高さも技術も全てトップレベルです。世界ランク1位も頷けます。しかし、なでしこにも勝つチャンスは必ずあります。最後まで諦めないで全力を尽くしてほしいです。

 後半開始。

 相変わらず、アメリカの攻勢の立ち上がり・・・でも、前半ほどやられっぱなしという感じではなくなってきました。

 日本のプレスもようやく効くようになってきました。

 後半21分、大野選手に代えて丸山選手。安藤選手に代えて永里選手を投入。

 川澄選手を中盤に下げて、その二人を2TOPに置いてきました。
 前線からのプレスを更に強める狙いでしょうか?
 
 後半24分。ロングボール1本から、モーガン選手に決められて0-1、日本先制されてしまいました。

 ここまで、耐えてきたんですが・・・
 
 しかし、これでなでしこは攻めるしかなくなりました。
 ボランチの澤選手がポジションをかなり上げています。点を取りにきています。

 後半35分、川澄選手のインターセプトから右に展開、永里選手がセンターリング、中央で丸山選手が潰れますが、アメリカのDFがクリアミス。そのボールを拾った宮間選手がGKの動きをよく見てシュート、見事ゴールに突き刺さりました。1-1の同点、日本追い付きました!

 いやぁ、見事でした!前線の選手が連動しての素晴らしい得点でした。

 こうなると、勢いは日本です。アメリカを押し込むシーンもしばしば・・・

 そのまま後半も終了、1-1のまま決着がつかず延長戦突入となりました。
 なんだか、すごい試合になってきました・・・

 延長前半開始。
 早めに勝負を決めたいアメリカが仕掛けてきました。プレスが強烈です・・・

 それを再び耐えていた日本ですが、延長前半14分にとうとうアメリカのエース、ワンバック選手に決められてしまいました。左サイドからのセンターリングに頭で合されました。警戒はしていたのでしょうけど・・・やっぱりすごい選手だ。

 サイドを変えた延長後半。
 もう、攻めるしかなくなった日本。
 ようやく、日本らしい流れるようなパスサッカーで猛攻を仕掛けます。

 またもや、この土壇場でなでしこが信じられない底力を発揮し、同点に追い付きます。
 延長後半12分、宮間選手の左からのCKに合わせたのは・・・やっぱりこの人、キャプテン澤選手でした。

 難しいボールでしたが、右足のアウトでコースを変えて流し込みました。
 この場面で、あのスーパーゴールを決めるんだから、本当に偉大な選手です。

 延長後半終了直前には、PA近くで相手の得点機をファールで阻害したということで、岩清水選手が一発レッドで退場になります。あれで退場ですか・・・ちょっと、厳しい判定ですが、仕方ありません。

 その後も体を張った守備で、アメリカにゴールを割らせなかった日本。すごい精神力です・・・

 延長戦でも決着が付かず、とうとうPK戦へ突入です。
 
 両チーム、死力を尽くした戦い。本当に歴史に残る激戦になりました。

 PK戦に入る前に佐々木監督を中心にして、選手とスタッフ全員で円陣を組んだなでしこ。この緊迫する場面でみんなの顔には笑顔が・・・”ここまで120分全力でやり切ったから、PK戦で負けても悔いはない。胸を張って日本に帰れる”という満足感があったのかもしれません。

 PK戦、固くなったのはアメリカの選手の方だったようですね。日本選手は普段通りの精神状態で臨めたのでは。
 アメリカは1人目から3人連続で外してしまいました。海堀選手の反応も素晴らしかった!

 日本は4人目、この試合でもワンバック選手相手に奮闘していたDFの熊谷選手がゴール右上に突き刺して、日本の優勝を決めました。
 
 この試合、何度も崖っぷちに立たされながら、その度にはい上がってきたなでしこジャパンの不屈の精神力。
 いや、常にベストを尽くし諦めないその姿に、本当に感動しました!

 日本本来のパスサッカーが組み立てられない中、体を張った全員守備で耐え抜いたことが一番の勝因です。
 
 MVPには、5得点で得点王となったキャプテン澤選手でした。誰も異存はないでしょう。
 この試合も、得点だけでなく、危ないシーンに幾度となく顔を出し、ピンチを未然に防いでいました。
 日本サッカーの歴史に残る名キャプテンになりましたね、名実ともに。

 このなでしこの快挙は、日本サッカー界だけでなく、震災で揺れる日本の国民全体を勇気付けるものです。

 「どんな逆境でも、力を合わせて、諦めずにベストを尽くせば、必ず道は拓ける」 
 
 そんなメッセージを自らのプレーで示してくれました。

 そして、”日本は決してこの困難に負けない”という強い意志を、全世界に発信してくれた。

 おめでとう!なでしこジャパン!!本当に感動と勇気をありがとう!

 そして、お疲れ様です。しばらくはゆっくりリフレッシュして、また、ロンドンでの金メダルを目指して頑張ってほしいですね。

 頑張れ、ニッポン!!

サッカー女子日本代表W杯いよいよ決勝へ・・・

  なでしこジャパン、やりましたね!眠気に負けず、早起きした甲斐がありました・・・

 ドイツで開かれているサッカー女子W杯の準決勝で、日本代表がスウェーデン代表を破り、見事決勝進出を決めました。オリンピック、W杯通じて初のメダル獲得が決定しました!

 試合が行われたのは、日本時間で朝方の4時近くからでした。

 目覚ましを3時半にセットしておいたが、起きれたのは4時半過ぎ・・・やっちまいましたね(笑)。

 おかげで、後半からの観戦となってしました。なでしこの皆さん、ごめんなさい・・・

 それでも、十分楽しませてもらいましたし、感動しました。
 
 ピッチで躍動するなでしこ達の姿はとてもまぶしかった!

 この試合、佐々木監督は今まで変えることがなかったスタメンを初めて変更してきました。
 
 FWの永里選手に代えて、同じくFWの川澄選手を抜擢しました。

 彼女のなでしこ1という豊富な運動量を買ってのことらしいですが、これが見事にはまりました。

 前半、パスミスから1点を失ってしまった日本ですが、すぐさま反撃、同点に追い付きます。
 宮間選手の左からの正確なクロス、それに川澄選手がDFと競り合いながら体ごと飛び込み、執念で、ボールを体に当て、ゴールにねじ込みました。

 この川澄選手、157cmのサッカー選手としては小柄な体が大柄な相手DFに囲まれて更に小さく見えましたが、全く臆せずプレーしていました。

 この試合に関しては、この1点が全てだった気がします。この1点でチームは落ち着きを取り戻し、後半は、素晴らしいパスワークと運動量で相手を圧倒していました。逆転は時間の問題という感じでしたね。

 案の定、後半早々日本が勝ち越しゴールを挙げます。

 決めたのは、やっぱりこの人、キャプテンの澤選手でした。
 実は彼女、前半に失点に繋がるパスミスをしていました。
 
 普通の選手なら、そこで動揺して普通通りのプレーが出来なくなるところですが、彼女は違います。それで落ち込むようなヤワではありません。

 澤選手は、HTでチームメートに、「ミスした分、点を取るから許して」と話したとか・・・

 さすが、10代の時から日の丸のユニフォームに身を包み、日本のエースとしてチームを牽引してきた彼女です。普通、失点に繋がるミスをした直後にそんなセリフは言えないでしょう。
 他の選手もキャプテンがそういう姿勢だと、”キャプテンのためにも・・・”と、更に気合が入ります。

 澤選手、本当に気持ちの強い、芯のしっかりした人です。これまでにも数々の過酷な状況を経験してきたのでしょう・・・それをしっかり自分の力にしている、尊敬しますね。

 W杯も最初の大会から5回連続出場、テクニックも抜群・・・そんな彼女がピッチの上にいることが、他のイレブンに与える安心感は言葉では表せないくらい大きいものです。

 今大会ではボランチとして、「チームの心臓」として大活躍、挙げた得点もすでに4つ!
 自他ともに認める、今回のなでしこジャパンの大黒柱です。

 さて、試合に戻ると、トドメの3点目が日本に入ります。
 得点者はまたしても川澄選手でした。

 飛び出していた相手GKの位置を冷静に確認して、見事なループシュートを決めました!

 ドイツ戦の丸山選手やこの試合の川澄選手のように、出番の少ない選手がピッチに入ってすぐに結果を出すところからも、チームの雰囲気の良さを知ることが出来ます。
 控え選手がピッチにいる選手と同じくらい集中して試合に入っているという証拠です。全ての控え選手がいつでも出れる状況に、心理的にスタンバイが出来ている。全員で勝利を勝ち取ろうという意識がチーム全体から伺えます。
 
 試合はそのまま危なげなく、3-1で日本の勝利に終わりました。
 4万5千人を超えるスタジアムの観衆も、なでしこ達の素晴らしい戦いぶりに拍手を惜しみませんでした。

 北京五輪での活躍もあって、今でこそなでしこジャパンの認知度はとても高いですが、それ以前の日本女子サッカー界の置かれていた状況は、かなりシビアなものでした。

 日本では抜きんでた存在の澤選手でさえ、バイトをしながら選手生活をしていた時期もあるそうです。
 今回のなでしこのメンバーのほとんどがそのような厳しい状況を経験しながら、サッカーを続けていたいうのは想像に難くありません。

 しかし、そういう状況に負けず、サッカーを続けてきた彼女達には、こういう注目される状況でサッカーを出来ることに、大きな喜びを感じて、感謝しながらプレーしているのが画面を通じてでも、とてもよく分かります。

 審判への異議もほとんどなし、ファールを受けても必要以上に倒れたままでいず、すぐに立ち上がりプレーを再開する・・・少しでも多くの時間、サッカーをしていたい、そんな気持ち溢れています。

 そんな彼女達のモチベーションを更に上げているのが、日本を襲った、「3.11」の大震災です。

 彼女達は、被災地の状況を知り、更にサッカーをプレーできること自体が恵まれていることを感じたことでしょう。そして、自分達が頑張って、震災の被災者の力になって、勇気を与えられれば・・・と、なでしこの強い団結力が更に固まったように思います。

 もともと高い技術力、パスワークには定評があった日本。それに、鉄の団結力と決して挫けない勝利への意思が加われば、そうは簡単には負けるものではありません。

 決勝進出も、全く意外でも何でもありません。当然の結果です。

 澤選手を中心にした流れるようなパスサッカー、決勝の舞台で更に世界を驚かせることになるでしょう。
 
 我が浦和レッズレディースの熊谷選手も巨漢の相手FW相手に空中戦でも負けていませんでした。
 元浦和のエースで現在ドイツのリーグで活躍中のFW安藤選手も、左サイドを何度も得意のドリブルで切り裂いていました。決勝では、彼女の得点も見てみたいですね。

 この試合では、途中出場だった永里選手は次のようなコメントを残しています。

「また、新たな苦しみを得られたことを本当に幸せに感じる。こうして今の自分が挑み続けられているのも、本当に沢山の人に支えられているから。それを、強く、深く、感じている。」

 選手達全員がそういう気持ちを持って、チームが一丸になって戦えば、勝てない相手はいません。

 決勝の相手は、世界ランク1位の米国です。日本が過去に20回以上戦って、一度も勝てていない相手です。

 しかし、なでしこ達に臆する気持ちはないでしょう。彼女達はドイツに居ながらにして、日本中からの応援を背中に感じているし、自分達がすべきこと、出来ることをしっかりわきまえているから。

 決勝の試合は、日本時間で18日の早朝です。
 その日は、海の日の祝日で多くの人は休日です。多少無理してでも、この試合を観ようという方が多いのでは。

 なでしこにとって、いや、日本サッカー界にとって千載一遇のビッグチャンス、是非、優勝を勝ち取ることを切に願っています。泣いても笑っても最後の試合、悔いを残さないよう、楽しんで、ベストを尽くしてほしい。

 頑張れ、なでしこジャパン!負けるな、ニッポン!!

 

2010W杯決勝 「スペイン vs オランダ」観戦記

 今日は、録画しておいたW杯決勝、オランダ対スペインの試合を観ました。結果は分かっているし、特に、どちらを応援しているわけではないので、かなり客観的に観戦です。

 前半立ち上がり、予想通り、スペインがボールを支配して、短いパスを繋ぎながら、攻め上がります。オランダもディフェンスラインを押し上げて、中盤でプレスを掛けようとしますが、スペインは、そのディフェンスの狭い隙間を縫って、スルーパスをペドロ選手、ビジャ選手に通して、得点チャンスを演出していました。

 その後、オランダのプレスが効き始めて、中盤でボールを奪い、そのままカウンター、という場面も出てきました。
 その中心は、やっぱり、ロッベン選手でした。
 彼が、ボールを持つと、スペインのDFは少なくとも2人はマークに行って潰そうとしていましたが、それでも、お構いなく、ドリブルでゴールへ向かっていました。この大舞台で力を発揮するには、それくらいの強い気持ちがなければいけないんですね。

 とはいえ、ゲームを支配しているのは、相変わらず、スペイン

 驚いたのは、そのディフェンスラインの高さ!
 背後に広大なスペースがあり、オランダの速攻を受けるリスク大きいのを覚悟の上で・・・ですね。
 おまけに、NHKの解説者も言っていましたが、ピッチ幅方向でも、狭い範囲(ペナルティエリアの幅くらい)に、ボールを中心にスペインの選手が集まっていました。
 テレビの画面でも、スペインの紺のユニフォームの人数がとても多く感じました。

 そのように、狭い範囲に選手を密集させて配置することによって、スペインの得意なショートパスを繋ぎながらゴールを目指す攻撃がより生かせる、という意図ですが、その分、相手に広大なスペースを与えてしまうリスクが生じてしまいます。実際、オランダは常にそのスペースを狙っていました。

 しかし、そのリスクをものともしない強さが、スペインにはありました。パスが本当によく繋がり、パスミスが少ない、というのはもちろんのこと、自陣の危ないところでは絶対、ボールを取られない、最後はシュートで終わるか、ファールをもらう、ということが徹底されていました。

 しかし、オランダは体を張って、そのスペインのパスに抵抗、ファール覚悟のプレーも多かった。本当によく、踏ん張っていたと思います。
 ただ、シャビ・アロンソ選手へのファール(お腹に蹴りが入ってましたね・・・)はレッドカードものでした・・・

 W杯の決勝戦ということもあって、お互いに気合が入りすぎてしまっていたところがありました。イエローカードが両チーム合わせて、前半だけで5枚か・・・

 前半は、そのまま、0-0で終了。

 後半、スペインの攻めの圧力は更に強くなります。
 オランダはディフェンスラインを押し下げられ、かなり、人数を掛けて、守らなければならなくなってしまいました。
 オランダゴール前は、オレンジ色の壁のようになっていました。

 それでも、お構いなく、ショートパスを繋いで攻めるスペイン。
 その技術の高さ、戦術の徹底度、意志の強さは、さすが、ヨーロッパチャンピオンです。
 しかし、後半16分、攻め続けるスペインの一瞬の隙をついて、ロッベン選手が相手DFを振り切って、GKと1対1に・・・速い!

 そして、GKの動きをよく見て、GKが左に倒れたところを見計らって、GKの倒れた方向と逆側にシュートを打ちました。

 先制点はオランダか・・・とその瞬間、誰もが思いました。
 それが普通のGKだったら、そうなっていたでしょう。

 しかし、スペインのGKはあの、カシージャス選手でした。

 その時、体は左に倒れていましたが、目ではちゃんとボールを捕らえていて、倒れながらも、残っていた右足を必死に伸ばして、なんとか、そのつま先にボールを当てることに成功、CKに逃れました。

 すげーーーーー!、まさに、スーパープレイです。このビッグプレイがスペインを優勝に導いたといっても過言ではありません。

 若い頃から、超名門のレアル・マドリッドの正GKを務めてきて、代表でも数々のビッグゲームを経験してきた、彼だから出来たプレーです。

 スペインは、華麗なパスサッカーで攻撃陣が注目されますが、最後尾に、キャプテン・カシージャス選手がどっしりと構えていることにより、みんなが、安心して攻撃に集中できるということが、非常に大きいということは忘れてはいけません。

 まさに守護神、スペインチームの精神的な支柱となっていました。
 影のMVPです!

 その後、スペインはセスク選手を投入、更に攻めの姿勢を強めます。
 しかし、オランダも体を張ってよく守り、ゴールを割らせませんでした。

 後半終了しても0-0、試合は延長戦へ。

 延長に入っても、ボール支配はスペイン、オランダはカウンターから攻撃、の構図は変わりません。ただ、ここまでくると、さすがに、体力的にきついのか、だいぶコンパクトさはなくなり、中盤が空いてきたか。

 延長後半開始から、スペインは、トーレス選手を投入。
 ここで、こういう切り札を出せるところが、スペインの層の厚さです。ユーロ2008の決勝戦の決勝ゴールを挙げたのは、この人です。

 延長後半開始早々、オランダのハイティンハ選手が2枚目のイエローで退場となってしまいました。スペインの攻撃の圧力に耐え切れず・・・というところですね。これは、大きかった。

 そして、延長後半10分くらい、セスク選手からのパスをイニエスタ選手が豪快に蹴り込んで、とうとう、スペイン先制!!
 そして、そのままタイムアップ、スペイン初優勝という結末でした。

 いや、やっぱり、W杯の決勝戦、レベルは高かった!

 特に、スペインの、ショートパスを使って、ボールポゼッションを高め、相手を押し込み、主導権を握り続ける、という方向性は、今後のサッカーのトレンドとなりそうです。
 ますます、中盤でのボールポゼッション争いが重要となっていきそうです。「中盤を制するものは、ゲームを制す」となりそう。

 この決勝でのスペインのように、4-2-3-1のシステムで、4バックのラインを高くし、中盤を厚くして、ボールを支配して攻め続け、シュート打つ、もしくは、FKをもらう、という戦い方は、中盤に素晴らしい選手が揃い、FKの名手もいる日本の目指す方向とも一致しています。事実、今回のW杯でもそれに近い戦い方でした。

 日本もスペインから見習うところは、とても多いと思います。
 体格的にも、そんなに変わらないし・・・

 ただ、日本がこのシステムを使う上での、最大の不安材料は、1トップを任せられる選手がなかなか、出てこないことです。
 ポストプレーがこなせて、自分でも点が取れる選手・・・
 うーん、なかなか思い浮かばない。
 本田選手は本職ではないし、やっぱり、中盤で使いたいな。平山君、そろそろ、キミの出番のような気がするけど・・・

 しかし、スペインの1トップを張った、ビジャ選手は176cm、日本人と体格的には変わりません。できないことは・・・ない。


 僕がW杯の決勝戦を初めてリアルタイムで観たのは、94年アメリカ大会のブラジル対イタリア戦でした。その試合は、真昼の灼熱の中の熱戦だったと記憶しています。
 試合も白熱して、今回と同じように、0-0のまま延長へ、そして、それでも決着が付かず、PK戦・・・

 イタリアの1人目、キャプテン・バレージ選手が失敗、そして、5人目、攻撃の中心として、獅子奮迅の活躍だった、R.バッジオ選手が外して、ブラジルの優勝が決まりました・・・

 死力を振り絞って戦ったため、最後の最後、軸足の踏ん張りが効かなかったのかもしれません。ボールはバーの遥か上に浮いてしまいました。
 その後、腰に手をあててうなだれる彼の姿は、今でも忘れません。
 そういう、サッカーファンは多いはず・・・

 そんな彼が、次の98年フランス大会に出場し、またも、PK戦で敗れたとき、PKの最後にキッカーで失敗した、ディ・ビアッジョ選手に、自分の苦い経験も踏まえ、慰めて、語りかけた言葉は印象的です。
 

   「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」

 
失敗を恐れず、チャレンジしなければ何も始まらない、ということです。

 更に彼は、

    「今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない」

 という言葉も残しています。世界の一線で戦い続けてきた選手の言葉だけに、説得力があります。

 とにかく、今出来ることを精一杯やれ!、というメッセージ、僕も肝に銘じなければいけません。

 次は、2014年、ブラジルでの戦いです。
 どんなドラマが生まれるのか、今から楽しみです。
 日本代表も是非、その舞台に立ってほしい!
 心から願っています。


 しかし、あと1回勝っていれば、スペインと真剣勝負ができたのに・・・と思うと、ちょっと残念ですね。

 それは、また、次の機会に・・・ということで。

2010年W杯予選リーグ第3戦「日本vsデンマーク」観戦記

いよいよ、運命の第3戦、デンーマークとの一戦です。

試合は夜の3時半から。
それに備えて、11時前に布団の中へ・・・
3時に目覚ましをセットして、決戦に備えます。

・・・ちょっと眠気があるが、3時にきっちり起きて、すでに臨戦態勢はバッチリです。妻も起きてきた・・・真夜中のサッカー観戦に付き合うのは、珍しい・・・それだけ、みんなが興味を持っているということか。

前半、大方の予想通り、デンマークのボールポゼッションが優勢。
流れるようなパスワーク。さすが、ヨーロッパを勝ちあがってきたチームだけあります。1トップのベントナー選手の後ろから上がってくるトップ下のトマソン選手の動きが巧みで、日本DF陣がなかなか、捕まえられない・・・危ないシーンもありました。

しかし、日本も松井選手、長谷部選手の惜しいシュートが連続してあり、反撃開始。これは・・・と思い始めた、前半17分。

やっぱり、決めたのは、この男でした。
右サイド、かなり距離のあるところから、本田選手の左足のブレ球FKが炸裂!予想外の早い時間帯で先制点を取ることが出来ました!凄く落ちてました・・・

いやー、やっぱり、気持ちの強い選手だ・・・

「ビッグマウス」と言われているけど、周りに公言することで、自分にプレッシャーを掛けてんだろうな・・・
でも、自分で言った通り、ちゃんと結果残すんだから、その精神力も自信も相当なものです。
見習いたいところですね・・・・

この早い時間帯での先制点は大きい!これで、デンマークは攻めて来ざるを得なくなりました。しかも、1点取られても、OKです。
このまま、前半を終えてくれれば、万々歳・・・

と思っていた、前半30分。
ゴール正面の位置の好位置でのFK、今度は遠藤選手の右足で追加点です!彼らしい、コントロールされ、カーブが掛かったボールがゴールポストを巻いて突き刺さりました!!

相手ゴールキーパーは完全に本田選手の左足で来ると予想してましたね。裏を突かれた感じでした。

いやー、あの人を警戒しないなんて、Jリーグをよく知っている人にとっては、考えられないことだけど、デンマーク人が知る由もなし。
あの人のFKをナメちゃいけません。浦和も散々痛い目に遭わされてきました・・・
本当にここぞというところで決めてきます。抜け目ない・・・
浦和戦なら、ブーイングものですが、今日ばかりは、よくやった!と言ってあげたい。

日本の強みはセットプレー(というか、それしか取れる感じはあまりしない・・・)、それがうまくはまりましたね。

しかし、この大きな試合で、ここまでうまくいくとは・・・
ここで、気を緩めないことが大事です。相手に諦めの気持ちが出て、集中力が落ちるまで、このまま続けないと・・・

その点、日本はうまく時間を消費しました。狙い通り、そのまま、2-0で前半終了です。出来過ぎです・・・

後半早々、デンマークは、DFを下げ、背の高い攻撃的な選手を入れてきました。外から、単純にクロスを放り込む、パワープレーに来ました。背の低めの選手が多い、日本対策としてどこもやってくるだろうな。ただ、中沢選手も闘莉王選手も競り合いには強い。
逆にそれにこだわってくれれば、その方が日本としてはやりやすいでしょう。

案の定、後半はそんな展開に。日本の選手達は、みんな体を張って、ぎりぎりのところでゴールラインを割らせませんでした。

後半20分くらいのところで、デンマークの選手の中には明らかにイライラして、集中力が落ちている人も見られました。
この時点で、勝負は決まっていました。

PKから1点取られましたが、大勢に影響なし。
逆に、カウンターから途中出場の岡崎選手がダメ押しの3点目!
試合の流れの中では、大して重要ではない点ですが、FWの岡崎選手が取ったということは大きい!

今後の試合でも、彼はいいイメージでプレーできるでしょう。

そして、そのまま、3-1で試合終了。
見事、決勝トーナメント進出です!!

いやー、お見事です。

正直、決勝トーナメントは厳しいだろうな、日本らしい試合ができれば・・・とあまり期待していませんでした。

本当に、岡田監督、選手の皆さん、他のスタッフの皆さん、本当にごめんなさい・・・ちょっと見下してました・・・

この意思の統一感と団結力は素晴らしい!
やっぱり、強い気持ちがあれば、結果がついてくるんです。
ここで、もう1回言わせてほしい・・・

「強いチームが勝つのではない、勝ったチームが強いのだ」

ここまできたら、ベスト4といわず、決勝までいってほしい。

次の相手は・・・南米の強豪、パラグアイ・・・
ふー、大変な強敵です(ここまで来るチームはどこも強いですが・・・)
相手がちょっとでも油断してくれれば、勝機はありそう。
でも、どういう状況でも今日みたいに、全力で戦ってくれれば。

しかし、日本にも久しぶりに明るいニュースですね。ちょっとは元気が出ればいいけど・・・

頑張れ!日本!!
プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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