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2011年サッカー天皇杯準々決勝「FC東京 vs 浦和」観戦記

 2011年12月24日のクリスマス・イブの土曜日。

 この日はサッカー天皇杯の準々決勝が各地で行われています。

 関東では、澄み切った爽やかな青空が広がり、絶好のサッカー観戦日和となりました。

 先週、J2の愛媛FCに快勝した我が浦和レッズ
 この日の相手は、来年J1昇格を決めているFC東京です。
 
 場所は先週と同じ埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。
 ホーム同然のこのスタジアムでしっかり勝って、次のステージに進んでほしいところ。

 試合開始。
 浦和はいつもの4-1-4-1のシステム。

 GKは加藤順大選手。
 CBは坪井慶介選手と濱田水輝選手のコンビ。SBは右に平川忠亮選手、左に山田暢久選手というベテランコンビです。
 1トップは原君。その後ろに左から山田直輝選手、柏木陽介選手、マルシオ・リシャルデス選手、梅﨑司選手が並びます。その後ろに1ボランチ(アンカー)には鈴木啓太選手。

 開始早々、浦和にアクシデント。
 相手選手のシュートを阻止しようとした暢久が足を蹴られてプレー続行困難となり、負傷退場となります。
 
 9分、暢久に代わり野田紘史選手が入ります。

 東京は前線から激しいプレスを仕掛けてきましたね。
 受け身に立ってしまった浦和は劣勢となります。
 プレスを受けて慌ててパスミスを繰り返し、東京の逆襲を受けるという悪い流れとなってしまいます。

 20分、東京は浦和ゴール前で細かいパスを繋ぎ、最後は中央から石川選手が右足で豪快に蹴り込みました。
 0-1、東京が先制です。
 
 これは、石川選手を褒めるしかないか・・・素晴らしいシュートでした。

 その後も東京の攻勢は続きます。
 それにしても、東京の気迫はすごいですね・・・この試合に懸ける気持ちが伝わってきます。

 試合開始からしばらく、直輝が左サイドに張っていることが多かったですが、その意図がイマイチよく分かりませんでした。ベンチからの指示かな?あまり機能していませんでした。

 直輝もそれを察したのか、前半途中から、直輝が中央にポジションを取ることが多くなりましたね。
 その辺りから浦和の攻撃もリズムが出てきました。

 柏木君・直輝・啓太の3人が流動的に動き、コンビネーションもようやく噛み合ってきました。
 前半終了間際に、直輝のスルーパスに啓太が反応しシュートまでいくシーンもありましたね。

 前半はそのまま終了。
 この調子でいけば、後半は期待できるかも・・・

 さて、後半。
 
 点を取らなければいけなくなった浦和が攻勢を強めます。
 両サイドを上手く使ってセンターリングやシュートまでいくシーンが多くなりました。
 あとは最後の精度だな・・・

 浦和は67分、原君に代わって高崎寛之選手が入ります。
 高崎君の高さを活かしたいところ。

 前半から激しいプレスを掛けていた東京の足が止まっているので、浦和の選手が余裕をもってプレーできるようになりましたね。
 決定的なチャンスもいくつか得ることができました。
 しかし、いずれもGKの権田選手、今野選手を中心とした東京DF陣の体を張った守備で防がれて得点ならず。
 
 88分、柏木君に代わって宇賀神友弥選手入ります。

 しかし反撃及ばず、そのまま試合終了。

 0-1、東京の勝利となりました。 

 浦和は今シーズンはこの試合で終了です。
 良くも悪くも今シーズンを象徴した試合となりましたね。

 攻撃は選手同士の意思の疎通が十分でないためパスの出し所を探しているうちに相手守備陣の網に引っ掛かり逆襲を喰らうシーンがとにかく多かった。

 守備もボールの取りどころが徹底されていないため、組織として効率がいい、とはとても言えないものでした。
 セットプレーからの決定力の低さも結局改善されませんでしたね。

 前半のパフォーマンスが低く先取点を許し、後半ようやくエンジンが掛かってきて反撃に出るというのも今年繰り返した毎度のパターンです。
 
 来年の体制がまだはっきり固まっていませんが、まずは浦和が目指すべきサッカーは何か、しっかりとしたビジョンを持って戦力強化を図ってもらいたいものです。

 浦和選手・スタッフ、そしてスタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、1年間本当にお疲れ様でした。
 
 今年の苦い経験を活かし、来年はぜひとも1年を通じて優勝争いに絡むような充実したシーズンになることを願っています。
 
 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年サッカー天皇杯4回戦 「浦和 vs 愛媛」 観戦記

 17日、サッカー天皇杯の4回戦が各地で行われています。

 関東では、12月らしい澄み切った爽やかな青空が広がり、絶好のサッカー観戦日和となりました。

 全日程が終了した今年のJリーグでは、ようやく最終節にJ1残留を決めるという散々な目に遭った我らが浦和レッズ
 しかし、まだ浦和の今シーズンは終わっていません。
 そう・・・天皇杯のタイトルが残っています。
 
 優勝チームにはACLへの扉も開かれています。是非とも、チャンスをモノにしてほしいところ。
 本当に色々あったシーズンですが「終わりよければすべてよし」です。

 浦和は地元・埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で愛媛FCと対戦しています。
 ホーム同然のこのスタジアムで底力を示したいところ。

 試合開始。
 堀孝史監督に代わってからすっかりお馴染みとなった4-1-4-1のシステム。

 GKは山岸範宏選手。
 CBは坪井慶介選手と濱田水輝選手のコンビ。SBは右に平川忠亮選手、左に山田暢久選手というベテランコンビです。
 1トップは原君。その後ろに左から梅﨑司選手、山田直輝選手、柏木陽介選手、マルシオ・リシャルデス選手が並びます。その後ろに1ボランチ(アンカー)には鈴木啓太選手。

 開始早々に試合は動きます。
 9分、ゴール左サイドで得たFKをマルシオが横から差しこむ日差しに邪魔されながらも直接蹴り込みました。
 1-0、浦和先制!

 相手DFに軽く触れたため、コースが変わった幸運もありましたが、素晴らしい無回転シュートでした。
 こういうシーンをJリーグでもたくさん見たかった・・・・

 その後も、浦和はボールを支配して主導権を握ります。
 愛媛はボールを奪ってからの手数を掛けないカウンターで活路を見出します。

 しかし、浦和は1点取って油断した訳ではないのでしょうが、集中力のないプレーからピンチを招く場面が多く見られました。相手に合わせてしまう悪い癖が出てしまっています。

 危ないシーンも幾つかあり、山岸君の好セーブに救われる場面もありました。

 それでもようやく相手の戦い方にも慣れてきて、浦和は25分過ぎからサイドを上手く使って攻撃できるようになります。センターリングを上げられるシーンも増えてきましたね。

 直輝の強烈なボレーシュートもありました。惜しくも相手GKの好守に阻まれましたが、そのシュートで得た左CKを暢久がヘディングで折り返し、そのボールを原君がきっちり押し込みました。
 38分の得点で2-0、浦和が突き放します。

 暢久の走り込みながらのヘッドの折り返しは見事でした!待ち構える原君の足元にピッタリ合いました。
 浦和サポが歌う暢久のチャントが熊谷の地に響き渡ります。うーん、久しぶりに聴いた気がする・・・

 それにしても、この1点は大きい!
 このまま1点ビハインドのまま何とか食らいついて後半勝負・・・と考えていた相手にとって、この2失点目のダメージは計り知れません。

 前半はそのまま終了。
 今シーズン不振だったチーム同士の対戦にふさわしい(?)、ミスの多い落ち着かない前半でした。
 シュート数もほぼ同じ(浦和6本、愛媛7本)だったし・・・

 それでも浦和が決定力でJ1チームとJ2チームの力の差を示しています。

 後半は更に攻守で相手を圧倒して、失くしてしまった「J1のプライド」を少しでも取り戻したいところ・・・

 さて、後半。

 僕の願いが通じたのか、立ち上がりから浦和が猛攻を仕掛けます。
 前半に比べて、1トップの原君をターゲットにするシーンが多くなりましたね。
 一旦クサビを入れることによってサイドからのドリブル突破の威力が増したし、両SBもかなり上がれるようになりました。

 69分、ウメに代わって宇賀神友弥選手が入ります。ポジションはそのまま2列目の左サイドに入ります。
 
 代わった宇賀神君が早速仕事をしました。
 77分、啓太からクサビのパスを受けた宇賀神君がワンタッチで走り込んできた柏木君に流します。
 そのボールを柏木君が豪快に左足で蹴り込んで3-0、浦和がダメ押して試合を決めてしまいました。

 複数の選手が上手く絡んでの得点、これも今シーズンあまり見られなかったナイスなコンビネーションでした。

 79分、すでにイエローカードを1枚もらっている直輝に代わってルーキー小島秀仁選手が入ります。
 小島君はそのまま直輝のポジションへ・・・いつもよりも前目に入ってますね。
 
 83分、平川君に代わって野田紘史選手が入ります。
 野田君は本職の左SBへ。空いた右SBは暢久が回りました。

 浦和はここらへんで攻撃のギアを下げました。無理をせず、試合を終わらせようとします。
 前からプレッシャーは掛けず、しっかり引いて守っています。ボールを奪ってもしっかりボールをキープしながら安全運転です。

 ロスタイム、愛媛にロングボールからのヘディングで1点を返されますが、大勢に影響なくそのまま試合終了。
 3-1で浦和の勝利です。
 
 浦和はJ2の愛媛に対して格の違いを見せつけて、順当に準々決勝へと駒を進めることとなりました。

 浦和は中盤トップ下に入った直輝と柏木君、それにアンカーの啓太の3人のコンビネーションがこなれてきた感じ。特に守備において、その印象が強いです。

 3人が流動的に動いて、このシステムの最大の弱点、アンカーの両脇のスペースをしっかりケア出来ていたように思います。
 次戦以降もこの3人が堀サッカーの中心、肝になります。期待したいです。

 愛媛は、今シーズンJ2でブレイクした齋藤選手の個人技が光りましたね。素晴らしい選手でした。
 ただリードされてからは特に、愛媛は彼のドリブル頼りの攻撃となってしまい、単調になってしまいました。
 齋藤選手はボールを持つと確かに怖い選手でしたが、それだけだと分かってしまうと浦和DFの対処は楽だったかもしれません。

 今シーズン前半の浦和も、原口元気選手のドリブル頼りで、それに固執してしまっていた時期がありました。
 相手チームから見たら、その方がやっぱり守りやすかったのかも・・・
 攻撃のバリエーションを増やすことはとても大事なことなんだな、と痛感。来年以降の反省としたいところ。

 結果は完勝でしたが、内容は決して褒められたものではありませんでした。
 ちょっと、ミスが多過ぎましたね・・・
 この日のパフォーマンスでは、準々決勝以降の戦いに不安が残ります。
 
 これからも負けられない戦いが続きます。
 しかし、残留争いをくぐり抜けてきた浦和の選手にとって、これ位のプレッシャーは無いに等しいのでは。
 精神的に強くなった浦和の選手達に期待したいです。

 1月1日元旦、国立の決勝のピッチで浦和のユニフォームが躍動していることを・・・
 今期限りの退任が確定的な堀監督のサッカーをもう少し見ていたいですしね。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第34節 「浦和 vs 柏」観戦記

 12月3日、今日はJリーグの最終節が各地で行われています。

 前節アビスパ福岡に勝利し、ほぼJリーグ残留が確定的となった我が浦和レッズ

 この最終節は本来なら世間の注目を集めることのない“消化試合”となるはずでした。

 しかし、この日の対戦相手は僅差で優勝争いのトップに立つ柏レイソル。
 勝てば、文句なしの初優勝です。もちろん柏の選手達のモチベーションは相当高いでしょう。
 
 舞台は浦和のホーム・埼玉スタジアム2002。チケットはすでに完売となっているとのこと。
 最終節にして初の5万人超が確実です。しかし、注目されているのは相手チームというのは複雑な気持ちです。

 浦和は柏の大きな壁となって、目の前での優勝を阻止できるのか?

 優勝が懸かって固くなるであろう柏に対して、浦和は残留争いのプレッシャーから解放され、伸び伸びプレーできます。
 勝機は必ずあります。

 さて、スタメン。
 浦和はU-22代表で戦列を離れていた濱田水輝選手と山田直輝選手が戻ってきました。
 水輝はベンチスタートですね。
 しかし、前節怪我をしてしまったセルヒオ・エスクデロ選手と田中達也選手は間に合わず・・・

 その結果、FW登録の選手がスタメンにいない異常事態となってしまいました。
 前の5人はどんな配置になるのでしょうか・・・?

 試合開始。
 前節に引き続いて4-1-4-1のシステム。

 1トップに入ったのは直輝でした。その後ろに左から原口元気選手、柏木陽介君、マルシオ、梅﨑司君が並びます。
 更にその後ろに1ボランチ(アンカー)には啓太が入ります。

 運動量豊富でボールに自ら絡んでいくことが持ち味である直輝が最前線に入るということは、かなり流動的な布陣となると想定されます。
 直輝とポジションチェンジをしながらどれだけ選手が飛び出していけるかがポイントとなりそうです。

 立ち上がりは完全な柏ペースでした。

 浦和ボールを前線でカットし、そのままレアンドロ選手を中心に手数を掛けないシンプルなカウンターを仕掛ける柏。
 浦和は前線に起点を作れず、防戦一方となります。

 決定機を掴むをのは柏の方ばかり、浦和はシュートすら打てない厳しい展開が続きます。
 レアンドロ選手は浦和のシステムの弱点、アンカー・啓太の両脇のスペースにを常に使おうという意識を感じます。

 29分、CKからシュートがポストに当たったこぼれ球をワグネル選手の強烈なシュートが決まり、0-1柏が先制します。
 浦和GKの加藤順大選手が反応出来ないほど強烈な一撃でした・・・

 これで更に勢いづいた柏。厳しい中盤のプレスからインターセプトを繰り返し、どんどん前線の選手が浦和陣内に飛び込んでいきます。
 浦和の選手は先制点を取られて気落ちしてしまったのかプレーの精度が更に悪くなります。

 38分、柏が追加点。またもCKから橋本選手の技ありのオーバーヘッドが決まり、0-2。柏が突き放しました。

 前半はそのまま終了。
 浦和はシュート「0」。まったく攻撃の形が作れませんでしたね・・・・
 対する柏のシュートは17本(!)。
 データからも一方的な展開であったことが裏付けられています。

 点を取らないと勝てない浦和は何か変えなければいけません。堀孝史監督の選択は・・・?

 さて、後半。
 
 HT、浦和は選手交代。
 直輝に代わって原一樹選手が投入されています。
 やっぱり、直輝の1トップは無理がありましたかね・・・彼にボールが入ってくるところを狙われていた感じもしました。

 原君が入ったことで、前線のタメが出来るようになった浦和。

 後半開始から浦和が攻勢にでます。
 53分、平川君の右からのセンターリングに柏木君がドンピシャのヘッドを柏ゴールに叩き込みました!
 1-2、浦和が追い上げます。 

 これで試合は分からなくなりました。浦和サポのボルテージも上がります。
 勢いは浦和。一気に追いつけるか・・・?

 ここからは両チームの意地をぶつけ合うような攻め合いとなります。
 中盤もかなり空いてきましたね。

 両チームとも、ここが踏ん張りどころです。

 67分、司に代えてマゾーラ投入。ポジションは同じ右サイドのウィング。彼のドリブル突破に期待です。

 しかし、勝負を決める追加点は柏の方へ・・・

 76分、クリアボールに反応した茨田選手が軽く合わせるようなシュートを右足で放ちました。
 何でもないようなシュートに見えましたが、順大はこのボールを取り損ねて後逸、そのままゴールイン。1-3、柏が突き放します。
 ピッチがスリッピーだったのと、ボールにスピンが掛かっていたこともあり、想定外のバウンドとなってしまったようです。
 しかし、それを差し引いてもちょっと軽率なプレーに見えました。
 それまで、素晴らしいセービングを見せていただけにとても残念でした。

 試合はそのまま柏が逃げ切りました。1-3、スコア以上に柏の完勝でした。

 この5万4千人の観客に固くなったのは、優勝争いをしているアウェイの柏ではなく、ホームの浦和の方でした。残念・・・

 柏レイソルの選手、サポーターの皆さん。
 Jリーグ初優勝おめでとうございます。
 
 柏はこの試合でも、十分優勝に値する試合を見せてくれました。
 堅い守備からのカウンターをベースにした、システマティックなサッカーはとてもスピーディで魅力的なものでした。
 名将・ネルシーニョ采配も冴えわたっていました。選手の特長をよく捉えて絶妙な用兵ぶりでした。

 J2から昇格した年に優勝したのは、今年の柏が初の快挙となります。
 これからJ2から昇格するチームにも勇気を与えますし、一部の経済力のあるビッグチームと言われているチーム以外でも、やり方次第でJの頂点に立てるということを示したことに意義があります。 

 やっぱり、チームの戦術がしっかりしているチームは強いです。
 監督のコンセプトとチームの方針、それと在籍する選手の個性が合わずに残留争いを繰り広げてしまった浦和とは対照的ですね。

 フロントも含めて、チーム全体が同じ方向性を持ってチーム作りをしていかないと、とても強いチームなど作れません。
 浦和首脳陣は今年の成績を猛省してもらい、来年に繋げて欲しいところです。
 
 試合終了後は橋本社長のご挨拶がありました。
 場内はもの凄いブーイングでした。仕方ないですね、この成績では・・・・
 
 フロントに対しては、弾幕にもかなり辛辣な文章が見られました。「辞めろ」コールも聞こえましたね。
 
 橋本社長の仰る通り、この悪い流れを止めなければいけないですね。 
 
 唯一の救いはユース組を中心に若手がしっかり伸びてきて、チームの中心選手に育ったことです。

 彼らの更なる成長としっかりしたチーム作りをして、この悔しさを晴らしてほしいところです。

 浦和の選手の皆さん、そして堀監督。本当にお疲れ様でした。
 残留争いも過ぎてしまえば貴重な体験です。来年以降に活かしてほしいです。

 そしてまだ、天皇杯があります。最後に意地を見せてほしいです。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第33節 「福岡 vs 浦和」観戦記

 11月26日、Jリーグも残すところあと2節。波乱のシーズンも終盤を迎えています。

 当然、優勝争いに注目が集まりますが、僕の興味はもっぱら残留争い。
 
 我らが浦和レッズはすでに降格の決まっているアビスパ福岡とアウェイ・レベル5スタジアムでの対戦です。
 相手は失うものは何もありません。ホームですし真っ向から向かってくるでしょう。とにかく、気持ちで受け身にならないことです。
 この試合に勝ってJ1残留を確実なものにしましょう。
 テレビで見る限り、ほぼ満員に埋まったスタジアム。アウェイにも関わらず浦和サポの多さは相変わらず・・・・頭が下がりますね。
 選手達も今日こそは彼らの熱意に応えてあげないと。

 浦和のスタメンは前節と一緒です。
 前節に引き続き、U-22代表で濱田水輝選手と山田直輝選手が欠場。
 試合を重ねて、戦術の理解度はどれほど上がったのか?

 さて、試合開始。4-1-4-1のシステム。

 1トップにセル。その後ろに左から元気、柏木君、マルシオ、梅﨑君が並びます。
 更にその後ろに1ボランチ(アンカー)には啓太が入ります。

 5分過ぎ位から浦和がセルをターゲットにして、彼のボールキープから試合の主導権を握ります。
 10分位には右CKから元気のドンぴしゃヘッドもありましたが、惜しくも相手GKに弾かれてしまい得点ならず。

 その後もセルやウメの飛び出しから福岡の右サイド(浦和の左サイド)を幾度となく崩すシーンがありました。
 浦和はいい感じの立ち上がりです。この勢いのまま先制点を!

 しかし、ここで浦和に大きなアクシデントが・・・
 ここまで最前線で体を張って奮闘していたセルが相手GKと接触し、負傷退場となってしまいました。
 
 28分、セルに代わって達也投入です。そのまま1TOPの位置に入ります。
 セルとは持ち味の違う選手の投入、浦和としては相手DFラインの裏のスペースを達也が狙わせたい。

 その直後、待望の得点は浦和ではなく福岡の方に入りました。
 32分、福岡の岡本選手が左足シュートがゴールネットを揺らし、0-1福岡先制です。

 その後、浦和の選手の焦りも生まれたのか、攻撃が完全に空回りし始めてしまいました。
 中盤でのパスがミスになったり、相手にカットされたりして、逆に福岡のカウンターに苦しめられます。
 相手の決定力不足に助けられ、2失点目は免れましたが危ないシーンも多かったです。

 そのまま前半終了か・・・と諦めかけたロスタイムの47分、右サイドを駆け上がった平川君のセンターリングに中央の達也が相手DFと競り合い、そのこぼれ球を柏木君が拾い、そのまま左足を振り抜きました。
 ボールは相手DFに当たってコースが変わってそのまま福岡ゴールに飛び込みました!1-1、浦和同点に追い付きました。
 
 さすが柏木君、冷静な判断でのシュートでした。サンフレッチェ広島時代の残留争いの経験が活きましたね。
 ボールがDFに当たってゴールに吸い込まれたのは、浦和サポの執念が後押ししたか?

 これは本当に大きな得点です。この試合というよりも、残留争いでとても意味ある得点となりました。

 この得点の直後に前半終了のホイッスル。
 同点に追いついたことで落ち着きを取り戻して後半に入れます。

 さて後半。
 お互いに中盤での潰し合い、パスミスの応酬で目まぐるしく攻守が入れ替わる展開が続きます。
 決定機は、福岡の方にいくつかありました。
 しかし、いずれもシュートが枠に飛ばず、浦和は事なきを得ています。
 
 逆に浦和は63分、相手ボールを中盤で奪い、柏木君の放ったロングパスに反応したのはウメ、ボールを受けてそのまま相手PAドリブルで突入し、相手DFに倒されてPKを獲得します。キッカーはマルシオ。

 1度ネットを揺らすも、味方がPA内に入るのが早かったのか蹴り直しとなりますが、動じることなく、2度目もしっかり決めて2-1、浦和逆転です!

 しかも、このPKを与えた相手DFが一発退場のレッドカードとなり、完全な浦和の優位の状況となりました。

 その後は、一方的な浦和ペースとなります。
 マルシオの強烈なミドルなど、決定機はいくつもありました。しかし、得点には繋がらず・・・・
 なかなか福岡の息の根を止めることは出来ません。
 
 86分、怪我上がりでもともと時間限定の出場予定だったのか、達也に代わって原君を投入。

 そのままロスタイムに突入。ロスタイムは4分、浦和サポにはとても長い4分・・・・
 福岡の必死の反撃も凌ぎ切り、そのまま試合終了。
 2-1で浦和が勝利、ほぼJ1残留を自らの手で確定させることができました。

 この試合を振り返ると、ホーム最終戦で浦和に一泡吹かしてやろうという福岡を相手に気迫で負けなかったことが一番大きかったように思います。
 その上で、元気のいる左サイドを囮にして、この試合での相手のウィークポイントとなっていた左サイド(浦和の右サイド)裏のスペースを徹底的に突いた浦和の戦術が上手くハマりました。

 前節に引き続いて安定した守備を見せてくれた坪井君、そして右サイドを何度も駆け上がり効果的なオーバーラップをみせた平川君のベテラン2人の奮闘ぶりは称賛されるべきでしょう。
 彼らはプレーの面だけでなく、精神的な部分でも若い浦和の攻撃陣をしっかり支えてくれていました。山も谷も知り尽くした彼らの存在こそが浦和というチームのかけがえのない財産であることを自ら証明しました。

 最終的に勝敗を分けたのは、やっぱり決定力の差か・・・・中盤の構成力はむしろ福岡の方が上回っていたかもしれません。
 降格した福岡と残留が確定的な浦和の差はほんのちょっとの決定力の差だけ。
 そのことはチーム関係者はしっかり反省しないと、また来年同じ目を見ることになります。

 試合終了後、遠く福岡の地でタオマフを掲げて「We are Diamonds」を高らかに歌う大勢の浦和のサポをTVで眺めていると熱いものが込み上げてきました。本当に素晴らしい光景です。

 浦和がJ1残留を果たすことができた最大の要因は、絶望的な状況にありながらも、ホームもアウェイも関係なく浦和の試合に足を運び続けた多くのサポの存在です。

 彼らのお蔭で、選手達はどこで戦ってもホームと同じような雰囲気の中で戦うことができました。
 どれだけ選手達にとって心強かったことかわかりません。

 それから堀孝史監督の手腕も素晴らしかった!本当に短い間でしたが、選手達を見事にまとめ上げて、J1残留という最大の目標をクリアしました。その功績については誰も文句は言えないでしょう。
 
 個人的には、彼には来年以降も浦和の監督を任せてあげたい。ここで辞めさせるのは余りにも非情です。
 主力にユース出身者が多い今の浦和の状況を考えると、彼以上の適任者は多分、国内外を探してもそんなにはいないのではないでしょうか?
 
 次はいよいよ今季最終戦、ホームで柏レイソルと対戦です。
 柏はこの試合に優勝を懸けています。もちろん、モチベーションは相当高いでしょう。しかし、その分負けられないというプレッシャーも強いはず。
 逆に浦和は残留争いのプレッシャーから解放され、伸び伸びプレーできます。
 
 浦和にとっては消化試合のようなものですが、負けていい訳ではもちろんありません。
 浦和は柏の大きな壁となってほしい。Jの頂点に立った先輩として優勝の厳しさを教えてあげなければいけないから。

 彼らに勝った上で、「J2から上がったばかりのチームが優勝できるほど、J1の舞台は甘くない」ということを身をもって示してあげないと。

 何よりも、ホーム・埼スタで相手チームの胴上げを見せられるのは絶対に嫌。
 泣いても笑ってもあと1試合、「浦和のプライド」を見せてくれ・・・

 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第32節 「浦和 vs 仙台」観戦記

 11月19日、この日の関東地方は朝からあいにくの強い雨・・・・

 優勝争い、ACL出場権争いも佳境に入ったJリーグ。色々あった今季も残すところあと3試合です。
 現在15位と残留争いの真っただ中にいる我らが浦和レッズ

 この日の相手はベガルタ仙台。ホーム埼スタでの対戦です。
 震災による中断後最初の試合は仙台でした。その時の借りも返したいというのもありますが、残留に向けて、全ての試合が落とせない重要な戦いとなります。
 1試合、1試合がトーナメントの決勝戦・・・選手達もそんな気持ちなのではないでしょうか。

 対する仙台は被災地の方の期待を背負い、ACL出場を目標に戦っているチームです。モチベーションは高いでしょう。
 それにもともと戦術のしっかりしたチームです。難しい戦いとなるのは間違いありません。

 さて、スタメン。
 
 浦和はU-22代表に選ばれた濱田水輝選手と山田直輝選手が欠場。
 目を引くのは、欠場した濱田選手の代わりにベテランDF坪井選手を久しぶりのスタメンに抜擢されたことでしょう。
 残留が懸かるこの大一番で、堀監督は坪井選手の豊富な経験と落ち着きをチョイスしました。
 今季ほとんど出番のなかった元日本代表DFもこの千載一遇のチャンスに燃えているでしょう。期待です。

 試合開始。
 堀監督に代わってからお馴染みとなった4-1-4-1のシステム。

 1トップにセル。その後ろに左から元気、柏木君、マルシオ、司が並びます。
 更にその後ろに1ボランチ(アンカー)には啓太が入ります。

 11分、右サイド平川君のパスをマルシオがヒールで落とし、それを平川君がダイレクトでセンターリング、そのボールに頭で合わせたのはセル!タイミングはぴったりでしたが、惜しくもバーを越えていきました。

 この大雨でピッチコンディションはかなり悪そうです。
 水を含んで転がりにくくなった芝生、おまけにスリッピーとなって競り合いで足を取られる選手が続出しています。
 この悪条件を味方にした方が勝利に近付きます。

 浦和は、やっぱり啓太が戻ってきたのが大きいです。危険なスペースをしっかり埋めています。
 啓太の前の中盤選手の守備への意識も高いです。特にマルシオは攻めている時もかなり低めの位置を取ってバランスを取りながらプレーしている感じでした。
 今シーズン、堅守速攻で好成績を残してきた仙台に効果的なカウンターをほとんど許しませんでした。
 
 攻撃に関しては、堀監督は中盤でしっかりボールを繋ぎたいのでしょうけれど、このコンディションではなかなか難しいですね。どうしても安全運転のパス交換になってしまい、速攻になりません。

 それよりもドリブルでの突破の方が効果ありそうです。切り返したときなどに足を滑らせるリスクも大きいですが、それは対処するDFも一緒。
 どんどん突っ掛けることでビッグチャンスが生まれそうです。

 それと仙台のDFが中央を固めているので、サイドからの攻撃がとても効果あります。
 サイドをえぐって数多くのセンターリングを送っていた浦和ですが、精度が悪く決定機はほとんどなし。
 結局、前半の浦和のシュートはたった3本・・・
 セルをクサビに使ってからサイドを使うなど、フィニッシュ一手前にもう一工夫が必要ですね。
 
 さて後半。

 浦和サポの多くは赤いレプリカを脱いで上半身裸となっていますね・・・・
 サポも選手と一緒に戦っています。この熱い気持ち、選手達には当然伝わっているでしょう。
 更なる奮起を望みたいところですが、降り続く雨が激しさを増し、ピッチ上には水溜りも出来始めている模様。パス回しのボールが途中で止まってしまうシーンもしばしば・・・
 自陣での不用意な横パスなどは厳禁ですね。リスクが大き過ぎます。

 残留に向けて勝ち点3が絶対に欲しい浦和は、攻勢に出ます。
 しかし、ポゼッションは上がったもののパススピードが上がらないため攻撃が遅くなってしまい、仙台の守備陣形が整う時間を与えてしまいました。

 そんな状況を打破すべく、堀監督が動きます。
 73分、セルに代わって田中達也選手投入。

 おーーー、待ってました!
 怪我で戦列を離れていましたが、鋭いドリブルと献身的な動きで前線をかき回す達也の復帰は、残留争いに喘ぐチームにとっては本当に明るい材料です。今シーズンはもうダメかも・・・と半分諦めていましたが、最後の最後に間に合いました。

 達也はセルのポジションだった1トップにそのまま入っています。このピッチコンディション、彼の切れ味鋭い切り返しも大きな武器になります。
 更に86分、疲れの見えた司に代わって原君投入。そのまま右サイドの中盤に入ります。

 高さ勝負より、ドリブルによる1対1の勝負を選択した堀監督。 あくまで仙台DFの裏のスペースを取ることにこだわりをみせます。

 しかし、その判断は少し裏目に出ましたかね・・・ピッチコンディションがかなり限界に近付いて、ボールに足が足につかない場面が多くなってきました。
 パスはもちろん、ドリブルすらままならない状況となってしまいました。

 対する仙台は前線に高い選手を投入してロングボールを放り込む作戦を取りましたが、こちらも機能せず、結局、0-0のスコアレス・ドローとなりました。
 
 大雨のおかげで内容的な見るべきところのない試合となってしまいましたが、両チーム死力を尽くした熱戦となりました。
 この試合に賭ける選手達の気持ちは伝わってくるナイスファイトでした。両チームの選手の皆さん、お疲れ様でした。

 その中でも坪井選手の奮闘ぶりは光りました。ピッチを転げまわる選手が多い中、坪井選手は滑るピッチに足元を取られることなくしっかり相手のFWをマークして抑えきりました。時々見せたインターセプトの判断も素晴らしかったです。
 普段の練習を腐らずにちゃんとこなしていつでも試合に出れる準備をしていたのでしょう。さすがですね・・・・もちろん、それをちゃんと見ていた堀監督もね。

 それにしてもこの試合の北ゴール裏の盛り上がり方はかなり異常でした(いつも異常ですが、いつも以上にね・・・)。残留がかかった大きな試合、大雨という悪条件はむしろ浦和サポを奮い立たせる要因にすらなっていました。本当に素晴らしい応援でした。スタジアムに行かれた方は本当にお疲れ様です・・・
 
 まさに、「雨中の決戦」ともいうべき激しい戦いの末、手に入れたのはわずか勝点1という結果。
 しかし、結果的に残留争いの中で、この勝点1は計り知れない価値となるかもしれません。

 次は福岡とアウェイで対戦です。福岡は来季のJ2への降格が決まっています。
 だからといって、情けは無用です。それに相手は失うものは何もありませんから、どんどん向かってくるはずです。
 絶対に気持ちで受身にならないこと。油断なんてもっての外です。
 
 2007年のJ最終節、浦和はすでにJ2降格が決まっていて最下位を独走していた横浜FCに敗れてしまいました。
 浦和はその試合の前まで守り続けていた首位の座から陥落、鹿島アントラーズに優勝をさらわれた上、史上初となるJリーグとACLの2冠達成のビッグチャンスを逃してしまいました。
 僕も日産スタジアムのゴール裏で応援していましたが、あの悔しさはずっと忘れないでしょうし、ああいう思いは二度としたくありません。

 相手がどこで、何位のチームかなんて関係ない。ピッチの中に入ったら、自分達のサッカーをやり通し、点を取って勝つ・・・それだけです。
 もちろん、ホームであってもアウェイであっても同じです。
 
 今日の“勝点1”が意味を持つか持たないかは、次節の結果次第です。
 勝って、残留を決めましょう!
 
 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第31節 「浦和 vs 磐田」観戦記

 11月3日、文化の日。

 各地でJリーグ第31節が開催されています。“晴れの特異日”として知られているこの日、関東はちょっと曇りがちな天気となりましたが、やっぱり雨の気配はなくジンクスは健在です。
 気温も涼しく、スポーツ観戦日和となったこの日、浦和レッズはホーム埼玉スタジアム2002でジュビロ磐田と対戦です。

 リーグ戦も残り4試合、今だに残留争いの真っただ中に身を置いている我らが浦和。
 1試合、1試合がトーナメントのような結果が問われる勝負となってきます。

 前節、解任されたペトロビッチ選手に代わって急遽抜擢された堀孝史監督が就任直後の試合ですぐに白星という結果を出しました。内容もなかなかでした。
 今節も勝ち点3を奪って、残留確定に大きく前進したいところ。

 選手入場時、浦和サポはビジュアルで選手達を鼓舞します。
 北側ゴール裏には、白地に赤のハートの模様その中に大きな「12」の白い数字が浮かび上がっています。相変わらず素晴らしい、世界に誇れる光景です。僕も浦和のサポでよかった・・・と心から思います。
 選手達にもこの試合に懸けるサポの気持ちが伝わったと思います。

 スタメンは先日のナビスコ杯決勝のメンバーが基本ですが、直輝と啓太が出場停止という苦しい台所事情です。彼らの代わりに怪我から復帰の峻希とルーキー小島君が抜擢されました。

 試合開始。

 4-1-4-1のフォーメーション。
 1ボランチ(アンカー)として小島君が位置し、その上に左から元気、柏木君、司、峻希が並び、1トップにセルが入っています。
 
 試合はいきなり動きます。
 12分、コーナーキックを磐田のエース前田選手に頭で合され、ゴールネットを揺らされます。0-1磐田先制です。
 ボールが来る直前に、すっと相手DFの前に出る駆け引きの上手さが光りました。
 監督が代わり、戦術がまだ徹底しきれていないのか、浦和のマークも甘かったです。

 その後も磐田ペースで試合が進みます。
 中盤のメンバーが大幅に入れ替わったためか、攻撃がいまいちぎこちないです。おまけにミスパスが多過ぎる。
 というか、磐田のプレスに押されて苦し紛れのロングパスが多くなったためでしょう。

 4バックの前にある広いスペースを上手く利用して、カウンターを仕掛けてきました。
 やっぱり、アンカーの小島君一人でそのスペースを埋めるのは無理がありますね・・・他の中盤の選手やSBの暢久や平川君がもっとフォローしてあげないと厳しいです。
 もちろん浦和も対策を取ってきたとは思いますが、磐田の老練なパスワークに翻弄された感があります。特に磐田の2トップに右サイドのスペースを上手く使われました。

 失点の後も、磐田に決定機を何度も許しましたが、運よく失点には至りませんでした。

 30分過ぎ、元気が左サイドをドリブルで切り込んで、ゴールライン付近から折り返します(シュートか?)が、中で合せる選手がいませんでした。
 このプレーを境に浦和も若干動きが良くなりますが得点には至らず、そのまま前半終了です。

 勝負の後半。
 点を入れなければいけなくなった浦和は前掛かりになりますが、その勢いを磐田に逆に利用されてしまいます。

 54分に磐田が追加点。カウンターから上手く繋いで最後は山崎選手がGKの頭をふわりと浮かせる技ありのゴールを決めて、0-2、磐田が突き放します。

 何とか停滞する攻撃のスイッチを入れたい堀監督はカードを続けて切ります。

 57分、暢久の代わりに野田君を投入、左SBに入ります。平川君は右SBへ。
 更に66分、セルに代わってデスポトビッチを投入します。

 しかし、次の点を取ったのはまたしても磐田。
 67分、山崎選手の右からの低いセンターリングに頭で合せたのは前田選手でした。この試合自身2得点目を決めて、0-3磐田が試合を決定付けます。

 それにしても、この日の磐田の2トップ(前田選手と山崎選手)の働きは素晴らしかったです。
 攻撃の際にはサイドでしっかり起点となり、守備の際には浦和DFラインに激しいプレッシャーを掛け続けていました。浦和の攻撃がロングボール主体の単調なものにってしまったのは、彼らの働きによるところが大きいです。

 77分、峻希に代わってマゾーラを投入して、3トップ気味にシステムを変更して最後の反撃に出ますが、全く機能しません。

 浦和の選手達も磐田の3点目が入ったあたりで戦意を喪失したのか、集中力のないプレーが続出、得点の匂いすらしない状況・・・
 磐田の守備にも綻びは見られず、そのままあっさりと逃げ切られました。

 0-3、磐田の勝利で試合終了です。

 完敗でした・・・ほとんど何もできずに試合が終わってしまいました。
 もちろん、浦和にとっては痛い敗戦だし、とても悔しい結果だし、残念な内容であるのは間違いありません。

 ただ、今の浦和の弱点・課題がはっきりと見えたのは不幸中の幸いと言えるでしょう。

 セットプレーでのマークが甘いこと、カウンターを受けた時のDFライン前にできる大きなスペースを埋めきれないこと、相手に引かれた時の攻め手が少な過ぎること(これは永遠の課題か・・・)などなど、前の2試合ではあまり目立たなかった部分がこの完敗で明らかになりました。

 幸いにも、次節のベガルタ仙台との試合(ホーム)まで2週間以上の間が空きます。この中断期間中に監督の戦術をしっかり理解し、選手同士のコミュニケーションをしっかりとって、チームとして成長した姿を見せてほしいです。

 この完敗によって、この日試合に出なかった直輝と啓太が、堀監督の戦略上重要なパーツであることが再確認されました。
 ポジションを固定せず、常にボールに絡んでいき、自ら動き出すことによって攻撃を活性化させる直輝。 
 優れた危機察知能力と豊富な経験と運動量を武器に、中盤の底でスペースを埋めて相手の攻撃の芽を潰す啓太。

 この日の浦和は、中盤と前線の選手のポジションが硬直化して運動量もなく、DFもビルドアップのパスを出すのにも四苦八苦していました。直輝と啓太がいなかった影響は想像以上に大きかったですね。
 この4-1-4-1というシステムは、今の浦和ではこの2人がいて、初めて機能するものなのかもしれません。

 そう考えると、この敗戦は必然かもしれませんね。彼らが戻ってくる次節以降は、また躍動感あふれるサッカーを見せてくれるのではないでしょうか。次節に期待です。

 この試合は負けたけれど、まだ全てが終わったわけではありません。

 残留に向けて、本当の勝負はこれからです。
 絶対にこの敗戦を無駄にしてはいけません。
 ここまで来たら、最後は気持ちの勝負です。絶対に残留する!という気持ちが強い方が残ります。
 残り3試合、死力を尽くして悔いのない戦いを・・・・ 

 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年ナビスコ杯決勝戦 「浦和 vs 鹿島」観戦記

 10月29日。いよいよ、この日がやってきました。
 2011年ナビスコ杯決勝、浦和レッズと鹿島アントラーズの決戦です。
 
 舞台となる国立競技場は秋らしい青空に包まれています。最高の舞台で、経験豊富な百戦錬磨の相手に監督交代で生まれ変わった若い浦和のサッカーがどこまで通用するのか、大いに期待しましょう。
 
 スタメンは、Jリーグの前節横浜戦で勝ったメンバーが中心です。
 変わったのは、右SBに2003年の浦和初戴冠を知る男、山田暢久君が入っています。

 注目はまず守備です。中盤でボールを奪われた時、鹿島の鋭いカウンターをどう止めるかが見所です。

 試合開始。

 フォーメーションは予想通りの4-1-4-1。
 4バックのラインの上に1ボランチ(アンカー)として啓太が位置し、その上に左から原口元気君、山田直輝君、柏木君、梅﨑司君が並び、1トップにセルヒオ・エスクデロが入っています。

 前節同様、中盤はかなり流動的に動いています。
 特に柏木君と直輝はお互いの位置を常に意識して、バランスを取りながらいつも通り精力的にピッチを走り回っています。
 積極的に直接ボールに絡んでいく直輝に対して、少し引いた位置でボールを引き出して両サイドへパスを配給しようとする柏木君という役割分担となっている感じです。

 25分過ぎ、鹿島のカウンターから野沢選手のシュートをGK加藤順大君が右手一本で弾き出すスーパーセーブも飛び出し、無失点で切り抜けます。
 
 逆に浦和は、30分過ぎに左サイド、元気とセルのパス交換から最後は司のシュートという決定機がありましたが、シュートが惜しくも相手DFの足に当たり枠の外へ・・・残念。

 前半を通して、両チームともゴール前でのミスパスが目立ちましたね。
 というよりも、DF陣の頑張りが目立ったと言うべきか・・・

 鹿島は浦和のセルへのクサビのボールは常に狙っていましたね。それに浦和の両翼(元気と司)へのマークは外していませんでした。浦和のストロングポイントを消しに行く、ここらへんの対応はさすが鹿島という感じです。

 しかし、浦和も鹿島の攻撃、特にカウンターへのケアは素晴らしかったです。
 永田君、濱田水輝君の両CBの出来ももちろんですが、スペースを消すアンカー啓太の読みが冴えていました。さすがベテラン、頼りになります。

 前半は、そのままスコアレスのまま終了となりました。
 どちらのペースとは言い切れませんが、若干浦和が押し気味だったような気がします。
 タイトルが懸った大事な試合らしい、緊迫した締まった好試合となりました。
 後半期待できそうです。

 それでは、後半。
 
 さて、これからはエンジン全開で・・・と気合を入れ直したのも束の間でした。

 後半開始早々の5分、直輝のスライディングタックルが遅れ気味に相手に入ってしまい、この試合2枚目のイエローカードで退場となってしまいました。これは痛い・・・

 鹿島相手に1人少ない状態で残り時間を戦わなければいけない。しかも、抜けたのが攻撃の中心である直輝とは・・・
 浦和にとっては試練の展開となりました。やっぱり、タイトルはそう簡単には取れませんね。

 ピッチの仲間へ両手を合わせて、頭を下げて謝りながらベンチへ下がっていった直輝。

 恩師である堀孝史監督の期待に何とか応えたい、タイトルを獲得して監督続投の力になりたい、という意気込みが強過ぎて、少し空回りしてしまいましたかね・・・無念さは痛いほど分かります。

 浦和はトップ下を一枚減らし、4-1-3-1として対応します。

 直後の後半7分には右サイドで司がサイドチェンジのボール上手いトラップ一発で交わし、強烈な右足シュートを放ちますが、惜しくもサイドネットへ・・・
 司は、リーグでの好調をしっかり維持していますね。今後の残留争いに向けて本当に頼もしい限りです。
 
 しかし、その後は一人多くなった鹿島が圧倒的に攻めまくります。
 防戦一方となった浦和は全員が自陣に戻り、体を張ったDFで何とか失点を防いでいます。

 後半31分、司に代わって高橋峻希君が投入されます。
 峻希は司のいた右OHの位置にそのまま入っています。
 
 ゴール前に人数を集めて中央を固めざるを得ない浦和に対して鹿島は、左右にボールを散らして、そこからゴール前に放り込みまくりますが、GK順大を中心に粘りました。際どいシーンは数多くありましたが、ゴールネットだけは揺らさせません。
 この試合に懸ける浦和の選手達の気持ちが伝わってきますね・・・素晴らしいです。

 後半35分、再びこの試合の転機が訪れます。
 鹿島の青木選手がこの試合2枚目のイエローをもらい退場、これで10人対10人。再び同数となりました。

 その後は一進一退の攻防となり、お互いに死力を尽くした死闘となります。
 本当にすごい試合になりました・・・浦和の試合では至近にない気持ちの入ったゲームです。
 堀監督のため、退場してしまった直輝のため、そして国立を埋めた浦和サポのため・・・

 素晴らしい団結力です。今年はあまり見られなかったチーム一丸となった戦いがようやくここに来て見られるようになりました。
 ちょっと遅かったですが、遅過ぎたわけではありません。
 手遅れになる前で本当に良かった・・・

 そのまま0-0で後半も終了。運命は延長戦に託されます。

 浦和は延長戦の頭から、キャプテンの啓太に代えてルーキーの小島君が投入されます。
 鹿島も同じくキャプテンの小笠原選手に代わって、増田選手が入ります。
 
 この切羽詰った状況で、実戦経験の少ないルーキーの選手を入れざるを得なかった浦和と経験豊富なスタメンと遜色ない選手を投入することが出来る鹿島。両チームの総合力の差がこういうところにも出てしまいます。

 延長前半15分、興梠選手に浦和の右サイドを突破され、折り返しを逆サイドの大迫選手に難なく決められてしまいました。0-1鹿島が待望の先制点を入れました。ここまで、よく耐えていましたが・・・残念です。

 そのまま延長前半終了。

 エンドを代えた延長後半、開始早々の2分に暢久に代えて坪井選手を投入です。

 点を取るしかなくなった浦和は、前掛かりになって攻めていきます。
 ボールを確保して逃げ切りを図る鹿島に対して、厳しいチャージを掛ける浦和の選手達。
 延長も後半に入って気温も高め、体力も限界に近付いているはずなのに、諦めたりサボっている選手は誰もいなかった。

 本当にいい試合になりました。スタジアムを埋めた4万5千人を超える両チームのサポも満足できるのでは?

 後半10分過ぎから、勝利を信じる浦和サポは「PRIDE of URAWA」の大合唱。
 奇跡の逆転勝利を諦めていないのは、選手もサポも一緒です。

 浦和は水輝をゴール前に上げたままのパワープレーで勝負に出ます。
 終了直前に放たれたセルの右足シュートは惜しくもポストの右に外れて万事休す。

 そのまま試合終了。0-1で鹿島の勝利となりました。

 鹿島はこれでJ通算15個目のタイトル獲得となりました。この試合の鹿島は優勝に値するパフォーマンスでした。鹿島サポの皆様、おめでとうございます。

 浦和の選手もみんな死力を尽くして戦いました。だから、強豪の鹿島相手にこれだけの試合が出来たんです。
 敗れたとはいえ、胸を張れる試合内容でした。

 今の時点でのチームの完成度、総合力ではまだ鹿島に及ばなかったのは確かです。
 ただ、浦和は選手もそうですが、チームとしてもまだまだ若い。これから伸びていくチームであることは間違いありません。

 メンバー入りした浦和の選手達には、ピッチ上の鹿島の選手の喜ぶ様子を目に焼き付けておいてほしい。
 そして、その悔しさをバネに更に練習を重ねて、いつの日か彼らにリベンジしてほしい。

 思い出すのは、やっぱり、2002年のナビスコ決勝。
 その時も今日と同じ相手鹿島に敗れました。しかも同じ0-1というスコアでした。

 そしてそのちょうど一年後に同じ舞台で同じ相手を倒して上昇のきっかけを掴み、強豪クラブへの階段を駆け上がって、最後には2007年のACL優勝でアジアの頂点まで登り詰めました。
 
 この試合の結果は残念なものとなりましたが、今後に大いに期待できる内容でした。
 Jリーグの残り試合も、このサッカーを続けていければ、残留は見えてくるでしょう。
 
 5~6年後、再びアジアの頂点に立ち、あの苦しい時期があったから今がある、選手もサポも心からそう思えることを信じています。

 選手達よ、うつむくな、前を向け!まだ全てが終わったわけではありません。

 次の戦いはもうそこです。落ち込んでいる場合ではありません。もう一度、J1残留という大きな目標に向かって、“チーム一丸”となりましょう。それがチーム力を高める最善の方法です。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第30節 「横浜M vs 浦和」観戦記

今日10月22日は、横浜周辺はお天気がめまぐるしく変わる落ち着かない一日でした。

朝方は昨晩から降り続いている雨がまだ残っていましたが、時間が経つにつれて雨が上がり、日差しが差し込む時間帯もありました。
しかし、お昼頃にはまた雨。しかも、かなり強い雨でした。そうかと思ったら、数時間後にはまた爽やかな秋空が見られました。

このような表情の豊かな空模様も、この季節ならではなのかもしれませんね。

雨のち晴れ・・・降格圏内に落ち込み、残り5試合で監督が辞任する異常事態が勃発した我が浦和レッズも、この日の天気にあやかりたいところ。

辞任したペトロビッチ前監督の後を受け継いた堀孝史監督は、選手として浦和レッズでも活躍し、僕のような古くからのファンには懐かしい名前です。
もともとはFWの選手でしたが、中盤もこなす器用な選手で、ボランチを務めることが多かった記憶があります。

トップチームの監督の経験はありませんが、浦和レッズ・ユースの監督を務めていました。
浦和レッズ・ユースの2008年の全日本ユース選手権(高円宮杯)制覇も彼の功績の一つです。
その時のメンバーの山田直輝君や原口元気君、高橋峻希君らがトップチームの主力まで成長できたのも、彼の指導によるところが大きいです。

なぜ、この時期に・・・?というみんなが感じている大きな疑問はさておいて、この監督交代を起爆剤にして、是非ともJ1残留を勝ち取りたいところ。

この日の相手は、強豪の横浜・F・マリノスと、相手ホームの日産スタジアムでの対戦です。

横浜在住の浦和サポとして、この日産スタジアムでの試合だけは、毎年欠かさずに参戦していました。
しかし、去年に引き続き、今年も急に仕事が入ってしまって、泣く泣くスカパーでの録画観戦となってしまいました。運が良すぎます・・・

さて、注目のスタメンは堀監督のカラーが出たメンバー構成となっています。

助っ人外国人は入れず、日本人のみ。セルや直輝や元気、それに濱田水輝君のいわゆる“堀チルドレン”が名を連ねています。
堀監督の戦術やスタイルをよく知る彼らが中心となって戦うとみて間違いないでしょう。
監督から見ても、彼らのプレースタイルや性格を熟知しているでしょうから扱いやすい。
期待しましょう。

試合開始。
システムは、一部報道通りの4-1-4-1。
セルを1トップにして、その下に4人のアタッカーが並びます。左から元気、柏木君、直輝、梅﨑司君が基本の並びのようです。その下に一人ボランチ(アンカー)として鈴木啓太君。
永田君、濱田君のCBコンビに、左SBは宇賀神君、右SBは平川君。

開始1分。右サイドを司がDFをかわしてドリブル突破、強烈なミドルを放ちます。相手GKの好守に惜しくも阻まれてしまいますが、このプレーからも浦和の選手達の今日の試合に懸ける気持ちが伝わっています。

しかし、先制点はホーム横浜の手に・・・

分、浦和陣右サイドを渡邉選手が切り崩してシュート、浦和DFが跳ね返しますが、そのこぼれ球を最後は大黒選手が右足で叩きこまれてしまいました。0-1、横浜リードとなります。

痛すぎる失点です。浦和の選手は若い選手が多いので、これでリズムを崩してしまわないか心配です。
立ち上がりから、選手が固くなってしまっていた感じがします。パスミスも多いし、上手くかみ合っていなかった。この降格争いの独特な雰囲気の中、冷静にプレーをしろ、というのは酷な話ではあります。

まだ早い時間帯なので、焦らないことです。落ち着いていきましょう・・・

それでも浦和は26分、中央でボール持った直輝から左サイドの元気へスルーパス、ボールを受けた元気が切り返しで相手DFをきれいに抜き去りGKと1対1に持ち込み強烈なシュートを放ちます。
このシュートはバーを叩きました。本当に惜しかった・・・

このプレーを境に浦和がペースを掴み、攻勢に出ます。
特に左サイドが活性化、宇賀神君のオーバーラップが目立つようになり、彼の持ち味の切れ味鋭いドルブルやミドルシュートが数多く見られました。

ようやく固さが取れてきましたね、浦和の選手達も。伸び伸びとプレーをしている感じが出てきました。
得点こそ取れませんでしたが、浦和の選手達は完全に相手を上回るパフォーマンスを見せていました。

前半は0-1のまま終了。しかし、期待できる内容でした。特に終盤は・・・

1トップと攻撃的な中盤4人はかなり流動的にポジションをチェンジします。4人がフラットということでもなく、特に柏木君などは、引いた位置でボールを呼び込む動きを繰り返しています。
攻撃のタメを作る意味でも、DFと前線のリンクマンとして啓太を助ける意味でも、とても重要な動きです。
両サイドの元気と司のドリブルでの仕掛けが攻撃の大きなオプションとなるのは今までと変わりませんね。
ただ、攻撃の連動性やバリエーションなどでは明らかに改善の跡が見られました。

後半開始。

前半の終盤の流れを引き継いで、浦和が主導権を握ります。

5分、右からのセンターリングにPA内で相手DFと競り合った直輝が倒されてPKを獲得します。
PKを獲得した直輝が自らキッカーとなります。
重圧の掛かる中、蹴ったボールはGKに弾かれます。
そのボールを相手DFがクリアしますが、それに反応して、滑り込みながら押し込んだのは元気でした。
1-1、浦和同点に追い付きます。久しぶりの得点、取ったのはやっぱり元気でした。

押せ押せの雰囲気となった浦和イレブン。ここで一気に逆転したいところ。

61分、相手陣でファールを受けた浦和がクイックスタート、司がドリブルで相手陣内に突き進みます。
残る相手DFは2人。ドリブルか?パスか?と思いましたが、司は迷わずにミドルシュートを選択、左足で見事ゴールネットを突き刺しました!2-1、浦和逆転です。

あの位置から狙った司も素晴らしいですが、その周りの選手、特にセルのサポートする動きが秀逸でした。司の後ろを回り込んで右サイドを突く動きが相手DFを惑わせ、司へプレッシャーを掛けるタイミングが一瞬遅れましたね。左サイドでは元気が同じような動きをしていた。本当に見事なゴールでした。

この得点にも象徴されていますが、この時間帯、若い前線の選手が伸び伸び楽しそうにプレーをしていたのがとても印象に残っています。笑顔も見られましたね。

僕も浦和のサッカーを見て、これだけワクワクする気分を味わったのは久しぶりです。

監督一人が変わるだけでこんなにもサッカーの質が変わってしまうのか、と正直驚きです。

中盤で自由に動き回っていた直輝も、いつもより前目の本来のポジションを任された柏木君も、彼らの後ろでスペースを埋めまくっていた啓太も、水を得た魚のように生き生きと楽しげにプレーしていました。

戦術に選手をはめ込むのではなく、選手の望むポジション、望む役割を与えてあげることがどれだけその選手のモチベーションを上げることになるのか、のいい例です。
それがチーム力の底上げにつながっているのは言うまでもありません。

80分、殊勲の司に代わって、高崎君を投入します。
89分、攻守に前線で体を張った大活躍を見せたセルに代わって坪井君。逃げ切りに入ります。

ロスタイムは4分。浦和サポからは「P・O・U」の大合唱が聞こえます。
サポーターもこの瞬間を待っていました・・・

最後は横浜の猛攻を抑えきって、2-1のまま試合終了。浦和がリーグ戦で9試合ぶりの勝ち星を挙げることとなりました。8月14日に新潟に勝って以来の勝利です。

しかし、勝ったこと以上に選手達が楽しそうにはつらつとプレーしているのが、何より嬉しかった。
「これが自分達のサッカーだ!」というのを体全体で表現してくれていた選手達には、心からの拍手を送りたいです。もちろん、それを引き出した堀監督に対する賛辞も忘れることは出来ません。

試合終了後、サポへの挨拶の時に元気の目には涙が浮かんでいました。それだけで十分。気持ちが痛いほど伝わってくるので、こちらも泣けてきます・・・

もう、残留でも降格でもどちらでもよくなってきました・・・こういう浦和のサッカーを来年も見たい。その思いの方が強くなっています。

残り試合の結果にこだわらず、来年以降も堀監督に任せてみてはどうでしょうか。
今後変わることのない「浦和のスタイル」、そのベースを作るのは、今しかない。そんな気がします。

来週はいよいよナビスコ杯の決勝戦。鹿島相手にこのサッカーがどこまで通じるのか、今からとても楽しみです。

浦和の06年のJリーグ制覇、07年のACL制覇への道のりは、02年のナビスコ決勝で同じ鹿島に敗れた試合から始まっています。

今年のナビスコ決勝戦も、再びアジアの頂点となるための足掛かりとしたい。

結果ではなく内容を!将来の浦和が目指すべき方向を示してくれるような、そんなサッカーが見てみたい。
彼らなら、やってくれそうな気がします。期待しましょう。

頑張れ!浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第29節 「浦和 vs 大宮」観戦記

 10月15日、Jリーグ第29節が行われています。

 この日の浦和レッズは、ホーム・埼玉スタジアム2002で大宮アルディージャと対戦です。

 同じさいたま市内の相手ということで熱が入る埼玉ダービー。
 しかも、今回は降格争いの直接対決ということで、今回は特に熱い戦いとなりそうです。
 実力はともかく、降格争いという点では、“先輩”で経験豊富な大宮です。毎年のことですから、もう、慣れっこでしょう。この時期の大宮は本当にしぶとい・・・嫌な相手です。

 対する浦和は、若手中心でここ10年以上この時期の降格争いの経験はありません。
 シーズン終盤になる程、降格争いのプレッシャーはキツくなっていきます。それに耐えられるか?
 崖っぷちに立つ前に、何とか安全圏に逃れたいところです。
 
 Jリーグの試合は2週間ぶりです。ただその間に、ナビスコと天皇杯の試合は戦っていて、それぞれ勝利を収めています。
 特にナビスコ準決勝のガンバ大阪戦は2-0の快勝で、内容も素晴らしかったと聞いています。
 それと同じパフォーマンスがこの大事な一戦で出すことができるか? 
 そして、“浦和キラー”の大宮のエース・ラファエル選手を止めることが出来るか?注目しましょう。

 ということで、スタメン。

 当然、内容の良かったナビの準決勝のメンバーが基本。
 セルと梅﨑君、それから野田君に濱田水輝君。
 水輝はJ初スタメンかな?おめでとう!
 それから、平川君が戻ってきました。
 代表帰りのスピラノビッチと原口元気君はベンチからのスタートです。どこで元気を投入するかも勝負の分かれ目になるかもしれません。

 選手入場時、北ゴール裏の浦和サポはヴィジュアルを用意していました。
 白地に赤の十字、それに黒く太い文字で「PRIDE of URAWA」。相変わらず素晴らしい!
 サポもこの試合の重要さをよく理解しています。サポの気持ちに選手がどれだけ応えられるか・・・

 さて、試合開始。

 システムは予想通り、4-4-2に近い形。
 デスポトビッチ(ランコ)とセルの2トップ。その下にウメが左、マルシオが右に入っています。
 ボランチは、柏木君と啓太がコンビを組みます。
 左SBには野田君、右SBには平川君が入っています。CBは永田君と濱田君のコンビです。

 立ち上がり、これも予想通り、浦和がボールをキープして主導権を握って攻勢に出ます。
 どちらかというと、左サイドからの攻撃が多いか・・・ウメのドリブルのキレも良さそうです。ナビのいいイメージが残っているみたいです。
 セルとランコのコンビネーションは、中央の最前線に張っているランコの周りを、セルが自由に動き回るような感じです。
 それにしても、セルの良い動きは目立ちますね。味方からボールを引き出すような動きを繰り返しています。
 相手の裏を取ろうとしたり、前線でボールをキープして起点となったり、とかなり効いています。
 今までの無理にドリブルを仕掛けては、潰されてボールを奪われていた姿はすでにありません。
 セルも本当に成長しました。心強い限りです。

 対する大宮は、ボールを奪ってからのカウンターに活路を見出そうとします。
 これも想定通り。ラファエル選手のキープ力を生かそうしてます。ここできっちり起点を作られると、浦和は苦しくなります。しっかり潰さないと・・・

 浦和の攻撃は、今までよりかなりスムーズになった感じがします。
 前の4人(ランコ、セル、ウメ、マルシオ)の組み合わせがハマっているし、それぞれの特長を出せるシステムのようですね。これは楽しみです。
 
 試合自体はとても動きの少ないけれど緊迫した展開が続きます。シュートとどころか、ゴール前の決定的なシーンもほとんどなしです。
 お互いに先制点の重みを十分に理解しているのでしょう。どちらもバランスを考えた攻撃となっています。
 こういう展開で勝負を分けるのは、ミスかセットプレーであることが多いですが、この試合ではどうでしょう?

 前半は、そのまま0-0で終了です。
 どちらも抑え気味の前半戦。五分五分という感じです。
 後半どちらが先に仕掛けるか?

 後半開始。
 開始早々、浦和が攻勢に出ます。
 勝ち点3がより欲しいのは浦和の方です。大宮は最悪ドローでもいい、くらいの気持ちなのでは?
 ホームであること、相手より下の順位にいるのであるから、先に浦和が動くのは当然と言えば当然です。
 52分、セルのスルーパスからランコがGKと1対1となるこの試合初めての決定機が生まれますが、ランコのシュートは惜しくもGKに弾かれてしまいました。
 こういうシーンを多く作りだしたいですね、浦和は。
 
 こう着状態が続く中、66分、いよいよ切り札の元気が登場です。ランコに代わって投入。
 システムは、セルを1トップにした4-2-3-1へ。
 トップ下は左から元気、マルシオ、ウメの並びです。
 その直後、左SBの野田君が相手ともつれて負傷退場となってしまいました。
 71分、その野田君に代わって、これも久しぶりの岡本君。右SBへ入ります。平川君は左SBへ。

 更に立て続けにカードを切り、勝負をかけるペトロ。
 75分、マルシオに代わって直輝の登場です。
 直輝はそのままマルシオのいたトップ下中央へ。
 
 これで、この日メンバーに入ったユース組が全て、総勢6名(セル、元気、直輝、岡本君、水輝順大)も同時に同じピッチに立っています。
 ほんの数年前まではとても考えられなかった光景です。
 彼らの存在を頼もしく思うとともに、時の流れを感じますね・・・

 さて、これからと思ったのも束の間、熱望していた先制点は大宮の方へ。
 84分、浦和の右サイドを破られセンターリングを上げられ、ラファエル選手の頭にぴったり合わせられてしまいました・・・・0-1大宮先制。

 ラファエル選手・・・やっぱり、この人でしたか。永田君を中心に、ここまでよくラファエル選手を抑えていましたが、この時だけは、上手くマークを外されて、フリーでヘディングシュートを打たれてしまいました。
 ラファエル選手の決定機はこの試合、ここだけと言っても過言ではありませんでしたが、それをしっかり決められるのだから、本当にすごい選手だ、彼は。

 浦和はここから捨て身の反撃に出ますがそれも及ばず、試合終了。

 0-1で大宮の勝利となりました。
 
 浦和にとってはとっても痛い敗戦です。
 この日、甲府が勝利したため、とうとう降格圏の16位まで順位を下げることになりました。

 やっぱり、大宮の選手は彼らなりの絶対負けられない試合の戦い方をよく理解して実行していましたね。
 ディフェンシブに規律を持って戦い、相手の一瞬を突いて最少得点差で勝利する・・・大宮のゲームプラン通りの試合展開となってしまいましたね。

 では、浦和も大宮と同じような戦い方をすればいいのかというと、それは違うと思います。
 浦和には浦和の戦い方がある。降格争いをしていてもそれは同じです。
 
 今日の試合、足らなかったのは、ほんのちょっとのプレーの積極性です。
 先に失点しては絶対にいけないので、まず、守備から・・・という意識は当然持つべきですが、気持ちまで守りに入ってしまってはいけません。
 今日の試合は、選手みんなが常に失点を恐れるばかりに、プレーが消極的になり過ぎてしまっていたのが残念です。大宮のスタイルに合わせてしまいました。
 
 攻撃の時は、しっかり攻めきってシュートで終わる。ボールを失うのを恐れて、中途半端な攻撃になるのが一番怖い。ボールを奪われたら、すぐに守備に切り替える。守備の時は、引かないで中盤からしっかりプレスを掛ける。
 これらは、今シーズン当初から浦和の目指していた方向性とも合っています。

 もう一度、降格争い仕様にマイナーチェンジしつつ徹底してほしいところです。

 試合内容としては、特に悲観することはありません。目に見えて良くなっています。
 これだけディフェンシブな相手には、このような結果になることはある確率で起こり得ます。
 
 このシステム、メンバーを軸に続けていけば、必ず勝てます。選手達も手応えを掴んでいることと思います。

 大事なのは、自分達のやり方に自信を失くさないこと。降格を必要以上に恐れないこと。
 そして、やっぱり、常に積極的な気持ちでプレーをすること。
 
 埼スタのゴール裏には「浦和の未来は選手と俺達の覚悟が決める」の大きな弾幕が掲げてありました。

 選手もサポも、今こそその“覚悟”が問われています。
 絶対に勝ち点3が必要です。これからは勝ち点1では負けと同じです。
 気持ちで守りに入るな、勝ち点を奪いに行け!

 次は、アウェイで強豪の横浜FMとの戦いです。
 “覚悟”を決めた背水の陣で臨んでほしい。

 頑張れ、浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第28節 「G大阪 vs 浦和」観戦記

  10月2日、街はもうすっかり秋の装いです。
 関東は日中、雲は多いもののとても過ごしやすい穏やかな一日でした。

 そんな恵まれたお天気の中、Jリーグの第28節が各地で行われています。
 
 この日の浦和レッズは、アウェイ・万博スタジアムで強豪・ガンバ大阪と対戦です。
 思えば、93年J開幕戦の浦和の相手はG大阪でした・・・あの時からの腐れ縁です。その後、節目節目で顔を合わせています。色々思い出してしまいますね・・・

 さて、前節、圧倒的に攻め込まれながら、体を張った守りで勝ち点1を死守し、連敗を止めた我が浦和レッズ
 しかし、降格圏の16位までわずか勝ち点2差・・・・
 この時期に、浦和がこのポジションにいるというのは、ちょっと記憶にないですね。もしかしたら、本当に降格してしまったあの年(1999年)以来かもしれません。
 でも、そんなこと今更言っても仕方ありません。めったにないことですから、このスリル、ドキドキ感を楽しみましょう!

 今日の相手、G大阪は知っての通り、中盤でのパス回しからの多彩な攻撃パターンを持つ、Jでも屈指の強豪です。
 まぁ、他の多くのチームのように、引いてカウンターはないだろうな。
 浦和としては、その分付け込む余地は十分にあります。中盤のプレスがしっかり機能し、そこからのショートカウンターがハマれば・・・期待しましょう!
 
 ということで、スタメン。

 宇賀神君が戻ってきましたね。野田君も・・・峻希は間に合わなかったですか、やっぱり。
 ミッドウィークのナビ・大宮戦で2得点と活躍したデスポトビッチ(ランコ)がスタメンに戻ってきました。J初得点期待しています!
 あとは、前節と変わらず。メンバーを見る限り、かなり攻撃的ですね・・・攻め合いになりそうな予感。
 やっぱり、中盤でのプレスの出来が勝敗を分けそうです。それと、遠藤選手をどうやって抑えるか・・・・もちろん分かっているとは思いますが。

 試合開始。

 システムは、ランコを1トップに据えた4-2-3-1中盤真ん中に山田直輝選手が位置して、“直輝システム”。
 オフェンシブな中盤の中央には直輝、その左に原口元気選手、右にマルシオです。ここらへんは前節と同じ。
 そしてボランチは、前節に引き続き、小島君と柏木君がコンビを組んでいます。
 注目の右SBには宇賀神君が入っています。左SBには野田君。

 立ち上がり、浦和は積極的に前線からプレスを掛けて、インターセプトを狙います。
 しかし、さすがはG大阪、ボールを失わずに前線に起点を作って、シュートチャンスを何回か作られます。
 ここを凌いだ浦和はカウンターからの速攻で反撃。ラインの高いG大阪には効果ありますね。
 
 今日の浦和は、中盤のプレスに固執しないで、ボールを奪えないと判断したら、すぐに戻って、しっかりブロックを作って対応しています。
 点を取ることよりも、点を取られないことを優先しましたね。それだけ、この試合が重要だと判断したのでしょう。

 しかし、どうしても欲しかった先制点はG大阪に・・・
 28分、警戒していたはずの遠藤選手からロングボール1本、イ・グノ選手に通されそのまま決められました。0-1、G大阪先制です。
 やっぱり、浅いDFラインの裏を突かれました。遠藤選手、さすがに見逃さないですね・・・

 うーん、これは厳しくなった・・・・
 浦和はボールを奪った後、素早く前線に展開したいのだけど、それをG大阪がさせてくれません。
 明神選手、相変わらず効いています。スペースを消したり、ボールを奪ったりする能力は相変わらずです。
 先制点を取ったG大阪が無理をしなかったことと、浦和が前へ前へと急がずにDFラインから組み立てようとしたため、ゴール前でのシュートシーンの少ない静かな前半戦となりました。
 試合の主導権を握っていたのは、間違いなくG大阪でした。
 前半はそのまま0-1で、G大阪リードで終了。

 攻撃面でG大阪との差で一番目立つのは、前線でのボールの収まり、起点の作り方です。
 浦和は、1TOPのランコへのクサビのパスがほとんど成功していません。トライする数自体が少ないのももちろんですが、その少ないクサビのパスもG大阪のCBに読まれて、挟まれてしまっていました。
 対するG大阪は、遠藤選手や二川選手から、前線の2TOPにいいクサビのパスが気持ちよく入ってしまっていました。
 クサビを出した後、サボらずにそのまま前線に上がって決定機に絡んできますから、本当にすごい。
 
 ここらへんは、浦和の若いボランチ二人、柏木&小島も是非見習ってほしいところです。

 前半は抑えていた感じですが、後半は前から行くでしょう、浦和は。期待しましょう・・・

 さて後半。
 HTで、左SBの野田選手に代わって暢久を投入です。宇賀神君が本職の左SBへ、暢久が右SBに入ります。
 暢久の右SBかぁ、懐かしいです。いつ以来かな・・・往年の切れのあるオーバーラップをもう一度見てみたい!
 
 しかし浦和は相変わらず、エンジンが掛かりません。前半と同様スローなペースです。相手に合わせてしまっています。
 たまらず、ペトロは2枚目のカードを切ります。
 64分、小島君に代わって梅﨑君が入ります。
 マルシオがボランチに下がって、空いた右OHに梅﨑君が入っています。
 しかし、浦和の選手達はいやに消極的だな、負けているのに・・・前線からのプレスがほとんどありません。
 点を取らなければ、失点が「1」でも「2」でもほとんど変わらないのに・・・

 相手はリードしているのだから、無理をして出てこないのは分かり切っていること。自分からボールを取りにいかないと、チャンスは生まれません。

 ペトロ、最後のカードを切ります。
 76分、ランコに代わって原君投入です。
 さぁ、もう手は尽くしました。あと残り15分、全力を尽くすだけです・・・・が、エンジンは掛からないまま・・・いったいどうなってんだ?
 軽いプレーが多いし、ミスばかり・・・死ぬ気で勝ち点を奪おうという気迫が感じられません。
 中盤のルーズボールはほとんどG大阪の選手が取っていました。ほんの1歩の差なのですが、その1歩が大きいんです。

 後半残りも時間なくなり、ロスタイムは3分。それもアッという過ぎて、見せ場もないまま0-1でG大阪が勝利となりました。
 
 浦和が狙っていたカウンターによる速攻を、逆にG大阪に散々やらせてしまいました。1失点で済んだのが不思議なくらいです。

 浦和に攻撃の形を作らせず、先制点を取った後はカウンター中心に省エネ・安全運転で危なげなく試合を終わらせたG大阪の試合巧者ぶりを褒めるべきなのかもしれませんが、浦和はあまりにも無抵抗過ぎました。

 ボールを取られた後、取り返しに行かずに突っ立っている選手もたくさんいたし、相手ボールを奪い取ってやろうという強い気持ちを感じるプレーがあまりにも少なかった。
 特に、原口元気選手。今日のプレーはちょっと酷かった。それ以上に、気迫が感じられなかったのがとても残念。
 自分のところにボールがなかなか来ないので、イラつく気持ちも十分分かります。DFライン近くまで下がって、ビルドアップに参加していた努力も認めます。
 しかし、特に後半の彼は集中力が切れていた。諦めに近い表情も見られました。
 今シーズンの彼はどんな時も最後まで自分の力を100%出そうという気持ちが表情にも、プレーにも表れていました。それが、今シーズン彼がこれだけ飛躍できた一番の理由です。浦和のサポはそれを我がことのように喜んでいました。
 しかし、今日のプレーは頂けない。去年までの彼に戻ってしまいました・・・

 チームが辛い状況の時こそ、集中力を切らさないで、一瞬のチャンスを逃さず決定的な仕事をするのがエースです。
 彼は、降格争いに沈むチームのエースにすら、なり切れていない。

 それで日本代表選手?ふーん、冗談もほどほどにしてほしいですね。
 日本代表の合宿で、今日対戦した遠藤選手から何を学んできた?怪我で万全でない中、しっかり試合を決める仕事をしている。自分の立場、役割を理解して、いつでも自分が仕事をしっかりこなせる準備が出来ている。
 日本代表の合宿では、そういう気構えこそ盗んでもらいたいですね。

 内容は関係なく、0-1で負けた試合はエースの責任です。彼が点を取れば負けなかったのだから・・・それ位強いプレッシャーがかかります。
 ボールが自分のところに来ない?マークが2枚付いている?そんなの関係ありません。それでも決めなければいけないのがエースの宿命です。

 元気が浦和の真のエースになるためにはまだまだ足りない部分が多いです。
 今日の試合を反省材料にして、次に生かしてほしい。
 浦和サポはみんな、君には大きな期待をしているんだ。これ位で試合中に腐るような選手になってもらっては困ります。
 いずれ、日本代表でも中心選手になるべき逸材なのは間違いありません。そのためにはもっと精神的な強さを身に付けてもらいたい。

 元気には特別に期待しているので厳しく書かせてもらいましたが、実際のところ浦和のチーム全体として、覇気がないのが最大の敗因です。

 1点リードされているのに、なんでもっと積極的に相手にプレッシャーを掛けない・・・?怖がっているのか?
 実力で劣る相手に、気持ちでも下回ったら勝てる訳ありませんね。
 G大阪のイレブンは、今日は楽勝だったと思っているでしょう。スコアは1点差ですが内容では完敗です・・・・

 一番気に障るのは、浦和の選手達がG大阪の攻撃に恐れをなしてか、常に後ろを気にして腰が引けてプレーしているように見えたこと。
 それは浦和のユニフォームを着ている限り、あってはいけないことです。
 そんな戦い方をするくらいなら、もう一回J2に降格したほうがいいかもしれない。それ位のショック療法が必要かもしれません。経営陣含めたフロントも、監督・コーチ・選手もね。
 幸い、16位のヴァンフォーレ甲府も負けたため、今節での降格圏入りはありませんでしたが、この調子では時間の問題かも。

 今日、はるばる大阪まで参戦したサポの皆さんは、本当にお気の毒でした・・・酷い試合でしたね、お疲れ様です。
 それにしても、見せ場もほとんどないつまらない試合となってしまいました。選手達は大いに反省してもらわなければいけません。
 
 次は、ナビや天皇杯を挟んで、ホーム・埼スタでアルディージャ大宮とのさいたまダービーです。
 共に降格を争っているチーム、色々な意味で負けられない一戦となります。
 また少し、間が空きますね。その間に何とか立て直しを!
 小島君の台頭、梅﨑君の復活など、明るい兆しも見えます。もう一度、チームとしてまとまって、最高の試合を見せてほしいものです。

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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

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