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2011年Jリーグ第27節 「鹿島 vs 浦和」観戦記

9月24日、この日は清々しい青空が広がった、過ごしやすい一日。
 季節はもうすっかり秋の装いです。スポーツの秋、到来です。

 そんな中、Jリーグの第27節が各地で行われています。

 この日の浦和レッズは、アウェイ・カシマスタジアムで宿敵・鹿島アントラーズと対戦です。
 中断を挟んだ3連敗で再び、降格圏がチラついてきた浦和。なんとか連敗をストップし、再び安全圏に抜け出したいところ。
 
 試合巧者、鋭いカウンターで相手の弱点を突くのがとても上手い鹿島相手に、どこまで出来るか・・・?
 結果はもちろん、内容も問われる試合です。特に守備面、SBが上がった裏のスペース、鹿島も当然、狙ってくるはずです。
 そこらへんの修正はしっかりされているのか・・・・注目です。

 U-22日本代表から、原口元気君と山田直輝君が戻ってきました。

 スタメンには、その2人も名を連ねています。

 前節、途中出場の宇賀神君とルーキーの小島君も、前節に引き続き、最初から。期待したいです。

 試合開始。

 システムは、セルを1トップにした、4-2-3-1です。
 オフェンシブな中盤の中央には直輝、その左に元気、右にマルシオです。
 そしてボランチは、小島君と柏木君がコンビを組んでいます。

 立ち上がりは鹿島ペース。
 案の定、浦和の高いDFラインの裏を執拗に狙ってきます。
 バー直撃のシュートも打たれますが、何とか防ぐ浦和・・・。

 劣勢の浦和に、更にアクシデントも襲います。
 14分、左SBの宇賀神君が足を痛めて退場、代わりに野田君が入りました。
 野田君は今季初出場ですね、チャンスです。頑張ってほしい。

 15分過ぎ、小島君から左サイドの元気へ、ドリブルで切れ込み、ゴール前にパス。受けた直輝がPA内で倒されます・・・がホイッスルはなし。相手DFの足が掛かったようにも見えましたが・・・惜しい!

 このあたりから浦和も徐々に持ち直します。
 中盤の潰し合い・・・1対1の攻防が激しいです。両チームのこの試合に懸ける意気込みが伝わってきます。
 
 浦和は中盤でボールを奪ってからのショートカウンター、素早く繋いで、両サイドでの1対1の勝負に持ち込みたいですが、鹿島の攻守の切り替えが早く、狙い通りにさせてもらえません。DFラインまでボールを下げさせられるというシーンもしばしば・・・
 攻め手がなくなり、パスの出し場所に困っている間に、鹿島にボールを奪われて、カウンターをくらう・・・という悪循環。

 鹿島のカウンターは相変わらず鋭い・・・手数を掛けずに、相手ゴール前にボールを運ぶ様はさすがというしかありません。熟練を感じます。
 前線の選手の意思の疎通がしっかりしているのでしょう。迷いがありません。
 浦和の攻撃が、パスの出し手と受け手のイメージが合っているようには感じられないのとは対照的です。

 同じスタイル・戦術で、継続してチームを強化しているチームとそうでないチームの差が、この試合でもはっきり表れています。
 
 前半は、0-0でそのまま終了です。
 シュート数はほぼ互角でも、決定機の数は圧倒的に鹿島の方が多かったです。
 無失点で切り抜けたのを良しとしなければ・・・後半に期待です。

 さて、後半開始。

 HTでセルに代わって、ランコが入り、そのまま1TOPの位置に。
 前半、セルへのクサビを鹿島の両CBに狙われて、前線の起点になっていませんでした。
 ランコ投入で改善されるか?
 
 お互いに前線にフレッシュな選手を入れたこともあって、攻撃のギア一段上がって攻め合いの様相に・・・
 しかし、鹿島ペースは相変わらず。決定的シーンも多く作られましたが、何とか失点は防ぐ浦和。

 71分、ここまで豊富な運動量で攻守に奮闘していた直輝に代わって、梅﨑君を投入です。
 マルシオを中央に、梅﨑君は右サイドに入ります。

 しかし、大勢は変わらず・・・・ほぼ攻め続けたのは鹿島の方。
 浦和の選手達は鹿島の正確なパスワークに翻弄されつつも、必死にプレッシャーを掛け続けていました。誰一人さぼってはいなかったです。
 そういう意味では、ここ数試合と比べると、勝ち点獲得への執念を強く感じましたね。そういう意味では、気持ちはしっかり伝わりました。

 試合は、そのまま0-0のスコアレスドローとなりました。

 総括すると、浦和のパフォーマンスの低調さを差し引いても、鹿島の強さが際立つ試合となりました。
 中盤での激しいプレスからボールを奪い、素早い攻守の切り替えから、手数を掛けずに相手ゴール前へ迫る・・・浦和もシーズン当初から目指している攻めの形ですが、それをしっかり実行していたのは、鹿島の方でした。

 浦和は攻撃の形をほとんど見せることができませんでした。一番のストロングポイントである、元気のドリブルでのカットインもこの試合は皆無に近かったです。元気をゴール前1対1の勝負に持ち込ませなかった、鹿島のDFを褒めるべきかもしれません。

 ゴールを決めるというただ一つの作業を除いて、ほぼ完璧なサッカーを見せていましたが、それでも勝てなかった鹿島。
 サッカーというスポーツの難しさ、奥深さを痛感しました。
 
 後半ロスタイム途中から始まった“PRIDE of URAWA”は、選手達がサポへ挨拶を終えた後もしばらく鳴り止みませんでした。
 カシマスタジアムに駆けつけた浦和サポの多くにも、選手達が今持っている力を全て出し切ったことが伝わったのでしょう。鹿島相手に無失点は、評価してあげたい・・・

 しかし、戦術の徹底具合、パスワーク、個人の技術、選手間のイメージの共有度、どれを取っても鹿島との差はとても大きいものでした。 
 これが今の浦和の実力です。それはしっかり認識しなければいけません。そこから目を逸らせてはいけない。
 
 これから、また積み上げていき、鹿島との差も詰めていかなければいけません。

 内容はともかく、強敵の鹿島からアウェイで勝ち点1を取ったのだら、結果としては御の字です。
 選手とサポの執念でもぎ取った勝ち点1、本当に大きいですね。あとあと響いてくるかもしれません。

 次節、こちらも強敵、G大阪との一戦です。しかも、アウェイ・・・
 今日の試合を反省材料にして、怯まないで、全力でプレーしてほしいです。是非とも、今度こそ勝ち点3を!

 頑張れ、浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第26節 「清水 vs 浦和」観戦記

  9月17日、今日も残暑が厳しい一日となりました・・・
 ちょっと、日中にサッカーをするには、酷な気温か。

 この日の浦和レッズは、アウェイ・エコパスタジアムで清水エスパルスと対戦。
 前節のホームでのモンテディオ山形戦の惨敗を受けて、柱谷GMの解任もありました。

 そのショック治療の甲斐もあってか、ミッドウィークのナビスコ杯・アルディージャ大宮では、2-0でスコア的にも、内容的にも快勝だったと聞いています。
 
 だからこそ、浦和にとって、この試合はとても大事です。
 GMの解任をきっかけにチームが一つにまとまるのか・・・?
 
 ただ、U-22日本代表として、ロンドン五輪最終予選に臨む、原口元気君と山田直輝君はこの試合には出場できません。ナビの大宮戦でも、2人の動きはとても良かったとのことなので、2人の欠場は浦和にとって痛いのは確かです。
 
 しかし、元気や直輝がいなくても、十分やれる戦力はあるし、やってもらわなければなりません・・・

 スタメンは、結果の出たナビの大宮戦のメンバーがメインとなります。

 前節、出場停止だった高橋峻希選手、休養で控えに回っていたスピラノビッチ選手がDFラインに復帰。
 いつものDFラインに戻っています。これで守備が安定するか・・・?

 マゾーラとエスクデロ・セルヒオが前線に入っています。2人にとっても絶好のチャンスです。モノにしてほしいですね。
 それから、ルーキーの小島選手も入っています。彼にとって、Jリーグ初スタメンですね。思いっきりプレーしてほしいです。

 それにしても、ピッチコンディションが酷過ぎるな・・・
 特にゴール前はかなり、地面が見えてしまっているのが、テレビの画面でも分かります。
 これは、中盤のプレスからボールを奪い、ドリブルとサイドチェンジのパスで攻撃を組み立てる浦和にとって、厳しいピッチ状況であるのは確かです。でも、それは相手も同じ条件ですから、言い訳には出来ません。

 さて、試合開始。

 システムは、マゾーラを1トップにした、4-2-3-1です。
 オフェンシブな中盤の中央には柏木君、その左にセル、右にマルシオです。
 そしてボランチには、注目の小島君と啓太がコンビを組みます。
 マゾーラを1トップで起用したということは、ピッチコンディションを見たペトロが、ショートパスを繋いで相手を崩すのは困難と判断、前線に起点を作ってからサイドへ、という攻撃を諦め、手数を掛けずに単純にカウンターで相手DFラインの裏を狙おうという意図でしょう。

 案の定、両チームの選手がピッチコンディションには相当に苦しんでいました。
 パスが繋がらない・・・

 特に、アウェイの浦和は、全く慣れていないので、かなりイラついている選手が多かったように見えました。
 パスしても相手に届かない、ドリブルもボールが足につかない・・・

 対する清水は、このピッチに慣れているということもありますが、経験豊富なボスナー選手やユングベリ選手などが上手くボールを落ち着かせて、散らしていました。
 
 その差が出たのか、清水ペースで試合は進んでいきました。

 20分前には、清水の選手とGK加藤順大君が1対1となる絶対絶命のピンチを迎えましたが、これは、順大のファインプレーで失点にならず。相変わらず、シュートへの反応が素晴らしい順大、頼りになります。
 
 直後、浦和はマルシオのFKがバーを直撃、惜しくも得点にならず。

 その後は、清水が一方的に押しまくる展開です。
 サイドをえぐられて、かなり決定機を作られました。しかし、いずれも、順大の好セーブもしくは、バーに助けられました。

 浦和は、攻撃がなかなか組み立てられない。
 カウンターからセルやマゾーラのドリブル突破から惜しいチャンスを作りますが、シュートは決まらず・・・
 攻撃の中心となるべきTOP下の柏木君がヨン ア ピン選手の厳しいマークにあってなかなか持ち味を出せません。ヨン ア ピン選手、効いていました・・・

 結局、そのまま、前半終了です。
 特に浦和の前線の選手はストレスが溜まる試合展開でした。
 うーん、厳しい・・・それでも、よく0-0で耐えた・・・と前向きにとらえたいです。

 こういうピッチ条件では気持ちが切れた方が負けです。こういう時こそ“平常心”、熱くなり過ぎず、冷静にプレーすれば、必ず勝機が来ます。後半に期待・・・

 さて、後半開始。

 後半、峻希のオーバーラップが目立つようになります。監督の激が飛んだか?

 58分、平川君に代わって、宇賀神選手が左SBにそのまま入ります。

 浦和は攻撃のスイッチを入れようとしましたが、その直後、試合が動きます。

 63分の清水、浦和左サイドをドリブルで崩してセンターリング、そのボールを上手くトラップした大前選手がしっかり押し込んで0-1、逆に清水が先制です。
 また、SBが上がった裏を取られましたか・・・完全に相手は、浦和のウィークポイントとして認識しています。どのチームも徹底的にそこを攻めてきますね。どうにかしないと・・・

 点を取るしかなくなった浦和。
 67分、小島君に代わり、久しぶりの登場、梅﨑司選手の投入です。
 小島君は、初スタメンでも、周りにそん色のない働きでした。よくやっていたと思います。
 しかし、このピッチコンディションでは彼のよさも見えません。長い目で見てあげたいです。

 梅﨑君は左OHの位置に入り、マルシオがボランチに下がります。

 更にカードを切るペトロ。
 72分、啓太に代わって、ランコ投入です。
 ランコとマゾーラの2トップ、その下に右にセルと左に梅﨑君という攻撃的な布陣になりました。

 勝ち点獲得のため、どうしても得点が欲しい浦和。
 気持ちは当然前掛かりになりますが、焦ってミスが多くなります。簡単なパスがミスになったり、トラップが出来なかったりと、集中力が切れているとしか思えないプレーがいくつも見られました。

 そんな中でも、左サイドの途中出場組、宇賀神君と梅﨑君のコンビから、チャンスが続きました。
 梅﨑君の強烈なシュートは相手GKの好守に阻まれました。惜しかった!

 最後の10分位は、スピラを前線に上げるパワープレーで捨て身の攻撃を見せる浦和。
 早めにセンターリングを上げて、ボックス内で勝負する迫力ある波状攻撃を続けましたが、清水の体を張ったディフェンスに阻まれてしまいました。
 
 最後は、梅﨑君のミドルシュートがバーの上、大きく外れたところで試合終了のホイッスル。
 0-1、清水の勝利に終わりました。

 シュートを打った後、ピッチに崩れ落ちた梅﨑君。この試合への思い入れの強さが痛いくらいに伝わってきました。 久しぶりのJの試合で、期するものは当然あったでしょう・・・その気持ちはこの悪条件の中でも十分伝わってきましたよ。

 お帰りなさい、ウメ。必ず、これから君の力が必要となります。
 この悔しさを力に変えて、残り試合で暴れてほしい。

 内容的にも清水の方がよかったので、0-1のスコアは妥当です。

 浦和の選手が先に集中力を失くしてしまいました。若い選手が多い浦和の経験不足が出てしまいました。
 こういう難しいコンディションの試合では、メンタルのコントロールが特に重要になります。
 それが出来ていない選手が、清水より浦和の方に多かった。それだけのことです。

 どんなピッチコンディションでも適応して、その中でベストのパフォーマンスを残さないと・・・
 今日出場した選手は、これをよい経験にして、もっとメンタル的にタフになることを望みます。 

 スタンドには、『PRIDE of URAWA』の大弾幕の上に、赤地に白い文字で
『浦和の未来は選手と俺たちの覚悟で決まる』の文字が見られました。

 その通り、最終的な勝負を分けるのは、監督でも、GMでも、戦術や戦略でもない。ピッチで戦う選手の勝利への強い意志と、ピッチの外で戦うサポの最後まで諦めない選手への信頼、不屈の精神です。
 
 この暑い中、エコパまで参戦されたサポの皆さん、本当にお疲れ様でした・・・

 戦術の理解度や目指すべきサッカーの方向性という意味では、今日の試合は参考になりませんでしたね。

 ただ、次節には、それを少しでも見せなければ、サポは納得しないでしょう。
 
 その次節ですが、いよいよ鹿島とのアウェイ戦です。過去の因縁も浅からぬものがある相手、当然、恥ずかしい試合はできません。

 モチベーションを上げるには、最高の相手、場所です。

 “浦和の誇り”を胸に、“覚悟”を決めて、自分達を信じて、全力で戦ってほしいです。

 頑張れ、浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第25節 「浦和 vs 山形」観戦記

 2011年9月11日、この日は東日本大震災発生からちょうど半年・・・

 色々ありましたが、Jリーグが例年通り、無事に毎週開催されるのは幸せなこと。それを実感・・・
 Jリーグのある日常に本当に感謝です。

 さて、日本代表のW杯予選の試合があった関係で、Jリーグの試合は2週間ぶりです。

 2週間空くと、やっぱり浦和の試合が恋しくなります。

 この日の浦和レッズは、ホーム・埼玉スタジアム2002でモンテディオ山形戦と対戦。

 スタメンをかなりいじってきたペトロビッチ監督。

 出場停止の高橋峻希選手に代えて、宇賀神君を抜擢。
 彼を左SBに入れ、平川君を右サイドに持ってきました。
 守備に気を取られてか、昨年の思い切りのいいオーバーラップが影を潜めてしまっています。
 今日は彼の攻撃力に期待したいです。
 代表の試合をこなして戻ってきたばかりのスピラはベンチスタート、代わりに暢久。
 そして、ランコの代わりに高崎君を入れてきました。

 さて、試合開始。
 システムは、高崎君と達也の2TOP、4-4-2の形に見えます。
 高崎君をセンターに陣取らせ、その周りに達也が衛星のように自由に動くイメージか。

 開始直後、いきなり試合が動きます。

 2分、浦和ゴール前にロングボールを放り込んだ山形。
 それを頭で落とされ、最後は山崎選手に右足でボレーを叩きこまれました。0-1、山形が先制です。

 ロングボール1本で崩されての失点・・・山形の狙い通り、まんまとやられてしまいました。
 スピラのいないDFラインの弱点が出てしまいましたね・・・
 
 早く追いつこうと焦る浦和は、相手ゴール前に早めにクロスを送りますが、精度を欠いてことごとく相手DFに弾かれました。

 悪いことは続くもの・・・浦和にアクシデント発生。
 達也が足首を痛めたようで、自ら×を出して交代を申し出ます。

 21分、達也に代わってランコ投入です。

 高崎君とランコの2TOPに変わりました。
 センターに陣取るランコに対し、高崎君が裏に抜ける狙いか・・イマイチ、フィットしていなかった感じがしました。

 その後も状況はほとんど変わりません。
 ゴール前を固める山形に対して、浦和はボール保持しますが、パスの精度を欠いて途中でカットされカウンターを受ける悪い時のいつものパターンです。

 前半終了直前、シュートのこぼれ球に啓太が詰めたシーンだけ・・・
 他は何もない前半でした。

 前半途中、スタジアムの浦和サポの応援が止むこともしばしば・・・
 引き上げてくる選手には容赦ないブーイングが飛んでいました。
 う~ん、この内容では仕方ないか。
 後半に期待。

 さて、後半開始。

 でも、流れは変わりません。
 相変わらず、山形の術中にハマっています。、あまり攻め手がありません。

 流れを何とか変えたい浦和。
 58分、高崎君に代えてセル投入。
 セルが左OHに入り、元気が2TOPの一角に入ります。

 もうこうなると、ドリブル自慢の前線選手の個人技に賭けるしかありません。
 彼らが1対1で勝負できる状況を、どれだけ作れるか・・・・それが勝負の分かれ目になりそうです。

 更に70分、啓太に代わって直輝君投入です。

 マルシオをボランチに下げて、セルを右OHへ、元気を再び右OHに。
 直輝君がTOP下真ん中に入る4-2-3-1、攻撃的な“直輝システム”で最後の勝負。

 彼の動き出しを、浦和の攻勢に勢いが若干出てきました。
 サイドをエグッてからのセンターリングという形から何本か惜しいシーンもありました・・・が得点には繋がらず。
 そのまま試合終了。0-1、山形の勝利です。

 しかし、浦和にとって見せ場のない、残念な試合でした。
 戦術的な準備不足もそうですが、勝負への執念もあまり感じられない、気持ちの入っていない試合となってしまいました。

 峻希やスピラのいなかった穴は大きかったし、達也が前半早々怪我で退場したのも痛かったことは確かです。
 ただ、それにしてもお粗末過ぎる試合運びでした。

 パスが繋がらな過ぎです。出し手と受け手のイメージが共有できていません。
 これはパスの精度以前の問題だ・・・
 浦和はこの2週間、何の練習をしていたんだろう?と疑問に思ってしまいます。

 日本代表での戦いの疲れからか、柏木君のパスミスが特に多かった。彼が本調子でないと浦和のサッカーが成り立ちません。
 次戦、期待しています!

 それと浦和の攻撃の形が完全に読まれていたのも問題です。
 浦和は前線の選手に一旦、クサビのパスを入れたかったんだろうけど、ほとんどまともに入りませんでした。

 相手DFは、浦和がTOPの選手にクロスなりクサビのパスを入れてくるのを完全に読んでいました。
 2人掛かりで挟みこんで、逆にボールを奪い取っていました。

 完全に山形の作戦勝ち、狙い通りの戦いをされてしまいました。
 この2週間、いい準備ができたのは、浦和ではなく山形でしたね・・・
 山形の最終ラインの体を張った守備には執念を感じました。完全に気迫負けです、浦和の選手達は。

 残留を目指して、死にもの狂いで向かってくる相手をナメてはいけません。
 下位に沈む相手ということもあって、浦和の選手に油断がなかったか?
 その気の緩みが開始早々の失点に表れてしまった気がします。

 結果、内容的に見ても、個人的には今年ワーストの試合です。

 右頬を裂傷を負い、治療を受けて最後まで戦った原口元気君。そして、サポへの挨拶を終えて、引き上げる最中 に悔しさのあまり涙をこぼした山田直輝君。
 彼らのように全力で最後まで諦めずに戦った浦和の選手達がピッチの中にどれだけいたか・・・

 今日も熱心なサポ達はゴール裏で全力の応援をしていました。

 残り9試合、優勝も、ACLも可能性はほとんどないでしょう。しかし、彼らがサポートを続ける限り、浦和はここで負けるわけにはいきません。
 まだ、今年の浦和のスタイルの完成形が見えません。

 ペトロの目指す攻撃サッカーがどんなものなのか、浦和のサポの多くに理解されていないのでは、と心配になります。
 両翼にドリブラーを配置した3TOPが売り物のオランダ風4-3-3。
 それがペトロの目指しているスタイルだと思います。個人的には好きだし、元気やセル、マゾーラなど、ドリブルが得意な浦和攻撃陣の個性に合ったシステムなのでは、と期待しています。

 今年中にペトロが目指しているサッカーがピッチ上で存分に表現される試合を見せてほしい。
 来年のことは、それを見てから考えたい。

 とにかく、選手も監督も、フロントもスタッフも、これからも一戦一戦全力で戦ってほしい。
 浦和には、消化試合なんてものはありません。負けていい試合なんて、ない。

 もう一度、監督は戦術を整理し、選手同士は意思の疎通をしっかりすること。自分達のサッカーに自信を持ってプレーすること。

 次戦、期待しています。

 頑張れ、浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第24節 「C大阪 vs 浦和」観戦記

 8月28日、この日は一日いい天気でした。

 今日は、Jリーグ24節がありました。夏休み最後のJの試合。浦和サポの子供達にいい思い出を作ってあげたい。

 まだ、気温は30℃以上あるようですが、風はだいぶ涼しくなったようなので、選手の負担もそれほどではないか・・・
 浦和は、C大阪とアウェイの長居スタジアムで対戦です。
 今日も用事のため、録画観戦。

 スタメンは、前節からは直輝と柏木君が出場停止で外れて、マルシオと鈴木啓太が入っています。
 二人とも休養は十分でしょう。期待したい。

 さて、試合開始。

 システムは4-4-2でした。

 達也とランコの2トップ、その下に左に原口元気、右にマルシオ、ボランチは暢久と啓太のコンビです。
 やっぱり、マルシオは1トップ下(もしくは3トップ下)の真ん中より、2トップ下の右OHの方がやりやすいのでしょう。それに、達也は最前線で使った方がDFライン裏への抜け出しやチェイシングの威力が増します。

 今日出場している選手の特性を活かしたフォーメーションということでしょう。
 立ち上がりはC大阪ペースか。

 大阪は、予想通りに高い浦和のDFライン裏を狙ってきます。特に播戸選手は常に裏を狙っているのが分かります。
 大阪の攻めは完全に左サイド(浦和の右サイド)から。浦和右SB高橋峻希君の上がったその裏のスペースを執拗に攻めてきます。大阪の左サイドの攻撃の中心は清武選手です。
 浦和は峻希の上がって出来たスペースのケアを、主に啓太とスピラでみているようです。
 崩されて危ないシーンもありましたが、スピラが間一髪防いだというシーンが多かったです。危ない、危ない・・・
 
 それでも、峻希は高いポジションを保持したまま・・・
 峻希のオーバーラップはそれだけ大きな浦和の武器。何とか活かしたいということです。
 それに、峻希が上がるシーンが増えるほど、清武選手のポジションを下に押し下げることになります。
 浦和の右サイド(大阪の左サイド)、マッチアップする峻希と清武選手の攻め合い、ポジションの引っ張り合いに注目です。ともにU-22代表で歳も近いし、お互いに意識するところもあるでしょう。
 
 前半の2人のマッチアップは五分五分か・・・お互いにいくつかチャンスを作っていました。
 しかし、どちらも得点には繋がらず、0-0のまま前半終了です。

 お互いにカウンター中心に攻め合いましたが、どちらも攻撃の連携が今一つでした・・・
 ラストパスの精度も悪く、シュートまで結びつかないことが多かった。どちらも消化不良の内容でしょうか。

 後半に期待。

 さて、後半開始。

 いきなり、試合が動きました。心配していたことが現実に・・・

 48分、大阪のカウンター、浦和の右サイド、峻希の上がった裏をファビオ・ロペス選手が突き、センターリング。それに合わせたのは山口選手でした。上手く流し込み0-1、C大阪先制です。

 うーん、これは痛いな・・・ボランチの選手の上がりまでは捕まえ切れなかったか・・・残念。

 点を足らなければいけなくなった浦和。攻めに人数をかけるようになりますが、C大阪は全体的に引き気味になって完全にカウンター狙いになってしまいました。
 
 こうなると、厳しい今の浦和です。攻撃のオプションが少ないからな・・・

 浦和は選手交代。
 60分、2トップの達也とランコに代えて、高崎君とセルを投入です。
 フレッシュな選手を投入して、前線からのプレッシャーを強めたいという意図。

 更に浦和は最後のカードを切ります。
 69分、暢久に代えてルーキーの小島君が入ります。
 久しぶりの登場ですね・・・どんなプレーを見せてくれるのか?楽しみです。

 DFラインを相当高く上げてセカンドボールを拾ってポゼッションを高めて攻め続ける浦和。

 それが実を結びました。

 78分、C大阪陣右サイドでボールを持った小島君が中央の元気にグラウンダーのパス。元気は切り返してDFを振り切りながら右足でシュート。相手GKが何とか弾きますが、そのこぼれ球を高崎君が詰めて、ゴールに蹴り込みました。1-1、浦和同点に追い付きました!

 強烈なシュートをコーナーに打った元気も、きっちり詰めていた高崎君も素晴らしかった。
 でも、ここは起点となった小島君を褒めたい。あの場面、よく中央でフリーになっていた元気が見えていました。視野の広いこともいいボランチの条件です。パスの精度もなかなかいいし、これはほんとに将来が楽しみです。

 さて、これから逆転・・・といきたいところでしたが、C大阪に一瞬の隙を突かれてしまいました。

 87分、扇原選手にミドルシュートを決められて1-2、C大阪が勝ち越しです。

 浦和はこの試合終了間際の失点で気落ちしたか、続けざまに失点。

 91分、ファビオ・ロペス選手のシュートがバーに当たったこぼれ球に反応した倉田選手が押し込みました。
 1-3、C大阪がリードを広げました。この時点で勝負ありか・・・

 浦和は攻め続きましたが及ばず、そのまま試合終了です。
 1-3、C大阪の勝利です。
 
 浦和の守備の弱点がもろに出てしまった試合でした・・・
 浅いDFのラインコントロールがまだまだ未熟です。特に右サイドに出来る大きなスペースが埋めきれません。
 今日の失点は全て、右サイドから崩されてのものでした。
 これからも、相手チームは狙ってくるだろうな・・・

 どうにかしないといけません。
 今の浦和は、先制点を与えてしまうと厳しいです。

 今日の収穫は、ルーキーの小島君のプレーか。J1のスピードとフィジカルに慣れれば、かなりやってくれるんじゃないかと。期待しちゃいます。

 この後は、W杯の予選等もあり、Jリーグは中断です。
 中断期間に戦術の徹底を是非してほしい。特に守備の意思統一とリスクマネジメントですね・・・

 この試合はいいサンプルになると思います。十分に分析して活かしてほしい。
 
 まだまだこれから・・・気持ちを切らさないでベストを尽くしてほしい。
 
 頑張れ、浦和レッズ!!


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2011年Jリーグ第23節 「浦和 vs 広島」観戦記

 8月24日、この日は一日、いい天気でした・・・暑かった。

 今日は水曜日でしたが、Jリーグがありました。夏休みも終盤に入りました。
 浦和レッズはホーム埼スタで、サンフレッチェ広島と対戦です。
 
 となると、まず注目されるのは、浦和のDF陣と広島1TOPの佐藤寿人選手のマッチアップです。
 浦和は素早くてDFラインの裏を取るのが上手い選手が苦手です。彼にもかなりやられている記憶があります。今日はきっちり抑えてほしい。

 スタメンは、前節からは啓太が外れて、暢久が入っています。
 啓太はサブからも外れています。この暑い夏場ですから、メンバーを替えながら戦っていくことも重要です。

 さて、試合開始。

 システムは4-2-3-1。いわゆる、直輝システム。

 相変わらず、DFラインを高く保って、全体をコンパクトに保って中盤からのプレスからボールを早く前線に運ぼうとする浦和。

 問題点の右SBの高橋峻希が上がった穴をどう埋めるのか・・・というところは、スピラとボランチの暢久が連携して対応しているようです。

 それに対して、広島は守備の時は全体的にかなり引いて守ってきます。しかし、そこからの攻撃が速いし、鋭い!ほとんど、オートマティックに、流れるようにボールを運びます。

 1TOPの佐藤選手の神出鬼没の動きには浦和DF陣も手を焼いていました。
 彼の後ろから飛び出してくる選手も捕まえ切れません。
 決定的なピンチも何回かありましたが、GK加藤順大のスーパーセーブも飛び出し、何とか失点なしでこらえます。

 浦和は、バイタルエリアまではボールは運べるけれど、そこから先のコンビネーションがイマイチです。
 まだまだ、意志の疎通が十分ではありません。同じ監督の元、同じ戦術で長年戦っている広島と比べると浦和の戦術理解度の不十分さ、アイデアのなさが目立ってしまいます・・・
 上手くいく試合もあるのだけれど・・・これからですね。

 40分位に、右サイド峻希の裏への抜け出しからセンターリング、それを左足ダイレクトで達也・・・という攻撃もありました。惜しくもポストの左に外れましたが、いい連携でした。こういうシーンを増やしていきたい。

 前半はそのまま両チーム、スコアレスで終了です。
 どちらかというと、広島のペースで進んだ感じがします。

 でも前半0-0は次第点、後半戦に期待です。

 さて、後半。

 浦和の選手の動きが若干良くなります。ボールの繋ぎがスムーズになりました。
 
 早々に、浦和に待望の先制点が入ります。
 54分、ゴール前でボールをキープしていたランコが潰れて、そのこぼれたボールを拾ったのは原口元気
 左サイドからゴール中央へ切れ込んでからの右足シュート・・・見事ゴールに突き刺さりました。
 彼の得意のパターンに持ち込みましたね。そこで勝負ありです!

 1-0、浦和先制です。

 しかし、広島もすぐさま反撃、浦和左サイドからのセンターリングを後半から出場の李選手がヘッドで決めて、1-1の同点に追い付きます。
 暢久もぴったり体をつけて一緒に跳んでいますが、その上からの強烈なヘッドでした。
 さすがに日本代表選手、ピッチに入ってすぐに、決定機をきっちりめるあたりやっぱり凄い選手です。

 62分、浦和は選手を二人いっぺんに交代です。
 ランコに代えてマゾーラ、直輝に代えてマルシオ投入です。

 更に76分、疲れがみえた達也に代えてセルを投入。

 お互いに選手交代をしてリズムを掴もうとしましたが、上手くいったのは広島の方でした。
 マゾーラの1TOPは、ちょっと「?」。1TOPとして使うには、ボールを簡単に失い過ぎます。
 交代の意図がはっきり見えませんでした。
 
 ただ、そのままスコアは動かず試合は進み、ロスタイムは4分も過ぎて試合終了。
 1-1、引き分けに終わりました。

 内容を考えれば、引き分けで御の字です。今日もGKの順大に救われた・・・そんな感じです。
 
 いい内容でなかったのは確かですが、明るい材料もありました。

 峻希のオーバーラップのタイミングがよくなり、回数も多くなりました。
 そのお蔭で、右からの攻撃の威力が増したのは間違いありません。
 今日は、彼の上がった後ろのスペースを突かれて、ピンチになったケースはあまりなかったように思います。
 
 戦術の熟成は少しずつ積み上げていくしかありません。この日対戦した広島のようにね・・・

 次節はもうすぐですが、成長の跡が見えることを期待!
 頑張れ、浦和レッズ! 

 試合終了後、元浦和レッズのGK都築龍太さんの引退セレモニーが行われました。
 都築さんが浦和に入団したのは2003年。ちょうど浦和が強くなり始めた頃・・・
 その後浦和はJリーグ制覇、ACL制覇まで突き進みます。その間、GKのポジションを都築さんとギシの2人で切磋琢磨しながら支えていたのは間違いのない事実です。
 
 スタンドを1周する背番号「23」がまぶしかった・・・・都築さん、本当にありがとう!
 
 サポの惜別のチャントもなかなか歌い止みませんでした。

 「都築龍太 ラララララ~、都築龍太ラ~ラララララ、都築龍太ララララ、ラララ~ラ~ラララ 」

 もうあのチャントが歌えないのは寂しい限り・・・これからのご活躍を願っています。


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2011年Jリーグ第22節 「甲府 vs 浦和」観戦記

 前日に雨が降り、この日は朝からずっと曇り空・・・
 
 つい何日か前と比べて、とても体感温度が下がっています。さすがに湿度は高いですが・・・

 今日はJリーグ第22節が開催されています。
 浦和レッズは、国立競技場でヴァンフォーレ甲府とアウェイの一戦。

 先週よりは、選手にとってかなりプレーしやすい気候であることには間違いありません。
 好試合を期待します。

 さて、スタメン。

 浦和は先週と変わらず。
 トップ下の真ん中は山田直輝君でした。出場停止明けのマルシオはベンチスタートとなっています。
 先週の新潟戦のような高いパフォーマンスを今日も見せられるか・・・真価が問われるところです。

 試合開始。
 システムは4-3-3というより、4-2-3-1と言った方が適当か。
 直輝が中央でポジションチェンジを繰り返して、自由に動きたがるので、左サイドの原口元気も右サイドの田中達也も、中盤まで下がってきて攻撃を組み立てるシーンがとても多くなりました。
 そのおかげで、サイドからのドリブル突破と中央からの攻撃のバランスがよくなったように思えます。
 相手DFは浦和の攻撃を読みにくくなったと思います。マークが分散するため、元気のドリブルからのカットインの威力も増します。

 しかし13分、攻めにかかっていた浦和の浅いDFラインを甲府が突きます。
 甲府がバックヘッドで浦和DFラインの裏へ出します。それがちょうどパウリーニョ選手の足元へ。
 個人技で浦和DFが振り切られ、シュートを決められてしまいました。
 0-1、甲府先制です。

 更に、19分には、浦和DFのクリアボールを拾った甲府が、素早く浦和の右サイドへ展開、パス交換からパウリーニョ選手に突破を許し、センターリングを上げられます。
 中央ゴール前で待っていたのは、長身FWのハーフナー選手でした。

 難なく決めれ、0-2とリードを広げられます。
 
 前半早々に0-2・・・去年ならあきらめムードが広がってしまうところですが、今年の浦和は違います。
 何度も同じようなシチュエーションから勝ち点をもぎ取っています。

 この試合も期待したいところです。

 23分、甲府陣右サイドでFKのチャンス。キッカーは柏木君。
 左足で蹴ったボールは、相手DFの頭に当たり、GKの逆を突いて枠内へ・・・
 見事に決まって、1-2と浦和が追い上げます。

 これで息を吹き返した浦和がペースを握って攻めますが、前半終了間近にまたしてもこの人が・・・

 43分、パウリーニョ選手がゴール前でDFを上手くかわしてコースを狙ったシュート、これも決まって1-3、再び2点差となります。

 このまま前半終了。
 なんか、パウリーニョ選手一人にやられてしまった感があります。それ位、キレていました。いい選手なのはもちろん、分かっていましたが、同じ選手にこれだけやられてしまうのは問題です。
 前線で体を張って、ボールをキープして起点となっていた、ハーフナー選手の頑張りも光っていました。
 1トップのパフォーマンスの違いがこの点差となって表れたと言ってもいいかもしれません。
 チームとして、ハーフナー選手を上手く戦術に組み込んでいた甲府の内容が上回っていた、ということです。
 それ位、いいサッカーをしていました。甲府は・・・・

 さて、後半。
 HTで浦和は選手交代。
 直輝に代わって、マゾーラを投入します。
 直輝は悪い出来ではなかったと思います。ただ、前節のような活躍が出来なかったのは確かです。
 今後に生かしてほしいです。

 システムも少し変更です。
 ランコとマゾーラの2トップに変更します。4-4-2に変更です。
 
 甲府のブロックを作って完全に引いて守る守備を崩すには、個人技しかない、というペトロの判断でしょう。
 しかし、この日の甲府はそれだけではありません。
 中盤でのパスワークが素晴らしかった!特に、DFラインからのビルドアップはほとんどミスがなかった。
 
 浦和は前線からかなりプレッシャーを掛けていましたが、完全にいなされていました。
 63分、ランコに代わって、セルが入ります。
 これで完全にペトロの意図がはっきりしました。“ドリブルで、個人技で、甲府の青い壁を切り崩せ!”ということです。
  75分、啓太に代わって、マルシオが入ります。更に攻撃的に行きます・・・
 残り10分程度となり、スピラを前線に残ったまま、完全にパワープレーです。 
 失点覚悟の捨て身の猛攻を続ける浦和。

 それが実を結んだのは、83分でした。
 甲府陣左サイドを柏木君が突破、マイナスの折り返しをゴール前中央のセルが右足ダイレクト、グラウンダーのシュートをねじ込んで、見事ゴール。2-3、1点差に迫ります。
 その後も、気迫のこもった猛攻でゴールを狙いますが、反撃もそこまででした。

 試合はそのまま2-3で甲府の勝利に終わりました。

 悔しいですが、内容的にもこのスコアは妥当です。
 一つ明るい材料を上げるとしたら、試合終盤に完全に引いて守りに入った相手から力づくで1点をもぎ取れたということ。
 去年はそれが全くできなかった・・・

 やっぱり、そこで2点、3点を取ろうというのは無理な話です。
 一番の敗因は、前半のうちに3点を失ってしまったということに尽きます。

 DFラインを高く保って、峻希のオーバーラップを攻撃のオプションとして重視するなら、彼の裏のスペースを狙われてた時のケアについては、もう少し話し合っておかないといけません。

 この試合は完敗でした。甲府の狙い通りの展開となってしまいした。ミスも多かったし・・・
 しかし、まだまだ波が大きいですね。熟成途中のチームだから仕方がありませんが。

 気持ちを切り替えて、次の試合に集中することが大事です。 

 次は勝ち点3、期待しています。
 
 頑張れ、浦和レッズ!!
 

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2011年Jリーグ第21節 「新潟 vs 浦和」観戦記

 今日も暑い一日でした。お盆に入り会社もしばらくお休みという方も多いでしょう。

 Jリーグは早くも21節、ほぼ2/3終了です。

 浦和レッズは3連勝中と調子のいい新潟アルビレックスと、アウェイのビッグスワンスタジアムでの対戦です。
 新潟とは相性がいいとはいえ、全く油断できません。浦和からは4千人以上のサポが参戦していると、テレビで実況していました。

 浦和のサポは相変わらず熱いです。熱心です。素晴らしい!参戦された方々、本当にお疲れ様です・・・

 夕方6時からの試合でしたが、まだまだ暑い・・・30℃を超える猛暑の中での戦いとなりました。

 スタメンは、出場停止のマルシオに代わって田中達也
 オーストラリア代表として国際親善試合にフル出場したスピラはベンチスタート、代わりに暢久が久々の登場です。それ以外は前節と一緒。
 
 さて、試合開始。
 
 システムはいつもの4-3-3。
 3トップは、真ん中にランコ。左に元気、右に達也
 その下に直輝君が入っています。マルシオの出場停止で、ようやく自分の希望する中盤真ん中でのプレーをすることができました。いつも以上に気合が入っているでしょう。

 開始早々、試合は動きました。

 9分、浦和が新潟陣右サイドでFK獲得します。キッカーは直輝。
 直輝の蹴ったボールは、一旦DFに弾かれますが、それを拾い直して、平川君が逆サイドに構えていたフリーの元気へ見事なサイドチェンジのパス、これが効きました。
 元気はこれを受けて、ゴールに向かって斜めにドリブルで切れ込み、ゴール前の直輝へパスします。直輝はDFと競り合いながらも、ゴールラインぎりぎりで折り返し、それに反応して待ち構えていたのは、パスを出した元気でした。
 元気が難しい角度から流し込み、1-0浦和先制です。

 素晴らしい得点でした。
 直輝と元気、ユース組二人で決めた点です。中学時代から一緒にやってきたからでしょう。二人ならではの息の合ったコンビネーションでした。

 直輝は”元気なら、そこに詰めてくれる”と思っていただろうし、元気は”直輝なら、あそこから折り返してくれる”と信じて待っていたと思います。
 
 この日の浦和は、前線からのプレスが素晴らしく機能していました。
 両ボランチ(柏木、啓太)の運動量やポジショニング、達也の労を惜しまないチェイシングは言うに及ばず、ランコや元気も本気でボールを獲りにいっていました。
 そこからのボールを奪ってのショートカウンターもハマっていました。

 その中でも特に目立っていたのは、直輝でした。
 ポジションにこだわらず、ピッチを広く動き回り、守備でもボールへのプレッシャーを掛け続けていました。

 攻撃でもその積極性は一緒。
 ボールの近くに常に位置し、パスを受け、1タッチ・2タッチで簡単にさばいて、自らは、再びパスを受けるべく、素早く動き出す・・・その繰り返し。
 
 ”浦和の心臓(ハート)”の面目躍如です。豊富な運動量と質の高い動き出しで、攻守に渡って浦和のサッカーに血を通わせる原動力となっていました。

 やっぱり、”心臓”は真ん中にあった方が納まりがいいのかもしれません・・・直輝は中盤の真ん中でとてもやりやすそうだったし、楽しそうでした。

 そのまま浦和の圧倒的優勢で試合は進みます。
 このいい流れのうちに追加点を取りたいな、と思っていたら本当に取ってくれました。

 38分、またしてもFKからです。今度は新潟陣左サイドから、キッカーは柏木君。
 頭で軽く当ててコースを変えた暢久、そのボールをGKが何とか弾き出しましたが、それに詰めていたのは元新潟の永田君でした。確実に押し込んで2-0、浦和追加点です!

 そのまま、前半終了。
 ほぼ完ぺきな前半でした。相手にほぼ何もさせない展開、これを後半も続けたい。

 さて、後半。

 後半も、立ち上がりから浦和ペースは変わりません。
 前線の4人だけでなく、ボランチや両SBまで絡んで、しっかりフィニッシュまで行けていましたね。

 しかし、ここで一瞬の隙を新潟に突かれてしまいました。

 54分、GKの順大がスルーパスに反応した相手FWをPA内で倒してしまい、PKを献上してしまいます。
 それをミシェウ選手がしっかり決めて、1-2新潟が追い上げます。
 
 その後に1点をどちらが取るかが試合を決めそうと思っていましたが、取ったのは浦和。

 61分、右サイドのランコが胸でスペースへ落としたボールを達也が拾い、そのまま真っ直ぐ切れ込んで、センターリング。そのボールに反応したのは直輝でした。直輝はそのボールを、飛び出してきたGKを嘲笑うかのように、ダイレクトでGKの上を軽く浮かせて見事ゴールネットを揺らしました。3-1、浦和大きな追加点です。

 アシストした達也の動きやセンターリングも素晴らしかったし、それをしっかり決めた直輝の運動量や戦術眼、シュート技術の高さもさすがでした!

 直後に浦和は続けて選手交代。ここらへんの思いっきりのよさがペトロの持ち味です。
 意図も明確です。

 64分、暢久に代わってスピラ。65分、ランコに代わってマゾーラです。
 また、68分、足を痛めた達也に代わって、セルが登場します。

 暢久は、久しぶりのスタメンでしたがとても良かった!
 気合が入っていたのが、表情からもよく分かりました。あんなに気持ちを表に出している暢久は久しぶりに見ました。相手FWをほぼ完ぺきに抑え続けていました。色々なポジションをこなせるし、フィジカルに強い・・・本当に頼りになるベテラン(もうすぐ36歳!!)です。

 代わったマゾーラやセルも、自分達のストロングポイントを存分に出していました。
 欲を言えば、ここでダメ押しの1点が取れていれば言うことなしでしたが、それは贅沢ですね。

 そのまま時間も順調に過ぎていきましたが、ロスタイムに永田君のハンドからPKを取られてしまいます。
 それをブルーノロペス選手に決められ新潟に迫られますが、そのまま逃げ切り、試合終了。

 3-2、浦和の勝利です!

 結果こそ1点差の僅差の勝利でしたが、内容的には、浦和の圧勝でした。

 新外国人のランコが機能し始め、守備でも攻撃でも前線の選手の役割がより明確になってきました。

 特に両WFがワイドに張って、ボールを受けてドリブルで仕掛ける時と、中盤の選手と絡んでパス交換で崩す時の状況によっての使い分けが出来るようになってきました。

 この試合は、中盤の真ん中が直輝だったので、いつもより更に流動的に中盤のポジションが動いていました。
 達也も元気も、中盤で攻撃の組み立てに参加することが増えたので、4-3-3というよりも、4-2-3-1に近い状況が多かったかも・・・

 今日の浦和の攻撃だと、相手もなかなかマークを絞れないし、相当、対応が難しかったのでは?

 ランコの体を張ったポストプレーも光っていました。一旦、前線の彼に預けて、その後ろから直輝、元気、達也が飛び出していく・・・そんなシーンも多く見られました。 

 PKの2失点なんて、全く気にならない。それ位素晴らしいサッカーをしていました、この日の浦和は。
 連携が深まれば、更によくなりそうです。

 さて、次の試合もとても楽しみになってきましたね。

 マルシオも出場停止が明けて戻ってきます。
 スタメンはどうするんだろう?直輝はやりやすい今のトップ下真ん中のポジションを渡すつもりはさらさらないでしょう。
 マルシオも素晴らしいし悪くはないが、3トップ下中央はちょっとやりにくそうだからなぁ・・・

 システムの変更も含めて、ペトロも悩みどころですね。

 シーズンも残り1/3ほど。これから浦和の怒涛の反撃が始まります。
 今年は埼玉の子供達には嬉しい夏休みとなりそうです。

 上位進出に向けて頑張れ、浦和レッズ!!


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2011年Jリーグ第20節 「浦和 vs 神戸」観戦記

 8月6日・・・広島に原爆が落とされた、日本人には絶対に忘れてはいけない一日です。

 夏らしい青空が広がったこの日。かなり蒸し暑い一日になりましたが、それでもJリーグの試合は行われます。

 選手達の腕には喪章が巻かれ、試合前には観客も一緒に黙祷が捧げられました。

 4日に心筋梗塞で亡くなった元日本代表の松田直樹選手を偲んでのものです。
 まだ34歳、早過ぎる死・・・僕も言葉がありません。心からご冥福をお祈りするばかりです。

 浦和レッズはホーム埼スタで神戸と対戦。

 スタメンは、前節と全く同じです。
 今時点のベストの布陣か・・・

 試合開始。

 システムも前節と一緒。4-3-3が基本です。
 3トップは真ん中にランコ、左に原口元気選手、右に山田直輝選手。
 トップ下にマルシオのようです。
 ただ、直輝は他のドリブラーが入った時とは違い、ワイドに張らずに、中盤の選手と頻繁にポジションチェンジを繰り返して、かなり自由に動いているように見えました。

 立ち上がり、浦和がDFをかなり高めに保って、攻勢に出ます。
 7分過ぎには、柏木君の強烈なミドルも・・・これは相手GKの攻守に阻まれました。

 その後も浦和ペースは変わりません。 

 しかし、先制点は神戸に入ります。
 14分、吉田選手にこぼれ球をダイレクトで蹴り込まれてしまいました。

 吉田選手、喪章を天に掲げて喜びを表しました。更に、喪章を掲げた方の指で「3」を示します。
 「3」といえば、亡くなった松田選手の背番号です。
 松田選手とは同じチームでもプレーして、とても仲良しだったそうです。
 しかも、同じ年の同じ日(77年3月14日)に生まれたとのこと。このゴールには、天国の松田選手も喜んでいるのでは・・・

 これで浦和は点を取るしかなくなりました。
 しかし、焦りもあったのでしょうか。ミスから、追加点を奪われます。

 19分、平川君の順大へのバックパスがズレてしまいます。順大は慌ててゴールラインを割らせないようにクリアするものの平川君に当たってしまい、それがまたしても吉田選手の前に・・・

 吉田選手は順大の位置を冷静に見て、ループ気味のシュートをゴール右隅へ。
 見事に決まり、0-2。神戸、リードを広げます。

 その後は、神戸がかなり引き気味に試合を進めてきたため、浦和はスペースを使うことができずに苦戦します・・・
 それでも、セットプレーに活路を見出そうとする浦和。
 35分過ぎ、FKのこぼれ球を最後は、マルシオ・・・これはポスト直撃。ゴールならず、残念・・・

 こういう展開こそ、ランコが相手陣でクサビとなってボールをキープしてほしいんですが、今日はなかなか上手くいきません。神戸に上手く対策を取られている感じです。ランコにボールが入る瞬間を神戸DFは狙っていました。

 神戸の鋭いカウンターにも、かなり苦しみました・・・

 0-2のまま、前半終了です。

 HTでのペトロの激の効果は?

 さて、後半。

 浦和は選手交代です。
 直輝と啓太に代わり、マゾーラと達也が入りました。

 システムも変えてきました。

 4-4-2に見えるな?2トップはランコとマゾーラ。
 これで、ランコの負荷が減りそうです・・・特に守備での。
 マルシオがボランチに下がり、OHは左に元気、右に達也です。

 後半開始早々、その交代がいきなり実を結びます。

 47分、達也がゴール前でマゾーラとパス交換、DFに囲まれながら、隙間を縫うようなシュートが見事に神戸ゴールに吸い込まれました。

 1-2、反撃の1点を浦和が獲得。

 待ってました!達也の復活ゴール!!
 これは大きいです。今日の浦和にとっても、達也自身にとっても・・・
 
 完全に息を吹き返した浦和が攻勢に。

 惜しいシュートも何本かありましたが、相手GK徳重選手の好守に阻まれました・・・
 元浦和の選手なので、彼の成長は嬉しいけれど、ちょっと浦和との試合の時にハッスルし過ぎな感じ・・・いつもね(笑)
 いずれ、順大と日本代表の正GKを争う日がやってくるかもしれないな・・・
 それはそれで、楽しみです。

 さて、試合に戻ります。
 
 時間が無くなってきてますます攻撃を強める浦和・・・

 その積極的な気迫が結果となったのは77分でした。

 PA少し外から柏木君の左足の強烈ミドル、それを徳重選手が辛うじて弾きますが、そのボールが逆サイドのマゾーラへ・・・
 マゾーラはそれをダイレクトで左足でゴールへ蹴り込みます。

 2-2の同点!浦和、とうとう追いつきました!

 まだ、残り時間は10分以上あります。

 ここまで来たら逆転だ!!

 両チームとも足が止まって、打ち合いになります。

 86分、ランコに代わって、高崎君が入ります。
 高崎君はそのまま2トップの一角へ。

 両チーム、ノーガードの打ち合いへ・・・死力を尽くした好試合となりました。
 
 このまま試合終了か、と思ったロスタイムも残り数分のところで、事件が・・・

 ゴールPAへドリブルで突っ込んできた神戸選手をマルシオがスライディングで阻止・・・したかのように見えましたが、主審の判定はマルシオのファールでPKを献上してしまいました。

 うーん?マルシオのスライディングはちゃんとボールに行っていたように見えるけど・・・
 厳しい判定ですが、これもサッカーか・・・

 このチャンスを神戸は大久保選手がしっかり決めます。神戸、1点勝ち越し・・・

 試合はそのまま2-3で神戸の勝利のまま終了となりました。

 負けたのは残念ですが、とてもエキサイティングな試合となりました。
 両チームとも、ゴール前で体を張った攻撃と守備で興奮する場面が多かったです。
 松田選手の魂が乗り移ったかのような、両チーム選手の気迫でした・・・
 こういう試合を見せていってほしいですね。Jリーグは・・・それが松田選手への何よりの供養です。

 浦和に関して、0-2からメンバー変更とシステム変更で追いついたのは、チームが成長している証拠です。
 
 3失点は当然反省すべきですが、あれだけ高いDFラインを保とうとするなら、自陣ゴール前で安易なミスは絶対にしてはいけません。今日の試合では、それがいつもより多かったし、実際に失点に繋がってしまいました。

 久しぶりの負け試合となりましたが、悲観すべきないようではありません。
 むしろ、良い方向に進んでいると思います。

 このまま続けて、戦術の理解度を上げていくことが大事です。

 次節、期待しましょう!

 頑張れ、浦和レッズ!!

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2011年Jリーグ第19節 「川崎 vs 浦和」観戦記

 7月最後の土曜日、この日は朝から雨が降ったり、曇ったり、時には晴れ間も出たり・・・と目まぐるしい天気となりました。

 浦和レッズはアウェイ・等々力で川崎フロンターレとの一戦。
 ナイターでしたが、雨の中での決戦となりましたこのところのスッキリしない天気続きのせいで、いつもの夏より過ごしやすい日が続いています。
 ものすごい運動量を必要とされるサッカー選手にとってはとても助かる天候ですね。
 中盤でのプレスが命の浦和にとっては特に恵みの天候です。

 これを上手く利用して、反撃体制を整えたいところです。

 さて、スタメン。

 先日、柏木君と原口元気と共に日本代表候補にも選出された山田直輝が入っています。
 現状のほぼベストメンバーかもしれません。しかし、ユース出身メンバーが増えて、若返りました・・・

 試合開始。

 システムは、予想通りの4-3-3。
 ランコが3トップ中央、右WFにはマルシオが入っているようです。ただ、3トップ下の直輝がかなり動き回っているので、中盤のポジションはかなり流動的です。

 立ち上がりは、若干川崎ペースか・・・
 しかし、先制点は浦和でした。

 10分、相手のシュートをスピラがブロック、そのボールを直輝が左サイドの柏木君に頭で繋ぎます。
 柏木君はボールを受けて前を確認、ゴール前に走り込んでいるマルシオに絶妙のスルーパスが届きます。
 マルシオ、相手DFと競り合いながら見事なトラップ・・・最後は慌てた相手DFがオウンゴール。

 1-0、浦和先制です。

 これは大きい!最終的にはオウンゴールとなりましたが、ほとんどマルシオが決めたような得点です。
 よくぞ、あそこに走り込んでいた!

 それをお膳立てしたのは、直輝君と柏木君です。
 これまで、必ずしも本調子ではなかった3人で奪った得点。こういうのは、チーム全体をノセます。

 これで勢いに乗った浦和、中盤の柏木君、直輝、啓太が躍動し、一気にペースを奪い返します。

 特に、直輝の運動量の多さ、動き出しの良さが目立ちますね。
 守備でも攻撃でも、右に左に、常にボールに絡もうという動きを繰り返します。その動きの質が以前よりとても良くなりました。今まで無駄にベンチを温めていたわけでは無かったようです。
 「浦和の心臓(ハート)」がいよいよ動き出しました。

 川崎は、サイドからの突破で反撃、再三、浦和ゴール前にスルーパス、クロスを送ります・・・が、浦和の最終ラインがこれをなんとか阻止、失点を許しません。

 特に、スピラの気迫がすごい!
 川崎攻撃陣の前に、それこそ壁のように立ち塞がりました。

 あのロスタイムでのPK献上のミスを犯して以降でしょうか・・・
 1対1での相手FWへ対する時のプレッシャーが更に厳しくなってます。
 「もう、あんな悔しい思いはしたくない!」そんな気持ちが表情に表れています。
 本当に逞しくなりました。

 前半はそのまま終了です。

 さて、後半。

 ホームで負ける訳にはいかない川崎が攻勢を強めます。シュートもかなり打たれますが、浦和も体を張ってこれを阻止、同点を許しません。それほど決定機を作られたという感じはしませんでした。
 
 54分位に浦和、カウンターからビッグチャンス。
 右サイド切れ込んだ元気からのクロスをファーで受けた直輝が、GKを引き付けて逆サイドで待ち構えていたランコへ。
 しかし、ランコのシュートは惜しくもバーの上でした・・・惜しかった。
 でも、形としてはとてもいい攻撃でした。これを続けていくことが肝心です。
 
 65分、直輝に代わって、怪我からの復帰の田中達也。待ってました!
 達也は右WFに入っています。マルシオが真ん中へ・・・

 75分、足に違和感が出た啓太に代わって暢久が登場。

 啓太の働きも素晴らしかった!中村憲剛選手に決定的な仕事をさせませんでした。
 大した怪我でなければいいのですが・・・・

 残り10分、勝ち点を奪いたい川崎の捨て身の攻撃にヒヤリとする場面が続きました。
 しかし、ここで順大のビッグセーブが連続して飛び出しました。
 試合をこなす度に安定感を増す守護神、本当に頼りになります。

 その後も川崎の猛攻を何とかしのぎ、1-0のまま試合終了です。

 今季初の連勝、アウェイ初勝利・・・やっと、来ました!
 正直、遅すぎます。多くのサポもそう思っているでしょう。
 しかし、この連勝はマグレではありません。内容を伴っています。

 結果からいうとシュート5本のみ、しかも相手オウンゴール1点を守り切ったヒヤヒヤの勝利でした。

 しかし、決定機の数は浦和の方が多かったし、攻守の意図がよりはっきりしていたのも浦和でした。
 追加点が取れなかったのは反省点ですが、この勝利は妥当です。

 それに、1-0でしっかり勝ち切ったのは大いに評価できます。シーズン開始当初はこれが出来なかった・・・

 本当に、全員が体を張ってよく守備をしました。これを続けていきましょう!

 さて、これからが本当に楽しみなってきました・・・
 8月反攻、期待しています。

 上位進出に向けて、頑張れ、浦和レッズ

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2011年Jリーグ第6節 「浦和 vs 甲府」観戦記

 7月23日(土)、久々の浦和レッズの試合をホーム埼スタで観戦する日です。

 待ちに待った日ですが、もともとは4月に行われる予定だった試合です。
 あの「3.11」の震災の影響で延期になっていました。

 どうなることか、と一時期は心配しましたが、無事この日に行われました。
 いつも通り、週末にJリーグが開催される幸せ・・・平和な世の中であることに感謝です。

 さて、いつも通り浦和美園駅から、徒歩で埼スタへ向かいました。
 曇っていたお蔭で、かなり過ごしやすい気温でした。サッカーするにも、これなら、そんなに酷ではなさそうです。
 好ゲームを期待します。

 今日は、両親とも一緒に観戦のため、バックスタンドのロワー(SA席)での観戦。
 ほぼ、ハーフウェイラインの一番後ろの席。ピッチ全体を見るには、とてもいい席。モニターもある・・・

 浦和vs甲府②
 (観戦位置から北側ゴール裏の風景)

 指定席なので、試合開始30分位前に悠々と着席。北のゴール裏の迫力あるチャントやコールを聴きながら、夕飯を食べて試合開始に備えます。

 久しぶりですが、相変わらずゴール裏のサポの迫力は素晴らしい!
 屋根もないし、2時間以上前に席を取らなければいけないけれど、やっぱり、あの中に入って応援するのが一番です。

 この日のマッチデーカードは、田中達也選手。残念ながら、今日は怪我で欠場です。彼の活躍もとても楽しみにしてきたのに残念・・・

 試合開始前には、先日お亡くなりなった「浦和の父」、元浦和監督の森孝慈さんのご冥福を祈り、起立し全員で黙とうをしました。選手はみんな腕に喪章を付けています。森さんのためにも、今日は絶対に負けられません。

 さて、試合開始。

 スタメンに、ランコ・デスポトビッチ選手が登場です。
 柏木君とセルも入っています。

 予想通りの3トップ。真ん中にランコ、左に元気、右にはマルシオです。
 セルは3トップ下の真ん中のようです。
 柏木君と啓太がボランチですが、柏木君はかなり広く動き回っています。彼が、前線に出てくる回数が多ければ多いほど、浦和ペースで進んでいる証拠。

 予想通り、浦和がボールを支配する試合展開でしたが、早々に事件が起こります。

 開始10分位に、甲府がファールからの素早いリスタートから、浦和DFラインの裏を取り、GKと1対1になります。
 加藤順大君はPA外まで飛び出し、処理しようとしましたが、勢い余って相手選手を体当たりで止めてしまいました。レフェリーは迷わずにレッドカードを提示し、順大に退場を宣告します。

 目の前で見ていましたが、あれは一発レッドでも仕方ないか・・・
 故意ではないにしろ、GKが相手の決定機をPA外でファールで止めましたから。

 順大には厳しい判定ですが、これも経験、勉強です。今後に生かしてほしい。

 浦和は、当然、控えGKのギシを投入します。交代はセル。
 セルにとってもとても残念な試合になりました。悔しい気持ちは痛いほど分かります・・・
 
 しかし、これはとんでもないことになりました・・・
 まだ、試合は始まったばかりです。10人でどうやってしのぐのか?

 案の定、甲府に押し込まれる時間帯が続きます。

 それでも、20分過ぎ、左サイドから原口元気が切れ込んでいって、強烈なシュートを放ちます。
 そのこぼれ球を初スタメンのランコ、角度のないところからシュート、見事ゴールネットを揺らしますが、惜しくもオフサイド・・・確かに、元気のシュートの時には、オフサイドポジションにいましたが、シュートには触れてないし、押し込んだのは、GKの弾いたボールです。それでも、オフサイドになるんだっけ?
 あんまり、ルールには詳しくないので、この辺でやめときますが、惜しいシーンでした。

 今日のレフェリーは、ファールにはかなり甘かったです。特に、浦和へのファールに対しては、それが、ノーファール?みたいなのもかなりありました。浦和サポからもかなりブーイングが飛んでましたね。

 甲府はパウリーニョが2度の決定機をバーに当てるなど、猛攻を仕掛けますが、何とか無失点に抑えました。
 ギシもファインセーブ連発、存在感抜群です。久しぶりの実戦でもこのパフォーマンス、本当に頼りになるベテランです。

 前半そのままスコアレスで終了です。

 10人になって以降、システム的には、攻撃の時は4-2-3のような形で、3トップを保っています。
 守備の時は、両翼の元気とマルシオが下がって対応(時にはDFライン近くまで)、4-4-1のようになります。
 
 攻撃に守備にフル回転の柏木君や啓太だけでなく、元気やマルシオにもとても負担が掛かる状況になってしまいました。
 元気もいつものドリブルのキレが若干なかったかな。残念だけれど仕方がない・・・

 後半開始。
 
 10人での戦い方に慣れてきたのか、浦和がペースを掴みます。
 そして、後半早々、待望の先制点が浦和に入ります。

 53分、左サイド、平川君がランコにクサビのパス、それを自ら受けて、左サイドに張っていた柏木君にボールを預けて、自らはゴール前に走りこみます。
 普段は、あまりそういう動きをしない平川君ですが、ここでは果敢に自らゴール前へ、その意表を突いた動きに甲府のDFも付いていけませんでした。

 柏木君も平川君の動きをよく見ていましたね。見事なスルーパスを平川君に出します。
 平川君のシュートはDFにブロックされますが、それが平川君の足に跳ね返り、そのままループ気味にゴールへ。
 1-0浦和先制!

 浦和vs甲府④
 (試合後のインタビューを受ける平川選手)

 これは大きい1点です。一人少ない浦和にとってはとても勇気の出る先制点です。

 66分、初先発のランコが足をつって、高崎君と交代です。
 ゴールは幻に終わりましたが、前線で存在感を見せていました。相変わらずポジショニングはうまい。
 これからが本当に楽しみです。
 
 73分、浦和に待望の追加点。
 元気からの左からのパスを受けた柏木君、そのままノートラップで左足一閃、ボールはゴール右サイドネットに吸い込まれました!

 2-0、浦和追加点です!

 しかし、ビューティフルゴールでした。ボールをもらう前にゴールの位置を確認、イメージした通りのシュートだったと思います。生で観れて感動です・・・

 今日の柏木君は、持前の運動量で攻撃に守備に縦横無尽の活躍でした。一人少なくなって、更に自分がやらなければ・・・という想いが強くなったのかもしれません。これでノッてくれればいいですね。

 浦和vs甲府③
 (試合後インタビューを受ける柏木選手)

 83分にはこちらも奮闘したマルシオに代わって、直輝を投入。

 その後も、浦和は攻め続けます。しかし、みんなよく動いた!

 一人少ないのを感じさせませんでした。

 そのまま危なげなく、試合は2-0で終了します。

 気持ちの入った試合ナイスゲームでした。
 
 森さんの追悼試合ということに加え、順大が早い時間帯で退場したことも、浦和の選手達に火を付けましたね。
 いつも、これ位の気持ちの入ったプレーを見せてくれれば言うことないです。

 特に、森さんに直接目を掛けてもらったであろう、平川君やギシなんかは気合が違いました。

 後半ロスタイムから「P.O.U」の大合唱、試合終了後は「WE are REDs」の連呼。
 ゴール裏の迫力も、やっぱり普段とは違った・・・いつも以上に圧倒的でした。

 そして、最後にタオマフ掲げての「WE are DAIAMONDs」。
 久しぶりだな・・・埼スタで歌うの。

 本当に感動しました。SA席では大声で歌っている人はあまり(というかほとんど)いなかったですが、そんなの関係ない。思いっ切り歌わせてもらいました。お蔭で声が枯れ気味です・・・

 本当に素晴らしい試合をありがとう!天国の森さんも喜んでいると思います。

 今回は、人数が少なくなったおかげで、一人一人の役割が明確になった。それがいい方向にいきました。

 反撃体制が整いつつあります。さて、これからです!
 10人でこれだけできるんです。11人いればもっとできるはず。
 要は、どれだけ試合に集中して臨めるか、気持ちを一つにできるか・・・

 頑張れ!浦和レッズ!!
 
プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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