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2012年Jリーグ第24節「浦和 vs 大宮」観戦記

 9月1日、子どもたちの夏休みも残すところあと2日。関東は時折にわか雨もぱらつきましたが、日中は晴れの天気が続きました。
 ピークは過ぎた感じはしますが、まだまだ厳しい残暑が続いています。
  この日はJ1リーグの第24節が各地で行われています。
 我が浦和レッズは、ナイトゲームで大宮アルディージャとホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 前節、アウェイで清水を撃破し、久しぶりの連勝を果たした浦和。首位との勝ち点差を「2」まで縮めています。
 対する大宮は、かなり苦しい状況です。例年通り、降格圏内をウロウロするしていますね。第23節を終えて勝ち点「23」の17位に位置しています。
 土俵際まで追いつめられた状況となっていますが、ここからの粘り腰が彼らの真骨頂です。ほんとうにしぶといです。この時期の大宮はどのチームも相手にしたくないはず。
 加えて、浦和のホームの埼スタでの「埼玉ダービー」です。彼らのモチベーションは最高潮に達していることでしょう。
 毎年観るたびに思いますが、ダービーに順位は関係ありません。プライドを賭けた熱い戦いが期待できそうです。

 前節足に違和感で出場回避した柏木選手が戻ってきて、浦和のスタメンは久しぶりにベストメンバーが揃っています。浦和はいつも通りの3-6-1。
 立ち上がりから浦和のペースです。
 両SBへのロングフィードやサイドチェンジがこの試合でも威力を発揮します。
 特に、左SBの梅崎君を起点としたサイド攻撃に大宮はかなり手を焼いていた印象です。

 試合は開始早々に動きました。
 11分の浦和。大宮ゴール前のフリーキック。キッカーは柏木君。左足から放たれたボールは、元気が頭で擦らせてさらに後ろのマルシオへ。
 マルシオはダイレクトでマークを外した元気にパス。ボールを受けた元気は、1トラップして右足を一閃、見事ゴールの隅にきっちり決めて1−0、浦和先制です。
 大宮のDFはほとんど棒立ち状態で反応できていませんでしたね。それくらい素早いコンビネーションから得点でした。
 勢いに乗る浦和の攻勢は続きます。
 16分には、梅崎君が左サイドから中央に切れ込んで、自ら右足で強烈なシュートを放ちます。しかし、惜しくもバーに阻まれます。
 試合の行方を左右する事件が起こったのはこの直後でした。
 18分、大宮のノヴァコビッチ選手が2枚目のイエローカードを受けて退場。大宮は前半序盤にして一人少ない戦いを余儀なくされます。
 この人数的優位を生かして2点目、3点目を取ってトドメを刺したい浦和。
 しかし、先制点と相手の退場で気持ちが緩んでしまったのか、攻撃のギアが一段下がってしてしまいました。
 それでも29分には、右サイドの平川君からのセンターリング、中央のマルシオがヘディングシュート、またしてもポストに嫌われます。
 なかなか追加点が取れませんね。

 その後も浦和がペースを握ったまま試合が進み、このまま浦和リードのまま試合終了・・・と思われたアディショナルタイム。
 大宮が浦和の一瞬の隙を突きます。
 浦和ゴール前、壁パスでシュートコースをこじ開けた東選手が右足で絶妙のシュート。これが浦和ゴールキーパー順大が横っ飛びして伸ばした手をかすめてゴール隅に突き刺さりました。
 1−1、大宮が同点に追いつきます。
 右足でポストを外側から巻いたコントロールされた見事なシュートでした。これは、相手を褒めるしかありませんね。
 前半は、このまま1−1で終了です。

 浦和にとってはもったいない前半でした。
 シュート数は浦和が9本に対して大宮は1本。内容で圧倒しながら、スコアは1-1の同点。
 浦和はあれだけあった決定機のどれかを決めていれば、一人少ない相手の戦意を削ぐことができて違った展開になっていたのでしょう。
 しかし、下手に得点差が開くよりも、攻撃へのモチベーションが保ちやすいので、ここ数試合低調な後半の戦いとは違う展開が見れるかもしれません。期待しましょう。

 後半開始。
 ハーフタイムで、浦和は故障が再発した柏木選手に代わり、宇賀神選手を投入されています。
 梅崎君が2シャード—の一角へ、左WBの位置に宇賀神君が入ります。
 立ち上がりから、人数の多い浦和がボールを保持し主導権を握ります。
 しかし、最後のところのプレーに正確さを欠いてなかなかシュートチャンスをつくることができません。

 再びゲームを動かしたい浦和ベンチが動きます。
 60分、鈴木啓太選手に代わって小島選手を同じくボランチのポジションに入れて、攻撃的なメンバー交代を行ないます。
 しかし、状況はあまり変わらず。人数が一人多いことでボール回しに余裕があり過ぎるのか、大宮が10人での戦いに慣れてきたのか、逆に大宮が押し返すシーンも見られるようになりました。
 この時間帯、連戦の疲労による集中力の欠如でしょうか、それとも暑さの影響か、普段ならあり得ないようなところでのパスミスから、大宮にカウンターを許す場面がちょっと目立ちましたね。

 浦和は最後のカードを切ります。
 83分、平川選手に代えてポポ選手が入ります。
 ポポは、そのまま右WBに入っていますね。
 84分、宇賀神君の右足の強烈ミドルは、またしてもポスト。今日はとことんゴールマウスに嫌われます。

 このプレーを境に、両チームの攻防が激しさを増します。
 87分、元気のゴール上隅を狙ったシュートは、相手ゴールキーパーの好守に阻まれます。
 アディショナルタイムは4分。浦和の怒濤の攻めは続きます。
 しかし、大宮はゴール前に人数を掛けたDFを打ち破ることはできませんでした。
 試合は結局1−1の引き分けに終わります。
 試合終了後の選手たちのサポーターへの挨拶では、大きなブーイングが浴びせられていました。
 大宮相手に、しかも試合のほとんどを一人多い状態で戦っての引き分けですから、サポーターの苛立つ気持ちもよく分かります。
 決めるべき時に決めないと勝てない、その典型的な試合となってしまいましたね。
 浦和にとっては悔いの残る試合、負けに等しい引き分けと言えるかもしれません。

 しかし、試合内容自体は両チーム死力を尽くしたナイスファイトでした。特に後半の終盤、残り10分位は本当に見応えのあるゴール前のシーンの応酬でした。
 浦和があと一歩勝利に届かなかったのは、大宮の選手たちのこの試合に賭ける気持ちが浦和の選手たちのそれを少し上回っていたということでしょう。

 この猛暑の中、全力を尽くした両チームの選手の皆さん、素晴らしい雰囲気を作り出していたサポーターの皆さん、本当にお疲れさまでした。
 何だかんだいっても、「さいたまダービー」は他の試合では観られない迫力があります。選手たち、サポたちの燃え方が違います。やっぱり、来年以降もJリーグで観たいですね、このカード。
 大宮には是非とも残留できるよう頑張ってもらいたいです。

 夏休み期間の6試合で3勝2分け1敗の勝ち点「11」を獲得した浦和。この最も暑さの厳しい時期、ここ数年の同時期の結果と比べてみても上々の結果だと思います。
 トップが狙える位置をキープし続けることができたのが何よりです。
 特にその期間中のホーム・埼スタでの戦績が2勝2分けの負けなしというのが素晴らしいですね。
 浦和の子どもたちにもいい夏の思い出になったのではないでしょうか。

 日本代表の試合の絡みで次の試合は2週間後です。暑さも相当和らいでいることでしょう。選手たちはしっかり疲れを癒して、来るべき決戦に備えてほしいですね。
 リーグ戦の残りも10試合、これからが本当の勝負です。

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2012年Jリーグ第23節 「清水 vs 浦和」観戦記

 8月25日、甲子園も終わって暦の上では秋ですが、まだまだ真夏の暑さは続きます。関東も朝から肌を刺す日差しが照りつけていました。
 この日はJ1リーグの第23節が各地で行われています。
 我が浦和レッズは、ナイトゲームで清水エスパルスとアウェイ・エコパスタジアムでの対戦です。

 前節、苦しみながらも鹿島を振り切って勝ち点「3」を獲得した浦和。
  エコパでの試合ではほとんど勝った記憶がない思い出はなく、「鬼門」のイメージが定着しています。今回こそ、その悪いイメージを払拭する快勝を期待したいです。しっかり勝ち点「3」を持って帰りましょう。

 浦和のスタメンは前節出場停止のマルシオ選手が復帰、代わりに足に違和感を訴えた柏木選手が外れています。
 試合開始。浦和はいつも通りの3-6-1。前節に引き続いて2シャドーの一角に梅崎君、左WBに宇賀神君が入っています。
 ともにサイドからの素早い攻撃が持ち味の両チーム。
 立ち上がりから攻守が素早く切り替わる激しい試合展開になります。

 試合は開始早々に動きます。
 11分の浦和。清水のコーナーキックからのチャンスボールをマルシオが自陣で奪い、そのままカウンターへ。左サイドでボールをもった梅崎君、右サイドを駆け上がっていた平川君にタイミングの良いサイドチェンジのパスが入ります。
 フリーで受けた平川君はゴール前のスペースへ折り返します。
 そのボールに飛び込んだのは、起点となるパスを出した梅崎君でした。左足でダイレクトで清水ゴールに突き刺しました。1−0、浦和が先制です!
 カウンターから素早いサイドチェンジから相手DFの裏を取ってゴールを奪うという浦和の一つの理想の攻撃のパターンでしたね。ナイスゴールです!
 梅崎君は難しいショートバウンドのボールをうまく合わせましたね。平川君もよく、梅崎君の動きを見逃さずにパスを出しました。
 この先制点を境に、試合は一気に浦和ペースに。
 浦和は両WBへのサイドチェンジのパスの成功率がいつもに増してよく、サイドを起点としたサッカーが面白いように展開させることができました。
 20分、梅崎君が清水のペナルティーエリア内で相手DFに後ろから足を引っ掛けられPKを獲得します。
 キッカーはキャプテンを務める阿部君。
 見事、相手ゴールキーパーの動きの逆をついて冷静に蹴り込みました。2−0、浦和追加点です。
 その後も浦和がペースを握ったまま試合が進み、結局スコアはそのまま前半終了。
 浦和にとっては結果も内容もほぼ狙いどおりの前半でした。
 清水は早い時間帯に先制点を取られたことで、焦りもあったのでしょう。特に若い前線の選手達がミスを繰り返して浦和のカウンター攻撃をくらうきっかけを作ってしまっていました。
 逆に浦和は早い時間帯に先制できたことで、しっかり守って素早いカウンターというチームで意思統一ができていた気がします。問題は、後半をどうしのぐかです。
 点を取らなければいけない清水は、選手を替えたり、システムを変えたりしてより攻撃的にくるでしょうから、浦和もそれなりの対応を取らないと前節の二の舞になります。
 一番大事なことは、精神的に受け身に回らないようにすること。トドメの3点目を取りにいく気持ちを常に持って後半に臨んでほしいですね。

 後半開始。
 案の定、清水は選手も入れ替え、かなり攻撃的な布陣できました。
 54分の清水の絶好の位置でのFKは、浦和ゴールキーパーの順大がなんとか右手一本で掻き出して事なきを得ました。
 前節の鹿島戦はこの時間帯に失点をして、慌ててしまいバタバタした後半になってしまった原因となりました。
 その意味でも、順大のこのビッグセーブはこの試合のポイントだったかもしれません。
 その後も続く清水の攻勢。前線の活きのいい若手達が次々に浦和陣内に切れ込んでいきます。

 さすがに危機感を感じたのか、いつもより若干早めに浦和ベンチが動きます。
 69分、ハードワークを続け疲れの見え始めた右WBの平川選手に代わって野田選手が入ります。
 左WBの宇賀神君が右WBへ、野田君は左WBのポジションに。
 76分、マルシオ選手に代わりデスポトビッチ選手が入ります。
 それでも相変わらず、清水に押される試合が続きますが、浦和はゴール前体を張った守備で何とか耐えしのぎます。
 89分、鈴木啓太選手に代わって濱田水輝選手が入り完全に逃切り体制の浦和。

 アディショナルタイムは3分。
 ここでアウェイ側スタンドに陣取った浦和サポからは「PRIDE OF URAWA」の大合唱も始まります。
 選手達もこのコールに応え、押し込まれながらも試合をしっかり終わらせてそのまま試合終了。浦和が2−0で勝利を収めました。

 浦和は真夏の体力的に一番きついこの時期に2連勝。優勝を目指す上でも大きな大きな勝ち点「6」となりました。
 フォーメーション上のミスマッチをしっかり突いて先手を取り、そのまま逃げ切るというゲームプラン通りとなったという点で、浦和にとって狙い通りの快勝と言ってもいいでしょう。
 浦和の選手達は、途中出場の選手も含めて自分の役割をしっかり果たしていました。
 確かに後半は相手に攻め込まれっぱなしで見栄えのいいものではありませんでしたが、暑さや選手の疲労、点差を考えれば仕方のないところかなという気がします。
 もう1点取れていれば・・・という気持ちもないことはないですが、それはちょっと贅沢でしょう。
 後半圧倒的に攻め込まれながらも無失点で切り抜けた選手達を素直に褒めてあげたいです。

 この猛暑の中、静岡まで参戦した浦和サポの皆さん、本当にお疲れさまでした。試合終了直後の「WE are REDs」のコール、気合入ってましたね。テレビ越しにも伝わってきました。素晴らしかったです。

 この厳しい暑さもあと1週間か2週間でしょう。首位との差を広げられることなく、乗り切れそうな感じです。
 リーグ戦も残り1/3、これからが本当の勝負です。最後までくらいついていって、願わくば最後に一番上の順位でシーズンを終えたいですね。

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2012年Jリーグ第22節「浦和 vs 鹿島」観戦記

 8月18日、関東は晴れているかと思うと突然、雷雨を伴うにわか雨が襲う不安定な一日となりました。

 この日はJ1リーグの第22節が各地で行われています。
 我が浦和レッズは、ナイトゲームで鹿島アントラーズとホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。
 前節、およそ3ヶ月ぶりの敗戦を喫して、4位に後退した浦和。まだ中盤戦とはいえ、優勝を狙う上で連敗だけは絶対に避けたいところです。
  対する鹿島は、開幕当初の絶不調は脱しましたが、21節終了時点で13位となかなか勢いに乗れないままです。
  浦和としては、調子の上がらない相手に取りこぼせずに、しっかり勝ち点「3」を確保したいところ。

 5月の清水戦以来のスタジアム観戦です。友人と一緒ということで、メインスタンドのロワー(アウェイ席寄り)からゆっくり観させてもらいました。
 学校は夏休み中、しかも鹿島戦ということもあって、スタジアムはかなりの入り。試合前から両チームの応援合戦がヒートアップしていましたね。いい雰囲気でした。

 浦和のスタメン、前節マルシオ選手が累積警告のため出場停止。代わりに宇賀神友弥選手が入っています。
 埼スタは、試合前に強烈なにわか雨が降ったため気温が若干下がった感じがします。 この雨が浦和にとって「恵みの雨」になるか? 

 試合開始。浦和はいつも通りの3-6-1。
 宇賀神君は左WBに入っています。2シャドーに柏木君と梅崎君が組んでいます。
 立ち上がりから浦和のペースで試合が進みます。 圧倒的にボールを支配し、主に左サイドを起点に鹿島陣深くまで攻め込み、チャンスを作り続けます。
 それが26分に実を結びます。
 右サイド深くでパスを受けた右WB平川君が切れ込んで左足で強烈なシュート、鹿島DFにブロックされますが、そのこぼれ球が左サイドの宇賀神君の前に。
 宇賀神君、右足ダイレクトでシュート、見事逆側のゴール隅に入りました。1-0、浦和が先制です!
 宇賀神君のシュート見事でした。ボールを受ける前に冷静にシュートコースを確認、狙いすました右足のインサイドキックで仕留めましたね。
 ゴール前で体を張っていた1トップの元気が相手GKのブラインドになっていました。
 宇賀神君はすっかり今の浦和のスタイルに慣れてきましたね。WBとして欠かせないオプションとなりました。戦力の底上げという意味でも大きな意味があります。

 その後も浦和の攻勢は続きます。
 梅崎君の強烈な右足シュートがバーを叩くといった場面もありました。
 浦和に待望の追加点が入ったのは、39分でした。
 左サイド宇賀神君からパスを受けた元気、切り返し一発で相手DFをかわし、そのまま右足で逆側のサイドネットに突き刺しました。2-0、浦和が突き放します。
 トラップも見事でしたし、相手の裏を完全に取った切り返しもまた見事、シュートもコースといい力加減といい狙いどおり、まさに自分でも狙いどおりの完璧なゴールだったのではないでしょうか。
 左サイドから中に切れ込んで右足でシュートという得意の形からの得点、元気もいよいよ本領発揮ですね。これからノッていってくれるのではないでしょうか。心強いです。
 その後も危なげない展開で、2-0のまま前半終了。
 浦和にとっては、内容も結果もほぼ満点の出来だったのではないでしょうか。
 攻撃の中心であるマルシオの不在が懸念されましたが、それを感じさせないチームのパフォーマンスの良さでした 後半もこの調子のまま押し切ってしまいたいところです。

 後半開始。
 早々の55分、鹿島がCKから岩政選手のヘディングシュートで1点を返します。
 1−2、鹿島が追い上げます。
 後ろから飛び込んできた岩政選手のマークが完全に外れてしまっていましたね。
 フリーでシュートを打たれてしまった時点で勝負ありでした。

 この1点で、流れが変わります。
 徐々に鹿島が浦和陣内でプレーする時間帯が長くなります。
 66分に、ジュニーニョ選手が投入されると、完全に鹿島とペースになります。
 鹿島は、ジュニーニョ選手が前線で起点となり、浦和の守備は後手に回ってしまいました。

 75分、浦和は流れを変えるべく選手交代のカードを切ります。
 柏木選手に代わってデスポトビッチ選手が入ります。1トップの位置に入り、元気は一列下がります。
 しかし、一旦傾いた流れはなかなか変わりません。
 前線、特に両WBのところで起点が全く作れなくなってしまいました。
 浦和はさらに残りのカードを立て続けに切ります。
 81分、梅崎選手に代わって田中達也選手を投入。85分、宇賀神選手に代わって野田選手を投入します。
 苦しい時間帯が長く続きますが、体を張った守備で鹿島の攻撃を何度も跳ね返します。

 アディショナルタイムに入る直前、ここで北側ゴール裏から地鳴りのような「WE ARE REDS!」が沸き上がりました。
 サポのこの試合に懸ける気持ちが伝わってきました。これまで聞いた中で最高の「WE ARE REDS」です。あまりの迫力に鳥肌が立ちます。
 アディショナルタイムは5分、ゴール裏からは「PRIDE of URAWA」の大合唱が選手たちを後押しし続けます。
 とてつもなく長く感じた5分でしたが、サポの声援に応えた選手たちが鹿島の猛攻をしのぎ切り、そのまま逃げ切りました。
 2−1浦和の勝利で試合終了です。

 両チームの意地のぶつかり合った死闘でした。ナイスゲーム。
 浦和は前節負けていただけに、この勝利は重要な価値を持ちます。
 90分、自分たちのサッカーをやり続ける安定感がないという課題は変わらずで、今後の課題となりますが、勝ち切れたという事実は、これからの大きな自信になると思います。

 3ヶ月前に同じ埼スタで観た時(清水戦)と比べると、かなりミシャのサッカーに選手たちが適応してきたな、という印象を強く持ちました。

 特に目を引いたのは阿部君と啓太のボランチコンビです。
 浦和は攻撃のときにどちらかのボランチがDFラインまで下がり、攻撃を組み立てるシステムです。
 だいたいの場合、阿部君がDFラインに入りビルドアップの起点となり、啓太が4人の最終ラインと5人の前線の選手の間を動き回ってリンクマンの役割を担っています。
 阿部君のロングフィードの正確性は相変わらずで素晴らしく大きな武器になっています。
 啓太も豊富な運動量で動き回り、よくボールを引き出していましたが、それだけにとどまらず、前線へのパスの供給力に格段の進歩を遂げていたのには驚かされました。
 浦和が今の自分たちのサッカーをするために、二人は欠かせない存在であることがよく分かった一戦でした。

 帰りの京浜東北線が長時間止まるという予想外のアクシデントに見舞われた今回の埼スタ観戦でしたが、2つの素晴らしいゴールが観ることができ、さらに勝利の「WE ARE DIAMONDS」を選手たちと歌うことができて大満足の一日となりました。
 
 この日スタジアムに集まったのは4万4千人。いい夏休みの思い出になったのではないでしょうか。
 サポの皆さん、選手の皆さん、暑い中、本当にお疲れさまでした。
 これからも厳しい試合が続くと思いますが、最後に笑えるように一戦一戦全力で戦っていきたいですね。
 頑張れ!浦和レッズ!! 

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原口選手。ロンドン五輪の悔しさは浦和で晴らしましょう。これからゴール量産、お願いします!

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 目の上をきりながらも左サイドで奮闘していた宇賀神選手。ゴールも見事でした!

2012年Jリーグ第21節 「神戸 vs 浦和」観戦記

 8月11日、夏の甲子園も始まりいよいよ夏真っ盛りといった感じですね。
 関東はここ数日、この時期にしては気温が上がらない日が続いています。とはいえ、日本特有のまとわり付くような蒸し暑さは健在です。 
 そんな中、この日はJ1リーグの第21節が各地で行われています。
 我が浦和レッズは、ナイトゲームでヴィッセル神戸とアウェイ・ホームズスタジアム神戸での対戦です。
 前節、後味の悪い引き分けに終わってしまった浦和ですが、20節終了地点で勝ち点を「35」まで積み上げ、首位も射程圏内に捕らえる3位を保っています。
  対する神戸は、シーズン前に大量の補強をして注目されましたが序盤から躓きました。監督交代等のカンフル剤注入も思ったほどの効果はいまだ出ず、勝ちに見離される試合が続いています。20節終了時点で、勝ち点「26」の13位です。
  優勝を狙える位置にいる浦和は、下位相手に取りこぼしは禁物です。
 ホムスタはあまりいい思い出はない気もしますが、そのようなことは気にせずにしっかり勝ち点「3」を持って帰りましょう。

 浦和のスタメンは前節出場停止の柏木選手が復帰、“いつもの”ベストメンバーに戻っています。メンバーを固定して戦っている分、スタメン選手の疲労の蓄積が気になるところです。

 試合開始。浦和はいつも通りの3-6-1。
 立ち上がり、神戸がコーナーキックを立て続けに奪い決定機を作ります。しかし、ここは浦和ゴールキーパーの加藤順大選手の好セーブもあって得点二は至らず。
 その後はこう着状態となり、しっかりビルドアップして攻めようとする浦和に対し、しっかり守備のブロックを作って中央を固めてボールを奪ってからのカウンターという展開が繰り返されます。

 試合が動いたのは23分、浦和DFラインの裏へのふわりと浮かせたパスに大久保選手が反応、抜け出してゴールキーパーと1対1に。
 倒れ込みながら、順大がボールに大久保選手の足下に果敢に飛びつき、大久保選手が倒れます。
 順大の手が大久保選手の足に掛かっていたか微妙でしたが、審判の判定はPK。
 このボールを大久保選手が自ら冷静に決めて0−1、神戸が先制です。
 浦和の選手たちは少し集中力が途切れてしまったのでしょうか?足が止まって、大久保選手の動き出しに反応する選手がいませんでした。
 浦和は、この失点でようやく火が付き、徐々に攻勢を強めます。
 今までほとんど生かされていなかった浦和のストロングポイントである左サイドからの攻めがようやく出始めました。
 浦和は何度もゴール前まで攻め込みますが、なかなかシュートまではいきません。
  もどかしい展開が続きますが、前半は結局0−1のまま終了です。

 神戸にワンチャンスを決められてしまいましたね。先制点を取られたのは久しぶりです。後半更に相手は守備に比重を置いてくるでしょう。それをどう崩すか、真価が問われます。

 後半開始。
 ミシャからの檄が飛んだのでしょうか?浦和の攻撃のギアが更に上がりました。
 この試合は、右サイドからの攻めがいつも以上に目立ちます。右WB平川君のサイドをえぐる動きが効いています。怪我で戦線離脱していたことがいい休養になったのでしょうか?コンディションは良さそうですね。

 中盤、しっかりパスが回る浦和ですが、ゴール前に人数掛けて守る神戸の前になかなかシュートを打たせてもらえません。
 63分、神戸の小川選手が梅崎君を倒して、この日2枚目のイエローカードをもらって退場となります。

 1点リードされている状況で相手が1人少なくなり、残り30分強・・・
 昨年の嫌な記憶が色々思い出される展開です。今年はひと味違うというところを見せてほしい。

 何とか追いつきたい浦和は3枚の交代カードを次々と切ります。
 76分、ポポ選手と宇賀神友弥選手を原口元気選手と平川忠亮選手に代わって投入。
 78分、鈴木啓太選手に代わって小島秀仁選手が入ります。

 この時間帯になると、神戸はゴール前に鍵を掛けて完全に逃切りにかかります。
 アディショナルタイムは4分。怒濤の攻撃を繰り返す浦和。マルシオの右足シュートは相手ゴールキーパーに弾かれ、そのこぼれ球に反応したポポの渾身のヘディングシュートも神戸DFに弾き返されて万事休す。
 試合終了。0−1、神戸の勝利に終わりました。

 浦和にとっては久しぶりの敗戦となってしまいました。リーグ戦では約3ヶ月ぶりですね。
 神戸DF陣の体を張った守備が素晴らしかったこともありますが、ラストパスやシュートなどの最後の部分でミスが目立ってしまいました。 あれだけ、ゴール前に人数を掛けて守られると点を取るのは難しいですね。
 今の浦和には、こじ開けるだけの力はまだないということです。
 相手に退場者が出て、余計にやりにくくなってしまったという“不運”もありましたが、このような状況はこれからも色々な場面で出てきます。これからの課題ですね。

 それと、選手によってコンディションにバラツキが大きかったように感じました。
 やはり、ここまでの疲労の蓄積と暑さの影響が出てしまったのでしょうか。この暑さはまだ1ヶ月近くは続く可能性があります。
 この夏をいかに乗り切るかが浦和の順位の行方を大きく左右することになります。
 この3~4試合は本当に大事です。ここでズルズル順位を落としてしまうのか、踏みとどまれるのか。

 遠く神戸まで参戦された浦和サポの皆さん、本当にお疲れさまでした。スタジアムの素晴らしい雰囲気がテレビ越しに伝わってきました。帰路、お気をつけて!

 次節は、この試合イマイチの出来だったマルシオが出場停止です。マルシオにも疲労が溜まっているのでしょう。ここでしっかり休養を取ってコンディションを整えていほしいです。

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2012年Jリーグ第20節 「浦和 vs F東京」観戦記

 8月4日、関東は午前中は晴れ間も見えましたが次第に下り坂。午後は夕立も降り出す不安定な天候でした。
 
 そんな中J1リーグの第20節が各地で行われています。

 我が浦和レッズは、ナイトゲームでFC東京とホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。
 インターバル明けの前節、ジュビロ磐田に快勝した浦和。
 順位は3位のまま変わらずですが首位との勝ち点差を「3」に縮め、追撃態勢を整えています。

 対する東京は19節終了時点で9勝、勝ち点28の10位と中位に付けています。
 前回、東京のホームでの試合は今シーズンのJリーグでもベストの試合として取り上げられるであろう気持ちの入った素晴らしい試合でした。今回もその再現を期待しましょう。

 浦和のスタメンは前節のメンバーから柏木選手が出場停止、故障から復帰した平川忠亮選手が加わっています。
 柏木選手のポジション(2シャドーの一角)には、誰が入るのでしょうか?気になります。

 夕立が降った分気温は少し下がりましたが、湿度が上がって厳しいコンディションには変わりありません。
 体力の配分や選手交代のタイミングが勝敗に大きく影響しそうです。

 試合開始。浦和はいつも通りの3-6-1。
 注目の2シャドーには梅崎君が入っているようですね。
 WBは左に宇賀神君、右に平川君が入っています。

 試合はいきなり動きました。
 11分の浦和、ショートコーナーから平川君の上げたセンターリング。東京DFがクリアしますがそのボールを宇賀神君がペナルティエリアのかなり外から豪快に左足ダイレクトで突き刺しました。1-0、浦和が先制です!

 ボールがホップしていたのと、DFで若干ブラインドになっていたかもしれません。
 弾こうとした東京のGKの手をかすめて頭上を破りました。見事なシュートでした!

 得点に繋がったコーナキック得たのは、久しぶりのリーグ戦の出場となった平川君のドリブル突破でした。
 怪我明けでコンディションは心配ないようですね。
 このプレー以外でも右サイドできれのある動きを見せてくれていました。頼りになるベテランです。

 その後も浦和が試合の主導権を握り続けます。
 35分、啓太の東京DF裏へのフィードに梅崎君が反応し、右サイドのスペースへ飛び出してセンターリング。
 逆サイド、そのボールにしっかり詰めていたのはマルシオでした。マルシオはDFと競り合いながらもしっかりとゴールに蹴り込みました。2-0、浦和が東京を突き放します。

 梅崎君はやり慣れたいつものポジションではありませんが、それを感じさせない切れのある動きを見せていました。裏に抜ける動きだしの良さと豊富な運動量は相変わらずです。
 この得点シーンでも、彼の良さがしっかりと生かされていましたね。

 中盤のキープレーヤーの柏木君が不在で連携不足が懸念された攻撃陣でしたが、どうやら杞憂だったようですね。サイドを起点として、前線の5人が流動的に動くいつも通りの攻撃の形を見せてくれました。

 前半は浦和が押し気味のまま、2-0で終了。

 東京はボールを繋ごうという意識が強かったですが、少し中央突破に偏っていた感じがします。
 ドリブルやスルーパスがことごとく待ち構えていた浦和DFの網に引っかかって、逆にカウンターをくらう場面が目立ちました。
 逆に浦和はいつも通り、サイドをうまく使って攻撃ができていましたね。
 ワイドに開いて裏のスペースを窺う両WBが常に東京DF陣を悩ませていました。

 浦和としては、狙い通りのサッカーで理想の展開の前半戦。早めに3点目を取って試合を決めたいところです。

 後半開始。
 何とか流れを変えたい東京は、選手を入れ替え、更にシステムを4バックから3バックに変更します。

 その効果が実を結びます。
 60分、右サイドを突破した石川選手がゴールラインギリギリでセンターリング、ゴール前で椋原選手が押し込んで2-1、東京が追い上げます。
 東京はシステムの変更や選手交代でサイドが活性化しました。前半とは全く別のチームのようです。

 早めに嫌な流れを切りたい浦和は選手交代のカードを切ります。
 62分、ポポ選手が元気と代わってそのまま1トップの位置に入ります。

 しかしいったん傾いた流れは容易には引き戻せません。逆に東京が畳みかけます。

 72分の東京、石川選手のポストから右サイドでルーカス選手が裏に抜けセンターリング、そのボールを逆サイドに詰めていた長谷川選手が滑り込みながら押し込み、とうとう東京が2-2の同点に追いつきます。

 勝ち点3がどうしても欲しい浦和は、攻撃を活性化させるため2枚のカードを次々と切ります。
 78分宇賀神選手に代わって野田紘史選手、86分平川選手に代わって田中達也選手が入ります。
 
 両チームチャンスは作るけれど決め切れずに90分が過ぎます。
 アディショナルタイムは5分。スタジアムの浦和サポからは「PRIDE OF URAWA」の大合唱も起こります。

 しかし浦和サポの願いも届かず、最後は達也の右足の渾身のシュートも枠を外れてそのまま試合終了となりました。

 お互いに死力を尽くした一戦は結局、2ー2の引き分けとなりました。
 前半に2点を先に取った浦和からすれば、勝ち点「2」を落としたと感じが否めないですが、試合全体のパフォーマンスを考えれば妥当な結果かもしれません。

 この試合の収穫は、柏木君抜きでもしっかり攻撃の形を作ることができることが確認できたことでしょうか。
 シーズン前半と比べて、ミシャが戦力として計算できる選手が増えてきたということが言えるかもしれません。
 「試練の夏」を乗り切らなければならないことを考えると大きなプラス材料ですね。

 逆に反省点は、相手のシステム変更に対応しきれなかったことです。
 対応策の指示はベンチから出ていたと思いますが、選手達がそれに応えるだけの理解力がなかったのかもしれません。
 そういう応用力がついていないということは、まだまだミシャの戦術が完全に選手達に理解されていないということでしょう。
 今日の苦い経験を糧に、戦術理解度をさらに高めていってほしいですね。

 この蒸し暑さの中、選手のコンディションはかなり厳しく、実際に試合のパフォーマンスは味スタでの前回の対戦には遠く及ばないものでしたが、それでも両チームとも誰も手を抜かない必死なプレーの連続は観る側をハラハラさせるエキサイティングなものでした。
 お互いに「この相手には負けられない!」という意地と意地のぶつかり合いが随所にみられました。

 試合終了間際のハンドを巡る疑惑の判定についてはここでは特に言及するつもりはありませんが、それを抜きにしても素晴らしい戦いだったことは確かです。
 
 東京とは今季はリーグで2度戦って2分け、勝負は来年に持ち越しということでしょう。
 お互いに切磋琢磨しながら、Jリーグを引っ張っていく関係になるかもしれませんね。

 この試合の雰囲気を作ったのは、やはり埼スタに集まったサポーターでした。
 蒸し暑い中、途切れることのない声援は、暑さと疲労で足が止まりそうな選手達を強力に後押しました。
 
 選手の皆さん、埼スタに参戦したサポの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 浦和は勝つことはできませんでしたが、ゴールデンウィークから続くリーグ戦の無敗記録は継続しています。
 今チームに必要なのは、辛抱です。
 勝ち点を積み重ねながら、戦術理解度を上げていきたいですね。
 
 涼しくなってからが本当の勝負です。12月に笑顔でシーズンを終えたい。
 そのために、夏場はきつくても必死にトップのチームに喰らいついていってほしいです。

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2012年Jリーグ第19節 「浦和 vs 磐田」観戦記

 7月28日、関東は朝からいい天気が続きました。
 
 さて、この日はJ1リーグの第19節が各地で行われています。

 我が浦和レッズは、ナイトゲームでジュビロ磐田とホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。
 インターバルがあったので、2週間ぶりのリーグ戦となります。
 各チーム、ここからの夏場の連戦をいかに乗り切るかが最終的な順位に大きく影響します。

 磐田は18節終了時点で9勝を挙げて、勝ち点30の4位と好位置をキープしています。
 原動力はリーグ最多得点を誇る好調な攻撃陣です。エースFWの前田選手をターゲットに徹底したサイドからの攻撃が機能しています。

 対する浦和は勝ち点31、順位は1つ上の3位。優勝を狙える位置にいるチーム同士の直接対決、どちらも負けるわけにはいきません。

 浦和のスタメンは前節のメンバーから負傷の平川選手に代わって宇賀神友弥選手が加わっています。
 30℃を超える気温の中のキックオフ、体力の配分や選手交代のタイミングが勝敗に大きく影響しそうです。

 試合開始。浦和はいつも通りの3-6-1。
 宇賀神君は右WBの位置に入っています。

 序盤はお互いに相手の様子を探り合うような静かな立ち上がりです。
 磐田は案の定、サイドに叩いてからの中央へのクロスという攻撃を徹底していますね。
 対する浦和守備陣も想定していたのか、ターゲットマンの前田選手へのマークを外さず決定的なシーンを作らせません。
 
 浦和の攻撃もサイド中心ですが、いつもより中央を割っていくような突破が多い気がします。
 磐田守備陣は浦和の前の3人、1トップの元気と2シャドーの2人(柏木君、マルシオ)の動きを捉えきれずにシュートを許すシーンが何度か見られました。
 裏を返せば、3人が流動的にポジションを入れ替えつつ動き回って、効果的な攻撃が出来ているということです。
 2週間の中断期間中にコンビネーションを高めた成果でしょうか?

 試合が動かしたのはペースを掴んでいった浦和でした。
 36分の浦和、自陣でパスを受けた柏木君がワンタッチで左サイドの元気にパス、ドリブルで駆け上がっていった元気は早いタイミングでグラウンダーの折り返し。そのボールに中央で合わせたのは起点となった柏木君でした。
 左足でダイレクトで合わせて磐田ゴールに蹴り込みました。
 1-0、浦和が先制です。

 それにしても美しいカウンター攻撃でした。
 シュートを決めた柏木君も、アシストのパスを出した元気も素晴らしかったですが、柏木君と並行してフリーランニングをして相手の守備陣を引き付けてスペースを作ったマルシオの貢献も見逃せません。
 前線の3人がそれぞれ役割をしっかり果たして奪った得点です。そういう意味でも今までにない内容のある1点でした。

 前半は浦和ペースのまま終了。
 浦和の守備は磐田の攻撃をしっかり研究していましたね。決定機をほとんど作らせませんでした。
 両WBを起点とした迫力のある攻めを展開することが出来ていましたね。
 特に前3人のコンビネーションは今まで以上に連動していました。
 浦和としては、この勢いを続けて早めに追加点を奪いたいところ。

 後半開始。
 試合の流れは前半同様、浦和のペースのまま。
 55分、DFラインからロングフィードに反応した元気がスペースに上手く抜け出します。
 元気はそのままドリブルでGKと1対1に持ち込み、最後は足を引っ掛けられPKを獲得します。
 PKのキッカーはマルシオ。コースを狙ったシュートは相手GKの好セーブに阻まれて惜しくも追加点ならず・・・
 
 元気はGKと交錯した時にどうやら首を痛めた模様・・・自ら「×」を示し、交代を申し出ます。
 ピッチに倒れ込んでしまった元気。大丈夫でしょうか?心配です。
 ここ数試合1トップでいい動きを見せていた元気、長期離脱となると浦和にはかなりの痛手ですね。
 
 59分、原口元気選手に代わってポポ選手が入り、そのまま1トップの位置に。

 78分浦和、梅﨑君の左からのクロスを柏木君が落としマルシオが強烈な右足シュート。
 このボールは磐田DFにブロックされますが、こぼれ球を阿部君が拾ってそのまま右足のインサイドでゴール隅に冷静に沈めました。
 2-0、浦和に待望の追加点です。
 阿部君らしい、抑えの利いた正確なミドルでした。

 浦和は立て続けに選手交代を行い、試合をそのまま終わらせようとします。
 85分に梅﨑司選手に代わって野田紘史選手が、89分にマルシオ選手に代わって小島秀仁選手が入ります。

 ミシャの意図通り、残り時間とアディショナルタイム4分もしっかり使い切り、そのまま試合終了。
 2-0、浦和レッズの勝利となりました。

 スコア、試合内容とも浦和の完勝と言える試合でした。
 守備では相手のキーマン、前田選手を孤立させて磐田の攻撃を分断させることに成功しました。
 磐田のシュートは6本のみ、決定機は作らせませんでした。
 
 攻撃面では、前線の3人が自由に動いて相手に的を絞らせない動きを繰り返して磐田DFを幻惑させていました。
 ワイドに高く張り出す両WBのケアに気を取られ過ぎていた感じもします。
 
 試合後は恒例となった選手達一緒の「We are Diamonds」の大合唱です。
 選手達は黒いTシャツに「(次)1000万人ありがとう!これからもともに!」の白文字を描き、サポーターへの感謝を表現していました。
 選手の皆さん、スタジアムに参戦したサポの皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。お蔭で素晴らしい試合を観ることが出来ました。
 チーム・選手とサポーターの一体感がとてもいいですね。
 このいい雰囲気をシーズン終了まで保っていければ、結果も自ずとついてくるでしょう。楽しみです。

 夏休み最初の試合、しかもホーム・埼スタでこれだけのパフォーマンスを見せてくれて、スタジアムに足を運んだ子供達にもいい思い出になったのではないでしょう。
 
 浦和にとっても「勝負の夏」はこれからが本番です。
 しかも次節は攻撃の要である柏木君を累積警告で出場停止となります。彼抜きで攻撃をどこまで組み立てられるのか、チームとしての総合力が問われる一戦となりそうです。
 気を抜かずにチーム一丸で乗り越えてほしいです。
 
 まだまだリーグは折り返し地点を過ぎたばかり。
 35㎞過ぎまで先頭集団に喰らいついていきたい。本当の勝負はそこからです。

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2012年Jリーグ第18節 「新潟 vs 浦和」観戦記

 7月14日、関東は昨晩から激しい雨が降り続いていましたが、日が昇る頃にはすっかり上がって日中は晴れて暑いほどでした。そろそろ梅雨も明けるのでしょうか?

 さて、この日はJ1リーグの第18節が各地で行われています。

 我が浦和レッズは、ナイトゲームでアルビレックス新潟とアウェイ・東北電力ビッグスワンスタジアムでの対戦です。
 Jリーグもこの日から後半戦となります。優勝争いもこれからが本番です。
 気持ちも新たに一戦一戦大事に戦っていきたいところですね。

 新潟は今シーズンここまでわずか4勝、勝ち点16にとどまり降格圏内に留まっています。
 すでに監督も交代して、必死に巻き返しを図っています。

 対する浦和は勝ち点30を獲得して3位という優勝を狙える好位置に付けています。
 新潟はすでに今季の目標をJ1残留に照準を絞っているでしょうから、なりふり構わずに勝ち点を奪いに来るはずです。
 浦和は新潟の気迫に負けることなく、勝利を浦和に持ち帰りたいところです。
 
 浦和のスタメンは前節と同じです。
 試合開始。浦和はいつも通りの3-6-1。

 お互いにサイドを起点に攻撃を組み立てようという意図が見られますが、なかなか決定的なシーンにまでは至りません。
 立ち上がりから一進一退の攻防が続きます。
 狙いに近いサッカーが出来ているのは新潟の方。
 中盤でボールを奪い、素早く前線の3人に繋ぐスタイルがよく機能していました。
 新潟のプレスが厳しかったこともありますが、前線でボールを失うシーンがいつもより多い印象です。
 1トップの元気にクサビのボールがほとんど入ることがなかったため、浦和の攻撃パターンが単調になってしまって、相手にとっては守りやすかったのは確かです。
 ルーズボールへの寄せも新潟の方が一歩速かったですね。降格圏争いから抜け出してやる、という強い気迫を感じる動きの良さでした。

 前半はスコアレスのまま終了です。
 浦和は柏木君やマルシオがボールを持った時の選択肢を増やしてあげたいところ。
 両WBの動きはもちろん、元気のマークを振り切る動き、それに槙野君のオーバーラップのタイミングですね。
 注目しましょう。

 さて後半。
 立ち上がりから両チームとも、前半に比べて前掛かりになっています。
 ボールを奪ってからの攻めが速くなり、ゴール前での決定的なシュートが枠を捕えるようになりました。
 両チームのGKの好守でいずれも得点には繋がりませんでしたが、試合が動きそうな雰囲気が高まってきました。
 
 全体的な流れは前半と変わらず、新潟の方が優勢です。
 新潟のカウンターは素早いです。相手にプレッシャーを掛けることなく、一目散にゴール前に戻ろうとする浦和の選手達をあざ笑うかのような切れ味の鋭いカウンターですね。
 新潟は何度も決定機を作りますがそれでも決めきれません。その決定力のなさが今の順位にいる理由でしょう。
 浦和は相変わらず、ミスからボールを失うシーンが多いですね・・・
 
 嫌な流れを変えたいミシャは、選手交代のカード2枚を一度に切ります
 74分、啓太に代わって小島秀仁選手、平川君に代わって宇賀神友弥選手が入ります。

 フレッシュな選手が2人入ったことで、浦和の攻撃が活性化しました。
 特に左WBに入った宇賀神君の動きが効いていますね。敵陣深くまで切れ込んでのからのクロス、自ら中に切れ込んで左足のシュートと新潟守備陣に脅威を与えています。
 残り10分+アディショナルタイム3分は完全に浦和のペース。
 惜しいシーンも多く作りましたが、結局ゴールを割ることは出来ませんでした。
 そのまま0-0のスコアレスドローで試合終了となりました。

 試合展開から考えると、0-0の引き分けという結果は妥当でしょう。シュートも両チームともほぼ同じ(浦和:11本、新潟10本)でした。
 スコアレスドローという結果ですが決して引いて守りあった消極的な凡戦ではなく、点を取るために激しく攻め合った好試合でした。
 その中でも両チームのGKの働きは特筆すべきものでした。
 両チームともゴールの枠を捕えたシュートを何本も放ちましたが、それらをことごとくシャットアウトしたセービングは見事でしたね。
 一歩間違えば乱戦となりかねない試合でしたが、彼らのビッグセーブが試合をしっかり締めていました。

 優勝を狙う浦和にとっては、少々残念な勝ち点1でした。しかし、そんなに悲観的になる必要のない内容の試合だったと思います。
 新潟はボランチを中心とした中盤のプレスがしっかり効いていました。そのようなプレスをかいくぐって攻撃を組み立てられるだけの戦術的な理解がないことが再確認された試合でした。
 これからの対戦相手は、今日の新潟のように浦和の良さを消すサッカーをしてくるところが多いでしょう。
 浦和が優勝を狙うためには、その上をいく攻撃サッカーを見せなければなりません。

 選手達にそのあたりの自覚が高まったのなら、この日の引き分けは大きな意味を持つことになります。

 浦和はこれで5月3日の第9節に横浜に敗れて以来、2カ月以上に渡ってリーグ戦での負けがありません。
 「勝ちきれない」という批判を耳にしますが、これだけ負けないということは実力が付いている証拠です。
 「偶然」や「たまたま」でこれだけ長く無敗を続けることは出来ません。
 
 勝ち点を重ねながら新しい戦術をチームに吹き込んでいくという最も難しいミッションを着々と遂行しているミシャの手腕は大いに評価されるべきでしょう。

 はるばる新潟まで参戦した5000人を超える浦和サポの皆さん、暑い中本当にお疲れ様でした。
 浦和までの帰路、くれぐれもお気を付けて!

 まだまだリーグは折り返し地点、本当の勝負はこれからです!
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2012年Jリーグ第17節 「浦和 vs 鳥栖」観戦記

 7月7日、七夕の日です。
 関東は日中晴れ間も見えましたが、午後からは雨が降り出す不安定な天候でした。
 梅雨が明けるにはもう少し時間がかかりそうですね。

 この日はJ1リーグの第17節が各地で行われています。

 我が浦和レッズは、ナイトゲームでサガン鳥栖とホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。
 Jリーグも折り返し地点、前半戦最後の試合となりました。
 最近、内容的にも、結果的にもパッとしない試合が続く浦和。今日こそは、梅雨空を吹き飛ばすようなスカッとした内容のいい試合を見せてもらいたいものです。

 鳥栖は今シーズン初めてJ1に昇格したチームですが、16節を終えた段階で6勝を挙げて勝ち点「24」の9位につけています。なかなかの健闘ぶりですね。
 迎え撃つ浦和、順位は上とはいえ油断は禁物です。新参の鳥栖に“アウェイの洗礼”をきっちり浴びせましょう。
 
 浦和のスタメンは前節と同じです。

 試合開始。浦和はいつも通り3-6-1。

 立ち上がり、浦和がペースを握ります。左サイドを中心とした攻めで鳥栖ゴールに迫ります。
 試合は開始直後に動きました。

 7分、右サイド柏木君とのパス交換で抜け出した平川君がセンターリング。中央の元気が右足でボレーで合せます。このボールはキーパーとポストに阻まれますが、そのこぼれ球に梅﨑君が反応してスライディングで足で押し込みました。
 1-0、浦和が先制です。
 両WBが高い位置をキープして攻め続ける浦和の良さが出たゴールでした。

 その後も浦和ペースの試合の流れは変わりません。
 敵陣深くワイドに張り出した両WBを起点に、猛攻を仕掛けます。
 
 この日の浦和は、久しぶりに攻撃の組み立てがスムーズです。
 DFラインから前線の5人への面白いようにボールが入ります。
 両ボランチからのサイドチェンジのパスやクサビのパスの成功率も高かったですね。

 加えて、前線の選手のコンビネーションも良好でした。
 特に目立ったのは1トップに起用されている原口元気選手です。
 1トップというポジションに固執することなく、ピッチを幅広く駆け回って存在感を示しました。
 中盤まで下がってパスを引き出し、味方に預けて最前線に飛び込むという動きによって浦和の攻撃を流動化し、鳥栖守備陣を混乱させていました。守備でも体を張っていましたね。

 ロンドン五輪代表から漏れて、逆に吹っ切れた感じもありますね。
 ここ数試合、スタメンで1トップに固定して起用されてきて、ようやく動きのコツを身に付けたのかもしれません。
 これからが楽しみですね。悔しい想いは、浦和のチームで存分に晴らしてほしいです。

 浦和が1点リードのままハーフタイムへ。
 
 前半、浦和は攻め込みながらも追加点を奪うまでには至りませんでした。
 前節、決めるべきところで決めきれずに引き分けに持ち込まれた苦い経験を活かして、後半早い時間帯に追加点を奪ってしまいたいところ。
 雨が激しさを増しています。ピッチに水溜りができていますね。
 前半と同じパス回しが出来るのか?

 さて、後半。 
 サポの願いが通じたのか、開始早々に浦和が念願の追加点を手に入れます。
 50分、中盤でボールを奪った浦和、中央の柏木君から右サイドを駆け上がる平川君に絶妙なスルーパスが通ります。
 平川君はそのままゴールに向かって突進、最後はゴールキーパーの動きを冷静に見切って右足で蹴り込みました。
 2-0、浦和が突き放します。
 
 浦和は更に畳み掛けます。
 52分、またも柏木君から、今度は右サイドの元気へキラーパスが通ります。
 元気はきっちりトラップ、右足で冷静にゴールネットを揺らしました。
 これで3-0。
 元気は走り込みながらも柏木君にジェスチャーでパスを要求、それを柏木君もしっかり見ていましたね。
 素晴らしいゴールでした!

 しかし、攻撃の手を緩めないこの日の浦和。気落ちした鳥栖に更なる追い打ちを掛けます。

 54分、柏木君の右足シュートをゴール前で元気が微妙に触って(右足のヒール?)コースが変わり、そのままゴールイン。元気はこの日2点目です。
 4-0、誰もが浦和の勝利で試合は決まったかと思いました。

 しかし、サッカーというスポーツは何が起こるか分かりません。
 67分に鳥栖のトジン選手のヘディングシュートが決まって風向きが変わりました。
 その直後、同じく67分に、藤田選手のシュートが決まって4-2に追い上げられて、完全に受けに回ってしまった浦和。

 その後は、完全に鳥栖のペースに巻き込まれてしまいましたね。

 浦和は交代カードを切り、何とか流れを引き戻そうとします。
 69分、梅﨑君に代わって宇賀神友弥選手を入ります。
 しかし、71分に鳥栖の藤田選手にこの日2点目のゴールを決められ、4-3と1点差まで追い上げられます。
 
 78分、元気に代えてデスポトビッチ選手を入れて、前線でのボールキープして試合を落ち着かせようとしますが、なかなか思うようにはいきませんでした。

 浦和の選手は4-0になった時点で、「今日は勝った・・・」集中力が切れてしまったのかもしれません。
 一度切れた集中力というのは、なかなか元に戻りません。

 それでも何とか同点に追い付こうと前掛かりになる鳥栖の攻撃をしのぎ切って、逃げ切ることに成功しました。
 4-3、浦和の勝利です。

 後半、お互いに4分間に3点ずつを取り合うという珍しい試合でしたが、結果としては、前半の1点差を守り切った形となりました。
 鳥栖は、浦和の両WBを自由にさせ過ぎましたね。浦和の攻撃を怖がっていたのか、スタジアムの雰囲気にのまれたのか、DFラインが下がり過ぎて中盤のプレッシャーがほとんど効いていませんでした。
 それでも、4-0から最後は1点差まで追い上げた粘りは見事でしたね。

 浦和は4-0という大量リードが逆に選手の油断を生んでしまいました。
 そこまでの試合展開は理想的だったために、もったいない3失点でした。
 しかし、このようなことが起こるのもサッカーの楽しさです。たまにはこんなヒヤヒヤな展開もいいかもしれませんね。
 浦和としては、1点差のまま逃げ切れたことを良しとしましょう。

 この日の埼スタの観客数は30000人超、雨の中参戦したサポーターの皆さん本当にお疲れ様でした。
 
 浦和はリーグの半分を終えて、8勝3敗6分けの勝ち点「30」という大方の予想を上回る結果を残しています。何より負けが少ないことは評価されるべきでしょう。

 この日の試合を観ても分かるように、まだまだパフォーマンスに波があり不安定な部分が多いです。
 今後、浦和は他チームの厳しいマークを受けることになります。
 それを打ち破って成長を続けていかないと、優勝は難しいでしょう。

 これから「勝負の夏」が始まります。チーム一丸となって乗り切ってほしいですね。
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2012年Jリーグ第16節 「C大阪 vs 浦和」観戦記

 6月30日、関東は日中は梅雨に似つかわしくない爽やかな好天が広がりました。
 もうすでに夏の日差しですね。

 この日はJ1リーグの第16節が各地で行われています。

 我が浦和レッズは、ナイトゲームでセレッソ大阪とアウェイ・大阪長居スタジアムでの対戦です。

 セレッソ大阪は15節を終えた時点で勝ち点17の14位と、苦しいシーズンを送っています。
 対する浦和は、前節首位の仙台とスコアレスのドロー。勝ち点5差の3位と優勝戦線に踏み止まっています。
 
 成績は対照的な両チームですが、新監督を迎えて新たなチーム作りを進めている点では同じです。
 厳しい夏に向けて勢いを付けるのはどちらのチームでしょうか?

 浦和のスタメン、足の怪我で戦線離脱していた平川選手が戻ってきましたね。
 その他は前節と変わらずです。
 最終ラインから丁寧に繋いで、両サイドを起点にチャンスを作る似たようなスタイルのチーム同士の対戦です。
 上手くハマれば好試合が期待できそうです。

 試合開始。浦和はいつも通り3-6-1。
 雨が降っている影響で、ピッチが滑りやすいようです。
 その影響か、両チームとも足元にボールが収まらない感じ。

 両チームともボールを持っている選手へのプレッシャーを掛けるというよりも、前線に入るパスを挟み込んで奪う狙いでしょうか。
 中盤では余裕を持ってボールを持って攻撃を組み立てている場面が目立ちました。
 その分、最終ラインでの攻防はかなり厳しいものがありましたね。最終ラインでボールを奪ってそこからのカウンターから両チームがチャンスを作ります。

 両チームともストロングポイントの左サイドからの攻めがほとんどでした。
 序盤はがっぷり四つの展開でしたが、徐々に中盤での組み立てで勝る浦和が主導権を握っていきます。

 試合が動ごいたのは20分。やはり左サイドからでした。
 浦和、槙野君から中央の元気へクサビのパス、元気が潰れてこぼれたボールを拾った啓太、右前方の柏木君に一旦はたいて自らゴール前に上がりリターンのパスを受けてそのまま右足で狙いすましたシュート、見事ゴールに吸い込まれました。1-0、浦和先制です!

 ワンツーでゴール前まで攻め上がる姿勢といい、しっかりコントロールされたシュートといい、啓太らしからぬ(?)素晴らしいゴールでした。これからも浦和の中盤の要としてチームを引っ張っていってほしいですね。

 この1点で試合が一気に動き出しました。ゴール前での攻防が更に激しくなります。
 30分過ぎ、柿谷選手のダイレクト右足ボレーが浦和ゴールを襲いますが、これはゴールキーパーの順大のビッグセーブで何とか逃れます。
 対する浦和も阿部君の強烈ミドル、その直後のコーナーキックからのドンピシャヘッドが枠を捕えますが、いずれも相手ゴールキーパーに阻まれ惜しくもゴールならず。
 
 その後も両チーム決定機を作りますがゴールは奪えず、1-0で前半が終了します。

 得点は浦和の1点のみでしたが、お互いに攻め合ったスリリングな前半でした。
 両チームのゴールキーパーの攻守が試合を引き締めていましたね。

 浦和は、啓太と阿部君のダブルボランチの攻め上がりがいつも以上に目立ちました。
 大阪の中盤のプレッシャーが甘かったということもありますが、2シャドーの裏から更に選手が飛び出してくると、相手は対応しにくいです。
 槙野選手も含めて、後半もこのような動きをどんどん繰り返してほしいです。期待しましょう。

 さて、後半。
 立ち上がりから、追いつかなければならない大阪が前掛かりに来てます。
 浦和は完全に受けに回ってしまっています。

 58分、試合の流れを何とか引き戻すべく、怪我明けの平川君に代わって宇賀神友弥選手が右WBにそのまま入ります。
 宇賀神君が入ったことで、浦和の右サイドが少し活性化しましたね。
 彼を起点に浦和も何度かチャンスを作ります。

 しかしここで浦和にアクシデントが発生。
 70分、先制点をアシストをするなどこの試合でも大きな存在感を見せていた柏木君が怪我で退場、代わりに田中達也選手が入ります。

 浦和は最後のカードを切ります。
 80分、元気に代わってデスポトビッチ選手が入ります。

 しかし、大阪に傾いてる試合の流れを変えることは最後までできませんでした。
 それでも何とか大阪の猛攻を体を張った守備でしのいでいた逃げ切ろうとしていた浦和ですが、アディショナルタイムに力尽きました。
 91分大阪、ミドルシュートのこぼれ球を左サイドの柿谷選手がしっかり詰めて、そのまま左足でシュートを決めました。
 試合はそのまま終了。1-1の引き分けに終わっています。

 浦和としては勝てる試合だったのでもったいないです。後半の失速が悔やまれますね。
 前半の内容がここ数試合では一番良かっただけに残念です。
 前半の1点を守り切ろう、と気持ちまで守りに入ってしまったのかもしれません。
 
 反対に、大阪のこの試合に懸ける意気込みはものすごかったですね。
 大阪にとっては清武選手のドイツ移籍前の最後のメモリアルゲームでした。「勝って、気持ちよくドイツに送り出したい」という気持ちが大きなモチベーションとなったのは間違いないでしょう。

 それにしても大阪の終盤の猛攻は見事でした。浦和を自陣ゴール前に釘づけにしてしまいましたね。
 浦和は守備の時、中盤でほとんどプレッシャーを掛けずにブロックを作ってゴール前を固める戦術を取っています。普段は機能しているようにも見えますが、この試合の終盤のように自陣押し込まれたままの状況になると単なるサンドバック状態となります。
 こうなると失点するのも時間の問題です、というか実際に失点してしまいました・・・
 
 浦和は順大のファインセーブ連発がなければ、勝ち点1すら取れなかったでしょう。

 この後半の目に余る失速は、この試合に懸ける気持ちの差なのか、体力的な問題なのか。
 監督も選手も、ロスタイムでの失点で勝ち点2を逃したこの試合をしっかり反省して次節に生かしてほしいですね。
 これから本格的な夏場となります。連戦も続くし暑さも厳しくなり体力的に厳しさを増します。
 スタメンがほぼ固定されている上に怪我を抱えた選手も多い浦和。
 ミシャも日本での監督経験が長いので、まさか日本の夏をなめている訳ではないとは思いますが、今日のような試合を見せられると不安になりますね。今のうちに出来る限りの対策を取ってもらいたいです。
 
 お天気同様、すっきりしない試合が続いた6月でしたね。月が替わるので早くいい流れを取り戻したいところ。
 次に期待しましょう。頑張れ!浦和レッズ!!
 
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2012年Jリーグ第15節 「浦和 vs 仙台」観戦記

 6月23日、ここのところ梅雨らしい安定しない天気が続いていましたが、日中晴れ間も見える穏やかな一日でした。

 この日はJ1リーグの第15節が各地で行われています。

 我が浦和レッズは、ナイトゲームでベガルタ仙台とホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 仙台は手倉森監督の堅守速攻のスタイルがすっかり定着、J1リーグ開幕から好調をキープして首位を突っ走っています。
 対する浦和も、今季は開幕から結果を出し続けています。前節も苦しみながらガンバ大阪から勝ち点3を奪い、しっかり上位をキープしています。

 両者の勝ち点差は「5」、浦和にとってはここで勝つか負けるかは、優勝を狙う上で大きなポイントとなります。
 この試合はリーグ前半戦の天王山と言ってもいいでしょう。
 浦和としては、仙台の鋭いカウンターにどう対応するかですね。

 浦和サポも気合が入っていますね。選手入場時、「PRIDE of URAWA」の大合唱でお出迎えです。

 浦和のスタメンは、前節足の怪我で途中退場した平川選手に代わって宇賀神友弥選手が入っています。
 その他は変わらずです。

 試合開始。浦和はいつも通り3-6-1。
 宇賀神君は平川君の代わりに右WBに入っています。思いきりのいいドリブル突破に期待です。

 立ち上がり、両チームとも慎重な立ち上がり。
 お互いに相手のカウンターを警戒して腰が引けた攻撃に終始します。

 浦和はボールポゼッションで上回っていますが、仙台守備陣の寄せも早くなかなか決定機を作ることができません。
 一方の仙台はカウンターからサイドを崩して、上背のある中央の選手の頭を狙ってセンターリングというチームの徹底しています。
 浦和対策も徹底していますね。両WBへのロングフィードやサイドチェンジを防いで起点を作らせない守備です。
 なかなか攻撃の形を作れない浦和は、柏木君が下がって攻撃を組み立てるシーンが多く見られましたが状況は打開できず。

 お互いに相手の良さを消し相手の隙を探り合うジリジリするような神経戦が続きました。
 結局そのまま0-0で前半終了。 

 浦和のシュートはたったの4本(仙台は7本)、決定機はゼロでした。
 いくら相手のカウンターが鋭いからといって少しビビり過ぎですね、浦和の選手達は・・・

 浦和は首位争いに踏み止まるためには絶対に勝たなければいけない試合、しかも久しぶりのホームです。
 後半は、もっとアグレッシブな姿勢を見せてほしいところです。

 さて、後半。
 サポーターの願いが通じたのでしょうか?
 立ち上がりから浦和のエンジンがようやく掛かってきました。
 マルシオのポスト直撃のシュートが口火となり、浦和が攻勢を強めます。

 仙台も切れのあるカウンターで反撃し、前半とは打って変わってゲームが動きだしました。
 球際の争いも激しくなってきました。スタジアムも一気に盛り上がります。

 58分の浦和、宇賀神君のクロスに梅﨑君が中央ドンピシャでヘッドで合せますが、相手ゴールキーパーの好守に阻まれます。惜しい!
 
 ミシャは個々が勝負どころとみたのでしょう、勝負を掛けます。選手交代のカードを2枚同時に切ってきました。
 71分、元気に代わって田中達也選手が、小島君に代わって山田暢久選手が入ります。

 達也は本当に久しぶりの出場ですね。開幕戦以来ですか?お帰りなさい!
 前線でのDFラインの裏を取る鋭い動き出しと切れ味のあるドリブルでチャンスを量産してほしいところ。

 浦和としては「さぁ、これから・・・」というところでしたが、仙台はそれを見越したように急にペースを落とします。無理をせずにDFラインでボールを回すシーンが目立ち始めます。
 それに対して浦和は前線からボールを奪いにはいきません。ベンチからの指示なんでしょうが、仙台に合わせて落ち着いてしまった感じです。

 81分浦和が最後のカードを切ります。マルシオに代わって矢島慎也選手です。
 しかし一旦落ち着いてしまった試合が再び動かすのは難しいです。
 「引き分けでもいい」という仙台の思惑通り、そのままズルズルと時間だけが過ぎていきます。

 アディショナルタイムは4分、浦和サポは再び「PRIDE of URAWA」の大合唱。選手達に最後の奮起を促しますが、その願いは届かず。
 結局、そのままスコアレスのドローで試合終了となりました。

 浦和としては消化不良の試合でしたね。ポストに嫌われたという不運もあり、規律を守り体を張った仙台の守備が素晴らしかったのも確かです。相手に先に点を取られるわけにはいかない、それも分かります。

 それにしてもです。浦和の試合運びはあまりに消極的過ぎたと思ったのは僕だけではないでしょう。
 特にどうしても1点が欲しい試合の終盤でもボールを奪いにいこうという姿勢が全く見えなかったのが残念です。
 
 仙台の手倉森監督のインタビューでも浦和が前掛かりに来なかったことに拍子抜けしたようなコメントでした。

 試合終盤、仙台がボールをDFラインで回す度に、スタジアムは浦和サポの怒号のようなブーイングがスタジアムを包んでいました。半分は明らかに引き分け狙いで攻撃を仕掛けてこない仙台への威嚇でしたが、残りの半分は腰が引けてボールを奪いにいかない浦和の選手達に向けられた叱咤激励のように感じました。

 お互いに「勝ちたい!」という気持ちが感じられない低調な内容の試合となってしまいましたね。1位と3位の試合らしい好ゲームを期待していたのと、両チームのサポーターの応援が素晴らしい雰囲気を作ってくれていただけに残念な気持ちが大きいです。
 埼スタに参戦したサポの皆さん、蒸し暑い中お疲れ様でした。

 この試合、浦和の唯一の明るい材料は達也がキレのいい動きを見せてくれたことです。
 元気がロンドン五輪代表で抜けるので、達也の復帰は大きな戦力アップとなります。
 これから更にコンディションを上げて活躍してほしいです。

 両チーム勝ち点1ずつの痛み分けという結果となりました。
 浦和は、試合内容はともかく負けなかったことで優勝争いに踏み止まったことは事実。
 この時期に優勝を争えるのは久しぶりだし、シーズンに入る前には想像できなかったことです。
 シーズン終盤までこの位置をキープして、選手もサポも優勝争いの緊張感を楽しみたいところです。
 
 もうすぐ浦和にとって“試練の夏”が始まります。スタメンを固定して戦ってきた浦和にとって夏の暑さと連戦は想像以上に厳しいものになると思います。
 スタメン組の危機感を煽るためにも、控え組の更なる奮起にも期待したいです。

 まだリーグは中盤戦、本当の勝負はこれからです。
 頑張れ!浦和レッズ!!
 
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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

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