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【Jリーグ観戦記】『川崎フロンターレ vs 浦和レッズ』(’16 1st 第8節)

 4月23日の日曜日、Jリーグ1stステージの第8節。
 浦和レッズは、川崎フロンターレと、アウェイ・等々力陸上競技場での対戦です。
 浦和は前節、ベガルタ仙台を攻守に圧倒して大勝。勝ち点3を手にしました。
 対する川崎は、攻撃陣が絶好調。現在、リーグ戦無敗、首位に立っています。
 リーグの首位と3位。勝ち点差は、わずかに「1」です。
 J屈指の攻撃力を持つ両チームの対戦。1stステージの行方の占う重要な一戦、それにふさわしい熱戦を期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右に森脇君、センターに遠藤君、左に槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。 1トップは、興梠君。
 川崎はフラットな4バック。選手間の距離を短くし、ボールに対して厳しいプレスを掛けます。
 ボールを奪った後は、司令塔・中村選手からの長短織り交ぜたパスから、多彩な攻撃を仕掛けます。

 立ち上がりは、アウェイの浦和がボールを支配し、川崎ゴールに迫ります。
 攻守の切り替えが速く、高い位置でボールを奪ってショートカウンターからチャンスを作り出します。
 浦和は、この日も、攻撃的な守備が機能していますね。
 最終ラインを高く保ったまま、前から積極的に囲い込んで圧力を掛け、ボールを奪います。

 28分の浦和、ハーフウェイライン付近で相手ボールを奪い、カウンターを発動。
 興梠君がドリブルで持ち上がり、かなり遠目の位置から右足で強烈なミドルシュート。ボールは、左ポストを直撃します。
 さらに跳ね返ったボールを李君が詰めて、シュートを放ちますが、左ポストのわずか外に外れます。

 39分の川崎、左サイドを抜け出した小林選手が、ゴールライン際からマイナスのクロスを送ります。
 このボールに田坂選手がフリーで飛び込み、左足でシュート。しかし、ボールは右ポストの外に。

 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が5本、川崎が3本。
 両チームの攻撃的な姿勢が鮮明に出ていて、見応えのある45分でした。
 優勢に試合を進めたのは、浦和の方でした。
 高い位置でボールをしっかり奪えていたので、最終ラインを高く保ったまま、ピッチを広く使った攻撃サッカーを展開しました。
 浦和は、いい流れを後半も続けて、しっかり得点を決めきりたいところ。
 前掛かりになり過ぎず、相手のカウンターはしっかりケアしたいですね。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続ける展開。
 49分の浦和、自陣でボールを奪ってカウンターを仕掛けます。
 ゴール前正面でボールを受けた興梠君、左に切り返してマークを外し、左足で強烈なシュートを放ちます。

 54分の浦和、右サイド森脇君からゴール前中央の李君にクサビのパス。
 李君、後方の武藤君にダイレクトで、左足ヒールで落とします。
 フリーでパスを受けた武藤君、ダイレクトで狙いすました右足シュート。見事、ゴール右隅に沈めました。1−0、浦和が先制します。

 浦和が点を取ったことで、川崎は前掛かりの姿勢を強めます。
 球際での攻防が激しくなり、一進一退の攻防が続きます。

 残り30分を切り、浦和は次々と選手交代のカードを切ります。
 66分、武藤雄樹選手に代わって、梅崎司選手。
 76分、宇賀神友弥選手に代わって、高木俊幸選手。
 86分、関根貴大選手に代わって、駒井善成選手。

 梅崎君は、左ワイドに、高木君は左シャドーに、駒井君は右ワイドに、それぞれ入ります。

 浦和は完全に引いて1点を守り切ろうとするのではなく、相手陣でしっかりボールをキープして時間を使います。

 アディショナルタイムは5分。
 スタジアムの浦和サポからは、「Pride of URAWA」の大合唱も響きます。
 川崎は、ロングボールを使いパワープレーを仕掛け、最後の反撃を試みます。しかし、浦和は最後まで体を張って守ります。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。1−0で浦和の勝利に終わりました。


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 お互いの意地とプライドを懸けた、息詰まるエキサイティングなゲームを制したのは、アウェイの浦和。
 試合通じてのシュート数は、浦和が12本に対し、川崎が6本。
 浦和が、この数字にも表れている通り、内容でも、決定機の数でも川崎を凌駕した一戦でした。

 決勝点となった、浦和の唯一の得点は、パーフェクトな崩しからの素晴らしいゴール。
 ダイレクトのパスを2本通して、川崎の守備網のすき間を真ん中から見事にすり抜けました。
 ゴール前へのクサビのパスから、フリックして相手の守備をこじ開けてゴールを奪う。
 まさに、“浦和らしさ”が凝縮されたシーンでした。
 得点に絡んだ3人が、同じ「絵」を頭に描いていないとできません。
 同じ戦術のもと、長い期間をかけて培ってきたコンビネーションの賜物ですね。

 事前に武藤君の位置を確認し、芸術的な左足ヒールでピンポイントパスを送った李君。
 フリーな状態でパスを待ち、右足インサイドで右ポストを巻くコントロールショットを放った武藤君。
 スーパープレーが二つ重なっての得点でした。

 強力な川崎の攻撃陣相手に無失点で切り抜けた守備も素晴らしかったです。
「攻撃の起点である中村選手を封じる」という、チームとしての戦術が90分間、徹底できました。

 中村選手には必ずマーカーを付け、中村選手がボール持ったときには、もう一人がフォローして囲い込んで自由を奪いました。
 試合を通じて最終ラインを高い位置を保ったまま、コンパクトな陣形で戦えたことも大きかったです。
 それにより、選手間の間隔が密になり、相手のパスコースを限定し、相手ボールへの寄せも速くすることができました。

 川崎は、相手ディフェンスのわずかなすき間にパスを回して攻撃を組み立てるのが得意なチーム。
 この試合では、川崎の攻撃面での良さがほとんど出せていませんでした。
 浦和の守備が機能していた証拠ですね。
 とくに光ったのが、球際での強さ。
 局面ごとの1対1の対応では、かなり激しくぶつかり合いましたが、浦和の選手たちは互角以上の戦いをしていました。
 好調な2トップ、大久保選手と小林選手には、体を張った守備で仕事をさせませんでした。
 この試合に懸ける、選手たちの気迫が伝わってきましたね。
 リーグ随一の得点力を誇る川崎をホームでシャットアウト。
 浦和の選手たちは、自分たちのやり方に大きな手応えを感じたことでしょう。

 首位のチームをアウェイで叩いての勝利。この勝ち点3は大きいです。
 2位の鹿島アントラーズも敗れたため、再び1stステージの優勝争いの首位に立った浦和。
 この勝利でさらに勢いをつけて、最後まで突っ走りたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 次節は、今週の金曜日、名古屋グランパスと、ホーム・埼スタでの一戦。
 ゴールデンウィークの地獄の連戦のスタートです。
 ここを乗り切ることが、1stステージを制覇するための正念場。
 体調管理をしっかりして、最高のコンディションで試合に臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう! 頑張れ!浦和レッズ!!


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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ベガルタ仙台』(’16 1st 第7節)

 4月16日の土曜日、Jリーグ1stステージの第7節。
 浦和レッズは、ベガルタ仙台と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。
 浦和は前節、横浜F・マリノスの堅守を崩すことができず、スコアレスの引き分けに終わりました。
 この日の相手も、伝統的に堅守速攻が持ち味の仙台。
 前節の教訓を活かし、ぜひとも勝ち点3を奪ってほしいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右に森脇君、センターに遠藤君、左に槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 仙台はフラットな4バック。
 中盤の5人とともに、2ラインを敷き、ブロックを形成します。
 ボールを奪うと、カウンター1本。1トップのロペス選手を軸に、手数を掛けずに攻撃します。
 
 立ち上がりから、圧倒的にボールを支配し、主導権を握ったホームの浦和。
 ピッチを広く使い、波状攻撃を仕掛け、仙台ゴールに迫ります。

 浦和は、攻守の切り替えが素早いです。
 相手ボールになっても、マークを外すことなく、仙台が速攻に持ち込むことを許しません。
 浦和は、興梠君や李君を中心に、数多くのシュートチャンスを獲得しますが、仙台の体を張った守備に、水際で阻まれます。

 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。
 前半のシュート数は、浦和が6本、仙台が3本。
 浦和の獲得したコーナーキックは実に9本。
 この数字通り、浦和の一方的な展開となった45分でした。
 浦和は、この日も、積極的な守備が機能していましたね。
 攻撃でも、ボールサイドに寄る仙台守備の弱点を突き、対角のロングパスを多用して、サイドからの攻撃を繰り返してチャンスを量産できました。
 攻守において、ほぼ狙い通りのサッカーができた浦和。足りなかったのは、唯一、ゴールだけ。
 前節の二の舞いにならないよう、攻撃陣の奮起に期待したいです。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続ける展開。

 48分の浦和、右サイドを突破した関根君が、ゴールライン際からセンターリング。
 中央の興梠君が合わせますが、相手ゴールキーパーの好守に阻まれます。

 51分の浦和、左サイドの槙野君がマーカーを振りきって最終ラインを突破。中央にクロスを送ります。
 このボールにニアサイドで飛び込んだのは、李君。
 マーカーを交わして、フリーになり、強烈なヘディングシュートを放ちます。
 ボールは、見事、ゴールネットに突き刺さりました。1−0、浦和が先制します。

 しかし、仙台もすぐさま反撃します。
 54分、左サイド、ロペス選手のヒールパスを受けた三田選手がドリブルで中央に切れ込みます。
 ディフェンダーと競り合いながらも、シュートコースを探し、右足を振り抜きます。
 グラウンダーのボールが西川君の伸ばした手をかすめて、ゴールに飛び込みました。1−1、仙台が同点に追いつきます。

 残り20分を切ったところで、浦和は1枚目の選手交代。
 62分、宇賀神友弥選手に代わって、梅崎司選手。
 梅崎君は、そのまま左ワイドに入ります。

 74分の浦和、仙台陣中央深い位置で相手ボールを奪った阿部君。すぐさま前線へ左足でスルーパスを送ります。
 このパスに反応した興梠君。見事なトラップから相手ゴールキーパをかわし、冷静に左足でシュート。無人のゴールに流し込みました。2−1、浦和が突き放します。

 さらに追い打ちを掛ける浦和。

 76分、左サイドを突破した梅崎君が戻りながらゴール前を確認してから狙いすましたセンターリングを送ります。
 合わせたのは、ニアサイドに飛び込んだ武藤君の頭。
 フリーで強烈なヘディングシュートをゴーネットに突き刺しました。3−1、浦和がダメ押しの1点を奪います。

 残り10分を切ったところで、浦和はフレッシュな選手を次々と繰り出し、逃げ切りを図ります。
 82分、興梠慎三選手に代わって、石原克哉選手。
 89分、関根貴大選手に代わって、駒井善成選手。

 石川君は右シャドーに、駒井君は右ワイドに。
 李君が1トップに入ります。

 アディショナルタイムは4分。
 最後の最後まで、集中力を切らさずに、相手ボールにプレッシャーを掛け続けた浦和。
 仙台に反撃らしい反撃を与えることなく、そのままタイムアップ。3−1で浦和の勝利に終わりました。



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 試合通じてのシュート数は、浦和が20本に対し、仙台が4本。
 スコアだけでなく、内容でも、浦和が仙台を凌駕していたことがわかります。

 しかし、この数字以上にすごいのが、コーナーキックの本数。浦和が獲得した本数は17本(仙台は1本)。
 浦和が90分を通じて、仙台陣内でプレーし、相手のディフェンスラインに圧力を掛け続けた証拠ですね。
 前半は何とか持ちこたえた仙台の守備陣でしたが、体力的、精神的により厳しくなる後半、崩れました。

 浦和の取った得点は、いずれも流れの中からの素晴らしいものでした。
 最前線の3人がそろい踏み、取るべき人が取ったという意味でも、とても意味のある得点です。

 3得点という結果に目がいきがちですが、それを生み出したのは、安定感を増した守備です。
 この日の浦和は、いつにも増した高い集中力で、仙台の攻撃を封じました。
 最終ラインを高く、コンパクトな中盤を保って、相手ボールになった瞬間にプレッシャーを掛ける。
 浦和の目指す、超攻撃的な守備が、この日は90分間途切れることはありませんでした。

 柏木君、阿部君のラインコントロールとスペースを埋める動き。
 槙野君、森脇君のファールをすることなく、ボールを奪う技術力の高さ。
 遠藤君の危機管理能力やカバーリング能力の高さ。

 それらが融合した鉄壁の守備でした。
 その中でもとくに光っていたのが、守護神・西川君の「前への意識」です。
 ラインの裏を狙った仙台のロングパスにことごとく反応、未然にピンチを防ぎました。

 ゴールキーパーがゴールエリアから飛び出してボールを処理するのは、とても勇気がいることでしょう。
 それを当たり前のように、躊躇なく、しかも、確実にこなしてしまうのが西川君の凄さ。
 浦和が、あれだけ最終ラインを高く設定し、ハーフコート・ゲームのようなゲームを展開できたのは、間違いなく、西川君の存在があってのこと。
 自分の足技に絶対の自信を持っているのでしょう。本当に頼りになります。

 浦和のスタイルは、攻撃的なポゼッションサッカー。
 華やかな攻撃陣に注目が集まりますが、それを支えているのは、西川君を中心とした鉄壁の守備です。

 相手陣内でプレッシャーを掛けて、ボールを奪い、すぐさまカウンターを発動して得点した浦和の2点目。
 これは、まさに今季の浦和を象徴する得点と言えます。

「失点しなければ、必ず点を取ってくれる」
「点を取るまで必ず失点を防いでくれる」

 攻撃陣と守備陣の間に、そんな強固な信頼関係ができあがっています。
 チームの一体感が感じられる、とてもいい雰囲気ですね。

 ちょっとやそっとじゃ止まらない、そんな芯のある強さを感じられる、今の浦和。
 どんなサッカーを見せてくれるのか、これからますます楽しみです。

 次のシドニー戦で攻撃の軸になると思われる、ズラタンを温存しての勝利。
 長距離移動もある今後の連戦のスケジュールを考えても、大きな勝ち点3です。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 次節は、来週の日曜日、ACL(アウェイ・シドニーFC戦)をミッドウィークに挟んで、川崎フロンターレと、アウェイでの一戦です。
 攻撃陣が好調で、現在リーグ首位に立つ強豪。
 その川崎相手に、今季リニューアルした浦和の超攻撃的守備がどこまで通じるのか、興味深いですね。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『横浜F・マリノスvs 浦和レッズ』(’16 1st 第6節)

 4月10日の日曜日、Jリーグ1stステージの第6節。
 浦和レッズは、横浜F・マリノスと、アウェイ・日産スタジアムでの対戦です。

 浦和は前節、ヴァンフォーレ甲府に快勝。リーグ戦3連勝を飾りました。
 対する横浜も、同じく3連勝中と勢いがあります。
 首位と4位、好調なチーム同士の対戦。
 1stステージを左右する重要な一戦です。それにふさわしい好ゲームを期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。
 GK:西川 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右のストッパーに森脇君、左のストッパーに槙野君、センターに遠藤君。
 ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。 右のワイドに関根君、左のワイドに宇賀神君。
 右のシャドーに李君、左のシャドーに武藤君。
 1トップに興梠君。

 横浜の最終ラインは、4人。
 センターバック2人とボランチ2人で、中央を固めます。
 攻撃は、司令塔・中村選手を経由し、能力の高い前の3人を生かして、相手ゴール前に迫ります。

 お互いにマイボールを大事にしながら展開する、ゆっくりとした試合の入り方。
 立ち上がりから主導権を握ったのは、アウェイの浦和です。

 ボールへの寄せが速く、相手のパスミスを誘い、ボールを支配。
 ロングフィードから、サイドを起点に横浜ゴールを脅かします。
 数多くのチャンスを得た浦和。
 しかし、ゴール前に人数を掛けて守る横浜の守備に、ことごとく阻まれます。
 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が8本、横浜が1本。
 この数字通り、浦和が内容で圧倒した45分でした。
 浦和は、積極的な守備が機能していました。
 相手の攻撃のキーマン、中村選手やカイケ選手、マルティノス選手を封じることに成功しましたね。
 攻撃も、薄い相手のサイドを積極的に突いて、しっかり形を作っていました。
 あとは、最後の部分、ゴール前に立ちはだかる、ぶ厚い“青い壁”を打ち破るだけ。
 相手のカウンターをしっかりケアしつつ、選手交代のカードも効果的に使い、ゴールを奪いたいところです。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続けます。
 しかし、“青い壁”は相変わらず、ゴール前に立ちはだかり、浦和の攻撃を跳ね返し続けます。

 残り30分を切ったところで、浦和は1枚目の選手交代。
 62分、柏木陽介選手に代わって、青木拓矢選手。

 青木君は、そのままボランチの一角に入ります。
 このあたりから、中盤が間延びしてオープンな展開になり、ゴール前での応酬が激しさを増します。

 何としても点を取りたい浦和。立て続けに攻撃的なカード切り、勝負を掛けます。
 79分、宇賀神友弥選手に代わって、梅崎司選手。
 86分、武藤雄樹選手に代わって、駒井善成選手。

 梅崎君は左ワイドに、駒井君は左シャドーに。

 90分の浦和、右サイドでボールを受けた関根君がカットインし、そのまま左足で強烈なシュートを放ちます。
 ボールは枠をとらえましたが、相手ゴールキーパー、飯倉選手が横っ飛びでこれを弾き、惜しくもゴールならず。

 アディショナルタイム3分。
 最後の最後まで、圧倒的にボールを支配し、攻め続ける浦和。
 しかし、この日の横浜守備陣の集中力は途切れることはなく、そのままタイムアップ。
 結局、0−0のスコアレスドローで終わりました。


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 意地とプライドを懸けた戦いは、お互いに譲らず。痛み分けに終わりました。
 試合通じてのシュート数は、浦和が15本に対し、横浜が5本。
 浦和が90分を通じてペースを握っていたことが、この数字からもわかります。

 両チームとも、相手のカウンターへの備えは万全。
 「守」から「攻」への切替えの意識が高く、引き締まったゲームでした。
 その中でも、しっかり攻撃の形作っていたのは、アウェイの浦和の方。
 いつ通りの攻撃スタイルが展開されましたが、最後の部分の精度を欠いて無得点。
 浦和からすると、勝ちたかった試合。勝ち点2を失ったといっていいでしょう。

 結果は残念でしたが、パフォーマンスで、横浜を大きく上回っていたのは、誰の目から見ても明らか。
 浦和の熟成された前線の連携は、堅守を誇る横浜相手にも、しっかり機能しました。

 攻撃において、両チームの差は歴然。最も大きな違いは、スイッチを入れられる選手の数。
 横浜は、中村選手に頼る部分が非常に大きかったです。
 中村選手さえ抑えておけば、横浜の攻撃力は、半減以下にすることができます。

 それに対し、浦和は、司令塔の柏木君以外にも、阿部君、遠藤君、槙野君などからも、クサビのパスを入れることができます。
 この日も、最終ラインから、両サイドへ精度のよいロングフィードが何回も通っていました。
 誰がボールを持っていても、受け手側が感じて、しっかり動き出せる。
 それが、浦和の攻撃の良さです。

 ラストパスやシュートに精度を欠いたのは、連戦の疲れから。
 コンディションからくる、一時的なもので、心配はいらないでしょう。
 むしろ、身を投げ出して防いだ、横浜の守備陣の奮闘を褒めるべき。
 なかでも、中澤選手の存在感は、他を圧倒するものがありました。
 また、中村選手は、攻撃だけでなく、守備でも、要所要所で好プレーを連発しました。さすがです。

 守備に関しては、ほぼ満点の出来でした。
 最も警戒していたのはセットプレー。とくに、中村選手の左足からのフリーキックです。
 しかし、浦和の守備陣は、直接狙える危険な位置でのファールせず、集中して守り切りました。

 守備の安定感は、昨季からもっとも上積みされた部分ですね。
 相手にシュートを打たせない、ファールを犯さない。
 今季浦和が身につけた「超攻撃的な守備」は、JリーグやACLのチャンピオンを狙ううえで欠かせない、大きな武器です。
 さらに磨きをかけていきたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 ACLの長距離移動をこなしながらの、過密日程のまっただ中。

 勝ち切れなかったとはいえ、強豪相手のアウェイでの引き分けは御の字。そう前向きにとらえたいです。

 次節は、来週の土曜日、ベガルタ仙台と、ホーム・埼スタでの一戦です。
 一週間しっかりコンディションを整えて、再び連勝街道を駆け上がりところ。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!


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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ヴァンフォーレ甲府』(’16 1st 第5節)

 4月1日の金曜日、Jリーグ1stステージの第5節。
浦和レッズは、ヴァンフォーレ甲府と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、湘南ベルマーレに快勝。リーグ戦2連勝を飾りました。
 格下の甲府から、きっちり勝ち点3を奪って、開幕ダッシュを図りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:梅崎 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠


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 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右のストッパーに森脇君、左のストッパーに槙野君、センターに遠藤君。
 ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 右のワイドに梅崎君、左のワイドに宇賀神君。
 右のシャドーに李君、左のシャドーに武藤君。
 1トップに興梠君。

 甲府の最終ラインは、3人。
 守備のときは、両ウイングが下がり、5バックで対応。
 その上には、中盤の選手が4人並び、ブロックを形成します。
 攻撃は、ロングボール主体。1トップのクリスティアーノ選手をターゲットに、カウンターを仕掛けます。

 立ち上がりから、ホームの浦和がボールを保持し、試合の主導権を握ります。

 12分の浦和、左からのコーナーキック。
 キッカーは柏木君。左足から放たれたボールが、中央でフリーになった槙野君の頭に合います。
 槙野君、強烈なヘディングシュートを放ちますが、クロスバーに阻まれ、惜しくもゴールならず。

 31分、甲府にトラブル発生。
 山本選手が、ペナルティエリアすぐ外で、ハンドの反則を犯します。
 レフェリーは、これを故意と判断、イエローカードを提示します。
 すでに1枚イエローカードをもらっていた山本選手は、退場処分となります。

 1人多くなり、有利になった浦和が、一方的に攻め込む展開に。
 しかし、ひたすらゴール前を固める甲府の守りを崩せず、得点は奪えません。

 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が8本、甲府が0本。
 このデータ通り、浦和が一方的に攻めた前半。
 早々に、甲府に退場者が出たこともあり、バランスの崩れたゲームとなってしまいました。
 浦和が、ゴール前に鍵をかける甲府の守りをこじ開けることができるか。
 こうなると、試合の興味は、その一点に絞られてきます。
 完全に引いて守る相手から点を奪うのは、容易ではないです。
 時間が経つほど、焦りも出てきます。
 交代選手も含めた、攻撃陣の奮起に期待したいです。

 後半開始。

 案の定、前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続けます。
 前半よりも、両サイドを使って、幅広い攻撃を狙います。

 残り30分を切ったところで、浦和は1枚目の選手交代。
 62分、武藤雄樹選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。
 ズラタンは、1トップに。
 興梠君が一列下がって、左シャドーへ。

 68分の浦和、最終ラインの遠藤君からゴール前にクサビのパス。
 興梠君がスルーしたこのボールを李君に通ります。
 李君、ワントラップして間をつくってから、裏のスペースに走り込んだ興梠君へ落とします。
 興梠君、マーカーを引きずりながら、抜け出して右足でシュート。
 見事、ゴールネットを揺らしました。1−0、浦和が先制します。

 さらに畳みかけたい浦和は、両ワイドを同時に交代、中盤を活性化します。
 71分、宇賀神友弥選手に代わって、関根貴大選手。
 71分、梅崎司選手に代わって、高木俊幸選手。
 関根君は、右ワイドに。高木君は左ワイドに。

 81分の浦和、相手のクリアボールを胸でトラップした森脇君。
 ボールの落ち際を右足で叩き、強烈なミドルシュート。
 ドライブ回転が掛かったボールが、相手ゴールキーパーの伸ばした手をかすめ、クロスバーの下を叩き、そのままゴールマウスに吸い込まれました。
 2−0、浦和が貴重な追加点を奪います。

 その後も、手を緩めずに攻め続ける浦和は、シュートシーンを何度も作り出します。
 得点こそ奪えませんでしたが、意気消沈した甲府を完全に押し込み、相手陣内でボールを回します。

 アディショナルタイム3分。
 安全運転で、逃げ切りを図った浦和でしたが、甲府に一瞬のスキを突かれます。
 90+2分の甲府、右からセンターリングに、吉野選手がヘディングで合わせてシュート。
 このボールは、西川君がなんとか弾きます。
 しかし、そのこぼれ球を稲垣選手が詰めて滑り込みながら右足でシュート。ゴールにねじ込みました。2−1、甲府が一矢を報います。

 しかし、甲府の反撃もここまで。レフェリーの笛が鳴り、そのままタイムアップ。
 結局、2−0で浦和の勝利に終わりました。
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 試合通じてのシュート数は、浦和が23本に対し、甲府が3本。
 浦和が90分を通じて攻め続けていたことが、この数字からもわかります。

 甲府は、試合開始から、専守防衛の戦術を徹底しました。
 ボールを奪われたら、すぐに戻って自陣に強固なブロックを形成し、ゴール前に鍵を掛ける。
 前半の早い段階で退場者を出してから、その傾向はますます顕著になりました。

 完全に引かれた相手を、どう崩すか。
 ポゼッションサッカーを志向する浦和が抱える永遠の課題ともいえます。
 この試合は、今季の浦和の実力が試される試合となりました。

 結果は、後半に2得点を入れての快勝。
 十分、合格点と言える内容でした。
 前半、甲府が5バックで守っていたため、両サイドにスペースがなく、中央から攻撃が中心。
 得点こそありませんでしたが、何度もクサビのパスを打ち込んで、甲府の守備を揺さぶりました。
 これが、ボディブローのように効きましたね。

 後半、甲府の中盤の人数が減り、最終ラインの前の両サイドにスペースできます。
 浦和は、それを見逃さず、両サイドにも起点をつくり、得点の足掛かりとしました。

 先制点は、まさに浦和の狙い通りの得点。
 最終ラインからのクサビのパスに、前線の選手が連動して、狭いスペースをこじ開けました。

 攻撃面で、昨季から最も成長を感じられる部分は、パスの出し手と受け手の意思の疎通です。
「ここでクサビのパスを出す」というタイミングが選手間でかなり統一されています。
 そのため、前線で複数の選手が、同時に動き出すことができています。

 さらに、パスが来なかった選手は、すぐ、“次”をイメージして、相手守備ラインの裏を取る動きをする。
 そして、クサビのパスを受けた選手が、1タッチ、2タッチでそれに反応してパスを送る。

 その一連の動きが、ほとんど自動的にできているのが、今の浦和の強さです。
 長い期間、同じ監督のもと、同じ戦術で戦い続けてきた成果ですね。

 浦和の攻撃の質が大きく変わった、一番の立役者は、柏木君です。
 得点には絡まなかったものの、不動の司令塔として、中盤に君臨し続けました。
 途中、なかなか得点が入らず、焦れた時間帯もあったでしょう。
 しかし、自ら前線に上がりたい気持ちを抑えて、中盤の底での采配に徹していました。
 ピッチの中央で、ボールを安心して任せられる、その存在感は絶大です。
 そして、その左足から繰り出されるパスは、正確かつ変幻自在。
 彼がボールを持つと、前線の選手たちは、迷わずに動き出すことができます。
 誰からも信頼される、真の「10番」といえる存在になりましたね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 これで、リーグ戦は3連勝。調子に乗ってきました。
 この調子で、一気に突っ走りたいところです。

 次節は、来週の日曜日、ミッドウィークのACL(ホーム、広州恒大戦)を挟んで、横浜F・マリノスと、アウェイで戦います。
 この日のような戦いを、強豪相手に、どこまで再現できるのか。注目したいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『湘南ベルマーレ vs 浦和レッズ』(’16 1st 第4節)

 3月20日の日曜日、Jリーグ1stステージの第4節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、湘南ベルマーレと、アウェイ・Shonan BMWスタジアム平塚での対戦です。

 浦和は前節、アビスパ福岡に快勝。ホームでの今季初白星を挙げました。
 湘南を叩いて勢いに乗り、連勝街道を突っ走りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:遠藤 槙野 森脇
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠


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 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右のストッパーに森脇君、左のストッパーに槙野君、センターに遠藤君。
 ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 右のワイドに関根君、左のワイドに宇賀神君。
 右のシャドーに李君、左のシャドーに武藤君。
 1トップに興梠君。

 湘南の最終ラインは、3人。
 守備のときは、両ウイングが下がり、5バックで対応します。
 前線は、1トップに2シャドーを配した布陣。
 両チームのシステムがかぶる、いわゆる「ミラー・ゲーム」となっています。

 立ち上がり、両チームがラインを高く保ち、中盤で激しくプレッシャーを掛け合います。
 浦和も、湘南も、攻守の切り替えが速いです。
 両チームの狙いは、中盤でボールを奪ってカウンター。
 最終ラインの裏のスペースを虎視眈々と狙います。

 時間の経過とともに、アウェイの浦和がボールを支配し、試合を優位に展開します。
 右サイドの関根君を起点にして、湘南ゴールに何度も迫ります。
 しかし、最後のパスがわずかに合わず、得点には結びつきません。

 41分の浦和、柏木君がセンターサークル付近で湘南ボールを奪います。
 そのまま持ち上がり、右サイド、フリーで待ち構える李君へパス。
 李君、少し遠目の位置から、トラップし、迷わずに左足を一閃。
 強烈なシュートは、相手ディフェンダーに当たり、コースが変わります。
 相手ゴールキーパーの村山選手が反応しますが、間に合わず、ボールはそのままゴールイン。
 1−0、浦和が先制します。

 結局、前半は1−0、浦和のリードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が6本、湘南が2本。
 このデータ通り、浦和が主導権を握った前半でした。
 両チームのラインがかなり高く、狭い地域に両チームが選手が集まってプレーをしていました。
 浦和は、密集した中盤を飛び越すロングフィードも時折まじえて、効果的な崩しを展開しましたね。
 混戦の中でも、正確なプレーをすることができる浦和の選手たちの技術力の高さが際立った45分でした。
 後半も、この勢いで圧倒して、一気に試合を決めてしまいたいところ。

 後半開始。

 前半同様、浦和が、主導権を握って攻め続けます。

 55分の浦和、左サイド、宇賀神君からパスを受けた武藤君、右足ヒールでフリックし、興梠君へパス。
 興梠君、中央へ切れ込みながら、中央の李君へクサビのパスを送ります。
 李君、マーカーをブロックしながら、これをスルー。ボールは柏木君の足下へ。
 柏木君、キープしながら周りを確認。後ろから右サイドへ回りこんだ興梠君へ絶妙のスルーパスを送ります。
 興梠君、ディフェンスラインの裏に抜け出し、ダイレクトで狙いすました左足シュート。
 ボールは、ゴール左隅に吸い込まれました。
 2−0、浦和が追加点を奪います。
 多くの選手が絡んで、狭い局面をこじ開けていく、浦和らしい得点でした。

 2点差となり、意気消沈した湘南は、足が止まります。

 一気に試合を決めてしまいたい浦和。
 選手交代のカードを3枚立て続けに切り、積極的に仕掛けます。

 75分、武藤雄樹選手に代わって、青木拓矢選手。
 75分、宇賀神友弥選手に代わって、梅崎司選手。
 79分、興梠慎三選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。

 青木君は、ボランチの一角に。梅崎君は、左ワイドに。
 ズラタンは、1トップに。
 柏木君が一列上がって、左シャドーへ。

 浦和は、得点こそ奪えませんでしたが、運動量で相手を完全に上回りました。
 ほとんどの時間を相手陣内でボールを回します。
 安全運転で、逃げ切りを図ります。

 アディショナルタイム4分も、しっかり相手のカウンターをケアし、そのままタイムアップ。
 結局、2−0で浦和の勝利に終わりました。
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 試合通じてのシュート数は、浦和が8本に対し、湘南が4本。
 浦和が、湘南相手に格の違いを見せつけた試合。
 J1随一の運動量を誇る湘南。
 彼らに走り勝っての快勝は、大いに手応えを感じるものでした。

 この日、浦和の攻撃を引っ張ったのは、関根君。
 自分の持ち場である、右サイドを完全に制圧、相手を自陣に押し込みました。
 切れのあるドリブル突破やクロスはもちろん、当たり負けしない守備は、見る者を引き込みました。

 昨季までは、球際での甘さから、相手に簡単に突破されることもありました。
 しかし、最近は、それもめっきりなくなりました。
 オフの間、しっかり体づくりをしてきたおかげでしょう。
 90分間、足が止まることなく、上下動を繰り返しました。
 そのスタミナには、驚かされました。

 後半、湘南の選手たちの足が、急に止まったのは、前半から浦和がボールをキープし、前線で圧力を掛け続けたから。
 いつも以上にボールを追い回して、余計に体力を消耗してしまったのでしょう。
 関根君のサイドからの仕掛けは、湘南の最終ラインを押し下げた一番の要因でした。
 得点には絡んでいませんが、この試合のMVPといってもいいでしょう。

 それと、李君。
 先制点となる、左足シュートは素晴らしかったです。
 2点目のスルーした場面も、柏木君の位置を事前に把握、マーカーをブロックしながらの頭脳的なプレーでした。
 それ以外にも、関根君の右からのクロスに、ダイレクトで合わせて左足でシュートを放つ場面もありました。
 惜しくも外れましたが、身体能力とセンスの高さを見せてくれました。
 体調も万全なのでしょう。今年はやってくれそうです。
 楽しみですね。大いに期待したいです。

 前節からの1週間、ACLの予選も含めた3連戦を2勝1分で乗り切った浦和。
 まずは、優勝への第一関門を突破しましたね。
 選手を代わる代わる休ませながらも、しっかり結果を残す。
 チームとしての総合力がアップした証拠でしょう。
 今後がますます楽しみになる勝利となりました。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 Jリーグはこの後、日本代表のW杯予選のため、中断期間に入ります。
 次節は、2週間後の金曜日、ヴァンフォーレ甲府と、ホーム・埼スタで戦います。
 リーグ戦が開幕してからずっと連戦が続いていたので、選手たちには、この中断期間は「恵みの雨」となるでしょう。
 しっかりリフレッシュし、万全のコンディションで4月以降の戦いに臨んでほしいです。

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs アビスパ福岡』(’16 1st 第3節)

 3月12日の土曜日、Jリーグ1stステージの第3節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、アビスパ福岡と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、ジュビロ磐田に敗戦。ホーム開幕戦を白星で飾ることができませんでした。
 優勝を狙うためには、連敗は許されません。
 昇格組の福岡をしっかり叩いて、上昇気流に乗りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:遠藤 槙野 森脇
 MF:関根 柏木 阿部 梅崎 興梠 武藤
 FW:李


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 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右のストッパーに森脇君、左のストッパーに槙野君、センターに遠藤君。
 ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 右のワイドに梅崎君、左のワイドに関根君。
 右のシャドーに李君、左のシャドーに武藤君。
 1トップに興梠君。

 福岡の最終ラインは、5人。
 浦和の前線の5人に対して、ほぼマンツーマンでついて対応します。
 さらに、最終ラインの上に4人の中盤が並び、ブロックを形成します。
 ボールを奪った後は、手数をかけずに展開。
 1トップのウェリントン選手をターゲットに、カウンターを狙います。

 立ち上がり、ホームの浦和がボールを圧倒的に支配し、優勢に試合を進めます。

 18分の浦和、右サイド森脇君が逆サイドの関根君へ斜めのロングフィードのパス。
 最終ライン裏に抜け出した関根君。冷静に左足ダイレクトで折り返し、センターリング。
 詰めたのは、ゴール前の興梠君でした。
 興梠君、マーカーを振り切って抜け出し、右足アウトサイドでダイレクトで流し込みます。
 ボールは、見事、ゴールに吸い込まれました。
 1−0、浦和が先制します。
 ピッチを広く使った、浦和らしい、美しいゴールでした。

 先制した浦和ですが、手を緩めることなく、攻め続けます。
 福岡を自陣に押し込み、圧力を掛け続けます。
 しかし、最後の部分でミスが目立ち、シュートに持ち込めません。

 43分の福岡、左サイド、亀川選手のセンターリングにウェリントン選手が頭で合わせます。
 ウェリントン選手、強烈なヘディングシュートを放ちますが、左ポストを直撃、ゴールなりません。

 結局、前半は1−0、浦和のリードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が2本、福岡が2本。
 浦和は、ボールの支配率で圧倒していた割には、シュート数が少なかったですね。
 ゴール前で大事にいき過ぎた部分もあるでしょうか。

 立ち上がりから、福岡の選手たちに硬さがみられました。
 そのおかげで、浦和の選手たちは、かなり自由にボールを回すことができました。
 後半は、福岡の選手たちの硬さもとれ、前半のようにはいかないでしょう。
 追加点を奪うためには、攻撃に、もう一工夫が必要ですね。
 選手交代も含めた、ミシャの采配にも期待したいです。

 後半開始。

 前半同様、浦和が、主導権を握って攻め続けます。

 49分の浦和、右からのクロスに武藤君が頭で合わせます。
 ヘディングシュートは、枠をとらえましたが、相手ゴールキーパー、イ選手の好守に阻まれ、惜しくもゴールなりません。
 しかし、そのすぐ後、とうとう浦和が追加点を奪います。
 51分の浦和、左サイド、パス交換から抜け出した梅崎君が、深い位置からセンターリング。
 中央に待ち構えていた興梠君が胸トラップで落とし、そのまま左足を振り抜きます。
 強烈なシュートが、ゴールネットに突き刺さりました。
 2−0、浦和が貴重な追加点を奪います。

 64分、浦和は2人同時に選手交代。
 李忠成選手に代わってズラタン選手。
 柏木陽介選手に代わって青木拓矢選手。

 ズラタンは1トップに、青木君は2ボランチの一角に、それぞれ入ります。
 興梠君が、右のシャドーへ。

 フレッシュな選手を入れて、中盤をテコ入れした浦和。
 しかし、点を取るため、より前掛かりに攻めてくる福岡の勢いに、押され気味となります。

 流れを取り戻したい浦和は、最後の選手交代のカードを切ります。
 84分、武藤雄樹選手に代わって駒井善成選手。
 駒井君は、そのまま左シャドーに入ります。

 浦和は、ボールキープを優先し、逃げ切り体勢を図ります。
 福岡陣内で、しっかりパスを回して、時間を消費します。

 アディショナルタイム3分も、福岡のプレッシャーを軽くいなして、タイムアップ。
 結局、2−0で浦和の勝利に終わりました。
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 試合通じてのシュート数は、浦和が10本に対し、福岡が4本。
 終わってみれば、浦和が2−0の快勝。
 J1に昇格してきたばかりの福岡に対して、格の違いを見せつけたゲームでした。

 福岡の動きの悪さを割り引いても、浦和の大小織り交ぜたパスワークは見事でした。
 前線の5人が、相手マーカーを振り切ってフリーになる動きを、ひたすら繰り返しました。
 福岡の守備陣は、最初、マーカーを捕まえきれずに、かなり混乱していましたね。
 ゴール前で、ワンタッチ、ツータッチでリズムよくパスを回す、本来の浦和のサッカーを見せてくれました。

 この試合、光ったのはやはり、2得点の興梠君です。
 グラウンダーのボールを、ダイレクトで右足アウトサイドで流し込んだ1点目。
 浮き球のセンターリングを、胸トラップで落としての左足で強打した2点目。
 どちらも、興梠君の身体能力の高さ、技術力の高さが際立ったものでした。
 今季も、浦和の攻撃の軸として、期待通り、力を発揮してくれるでしょう。
 楽しみですね。

 もう一人、左ワイドに入った関根君。
 持ち前の突破力を活かして、存在感を示しました。
 1点目のアシストの場面は、森脇君からロングフィードが届く前に、しっかりゴール前を確認していましたね。
 この場面以外にも、縦にいくのか、中に切れ込むのか、パスをするのか、的確な判断で、左サイドを制圧しました。
 その冷静さは、さすがです。
 守備でも、粘り強い対応で、成長した姿を見せてくれました。
 迫力を増したサイドからの突破が、今季も、埼スタを沸かせてくれるでしょう。
 こちらも、楽しみです。

 前節で、ほころびが見えた守備も、ほぼ盤石でした。
 福岡が引いて守ってきたこともあり、最終ラインを高く保ったまま、相手を押し込むことができました。
 ボールに対するプレッシャーも少なく、余裕を持ったビルドアップができました。
 最終ラインからのロングフィードも、効果的でしたね。

 取るべき人が点を取り、守備陣も相手の攻撃をしっかりシャットアウト。
 主力を休ませ、新戦力を試すこともできました。
 押し込んでいた割には、シュートが少なかった、など不満の残る部分はありましたが、この時期にしては、まずまずの内容。
 ミシャも想定通り、納得の勝ち点3だったのではないでしょうか。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 次節は、水曜日にACLの試合(vs広州恒大、アウェイ)を挟み、日曜日に湘南ベルマーレと、アウェイで戦います。
 移動なども考えると、かなりハードなスケジュールです。

 序盤のヤマ場、今季を占ううえで、大事な一週間。
 浦和の、チームとしての総合力が問われます。
 コンディションを整えて、万全の体制で臨んでほしいです。


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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ジュビロ磐田』(’16 1st 第2節)

 3月6日の日曜日、Jリーグ1stステージの第2節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、ジュビロ磐田と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、柏レイソルに競り勝ち。見事、開幕戦を白星で飾りました。
 ホームの開幕戦でも、しっかり勝点3を確保し、開幕ダッシュといきたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:遠藤 槙野 森脇
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 興梠 武藤
 FW:ズラタン


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 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右のストッパーに遠藤君、左のストッパーに森脇君、センターに槙野君。
 ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 右のワイドに関根君、左のワイドに宇賀神君。
 右のシャドーに興梠君、左のシャドーに武藤君。
 1トップにズラタン。

 磐田の守備は、4バックの上に、4人の中盤がフラットに並びます。
 最終ラインを高く保ち、コンパクトな陣形。
 ボールを持つ相手を、複数の選手で囲い込みます。
 ボールを奪った後は、素早くサイドへ展開、カウンターを狙います。

 立ち上がりは、一進一退の攻防。
 磐田は、前線から激しいプレスを掛けていますね。
 浦和は、磐田の迫力に押され、持ち前のパスワークが発揮できず。
 肝心なところでミスを繰り返し、チャンスを作り出せません。
 
 試合が動いたのは、30分。
 浦和ゴール前、最終ラインで森脇君から受けたバックパスを西川君。
 このボールをダイレクトで槙野君へ回そうとします。
 しかし、このパスが少し弱く、つながりません。
 これを見逃さなかった、磐田の太田選手。
 素早くボールを奪い、左足を振り抜いてシュート。
 ボールは、慌てて戻った西川君の逆を突き、ゴールに吸い込まれました。
 0−1、磐田が先制します。

 リードされた浦和は、ようやくエンジンがかかります。
 波状攻撃で、磐田ゴール前に迫ります。
 32分の浦和、右サイド、関根君が柏木君からのスルーパスに抜け出します。
 深くえぐってから、右足でセンターリング。
 このボールに、ゴール前中央、興梠君がダイレクトで合わせます。
 シュートは枠をとらえましたが、相手ゴールキーパーのカミングスキー選手に体を張って弾き出されます。
 惜しくも、ゴールにはなりません。

 結局、前半は0−1、磐田のリードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が6本、磐田が3本。
 この数字通り、浦和が終始、ペースを握った45分でした。
 浦和の選手たちは、磐田の選手たちの気迫に押された印象。
 1対1の場面では、後手に回ることの方が多かった気がします。
 ルーズボールへの寄せも、磐田に分がありましたね。

 後半、磐田は前半にも増し、人数を掛けて、球際厳しく守ってくるでしょう。
 浦和は、気迫で負けないこと。
 そして、焦らないこと。
 様々なプレッシャーを跳ねのけ、逆転してほしいです。

 後半開始。
 
 浦和は、3バックの並びを変えます。
 右ストッパーに森脇君、左ストッパーに槙野君。
 中央に、遠藤君が入ります。
 両サイドからの攻撃を強化する意図でしょう。

 立ち上がりから、点を取らなければならない浦和が、前掛かりに攻め込みます。
 しかし、ラインを低くして、より守備的になった磐田の堅い守備を崩すまでには至りません。

 膠着状態を脱したい浦和は、次々と2枚の選手交代カードを切ります。
 70分、関根貴大選手に代わって永田充選手。
 77分、武藤雄樹選手に代わって石原直樹選手。

 永田君は、3バックの中央に、石原君は右のシャドーに、それぞれ入ります。
 森脇君が右のワイドへ、遠藤君が右ストッパーへ、それぞれコンバート。

 78分の浦和、柏木君が、石原君とのパス交換からゴール前中央でボールを受けます。
 左に切れ込みながら、シュートコースをこじ開けます。
 最後は、倒れ込みながら、左足を振り抜きます。
 強烈なシュートが、カミンスキー選手の伸ばした手をかすめて、ゴール右隅に飛び込みました。
 1−1、浦和がようやく同点に追いつきました。

 押せ押せムードの浦和。
「さあ、これから」と意気込んだのも、束の間でした。
 82分の磐田、右サイドを崩し、小林選手が見事なトラップで裏に抜け出します。
 小林選手、ゴール前を確認し、ファーサイドに詰めていたジェイ選手へ、狙いすましたパスを送ります。
 ジェイ選手、マークする槙野君にうまく体を預けながら、ダイレクトで合わせます。
 左足のシュートが、見事、ゴールネットを揺らしました。
 1−2、磐田が再び突き放します。

 アディショナルタイムは4分。
 浦和は、リスクを負って攻め込みます。
 しかし、磐田もカミンスキー選手を中心に、体を張って守ります。

 レフェリーのホイッスルが鳴り、試合終了。
 結局、1−2で磐田の勝利に終わりました。
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 試合通じてのシュート数は、浦和が12本に対し、磐田が8本。
 浦和は、多くの時間帯で押し込みながらも、決めきれずに痛い星を落としました。
 
 磐田は、浦和のサッカーをよく研究していましたね。
 徹底して、浦和のパスワークを分断しにきました。
 最終ラインを高く設定したまま、コンパクトな陣形を保ち、中盤で人数をかけて浦和のボールホールダーにプレッシャーをかけ続けました。
 2トップの最終ラインへのプレスも厳しかったです。
 浦和の選手たちは、立ち上がりから想定外の圧力を掛けられたことで、浮足立ち、ミスが目立ちました。
 磐田の先制点は、そのような状況から生まれたものです。

 磐田の守備は、ボールサイドに寄っていたため、逆サイドはフリーになることが多かったです。
 浦和も、それがわかっていて、サイドチェンジのパスを送ろうとしていました。
 しかし、磐田の圧力に負けて、なかなか成功しませんでした。

 今季の浦和は、前から前からプレッシャーをかけて、よりアグレッシブなサッカーを目指しています。
 自分たちが攻めているときはいいですが、受けに回ったときの脆さが、この試合で露呈してしまいました。

 浦和は、ACLの試合日程との絡みで、週2試合の過密日程が続いています。
 体力的にかなり厳しい状況だったのは、間違いありません。
 しかし、それは最初から分かりきっていたことですし、過密日程をこなすだけの戦力も持っています。
 言い訳にはなりませんね。

 今後、浦和と対戦するチームは、この日の磐田の戦い方を参考にしてくるでしょう。
 前線から激しいプレスをかけてくる相手を、どう攻略するのか。
 今季、優勝を狙うためには、早々に解決しなければならない宿題ですね。

 浦和の攻撃で目立ったのは、ズラタン。
 前線で動き回り、ポストプレーに、裏に飛び出す動きに、と大車輪の活躍でした。
 残念なのは、周囲と連動する動きが、今ひとつだったこと。
 今後、試合をこなしていくことで改善していくことでしょう。
 期待したいです。

 もう一人、途中出場の石原君。
 怪我で戦列は離れていて、ほぼ1年ぶりのリーグ戦復帰でした。
 ですが、早速、柏木君のゴールをアシストし、結果を残してくれました。
 これからコンディションを上げていけば、大きな戦力アップになることは、間違いありません。
 こちらも、期待したいです。

 開幕2試合目にして、早くも黒星を喫した浦和。
 確かに痛いですが、修正すべき部分が早い段階で見つかってよかった、と前向きにとらえたいです。
 この敗戦を糧に、さらにレベルアップした浦和のサッカーをみせてほしいです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 次節は、土曜日にアビスパ福岡と、ホーム・埼スタで戦います。
 幸いなことに、今週は、ミッドウィークにACLの試合がありません。
 1週間で、体と心をしっかりリフレッシュして、臨みたいところ。
 体勢を立て直し、勝点3を奪いたいですね。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『柏レイソル vs 浦和レッズ』(’16 1st 第1節)

 2月27日の土曜日、Jリーグ1stステージの第1節が各地で行なわれています。
 待ちに待った2016年シーズンの幕開け。
 実力伯仲の戦国リーグ、今年はどんなドラマが繰り広げられるのでしょうか。
 楽しみです。

 浦和レッズは、柏レイソルと、アウェイ・日立柏サッカー場での対戦です。
 浦和は昨季、1stステージを無敗で優勝しました。
 しかし2ndステージでの失速が響き、年間トータルの勝点では、サンフレッチェ広島に次ぐ2位。
 プレーオフでも、年間3位のガンバ大阪に敗れ、悲願のタイトル奪還はなりませんでした。

 今季は、ミシャが指揮して5年目のシーズンです。
 戦術も徹底され、戦力も整ってきました。
 足りないのは、「優勝」という結果のみです。
 選手たちの頑張りに期待しましょう。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:遠藤 槙野 森脇
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 興梠 武藤
 FW:李


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 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、遠藤君、槙野君、森脇君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは右に李君、左に武藤君。1トップに興梠君。

 柏の最終ラインは4枚。
 フラットに並んで、ゴール前の中央を固めます。
 相手ボールのときは、全員が引いて守る、リトリート・サッカー。
 ボールを奪ってからのカウンターにすべてを懸けます。

 立ち上がりから、アウェイの浦和がボールを圧倒的に支配し、優位に進めます。
 中盤でリズムよくパスをつなぎ、柏ゴールに迫ります。

 30分の浦和、右サイドを抜け出した関根君が、右足でセンターリング。
 逆サイド武藤君がワンバウンドしたボールを胸で押し込み、ボールがそのままゴールへ・・・・。
 しかし、相手ゴールキーパーの中村選手が、間一髪でかき出します。
 惜しくも、ゴールならず。

 42分の柏、ゴール前右サイドでパスを受けた茨田選手が、振り向きざま、右足の強烈なシュート。
 ボールは枠をとらえましたが、西川君が横っ飛びで押さえ、ピンチを脱します。
 結局、前半はそのまま、0−0のスコアレスで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が8本、柏が3本。
 この数字通り、浦和が終始、ペースを握った45分でした。
 浦和の選手たちは、コンディションよさそうですね。
 シーズン緒戦とは思えない動きのよさ。
 ボールへの寄せも早く、パスも気持ちよくつながり、質のよい攻撃が展開されました。
 あとは、フィニッシュだけです。
 ここの部分は、試合勘がものをいいますね。
 選手交代も含め、なんとかぶ厚い黄色い壁を崩してほしいところです。

 後半開始。
 前半の流れを引き継ぎ、浦和ペースで進みます。

 52分の浦和、柏陣内でクリアボールを阿部君がカット。
 ルーズボールとなり浮いたボールを、ゴール前の李君が体を張って収めます。
 李君、ボールをキープしたままターンし、強引に左足でシュート。
 ボールは枠をとらえましたが、中村選手が横っ飛びで弾きます。

 こぼれたボールに飛び込んだのが、ファーサイドにいた武藤君。
 右足のシュートが、見事、ゴールネットを揺らしました。
 1−0、浦和が待望の先制点を奪います。

 リードした浦和は、選手交代のカードを切ります。
 62分、李忠成選手に代わってズラタン選手。
 ズラタンは1トップに入ります。
 興梠君が1列下がって、右シャドーへ。

 64分の柏、右サイドを相手陣からつないで、オリヴェイラ選手が粘ってシュート。
 西川君が弾いたボールを、田中順也選手がシュート。
 このボールも西川君が弾きますが、こぼれ球がファーサイドに詰めていた大谷選手の前に。
 大谷選手、フリーで右足で豪快にゴールに蹴りこみました。
 1−1,柏が同点に追いつきます。

 同点に追いついた柏は、勢いづいて浦和陣に攻め込みます。
 68分の柏、カウンターから右からのセンターリング。
 このボールに途中出場の山中選手がフリーで頭で合わせます。
 しかし、強烈なヘディングシュートはポストを直撃し、ゴールならず。

 流れを変えたい浦和は、次々と2枚の選手交代カードを切ります。
 73分、柏木陽介選手に代わって那須大亮選手。
 80分、関根貴大選手に代わって駒井善成選手。

 那須君は、ボランチの一角に、駒井君は、右のワイドにそれぞれ入ります。

 84分の浦和、右からのコーナーキック。
 キッカーの武藤君の右足から放たれたボールは、ニアサイドのズラタンの頭にドンピシャリ。
 狙いすましたヘディングシュートが、ゴール左隅に吸い込まれました。
 2−1、浦和が再び勝ち越しに成功します。

 アディショナルタイムは6分。
 柏の最後の力を振り絞っての反撃も、浦和が体を張った守備でしのぎ切りました。
 試合終了のホイッスルが鳴り、2−1で浦和の勝利に終わりました。
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☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆


 今シーズンの幕開けにふさわしい、緊張感のある、集中した好ゲーム。
 終始、主導権を握った浦和が、接戦をものにして見事、開幕戦を飾りました。
 攻守に柏を圧倒した浦和。

 とくに目立ったのは、守備の充実です。
 相手ボールへのプレッシャーが強烈で、自陣で相手に自由にボールを回させませんでした。
 マッチアップする相手と互角以上に渡り合い、球際の強さをみせてくれました。

 とくに光っていたのは、3バックの中央に入った槙野君。
 素早いカバーリングと高い危機察知能力で、相手のチャンスをことごとく潰しました。
 相手の1トップ、オリヴェイラ選手との1対1は、見応え充分でしたね。

 新戦力の遠藤君も、素晴らしかったです。
 右のストッパーをそつなくこなして、相手の左からの攻撃をほぼ完封。
 ビルドアップにも、積極的に関わって攻撃を陰から支えていました。
 右ワイドの関根君とのコンビネーションが高まれば、攻撃面でもさらに貢献してくれるでしょう。
 とても楽しみです。

 今年の浦和は、攻撃的な守備から試合をつくる。
 そのメッセージは、ミシャの采配に表れていました。
 同点に追いつかれた70分過ぎ。
 運動量の落ちた柏木君の代わりに入ったのは、守備的な那須君でした。
 運動量豊富で当たりの強い那須君を中盤の底に入れることで、中盤のプレスを高めようとの意図からでしょう。
 結果的に、この交代が柏に傾きかけた流れを引き戻し、勝ち越し点に結びつきました。

 攻守に、より攻撃的に進化し、レベルアップする5年目のミシャサッカー。
 試合をこなしていくことで、さらに磨きがかかることでしょう。
 さらなる新戦力の台頭も楽しみですね。 大いに期待したいです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。
 次節は、水曜日にACLを挟み、日曜日にジュビロ磐田と、ホーム・埼スタでの戦いです。
 ホーム開幕戦、快勝して一気に開幕ダッシュをかけたいところ。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ガンバ大阪』(’15 チャンピオンシップ準決勝)

 11月28日の土曜日、J1リーグ・チャンピオンシップの準決勝。
 浦和レッズは、ガンバ大阪とホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。
 天気は快晴で風は穏やか。
 スタジアムは、両チームのサポーターが大勢詰めかけています。
 最高の舞台が整いましたね。

 リーグ戦の年間総合2位と3位のチームが対戦する、一発勝負の大事な一戦です。
 見事勝利し、決勝に進むのは、どちらのチームでしょうか。

 浦和は、2ndステージ最終節でヴィッセル神戸に大勝しました。
 21勝4敗9分の勝ち点「72」という堂々の成績を残し、年間総合2位でレギュラーシーズンを終えました。

 対する大阪は、前節、モンテディオ山形相手に完勝しました。
 前節まで年間勝ち点で3位につけていたFC東京が引き分けたため、土壇場で3位に滑り込み、チャンピオンシップ出場権を獲得しました。

 浦和と大阪のリーグ戦での戦績は1勝1敗の五分。
 この試合が、雌雄を決する試合となります。
 実力伯仲、Jを代表するチーム同士の白熱の試合を期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 那須 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 梅崎 武藤
 FW:李


 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは右に梅崎君、左に武藤君。1トップに李君。

 大阪の最終ラインは4人、高い位置でフラットに並びます。
 選手間の距離を密にしたコンパクトな陣形。
 センターバック2枚を中心に、ゴール前中央をしっかり固めます。
 ボールを奪うと、素早く司令塔・遠藤選手に預け、多彩な攻撃を仕掛けます。

 立ち上がりから、ホームの浦和が優位に試合を進めます。
 サイドを起点に攻撃を組み立て、大阪ゴールに迫ります。

 対する大阪は、カウンターで対抗。
 宇佐美選手が左サイドからの鋭い突破を見せ、浦和ゴールを度々脅かします。

 17分の大阪、カウンターから右サイド、パトリック選手からパスを受けた阿部選手が右足で強烈なシュートを放ちます。
 しかし、ボールは左ポストを叩いて、そのままゴールラインを割ります。

 その後も、お互いに持ち味を出しながら攻め合う両チーム。
 
 結局、前半はスコアレスのまま、0−0の同点で終わります。

 前半のシュート数は、浦和が8本、大阪が2本。
 この数字通り、浦和が優勢に進めた45分でした。
 浦和は、ボールサイドに絞る傾向がある大阪守備陣の弱点をうまく突きました。
 最終ラインからのサイドチェンジのパスで、多くのチャンスを作り出しました。
 とくに右ワイドに陣取る関根君のドリブル突破が目立ちましたね。
 浦和が獲得したコーナーキックの数は5本。そのほとんどは右サイドからでした。
 浦和の攻撃が、いかに機能していたかを示していますね。
 浦和は、後半も前半のいいリズムを保ったまま試合を進め、得点を奪いたいところです。

 後半開始。
 47分の大阪、相手のパスを奪った大森選手が右サイドを突破し、ゴール前中央にオーバーラップした今野選手にパス。
 フリーで受けた今野選手、ゴールキーパーと1対1となり、そのまま右足を振り抜きます。
 強烈なシュートが、西川君の脇を抜けて、ゴールネットに突き刺さりました。0−1、大阪が先制します。

 先制を許した浦和は、前掛かりの姿勢を強め、大阪ゴールを目指します。

 49分の浦和、左サイドオーバーラップした槙野君からのパスを受けた逆サイドの梅崎君、バックステップを踏んでダイレクトで左足シュート。
 ボールは枠をとらえましたが、ゴールキーパーの東口選手が横っ飛びで弾き出し、惜しくもゴールならず。

 59分の大阪、左サイド大森選手がパトリック選手とのワンツーから斜めにカットイン。
 右足で強烈なシュートを放ちますが、宇賀神君がスライディングで足を投げ出し、間一髪でブロック。ゴールを割らせません。

 点を取らなければならなくなった浦和は、2枚同時にカードを切り、勝負をかけます。
 64分、梅崎司選手に代わってズラタン選手。
 64分、那須大亮選手に代わって青木拓矢選手。

 ズラタンは1トップに、青木君がボランチの一角にそれぞれ入ります。
 李君が1列下がって、右シャドーへ。阿部君が1列下がって3バックの中央へ。

 ミシャは、超攻撃的なオプションで、勝負を掛けます。
 
 72分、右からのコーナキックを得た浦和。
 キッカーの柏木君の左足から放たれたボールはファーサイドの森脇君の頭へ。
 森脇君、ドンピシャのタイミングで頭で合わせてヘディングシュート。
 しかし、ボールはクロスバーを叩き、ボールは高く跳ね上がります。
 このルーズボールにズラタンが、ジャンプ一番頭から飛び込みます。
 ズラタン、ディフェンダーより頭一つ抜け出し、強烈なヘディングシュートを大阪ゴールに叩き込みました。1−1、浦和が同点に追いつきます。

 浦和は、最後の選手交代を行います。
 75分、宇賀神友弥選手に代わって平川忠亮選手。

 平川君は右ワイドに入ります。
 関根君が、左ワイドに回ります。

 浦和が同点に追いついたことで、試合はさらにヒートアップします。
 局面、局面でのボールの奪い合いが激しくなり、ピッチ上に倒れる選手も多くなります。
 ボールの動きも速くなり、お互いのゴール前での迫力あるシーンも増えます。
 しかし、両チームの守備陣の頑張りもあり、スコアは動かず、1−1のまま。

 アディショナルタイム4分も終わりに近づいたとき、浦和にこの試合最大の決定機が訪れます。

 90+4分、右サイドでボールをキープしたズラタンからの落としを受けた森脇君が右足でクロスボールを送ります。
 このボールに合わせたのは、ファーサイド武藤君。
 至近距離から渾身のヘディングシュートを打ち込みます。
 しかし、ボールは東口選手の正面に飛んでしまい、惜しくもゴールならず。

 その直後、後半終了のホイッスル。
 試合は1−1の同点のまま決着がつかず、前後半15分ずつの延長戦に持ち込まれます。

 延長に入っても、試合の流れは変わりません。
 ボールをキープして試合の主導権を握るのは浦和。
 大阪は、カウンターに活路を見出します。

 両チームの選手たちが、残った体力を振り絞って相手ゴールを目指します。
 しかし、守りも守りで、体を張ってゴールを死守し、得点を与えません。

 一進一退の攻防が続き、時間だけが過ぎていく延長戦。

「このまま、PK戦に突入か・・・・」
 そう誰もが思い始めた延長後半の終了間際に試合が動きます。

 118分の大阪、ゴールキーパーからつないで遠藤選手を経由し、中央のパトリック選手へパスが通ります。
 パトリック選手、ディフェンダーを引きつけて、右サイドの米倉選手へパス。
 中を確認した米倉選手は、ファーサイドを駆け上がった藤春選手へ、ふわりとした浮き球クロスを送ります。
 藤春選手、タイミングを合わせて右足ダイレクトでシュート。
 コースを狙ったボールが西川君の手をかすめて、ゴール右隅に吸い込まれました。1−2、大阪が勝ち越しに成功します。

 終了間際の失点に気落ちした浦和に大阪が追い打ちを掛けます。

 120+1分、浦和陣内中央でフリーキックを得た大阪。
 キッカーの遠藤選手がクイックスタート。
 浦和守備陣の不意をついてゴール前に飛び込んだパトリック選手に縦パスを送ります。
 パトリック選手、飛び出して防ごうとした西川君よりも、一瞬速くシュートを打ち、ゴールに流し込みました。1−3、大阪が突き放します。

 この直後、レフェリーの笛が鳴り、タイムアップ。
 結局、1−3で大阪の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 両チーム、死力を尽くしての総力戦は、大阪が試合終了直前の得点で浦和を振り切って勝利しました。
 両チームの選手たちのこの勝負に懸ける想い、気迫、プライドがひしひしと伝わる試合。
 勝敗を抜きにして、サッカーというスポーツの面白さ、プレーオフ独特の緊張感を楽しめた名勝負でした。

 試合通じてのシュート数は、浦和が23本。大阪が15本。
 終始押し気味に試合を進めていたのは、ホームの浦和。
 前半から、ピッチを広く使った分厚い攻めで、決定機を何度もつくりました。
 しかし、相手ゴールキーパーの好守もあって決めきれなかった。
 結果的には、それが最大の敗因となってしまいました。

 決勝点となった大阪の2点目は、大阪のディフェンダーのゴールキーパーへのバックパスが自陣のゴールポストに当って跳ね返ったところから始まりました。
 あわやオウンゴールの大ピンチが、十数秒後には、歓喜の瞬間に化ける。
 サッカーというスポーツの持つ魔力の恐ろしさを改めて教えてくれた試合でした。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 ミシャが監督となって4年目。
 長いリーグ戦を振り返ると、浦和のチームとしての成長を強く感じたシーズンでした。

 試合終盤で多くの得点を奪った集中力の高さ。
 先制されても、焦ることなく追いつき追い越せるメンタル面の強さ。
 何人かの選手が抜けても、それを補える選手層の厚さ

 1stステージの無敗優勝や昨季より大きく伸びた勝ち点に、それは結果として表れていますね。
 何より、シーズン最終盤にこの試合のような高いクオリティの試合をできたこと。
 それが、浦和の成長を示す確固たる証拠でしょう。

 浦和が今季、レギュラーシーズンで積み上げた勝ち点「72」は、2006年にJリーグ初優勝したときとまったく同じ勝ち点です。
 それにもかかわらず、またしても、優勝に手が届きませんでした。
 本当に、悔しい思いでいっぱいです。
 しかし、この悔しさが、より強いチームになるための肥やしになります。
 臥薪嘗胆。
 この苦い経験を糧に精進を重ねて、来季、再び同じ舞台に立ち、十倍にしてやり返しましょう。

 チームの進む方向に間違いはありません。
 大事なのは、とにかく「続けること」です。
 今の自分たちのスタイルを維持したまま、長所を伸ばし、欠点を克服していく。
 その先に、悲願の年間王者のタイトルがあります。

 優勝するために、あと必要なものは何なのか。
 監督、それに選手一人一人が、しっかり考えて、次の戦いに臨んでほしいです。

 来季こそ、最高の歓喜の瞬間が訪れることを信じて・・・・・。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ヴィッセル神戸』(’15 2nd 第17節)

 11月22日の日曜日、J1リーグ・2ndステージの第17節。
 浦和レッズは、ヴィッセル神戸とホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は、前節、川崎フロンターレ相手との攻め合いの死闘の末に痛み分け。
 惜しくも勝ち点3を逃し、目標にしていた年間最多勝ち点の座は、限りなく遠のいてしまいました。
 しかし、可能性がある限り、あきらめずに全力を尽くしたいところ。
 まずは、この試合に勝つことです。

 対する神戸は、前節、松本山雅FCに後半ロスタイムの得点で劇的な勝利を収めました。
 攻撃陣が好調で、ここにきて上り調子のチームです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:加賀 永田 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 高木 武藤
 FW:李


 試合開始。
 浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右から、加賀君、永田君、槙野君。ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 ワイドは右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは右に高木君、左に武藤君。1トップに李君。

 試合は早々に動きます。
 2分の浦和、相手のクリアを奪った阿部君が素早く右サイドの関根君に展開。
 関根君、最終ライン裏のスペースに抜け出してゴール前にグラウンダーのクロスを送ります。
 このボールに合わせたのは武藤君。
 相手ゴールキーパーの目の前で反転しながら右足のかかとに掛けます。
 鮮やかなヒールシュートが神戸ゴールに飛び込みました。1−0、浦和が先制します。

 これで勢いづいた浦和は、追い打ちをかけます。

 9分の浦和、右サイド、関根君からパスを受けた高木君。
 斜めに切り込みながら、絶妙のタイミングでスルーパスに反応したのは李君。
 高木君のつくったスペースにうまく使ってオフサイドギリギリで抜け出します。
 最後は、スライディングしながら左足でシュート。
 見事、ゴールに流し込みました。2−0、浦和がリードを広げます。

 こうなると、勢いが止まらない浦和。
 かさにかかって神戸に襲いかかります。

 13分の浦和、サイドチェンジのパスを受けた左サイドの宇賀神君が絶妙のスルーパスを李君に送ります。
 李君、このボールをフリックして前方の槙野君へつなぎます。
 最前線でポスト役となった槙野君、相手を引きつけてフォローした柏木君へ落とします。
 ゴール前中央、フリーでパスを受けた柏木君はダイレクトで右足シュート。
 難なくゴールを陥れました。3−0、浦和が一気に突き放します。

 神戸の最終ラインは3人。
 守備のとき、両ウイングバックが浦和の両ワイドをケアして5バックとなります。
 ボールを奪うと、素早くサイドに展開し、スピードと技術のある前線の3人(渡邉選手、森岡選手、石津選手)に託します。

 25分の神戸、安田選手がカウンターから左サイドを突破しセンターリング。
 渡邉選手がゴール前中央、ダイレクト右足で合わせます。
 ボールは枠をとらえましたが、西川君が横っ飛びのファインセーブ。ゴールを割らせません。

 しかしその直後、26分の神戸、カウンターから中央でワンツーのリターンパスを受けた石津選手がペナルティエリアの外から右足で強烈なミドルシュート。
 グラウンダーのボールが西川君の手をかすめて、ゴール左隅に飛び込みました。3−1、神戸がようやく一矢を報います。

 神戸は選手交代などで体勢を立て直し、浦和の攻勢をなんとか水際で防ぎます。
 ボールを保持して試合を主導権を握り続けた浦和でしたが、最後の部分で正確性を欠きます。追加点を奪うことはできません。

 結局、前半はそのまま3−1で浦和リードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が6本、神戸が2本。
 この数字通り、浦和が終始、ペースを握った45分でした。
 立ち上がり、神戸は最終ラインと前線の間が空いてしまい、中盤のプレスが機能しませんでした。
 浦和は、神戸守備陣のスキを見逃しませんでしたね。
 緩いマークを難なくかわし、テンポよくパスをつないで得点を重ねることができました。
 ただ、相手は智将・ネルシーニョ監督。
 策を練って、後半巻き返してくるでしょう。油断は禁物。
 浦和は、決して気持ちで受け身に回らないことです。
 逆に、カウンターから得点を決めてトドメを刺してしまいたいところ。

 後半開始。
 立ち上がりから、リードを許した神戸が前掛かりになり、攻撃的な姿勢を強めます。
 試合の流れを引き戻したい浦和は、選手交代のカードを切ります。
 59分、高木俊幸選手に代わってズラタン選手。

 ズラタンは1トップに入ります。
 李君が1列下がって、右シャドーへ。

 65分の神戸、左サイド、浦和の最終ラインに圧力をかけてボールを奪った森岡選手がドリブルで持ち込み、ゴールキーパーと1対1に。
 森岡選手、西川君の動きを見て、冷静に右足シュート。
 ボールはゴール右隅に吸い込まれました。2−3、神戸が追いすがります。

 1点差まで詰められ、尻に火がついた浦和。
 2枚目の選手交代のカードを切って流れを変えます。
 71分、武藤雄樹選手に代わって青木拓矢選手。

 青木君は、ボランチの一角に入ります。
 柏木君が、一列上がって左シャドーへ。

 その直後、加賀君が相手との接触で足を痛めて負傷退場を余儀なくされます。

 浦和は、やむなく最後の選手交代。
 75分、加賀健一選手に代わって梅崎司選手。
 梅崎君は、左シャドーに。
 柏木君が、再びボランチへ。阿部君が一列下がって右ストッパーへ。

 77分の浦和、右サイド相手陣でボールを奪ってショートカウンターを発動。
 李君がドリブルで持ち上がりスルーパスを放ちます。
 このボールに、オーバーラップした青木君が反応し、右足シュート。
 見事、ゴール左隅に沈めました。4−2,浦和が再び突き放します。

 再び2点差となって気落ちした神戸に、浦和がたたみ掛けます。

 84分の浦和、中央でズラタンが相手ディフェンダーと競り合いながらもボールをキープし、後ろからフォローした柏木君にパス。
 柏木君、ドリブルで持ち上がりながら、右サイドを駆け上がる李君へサイドチェンジ。
 パスを受けた李君、ゴール前を確認してグラウンダーのセンターリング。
 このボールに梅崎君が右足で合わせてシュート。
 難なくゴールに突き刺しました。5−2、浦和がダメ押しの1点を奪います。

 アディショナルタイムは4分。
 すでに安全圏に逃げ込んでいる浦和は、自陣でパスを回して神戸をいなしながら時間をつぶします。
 そして、試合終了のホイッスル。5−2で浦和の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 合わせて7ゴールが飛び出した乱戦は、浦和が貫禄を示して大差で勝利。
 今季限りでの引退を表明した啓太の花道を、見事に白星で飾りました。

 試合通じてのシュート数は、浦和が11本。神戸が6本。
 久しぶりにホーム最終戦を白星で飾った浦和。
 結果としては申し分のない試合でしたが、内容的にはかなり課題の残るものでした。

 とくにゴールキーパーも含めた最終ラインの不安定さは、今後の戦いに向けての最大の不安材料です。
 失点場面以外にも、守備陣の連携の悪さから、決定機をつくられる場面がしばしばありました。
 この試合では、神戸の決定力不足に助けられ、2失点だけですみました。
 しかし、チャンピオンシップではそうもいかないでしょう。
 早急な対策が望まれます。
 怪我で今節出場できなかった、那須君と森脇君の状態も気になりますね。

 守備の不安定さは、攻撃にも影響を及ぼしました。
 最終ラインを高く保ったまま、前線に人数をかけて迫力のある攻撃は、見られずじまいでした。
 それでも大量点を奪えたのは、プレーの精度が良かったから。
 少ない人数で少ない決定機を確実にものにすることができました。
 11本のシュートで5得点、ものすごい効率の良さですね。

 ホームでの最終戦。シーズン最多勝ち点のかかった試合。
 5万人を超す大観衆。啓太の浦和での最後のリーグ戦。

 さまざまな要因が、選手たちの気持ちに火をつけ、集中力を高めたのでしょう。
 立ち上がり怒涛の3得点は、この試合に賭ける選手の想いがボールに乗り移ったかのようでした。

 神戸の守備のまずさにも、大いに助けられましたね。
 最終ラインに人数をかけたはいいけれど、浦和の1トップを抑えきれずに攻撃の起点を簡単に作られていました。
 ラインの統率もとれていなかったのでオフサイドもとれず、浦和の選手たちに簡単に裏のスペースに入り込まれました。
 さらに、前線と最終ラインの間は人数が少なくスカスカでした。
 浦和の中盤は、簡単にパスを回して攻撃を組み立てることができましたね。
 司令塔の柏木君も、この試合では思う存分ピッチを駆け回り、抜群の存在感を発揮しました。

 浦和の5得点は、いずれも流れの中でのもの。
 絡んだ選手の特長が活かされた、素晴らしいゴールばかりでした。
 得点者がすべて違うのも、どこからでも点がとれる浦和の良さです。
 武藤君、李君、柏木君、梅崎君。
 決めるべき人がしっかり決めて、気分よく“最後の決戦”に臨むことができますね。
 チャンピオンシップでも、期待したいです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次はいよいよチャンピオンシップ準決勝、1週間後の土曜日、宿敵・ガンバ大阪とホーム・埼スタで対戦します。
 負けたらそこで終わり。一発勝負の大事な戦いです。
 大阪とは、今季のリーグ戦の戦績は1勝1敗の五分。
 実力の拮抗したチーム同士の白熱の一戦となることは間違いありません。
 ホームアドバンテージを活かして大阪を倒し、広島が待ち受ける「頂上決戦」への切符を手にしましょう。

 ここまできたら、あとは「気持ち」の勝負です。
 自分たちのサッカーができれば、絶対に勝てる。
 浦和の誇りを胸に、最後まで浦和のスタイルを貫き通したいですね。

 選手たちは、最高のコンディション、モチベーションで試合に臨むこと。
 サポは、その選手たちを最後まで全力で応援すること。

 自分たちのサッカーができれば、絶対に勝てる。
 浦和の誇りを胸に、最後まで浦和のスタイルを貫き通してほしいです。
 選手、スタッフ、サボが一丸となって、悲願の年間王者に向けて突き進んでいきましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!

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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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