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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 柏レイソル』(’14 第24節)

 9月20日の土曜日。関東は朝から曇り空。午後からは小雨もぱらつくすっきりしない天気。

 気温も低めで、半袖では肌寒いほどでした。

 この日、JリーグJ1の第24節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、ナイトゲームでホーム・埼玉スタジアムで柏レイソルとの対戦です。

 前節、浦和はアウェイで清水エスパルスを攻守に圧倒して2連勝。再び上昇気流に乗ってきました。

 ホームで難敵・柏を下して首位固めといきたいところです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 啓太 阿部 宇賀神 李 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。

 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と李君。1トップに興梠君。

 柏は、最終ラインに3人が並んで中央をしっかり固めます。両WBにもマークをつけ5バック気味の守備。

 前線は1トップの工藤選手の裏にシャドー2人を配する布陣。
 
 立ち上がりからボール支配率に勝る浦和が試合の主導権を握ります。

 決定機も何度かつくりましたが、最後の詰めが甘く、得点には至らず。

 対する柏は、中盤でプレスをかけ、ボールを奪ってからのカウンターに活路を見出します。

 21分の浦和、相手陣内で得たフリーキックからチャンスをつくります。

 キッカーの柏木君の素早いリスタートから右サイドへ展開。ボールはフリーで待ち構えていた平川君へ。

 平川君、中を確認してから右足でセンターリング。このボールに飛び込んだのは那須君。

 那須君、勢いよく助走をつけてジャンプ一番、叩きこむような強烈なヘディングシュートを放ちます。

 ボールはピッチでワンバウンドし、勢いよく跳ね上がり、相手ゴールキーパーの手を弾き、ゴールネットの天井に突き刺さりました。1-0、浦和が先制します。

 平川君、絶妙のセンターリングでした。この得点シーンだけでなく、質の高いクロスを何本も上げて好機を演出していました。

 那須君、上から地面に叩きつける、ヘディングのお手本のような見事なシュートでした。

 後ろから飛び込んいったぶん、完全にノーマークでした。

 浦和はさらに追い打ちをかけます。

 28分、左サイド槙野君から中央の興梠君へロングフィードが通ります。

 興梠君、胸トラップでボールを浮かせながら体を反転し、右足ダイレクトで右隣りで待ち構えていた李君へパス。

 李君、中央へドリブルしてマーカーを引きつけてからヒールパス。

 パスを受けたのは柏木君。李君が動いてできたスペースに飛び込みます。

 柏木君、ドリブルでペナルティエリア内に切れ込み、相手ディフェンダーを2人を交わして左足を振り抜きます。

 強烈なシュートがゴールネットに突き刺さりました。2−0、浦和が突き放します。

 前線3人の絶妙のコンビネーションから生まれた得点。
 
 興梠君のキープ力の高さ、ボディーコントロールのうまさ。

 李君の視野の広さ、スペースをつくる動きの巧みさ。

 柏木君の裏に飛び出す動き鋭さ、ゴール前の冷静さ。

 すべてがうまくかみ合いましたね。

 流れの中での得点ということでは、今季一番のビューティフルゴールかもしれません。

 その後も、テンポよくパスをつないで攻撃のリズムをつくる浦和有利の試合展開は変わらず。

 前半終了間際、浦和の集中力が落ちたところを柏がつけ込みます。

 44分の柏、浦和ゴール前で細かいパスを何本もつなぎ、最後は右からのクロスを高山選手がヘディングシュートをゴール右隅に沈めました。2−1、柏が追いすがります。

 2点リードの余裕が「このまま前半を終えれば・・・」という油断を生みましたね。

 少しずつチェックが甘くなり、柏に自由にゴール前でパスを回されてしまいました。

 前半は2−1、浦和のリードで折り返します。

 前半の浦和はシュート数は6本。柏は2本。

 内容的には圧倒した浦和でしたが、得点差はわずかに1点。

 44分までは浦和の狙い通りの展開でしたが、そうそううまくはいきませんね。

 2点は取ったものの、決定機の数を考えれば、ちょっと物足りなかったです。

 後半は、攻める気持ちを忘れず、先に追加点をとって柏の戦意を喪失させたいところ。

 後半開始。

 51分、浦和が相手ゴールキーパーのパントキックのミスをからボールを奪い、素早く柏ゴール前に展開します。

 ペナルティエリア内、フリーでボールを受けた興梠君が相手ゴールキーパーと1対1になり、倒されてペナルティキックを得ます。

 このプレーで、柏ゴールキーパーの菅野選手は2枚目のイエローカードとなり退場となります。

 ペナルティキックのキッカーは興梠君。右足で冷静に沈めました。3−1、浦和が貴重な追加点を奪い突き放します。

 興梠君、わざとゴール前でドリブルのスピードをゆるめて、相手ゴールキーパーのファールを誘いましたね。

 あの場面で、瞬時に冷静な判断が下したのはさすがです。

 再び2点差。浦和はさらにフィールドプレイヤーが一人多いという圧倒的優位な立場に立ちます。

 浦和は省エネモードに切り替えて相手の出方をうかがいます。

 残り20分からは、今後の戦いも見据えて余裕の選手交代。逃げ切りを図ります。

 71分、李忠成選手に代わって梅崎司選手。
 75分、鈴木啓太選手に代わって青木拓矢選手。
 85分、柏木陽介選手に代わって山田直輝選手。

 なお、83分には柏・エドゥアルド選手が2枚目のイエローカードを受けて退場。

 柏は9人での戦いとなり、さらに苦しくなります。

 アディショナルタイムは4分。

 浦和は2人少ない柏を攻めて4点目を狙いにいきましたがかなわず、そのままタイムアップ。

 3−1で浦和の勝利に終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 内容、スコアともに浦和が柏を圧倒した試合。

 攻めては、前半からほぼ一方的にボールを支配し、多彩な攻撃で相手ゴールを脅かし続け、守っても、攻撃から守備への切り替えが速く、相手に速攻を許しませんでした。

 浦和の前線の3人の流動的な動きに柏ディフェンスはついてこれませんでしたね。

 とくに、興梠君のパフォーマンスの良さは光りました。

 最前線でボールを収め、簡単に左右にはたいてから、裏のスペースを狙う。

 この動きを繰り返すことで、柏守備陣にかなりのプレッシャーを与えていました。

 柏の2度の退場劇を影で演出したのは興梠君でしょう。それくらい相手にとって厄介な存在でした。

 4試合連続の4得点とはいきませんでしたが、それでも3得点。

 得点力の高さがキープできているのは、本当に心強いです。

 その要因は得点のパリエーションの豊富さ。

 セットプレーからでも流れの中からでも、速攻でも遅攻でも、中からでも外からでも得点が取れます。

 とくにショートカウンターから少ない人数で仕掛ける攻撃は、切れ味抜群ですね。

 ここにきて、ミシャのサッカーが完全に選手たちに浸透してきた感じです。

 得点者が特定の選手に偏っていないのもいいですね。

 全員で攻めて全員で守る、浦和のサーカーが体現できている証拠です。

 相手チームからすると、後ろから浦和の選手がどんどん湧き上がってくるような不気味さを感じることでしょう。

 リザーブも含めた選手たちのコンディションも良好のようです。

 気温が下がって動きやすくなるこれからの季節、さらにパフォーマンスが上がってくるでしょう。

 今後の戦いが、本当に楽しみです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサボの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節、浦和は中2日空けてアルビレックス新潟とアウェイで対戦します。

 いよいよリーグ戦も残すところ10試合。ここからが本当の戦いです。

 1試合1試合全力で勝ち点「3」を奪いにいく。その積み重ねが、優勝を引き寄せます。

 選手・スタッフ・サポが一丸となって突き進みましょう。

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【Jリーグ観戦記】『清水エスパルス vs 浦和レッズ』(’14 第23節)

 9月13日の土曜日。関東は朝から晴れ。

 日中の日差しは強く、まだ残暑は厳しいものの、吹く風はすっかり秋を感じさせる涼しさです。

 この日、JリーグJ1の第23節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、デーゲームで清水エスパルスとアウェイ・エコパスタジアムでの対戦です。

 前節、大宮アルディージャとのさいたまダービーを圧勝で制した浦和。

 今節はナビスコ杯の2試合を挟んでの2週間ぶりのリーグ戦。アウェイで連勝して首位固めといきたいところてす。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 鈴木 阿部 宇賀神 李 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。

 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と李君。1トップに興梠君。

 清水は、最終ラインに3人が並ぶ布陣。中央をきっちり固めてスペースを与えない守備です。

 前線は3トップ。長身のノヴァコヴィッチ選手をセンターに両翼がワイドに開いた陣形です。
 
 立ち上がりはボールが落ち着かず、一進一退の攻防が続きましたが、ボール支配率に勝る浦和が徐々にペースをつかみます。

 対する清水は、しっかり引いてブロックをつくり、カウンター狙いです。

 最初に決定機をつくったのは、ホームの清水。

 14分、高木(俊)選手の左からのクロスにファーサイドのノヴァコヴィッチ選手が右足ダイレクトで合わせますが、ボールはバーを叩きます。

 先制点を決めたのは、アウェイの浦和。

 22分、カウンターから中央の李君が持ち込みディフェンスを引きつけ、右サイドを駆け上がった平川君にパス。

 平川君、後ろからフォローした森脇君へダイレクトでマイナスの折り返し。

 フリーでボールを受けた森脇君、右足でグラウンダーのシュート。ボールはゴール右隅に転がり込みました。1-0、浦和が先制します。

 浦和らしい、分厚い攻撃が実を結んだ得点でした。

 カウンターからの素早い攻撃に清水のディフェンスは完全に後手に回っていましたね。

 森脇君がボールを受けたタイミングで、浦和の選手がボックスの中に3人待ち構えていました。

 清水としては、後方から上がってきた森脇君までマークする余裕はなかったでしょう。

 森脇君のシュートはジャストミートではありませんでしたが、ボールの飛んだコースが幸いしました。

 浦和はさらに畳み掛けます。

 28分、右サイドで李君が自陣の森脇君からのロングフィードに素早く反応します。

 李君、相手ディフェンスの裏に抜け出し最終ラインを突破し、ゴールキーパーと1対1に。

 最後はゴールキーパーの動きを見ながら左足でニアサイドを射抜きました。2−0、浦和が突き放します。

 李君は清水の高い最終ラインの裏のスペースを狙っていましたね。シュートも落ち着いていました。

 李君の動きを見逃さなかった森脇君もさすがです。

 結局、前半は2−0のまま、浦和のリードで折り返します。

 前半の浦和はシュート数はわずか2本。しかし、いずれも得点につなげました。

 一方の清水も2本。バーに阻まれたノヴァコヴィッチ選手のシュートがありましたが、得点に結びつかず。

 浦和が決定力の高さを見せつけた前半でした。

 内容的にも、清水を押しこむ時間帯が多く、浦和の狙い通りの前半だったといってもいいかもしれません。

 後半も、点を取りに前掛かりに来るであろう清水のスキを突いて貪欲に追加点を狙って欲しいですね。

 後半開始。

 清水はノヴァコヴィッチ選手をトップ下に下げ、2トップにシステム変更します。

 しかし、試合の流れは前半同様、浦和に傾いたまま。

 前にボールを運ぼうとする清水を待ち構え、守備の網にかけてショートカウンターを狙います。

 チャンスはつくるものの、なかなかモノにできなかった浦和でしたが、72分、待望の追加点を奪います。

 浦和は右コーナーキックのチャンス。キッカーは柏木君。

 左足から放たれたボールは、ニアサイドに飛び込んだ槙野君の頭にドンピシャで合いました。

 強烈なヘディングシュートがネットに突き刺さりました。3−0、浦和が決定的な3点目を奪います。

 清水は直前の選手交代の影響もあってか、セットプレーの守備が少し混乱していたようです。

 槙野君は完全にフリーの状態でヘディングシュートを打つことができました。

 柏木君のプレスキックの質も相変わらずの精度の良さです。

 清水の反撃は76分、左コーナーキックのチャンスからニアサイドで平岡選手が頭でねじ込みました。3−1、清水が一矢報います。

 このゴールに息を吹き返した清水は、中盤の運動量が増えボールを支配して試合の主導権を奪います。

 浦和は選手交代を立て続けに行ない、清水に傾いた流れをなんとか引き戻そうとします。

 78分、宇賀神友弥選手に代わって梅崎司選手。
 82分、李忠成選手に代わって青木拓矢選手。
 87分、平川忠亮選手に代わって永田充選手。

 しかし、期待した効果は得られず、清水が優勢のまま。

 浦和は相手の勢いに押されるの苦しい展開が続きましたが、清水のミスに救われます。

 90+1分、相手ゴールキーパーがクリアミス、ボールは興梠君の足元へ。

 興梠君はそのままゴール前まで持ち込みシュート。

 ボールは相手に弾かれますが、クリアボールが再び清水の選手に当たって跳ね返り、そのままゴールイン。

 清水のオウンゴールとなりました。4−1、浦和がダメ押しの4点目を奪いました。

 アディショナルタイムは4分。

 勝利を確信しているスタジアムの浦和サポからは「Pride of URAWA」の大合唱が始まります。

 サポの力強い後押しを受けて、浦和が清水の捨て身の反撃をしのぎきり、そのままタイムアップ。

 4−1で浦和の勝利に終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 終わってみればスコア、内容とも浦和が圧倒した試合。

 首位を突っ走るチームと下位に低迷するチーム、両者のチーム状態がそのまま現れたゲームでした。

 勝負の分かれ目は、先制点でした。

 清水は、最初のシュートでノヴァコヴィッチ選手がフリーで決めきれず。

 逆に浦和は、そのすぐ後、得意のカウンターからきっちり先制点を奪うことに成功しました。

 最初のシュートをめぐる攻防が、その後の試合展開を決めてしまいましたね。

 リーグ戦は、これで3試合連続の4得点。ここにきて得点力が上がってきたのは心強いです。

 前線の3人、この日は興梠君、李君、柏木君でしたが、コンビネーションが抜群でした。

 3人が流動的にポジションを入れ替えながら鋭い攻撃を繰り出していました。

 1人がクサビのボールを受けたら、1人が裏のスペースを狙って飛び込む。

 リズムよくつながるパスが相手に的を絞らせませんでした。選手たちの間で攻撃のイメージが共有されているのでしょう。

 長い時間をかけて構築してきたミシャの戦術が完成の域に入ってきた感じがします。

 選手たちのコンディションも良さそうですね。運動量は最後まで落ちませんでした。

 夏場、うまく選手を入れ替えながらやりくりしてきた成果が表れています。

 悲願のJリーグ制覇に向けて抜かりなし。視界良好です。

 あとは、目の前の試合一つひとつに全力を注ぎ込むだけですね。

 今後の戦いが、本当に楽しみです。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサボの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節、浦和は柏レイソルとホーム・埼スタで対戦します。

 この日の勢いを途切れさせず、きっちり勝ち点「3」を確保したいところです。

 チーム・サポ一丸となって、突き進みましょう。

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 大宮アルディージャ』(’14 第22節)

 8月30日の土曜日。関東は曇りのち晴れ。

 残っていた雨も朝方にはやみ、この時期にしてはかなり涼しく過ごしやすい一日でした。

 この日、JリーグJ1の第22節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、ナイトゲームで大宮アルディージャとホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。

 前節、FC東京との激しい打ち合いの末引き分け、勝ち点「1」を取り合う結果となりました。

 ナビスコ杯も合わせて今年3度目の「さいたまダービー」。しっかりと勝ち切って勢いをつけたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 鈴木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と梅崎君。1トップに興梠君。

 大宮は最終ラインに5人を並べ、浦和の最前線の5人にマンマークをつけています。

 ワントップのムルジャ選手だけ残して9人で守備のブロックを形成し、しっかり守ってからのカウンター狙いを徹底します。

 立ち上がりからホームの浦和が、ボールを圧倒的に保持したまま試合を優位に進めます。

 サイドからのクロスやダイレクトパスから大宮陣を脅かし、決定機を何度も作りだします。

 守っても、ボールを取られたあとの切り替えが早く、大宮に速攻を許しません。

 浦和が圧倒的に攻めこみ、いつ入ってもおかしくない先制点が入ったのは33分。

 浦和、啓太のサイドチェンジのパスから左サイドの宇賀神君が抜け出し、ゴール前にグラウンダーのクロスを送ります。

 このボールに反応したのは、後ろから飛び込んだ梅崎君。

 スライディングしながら、右足ダイレクトでシュート。見事、ゴール左隅に沈めました。1−0、浦和が先制します。

 宇賀神君のターゲットはゴール前で待ち構えていた興梠君でしたが、そのボールを横取りするような感じで梅崎君がスライディングシュート。

 相手キーパーも意表を突かれたのではないでしょうか。
 
 浦和はさらに追い打ちをかけます。

 36分、カウンターから中央を持ち上がった梅崎君が左サイドの柏木君へスルーパス。

 柏木君、中を確認しながらダイレクト左足で浮き球のクロス。

 逆サイドに興梠君がフリーで待ち構えていました。

 ガラ空きとなったゴールにヘディングシュートを叩き込みました。2−0、浦和が突き放します。

 前線の3人のコンビネーションが完ぺきに機能した素晴らしい得点。

 梅崎君がボールを持ち上がると、柏木君と興梠君が左右にサーっと分かれて相手ディフェンスの裏のスペースに走りこむ。

 水が流れるようなスムーズな速攻に、大宮の守備陣は完全に振り回されていました。
 
 結局、前半は2−0のまま、浦和のリードで折り返します。

 前半のシュート数は浦和は9本。大宮は4本。

 内容・結果ともに浦和が圧倒した45分間。

 浦和は人につく大宮の守備を軽快なパスワークで翻弄しました。

 前線で流動的に選手が積極的に動き、できたスペースをうまく使うことができました。

 後半、点をとらなければならない大宮は前掛かりにくるでしょう。

 浦和の選手たちは気持ちで受けに回ることなく、どん欲に追加点を狙ってほしいです。

 後半開始。

 49分、浦和は左からのコーナーキックを獲得します。

 キッカーの柏木君の左足から放たれたボールは低い弾道でゴール中央へ。

 ターゲットはゴール中央の森脇君。

 マークにつく相手選手をうまく押さえながら、ヘディングシュートを豪快に突き刺しました。3−0、浦和が決定的な3点目を奪います。

 森脇君、厳しいマークで身動きがとれない中、よく頭から飛び込みました。

 60分、西川君のパントキックが直接、最前線の興梠君に通ります。

 単騎で大宮陣に侵入し、最後は相手マークに体勢を崩しながらもフォローした宇賀神君にバックパス。

 フリーでボールを受けた宇賀神君、左足で冷静にゴールに沈めました。4−0、浦和がダメを押します。

 その直後、ズラタン選手が左からのクロスに右足でシュート。

 ボールは枠をとらえましたが、西川君が体に当てて弾き出しました。

 この日一番のピンチも西川君を中心とした浦和の鉄壁の守りは崩れませんでした。

 ここから浦和は主力選手を休ませる余裕の選手交代。

 63分、梅崎司選手に代わって李忠成選手。
 69分、鈴木啓太選手に代わって青木拓矢選手。
 73分、興梠慎三選手に代わってマルシオ・リシャルデス選手。

 李君がワントップに、青木君がボランチに、マルシオは2シャドーの一角にそれぞれ入ります。

 大量得点で気分的に落ち着いてしまった浦和は、大宮の必死の攻撃に守勢に回ることが多くなります。

 それでも大宮には決定的なシーンをほとんどつくらせません。

 逆にカウンターから何度か追加点のチャンスをうかがう場面をつくりました。

 アディショナルタイムの4分間も大宮の反撃を難なくしのいでタイムアップ。

 試合は4−0で浦和の勝利に終わりました。



 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 スコア、内容ともに浦和の完勝といえる試合。

 大宮はマンツーマンのマークで、浦和の攻撃の自由を奪おうという意図の守備でした。

 浦和は、大宮の想定をはるかに上回るパフォーマンスをみせてくれました。

 ポジションチェンジやダイレクトパスを多用して、局面局面でうまく数的優位をつくりだしました。

 1対1の球際での攻防も浦和が圧倒していました。攻守の切り替えの早さも素晴らしかったです。

 課題だった、先制点をとった後の追加点がすぐに取れたことも心理的に大きかったですね。

 守っても、相手の攻撃のキーマンである家長選手に決定的な仕事をさせず、前線の長身の外国人選手もディフェンダー陣が体を張った対応で封じ込めました。

 ダービーで、しかも2試合連続の大量4得点に加えて2試合ぶりの無失点での快勝。

 自分たちのサッカーに自信を持つという意味でとても大きな試合だったのではないでしょうか。

 浦和はこの日の勝利で、優勝争いにおいて勝ち点で頭ひとつリードすることができました。

 3年目となるミシャ・サッカーは戦術理解度を増しています。

 夏場の連戦も選手をやりくりしながら乗り切り、怪我人も復帰して、これ以上ないチーム状態に仕上がっています。

 9月以降の戦いが本当に楽しみになってきましたね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサボの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 次節はナビスコ杯の試合があるため2週間後。浦和は清水エスパルスとアウェイで対戦します。

 リーグ戦も残り3分の1です。

 暑い夏もそろそろ終わり、これからが本当の意味での戦いといえます。

 これまで積み上げてきたことを見失わず、さらに完成度を高めて来るべき勝負に備えてほしいです。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『FC東京 vs 浦和レッズ』(’14 第21節)

 8月23日の土曜日。関東は晴れたかと思えば、時おり雨もちらつくなど不安定な一日でした。

 この日、JリーグJ1の第21節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、ナイトゲームでFC東京とアウェイ・味の素スタジアムで対戦しています。

 前節、浦和は粘るサンフレッチェ広島を振り切り、再び首位に返り咲きました。

 リーグ戦ここ5試合連続無失点と堅い東京の守備を崩して連勝といきたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 鈴木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と梅崎君。1トップに興梠君。

 東京は最終ラインに4枚のディフェンスが並ぶ布陣。
 中央はセンターバック2枚とボランチでしっかり固ます。

 中盤でボールを奪ってからのカウンター攻撃が徹底していますね。

 1トップの平山選手にボールを預けて攻撃の起点をつくり、両サイドから鋭い突破を仕掛けます。

 試合は早々に動きます。

 6分の浦和、相手ボールを自陣で奪いカウンター。

 右サイドを平川君がドリブルで持ち上がり、中央の啓太へグラウンダーのパス。

 啓太はダイレクトで左サイドへはたき、梅崎君の足元へ。

 梅崎君、中央へ切り返して相手マークを動かしてから右足でシュート。

 グラウンダーのボールが相手ゴールキーパーの動きの逆をついてゴール左隅に吸い込まれました。1-0、浦和が先制点を奪います。

 梅崎君、中央に切り返す前に、いったん逆側にフェイクを一回入れたことでディフェンダーの動きが一瞬止まりました。
 そのスキを見逃さず、よく打ち切りましたね。

 東京もすかさず反撃します。

 9分、右からのコーナーキック。後ろから走りこんだ高橋選手がニアサイドで頭に当てて角度を変えたボールは西川君の伸ばした手の上を越えて、逆サイドネットの内側を揺らしました。1−1、東京が同点に追いつきます。

 東京はさらに追い打ちをかけます。

 15分の東京、左サイドで平山選手のスルーパスに反応した武藤選手が、最終ラインの裏に飛び出しゴールキーパーと1対1になり、右足でシュート。

 体を投げ出して防ごうとした西川君の脇を抜けてゴールに転がり込みました。1−2、東京が逆転に成功します。

 東京の勢いは止まりません。

 23分、徳永選手のゴール前へのクロスに反応した河野選手が、競り合った森脇君のショルダーチャージを受けて倒されます。

 東京にペナルティキックが与えられます。

 倒された河野選手が自ら決めて1−3、東京が突き放します。

 東京の前線からのプレスが強烈です。

 出しどころに困って後ろでパスをつないでいる浦和の選手たちに容赦なく襲いかかります。

 苦しまぎれに出した前線へのパスを東京の両ボランチ(米本選手、高橋選手)にことごとくカットされ、カウンターを浴びる苦しい展開が続きます。

 浦和は疲れもあるのでしょうか、前線の動きが少ないですね。

 焦れた柏木君がかなり下がった位置でボールを受けて攻撃を組み立てています。

 43分の浦和、左サイド深くまでドリブル突破した興梠君が相手ディフェンスのスライディングで足を引っ掛けられて倒れされます。

 主審の判定はファール。今度は浦和がペナルティキックを獲得します。

 キッカーは興梠君。右足でゴール中央に蹴り込みました。2−3、浦和が追い上げます。

 この1点は大きいです。後半に望みをつなぐことができました。

 前半は2−3のまま、東京のリードで折り返します。

 浦和は前半だけで3失点。
 ここまでの堅守からは考えられない低調さでした。

 中途半端な位置でボールを奪われては、ショートカウンターを浴びて浅い最終ラインの裏をとられる悪いときのパターンにはまってしまいました。

 簡単なパスミスやオフサイドの取り逃しなど、集中力を欠く場面も目立ちましたね。

 3点はとられましたが、まだ1点差。
 勝つチャンスは十分に残っています。

 気持ちを入れなおして後半に臨んでほしいです。

 後半開始。

 サポの気持ちが通じたのか、立ち上がりから浦和が前掛かりに攻め続けます。

 前線にボールが収まるようになり、攻撃に厚みが出てきました。

 60分の浦和、左サイドでオーバーラップした槙野君が東京の守備を強引にこじ開けて左足でシュート。

 相手ディフェンダーのブロックされますが、跳ね返りを梅崎君が拾いすぐさま右足でシュート。

 これも相手にブロックされますが、そのこぼれ球が中央にしぼっていた平川君の足元へ。

 平川君、スライディングしながら左足で合わせてシュート。

 回転のかかって弧を描いたボールが右のサイドネットに吸い込まれました。3−3、浦和がついに同点に追いつきます。

 選手たちの気迫のこもった波状攻撃でした。

 平川君、難しいバウンドでしたがよくダイレクトで合わせましたね。気持ちでねじ込んだゴールでした。

 しかしそのすぐ後、東京に一瞬のスキを突かれてしまいます。

 64分の東京、左サイドで横パスを受けた武藤選手が中央に切れ込みながら右足でシュート。

 マークについていた槙野君の足下を抜けたボールがゴール左隅に吸い込まれました。3−4、東京が再び突き放します。

 何とか追いつきたい浦和は、攻撃的な選手を立て続けにピッチに送り込みます。

 71分、平川忠亮選手に代わってマルシオ・リシャルデス選手が入ります。
 78分、宇賀神友弥選手に代わって李忠成選手が入ります。

 マルシオと李君は2シャドーの位置に入ります。
 森脇君が右WB、梅崎君が左WB、阿部君が右ストッパー、柏木君がボランチへそれぞれスライドしています。

 なりふり構わず点を取りにいく、超攻撃的なオプションですね。

 そんな浦和の勝利への執念が実ったのは80分。

 東京陣左サイド深く、ヘディングのこぼれ球を拾おうとした李君の腹部に相手ディフェンダーの膝が入ります。

 審判の判定はファール。浦和はこの試合2回目のペナルティキックを獲得します。

 李君が自ら左足で豪快に蹴りこんで4−4。再び浦和が同点に追いつきます。

 李君、プレッシャーのかかる場面でしたが、古巣から強烈なブーイングにも動じることなく冷静に決めました。

 83分、浦和は最後の選手交代。

 梅崎司選手に代わって関根貴大選手が入ります。

 関根君はそのまま左WBに入ります。

 その後も両チームが攻撃を繰り出しますが、得点には至りません。

 アディショナルタイムは5分。

 スタジアムの浦和サポからは「Pride of URAWA」の大合唱が始まります。

 サポの声援が選手たちを強烈に後押ししますが、あと一歩及ばず、試合終了のホイッスル。

 試合は4−4の引き分けに終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 内容はともかく、スリリングで手に汗握る熱戦でした。

 両チーム4点ずつを取りあう大乱打戦は、まるで花火大会のようなでした。

 東京は浦和のサッカーを十分に研究していました。

 両翼の2人(武藤選手、河野選手)は浦和の“アキレス腱”ともいえる高い最終ラインの裏のスペースをつねに狙っていました。

 前線からのプレスも徹底していましたね。
 最終ラインから出た苦しまぎれのパスを出させて、両ボランチを中心にパスの受け手を挟み込んでボールを奪っていました。

 ボールを取りにいくポイントがチームで徹底されていたのでしょう。
 とくに前半、浦和は起点となるクサビのボールをほとんど入れることができませんでした。

 体力の落ちた後半にプレスが緩み、浦和がなんとか盛り返して同点に追いつくことができましたが、本当にきわどい勝負でした。
 
 浦和はもちろん、反省すべきことは反省して次節以降に生かさなければなりません。

 それはそれとして、一時は2点差をつけられていた試合を負けなかったことはポジティブに考えたいですね。

 この日勝ち点積み上げた勝ち点「1」は非常に価値があります。
 おかげで浦和は首位をキープすることができました。

 どんなに苦しい状況に追い込まれても、諦めずに勝ち点を積み上げられたのは、チームとして大きく成長した証拠です。

 勝ち点という「結果」が問われるこれからの時期。

 今日のような強いメンタリティを持って戦えることは、大きなアドバンテージになります。

 長期離脱していたマルシオも戻ってきました。

 混戦となった優勝争いがますます楽しみになりますね。

 選手の皆さん、スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 次節は大宮アルディージャとのさいたまダービーです。

 ダービーに順位やチーム状況は関係ありません。絶対に負けてはいけない試合です。
 相手も普段以上の力を発揮するでしょう。油断は禁物です。

 全力で戦い、取りこぼさずに勝ち点「3」をゲットしましょう。

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs サンフレッチェ広島』(’14 第20節)

 8月16日の土曜日。関東は日中はよく晴れ、真夏の暑さが戻ってきました。

 風が少し強め、大気が不安定で夕方突然の雷雨に見舞われた地域も多かったです。

 この日、JリーグJ1の第20節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、ナイトゲームでサンフレッチェ広島とホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。

 前節、浦和は川崎フロンターレとの決戦に破れ、リーグ戦では10試合ぶりの敗戦を喫しました。

 埼スタに戻って仕切り直しです。
 昨季J王者の広島を叩いて勢いを取り戻し、再び無敗街道を突っ走りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 永田 槙野 
 MF:平川 鈴木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 累積警告で今節出場停止の那須君に代わって永田君が入っています。



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、永田君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と梅崎君。1トップに興梠君。

 広島のシステムも浦和と同じ3−6−1です。

 守備のときには両WBも最終ラインに入って5人が浦和の最前線の5人にマンツーマンで張りつく形になります。

 他のポジョンもマークする選手がきっちり重なるミラーゲームとなりました。

 球際に強く、1対1の勝負に負けないことがいつも以上に求められますね。

 立ち上がりから、ボール保持率で上回る浦和が優位に試合を進めます。

 浦和はディフェンスラインを高く保って、パスを回しながらチャンスをうかがいますが、しっかり引いて守る広島にパスコースを消されて攻撃の形をつくれません。

 試合が動いたのは20分過ぎ。

 22分の浦和、右サイド森脇君から興梠君へクサビのパスが通りますが、広島ディフェンダーがファールで阻止。

 浦和が中央少し右寄りの絶好の位置でのフリーキックを得ます。

 キッカーは柏木君。
 左足から放たれたボールがきれいな放物線を描いて広島ゴールを襲い、右ポストを直撃します。

 跳ね返ったボールがゴール前に詰めていた阿部君の足元へ。

 阿部君、ダイレクト右足で押し込んでゴールネットを揺らしました。1-0、浦和が先制します。

 柏木君、惜しくもゴールはなりませんでしたが、素晴らしいフリーキックでした。

 壁の中に入った味方選手の頭の上から鋭く落としてゴール右隅を狙う、イメージ通りでしたね。

 阿部君も、シュートコースがら空き状態でしたが慌てることなく冷静に押し込みました。

 リードを許した広島でしたが、前に出てくる様子はなくカウンター狙いを徹底します。

 浦和が後ろでボールを回しながらスキをうかがう展開は変わらず、いたずらに時間が過ぎていきます。

 結局、1−0で浦和リードのまま前半を折り返します。

 前半のシュート数は浦和は4本。広島は何と0本。

 得点こそ入っていますが、両チームともあまり動きのない、見ていて退屈な45分でした。

 広島は終始カウンター狙い、前からプレスをかけることもなく、自陣に引っ込んだままでした。

 浦和もボールを最終ラインで回すばかりで、広島の守備をこじあけようという意欲はあまりみられませんでした。

 マンツーマンでマークされている上、前線の選手の動き出しもあまり見られず、クサビのパスが入る回数が少なかったですね。

 浦和は最近、先に点をとっても後半に追いつかれてしまい、勝ち切れない試合が続いています。

 広島は、浦和が後半半ばに失速することを計算に入れて、後半勝負に賭けているのでしょう。

 浦和としては、早めに試合を決める追加点を奪い、集中力を切らさずにそのまま無失点で終わらせたいところです。

 後半開始。

 ハーフタイムに監督から激が飛んだのでしょう。

 両チームの意識が攻めにも向かうようになり、ボールをめぐる駆け引きが激しくなります。

 お互いにペナルティエリア内まで攻めこむシーンが増えてきました。

 69分の浦和、ここが勝負どころと見たミシャは、選手交代のカードを2枚同時に切ります。

 鈴木啓太選手に代わって青木拓矢選手。梅崎司選手に代わって李忠成選手。

 青木君はボランチ、李君は2シャドーの一角へ。

 74分の浦和、相手コーナーキックの流れから鋭いカウンター。

 最後は李君が右サイドから斜めに切り込み、左足で強烈なシュートを放ちますが、相手ゴールキーパーの好守に阻まれて惜しくもゴールならず。

 84分、浦和は最後の選手交代。

 柏木陽介選手に代わって関根貴大選手。

 点をとらなければならない広島は必死の攻撃を繰り返します。

 サイドにボールを散らしてセンターリング、中央で合わせようとしますが浦和の守備も粘り強く対応し、ゴールを割らせません。
  
 90分を過ぎ、アディショナルタイムに入った終了間際、広島にビッグチャンスが到来。

 ポストでボールを受けた皆川選手のヒールパスから柴崎選手が裏に抜け出し、ゴールキーパーと1対1となりシュートを放ちます。

 ここは西川君が体を投げ出しながらキャッチするスーパーセーブをみせて、この日最大のピンチを切り抜けます。

 そのまま試合終了のホイッスルが鳴ります。

 試合は1-0で浦和の勝利に終わりました。


 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 主力選手の離脱、それに蒸し暑さや連戦の疲れの影響でしょう。

 全体的に見せ場の少ない、内容のとぼしいゲームでした。

 お互いに相手のカウンターを警戒しすぎるあまり、攻撃であと一歩が踏み込めませんでした。

 浦和は、マンマークで厳しくチェックされていたということもありますが、攻撃のスイッチとなる縦パスをなかなか入れられずに苦戦しました。

 せっかく入ったクサビのボールも、周りの動き出しが少なく、結局後ろに戻さざるをえなくなるというシーンが目につきました。

 元気不在の影響がまたしても浮き彫りになった試合でした。

 同じシステムで戦うチーム同士、お互いに相手の長所も短所もすべて把握しています。

 手の内が相手に見透かされているやりにくさが、両チームの選手たちから思いきりの良さを奪ってしまっていました。

 内容はともかく、浦和にとってこの日の勝ち点「3」は、とても大きな意味をもちます。

 ここ3試合勝ち星から遠ざかっていましたから、選手たちもやっと一息つけるのではないでしょうか。
 連敗しなかったことも大きいですね。

 今の時期、内容よりも結果。勝ち点をどれだけ積み上げられるかです。

 そういう意味では、浦和の選手たちは最悪のコンディションの中、それぞれの仕事をまっとうして最高の結果を残してくれました。
 
 選手の皆さん、スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 次節はFC東京とのアウェイ戦です。
 またまた上位対決です。厳しい戦いは続きますね。

 チームとサポが一丸となって、この真夏の連戦を乗り切りましょう。

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【Jリーグ観戦記】『川崎フロンターレ vs 浦和レッズ』(’14 第19節)

 8月9日の土曜日。関東は朝から曇空。

 台風の影響で湿度は高め、風も強め、気温はこの時期にしては低めの一日でした。。

 この日、JリーグJ1の第19節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、ナイトゲームで川崎フロンターレとアウェイ・等々力陸上競技場で対戦しています。

 前節、浦和は終了間際の劇的弾でヴィッセル神戸と引き分け。
 2位に順位を落としたものの、貴重な勝ち点「1」を積み上げました。

 勝ち点4差の3位に迫る川崎との上位直接対決。今後の優勝争いを左右する大一番です。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 鈴木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と梅崎君。1トップに興梠君。

 川崎の最終ラインは3人。ボランチの2人と連動して、浦和の中央の3人(興梠君、柏木君、梅崎君)を抑えにいきます。

 前線では攻撃力のある3人がワイドに開いて、浦和の高いディフェンスラインの裏を狙います。

 開始早々、いきなり試合が動きました。

 2分の浦和、左サイド阿部君がゴール前にロングボールを入れますが、相手ディフェンダーがヘディングでクリア。

 浮いたルーズボールが詰めていた梅崎君の足元へ。

 梅崎君、右足をダイレクトで振り抜き、相手ゴールキーパーの手を弾いて、ゴールに吸い込まれました。1−0、浦和が先制します。

 ボールの落ち際をタイミング合わせてインステップでジャストミート。
 抑えの効いた素晴らしいボレーシュートでした。

 川崎もすかさず反撃。

 3分、左サイドの中村選手からのパスを中央で受けた森谷選手が右足でシュート、グラウンダーのボールが左ゴールポストを直撃します。

 そのボールに詰めたのはレナト選手。左足で何なく押し込みました。1−1、川崎が同点に追いつきます。

 その後、アウェイの浦和がボール支配率で上回り、試合を優位に進めます。
 1タッチ2タッチでパスを回して川崎ディフェンスにプレッシャーを掛け続けます。

 20分過ぎ位から、川崎もリズムを取り戻し、両チーム一進一退の攻防が繰り広げられます。

 お互いにゴール前まで攻めこむシーンを数多く作りますが、ディフェンス陣の体を張った守備もありゴールにはいたりません。

 前半は、1−1の同点のまま終了。

 前半のシュート数は浦和は4本(川崎は3本)。

 攻守の切り替えが速く、めまぐるしく展開の変わる前半でした。
 
 お互いに最終ラインを上げて攻撃しつつも、相手のカウンターへの警戒は怠りありませんでした。

 とくに一本のパスで状況を打開できるキープレーヤー、川崎の中村選手、浦和の柏木君へのマークは厳しいものがありました。

 後半も、一瞬でもスキを見せたほうが負け。
 そんな剣豪同士の一騎打ちを思わせる試合となりそうですね。

 後半開始。

 前半からの流れを引き継ぎ、お互いにパスをつないで攻め合う展開。

 58分の浦和、興梠君が左サイドの柏木君にスルーパス。

 柏木君、ドリブルで川崎陣を深くえぐり、左足でセンターリング。

 そのボールに興梠君が頭から飛び込んで合わせますが、惜しくもバーの上。

 前線の運動量が落ちてきたと見たミシャは、選手交代のカードを切って攻撃にテコ入れします。

 59分、平川忠亮選手に代わって関口訓充選手。
 70分、梅崎司選手に代わって李忠成選手。

 関口君が右WB、李君が2シャドーの一角へ。

 72分の浦和、李君が最終ラインの裏に飛び出して強烈なヘディングシュートを放ちます。

 ジャストミートしたボールは完全に枠をとらえていましたが、相手ゴールキーパーがかろうじて手に当てて、コーナーキックに逃れて惜しくも得点ならず。

 78分の川崎、左サイドを駆け上がったレナト選手が中央の中村選手へパス。

 ボール受けた中村選手、右サイドフリーで待ち構えていた大久保選手にボールを送ります。

 大久保選手、ワントラップして落ち着いて右足でシュート。ボールは見事左サイドネットの内側に突き刺さりました。
 1−2、川崎が逆転に成功します。

 大久保選手、正確なトラップからの右足シュート、あの場面で冷静さを失わずに打ち切ったのはさすがです。

 79分、浦和は最後の選手交代のカードを切ります。

 鈴木啓太選手に代わって青木拓矢選手。

 前がかりに攻め続ける浦和でしたが、カウンター狙いに的を絞った川崎の守備をこじ開けることができません。

 疲れと焦りから、パスミスも多くなり、思うような攻撃を組み立てられないまま時間が過ぎます。
  
 後半のアディショナルタイムは3分。

 勝利を信じるスタジアムの浦和サポからは「Pride of URAWA」の大合唱も起こります。

 最後のコーナーキックはゴールキーパーの西川君まで参加して執念を見せるも得点できず、そのままタイムアップ。

 結局、試合は1−2で川崎の勝利に終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 攻撃型パスサッカーを志向するチーム同士の熱戦は、ホームの川崎の勝利に終わりました。

 一口に「パスサッカー」といっても、両チームのコンセプトは異なります。

 長短のパスを織り交ぜ、局面で数的優位をつくってスペースをこじ開けていくのが浦和。

 ボール保持者の周りを選手がバランスよく動くことで、複数のパスコースを確保してつないでいくのが川崎。

 どちらも高い個人技と高度な戦術理解が必要ですが、両チームの選手はしっかりとこなしており、見応えのある試合でした。

 内容的にはどちらに転んでもおかしくない試合。明暗を分けたのは、勝負どころでの決定力でした。

 点をとった大久保選手のフリーになる動きと冷静なシュートはもちろん、中村選手のスペースに走り込む動きも素晴らしかったです。

 体力的に厳しい時間帯に相手のスキを見逃さなかった彼らは、やはりさすがです。

 浦和はあの時間帯、ほとんどの選手の足が止まっていました。

 相手ボールになっても戻れず、ディフェンスラインの前に広大なスペースを空けてしまいました。

 結果的に中村選手にそのスペースをうまく使われて、得点を許してしまいました。

 夏場は体力的にきつく、とくに浦和のようなポゼッションサッカーのチームには試練であることは間違いありません。

 至近3試合で2分け1敗と完全に勢いが止まった浦和。

 夏場の連戦はまだまだ続きます。ここからが正念場です。

 このまま勝ち点を取りこぼして、ズルズルと順位を下げてしまう事態だけは避けなければなりません。

 本当の勝負は10月以降。残り10試合を切ってから。

 それまで辛抱しながら勝ち点を積み上げて、上位をキープしたいところです。

「これだけ勝てなくても、まだ2位にいる」とプラスに考えたいです。

 選手の皆さん、スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 次節は、昨季のJリーグ王者・サンフレッチェ広島との対決です。

 優勝を狙うには、連敗は許されません。プライドに賭けても勝ち点「3」を。
 
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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ヴィッセル神戸』(’14 第18節)

 8月2日の土曜日。関東は晴れ。

 日中は風もほとんどなく、ただ立っているだけで汗がしみ出してくる蒸し風呂のような暑さでした。

 この日、JリーグJ1の第18節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、ナイトゲームでヴィッセル神戸とホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。

 前節、浦和は鹿島アントラーズとの死闘を引き分け。
 勝ち点「1」を積み上げ、前半戦を首位で折り返しています。

 ヴィッセル神戸に前回対戦で完敗した借りを返し、再び連勝街道を突っ走りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 鈴木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と梅崎君。1トップに興梠君。

 対する神戸は4人−4人の2ラインを敷いてゾーンで守ります。

 中央を固めて浦和のクサビのボールを抑えこみ、攻撃のスイッチを入れさせない狙い。

 攻撃は最前線のマルキーニョス選手を中心とした速攻が中心です。

 浦和は時間とともにリズムよくパスが回り出し、試合の主導権を握ります。

 11分の浦和、中央の興梠君がクサビのボールをワンタッチで右サイドの柏木君にはたきます。

 柏木君が中央に折り返したボールを梅崎君がディフェンダーと競り合いながらダイレクト右足でシュートを放ちますが、惜しくもポストの右に外れます。

 先制点は、ホームの浦和。

 17分の浦和、左サイド阿部君からゴール前にグラウンダーのフィード。

 梅崎君がまたいでスルーしたボールを興梠君が後ろ向きでトラップし、素早く反転して右足でシュートを放ちます。

 ボールは見事、ゴールキーパーの手をかすめてゴール左隅に吸い込まれました。1-0、浦和が先制します。

 興梠君、トラップして振り返った瞬間、マークがはがれてシュートコースが空いた一瞬のスキを見逃しませんでした。
 これで2試合連続の得点、いよいよエンジン全開といった感じでしょうか。

 その後も、最終ラインを高く保ったまま圧力をかける浦和が主導権を握ったまま試合が進みます。

 35分の神戸、カウンターから抜け出した森岡選手がゴールキーパーと1対1となり、左足でシュートを放ちます。
 
 ここは西川君が倒れみながら両足でブロック、体を張った守備でゴールを割らせません。

 前半は、1-0で浦和リードで終えます。

 前半のシュート数は浦和は4本(神戸は3本)。

 浦和は、ボールを支配して決定機を多く作っていた割にはシュート数が少なかったですね。

 1トップの興梠君へのボールの収まりがよく、周りの選手が安心して動くことができました。
 
 ワンタッチでパスをつないで相手のテンポよく守備を崩していく浦和の攻撃は見ていて爽快感がありますね。

 あとは最後の部分、シュートにつなげることだけ。

 後半はクロスやラストパスの精度をさらに上げて、得点を積み重ねてほしいです。
 
 後半開始。

 立ち上がりから前半からの流れを引き継ぎ、浦和優位の展開。

 62分、右からのコーナーキックを得た神戸。

 キッカーの蹴ったボールが中央の河本選手の頭にドンピシャリ。
 強烈なヘディングシュートがゴールネットに突き刺さりました。1−1、神戸が同点に追いつきました。
 
 その直後、浦和は選手交代のカードを2枚続けて切ります。

 63分、鈴木啓太選手に代わって青木拓矢選手。
 65分、平川忠亮選手に代わって関根貴大選手。

 関根君が右WB、青木君がボランチの一角へ。

 フレッシュな選手を入れ、仕切り直そうとした矢先でした。

 神戸に一瞬のスキを突かれます。

 69分の神戸、浦和陣深く左サイドで途中出場のシンプリシオ選手がキープして、オーバーラップした高橋選手にタイミングよくパス。

 高橋選手、そのまま斜めにドリブルで切り込み、最後は倒れ込みながら右足で狙いすましたシュート。

 グラウンダーのボールがゴール右隅に吸い込まれました。1−2、神戸が逆転に成功します。

 76分、浦和は最後の選手交代。

 森脇良太選手に代わって李忠成選手。

 阿部君が左ストッパーへ、柏木君が一列下がってボランチへ、李君が2シャドーの一角に入ります。

 興梠君と李君はほぼ横並びの関係。2トップに近い形ですね。

 超攻撃的なオプション。後がなくなった浦和はなりふり構わず点を取りにいきます。

 中央に人数をかけてゴールにカギをかける神戸に対して、浦和はあの手この手でこじ開けようとしますが、
 
 後半のアディショナルタイムは4分。

 90+3分、右サイドでボールを持った柏木君が早いタイミングでゴール前にセンターリング。

 中央で李君が潰れますが、できたスペースにファーサイドから飛び込んできたのは那須君でした。
 
 那須君、相手ディフェンダーに競り勝って、強烈なヘディングシュートを神戸ゴールに突き刺しました。
 2−2、浦和が土壇場で同点に追いつきます。

 昨季、数多くのゴールで浦和の窮地を救った男、那須君がこの大事な場面でやってくれました。

 リーグ戦ここまでノーゴールのうっぷんを晴らす見事なヘディングシュートでした。
 本当にいざというときに頼りになる選手です。
 
 柏木君もファーサイドの那須君を見逃さず、最高のクロスを上げました。

 結局、試合はそのまま2−2の引き分けに終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 猛暑の中、お互いにすべてを出し切った熱戦は痛み分けのドローという結果に終わりました。

 浦和は、前線にボールがしっかり収まり、中央、両サイドからバランスよく攻撃を組み立てることができました。

 攻撃のバリエーションが増え、選手の意思疎通もとれてコンビネーションが熟成されてきた感じがしますね。

 反省点は、前半に何度もあったチャンスを決めきれなかったことに尽きます。

 神戸は主力選手が複数、出場停止となっていて戦力が落ちているうえに、最初から守備的な戦術をとってきました。

 浦和は前半早々に先制点をとったことで「これでもう大丈夫」という雰囲気がチームの中に広がってしまったのでしょう。

 後半、受け身になって集中力を欠いてしまった時間帯があり、神戸のギアチェンジについていけずに逆転を許しました。

 選手交代も後手後手になってしまい、難しい展開になってしまいました。

 選手も監督も、この試合での反省を教訓として今後に生かしてほしいです。

 それでも最後に力ずくで1点をもぎとって引き分けに持ち込んだことは評価できますし、チームの成長を感じさせます。

 関根君のスピードと李君の高さをオプションとして勝負どころで使えることは、控え選手を含めた総合力の高さを示していますね。

 神戸の2点目を決めたのは、元浦和の(高橋)峻希でした。

 左サイドバックとして出場した峻希は、得点を決めたシュートはもちろん、豊富な運動量と攻守に粘り強い対応で浦和を苦しめました。

 大事な試合で手痛い“恩返し”をされてしまいましたが、成長した姿を見られた嬉しさもありましたね。

 これからの活躍にも期待したいです。

 ピッチコンディションが厳しい今の時期、大切なのは内容より結果。
 どれだけ勝ち点を積み上げられるか、です。

 それを考えると、後半ロスタイムに同点に追いついた浦和としては「負けなかった」ゲームとポジティブにとらえるべきでしょう。

 あとで振り返ったとき、この勝ち点「1」が大きかった、といわれるかもしれません。
 それくらい価値あるドローでした。

 選手の皆さん、スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 次節は、強豪・川崎フロンターレとの上位対決です。
 今季の優勝争いを大きく左右する重要な一戦。どちちも負けるわけにはいきません。

 暑さの中の連戦が続き、疲労もピークとなる頃です。

 体調をしっかり整えて、ベストのパフォーマンスを見せてもらいたいです。

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ』(’14 第17節)

 7月27日の日曜日。関東は晴れて、日中うだるような暑さ。

 夕方に雷雨があっていくぶん和らぎましたが、蒸し暑さは夜になっても続きました。

 この日、JリーグJ1の第17節が各地で行なわれています。

 浦和レッズは、ナイトゲームで鹿島アントラーズとホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。

 前節、浦和は最下位に沈む徳島ヴォルティスに快勝。リーグ戦の連勝を「4」に伸ばしてます。

 宿敵・鹿島をホームで下して連勝をさらに伸ばし、着々と首位固めといきたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:関根 鈴木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、啓太と阿部君のコンビ。
 WBは右に関根君、左に宇賀神君。2シャドーに柏木君と梅崎君。1トップに興梠君。

 対する鹿島は最終ラインに4人、フラットに並べる布陣です。

 センターバックとボランチで中央を固めて、浦和の攻撃の3人(興梠君、柏木君、梅崎君)に簡単にボールを入れさせない守備。

 攻めては、ボランチの小笠原選手を起点に素早いカウンターを仕掛けます。

 11分の鹿島、柴崎選手が右サイド少し遠めの位置から右足で強烈なシュート。
 ボールは枠をとらえましたが、西川君が体を張ったセービングで弾き出します。

 20分の浦和、右サイドの森脇君から中央の梅崎君へグラウンダーのパス。

 梅崎君、ダイレクトでふわりとした浮き球をゴール前の興梠君へ送ります。

 興梠君、相手ディフェンダーと競り合いながらも、左足でフリーで待ち構えていた柏木君に落とします。

 柏木君、走り込んで左足ダイレクトで蹴りこみましたが、ボールはディフェンダーに当たってゴールの右に外れました。

 右からのコーナーキックを得た浦和。キッカーは柏木君。

 中央の那須君が頭でそらしたボールは、ファーサイドの森脇君の足に当たって興梠君の足元へ。

 興梠君が体を張りながらリターンしたボールを森脇君が右足でシュート。

 このボールはディフェンダーに弾かれますが、興梠君がしっかり詰めてゴールに押し込みました。1-0、浦和が先制です。

 興梠君のポストプレーヤーとしての能力の高さが光った得点。

 特に、コーナーキックにつながった柏木君のシュートを呼び込んだワンタッチパスは見事でした。

 那須君が頭でそらして、後ろの森脇君がシュートを放つというパターンは、練習で何度もやってきた形なのでしょう。
 
 見事にはまりましたね。セットプレーは相変わらず強力な武器ですね。

 鹿島もすかさず反撃。

 30分、カウンターからダビ選手のスルーパスを受けて右サイド抜けだした柴崎選手がゴール前フリーとなり右足で強烈なシュート。

 狭いニアサイドの上を射抜いてゴールに突き刺さりました。1−1、鹿島が同点に追いつきます。

 柴崎選手、キーパーの動きを冷静に見ながら視線でフェイクも入れて西川君の逆をつきました。心憎いほどの落ち着きです。

 その後も、ボールポゼッションで圧倒して攻める浦和に対して、ゴール前をしっかり固めてボールを奪ってからの速攻にかける鹿島とお互いに持ち味を出しながら、一進一退の攻防を繰り広げます。

 44分の浦和、ディフェンスラインからのクサビのボールが中央の興梠君に入ります。
 興梠君、ダイレクトで左に叩いてボールはフリーの柏木君へ。

 柏木君、素早く体を反転させて、左足ダイレクトでシュート。
 しかし、ここは相手ディフェンダーがかろうじて触ってボールは枠の外へ。

 前半は、1-1の同点で終わります。

 前半のシュート数は浦和は7本、鹿島は5本。

 得点も同じ、決定機の数もほぼ同数で、内容的には五分五分という印象です。

 鹿島に得点を許して無失点記録が途切れたあと、浦和の守備陣の集中力が途切れてズルズルと失点を重ねてしまうのでは、と心配しましたが、杞憂でしたね。

 気持ちの切り替えはさすがでしたね。

 浦和は狙い通り、最終ラインを高く保ってボールを保持しながら鹿島に圧力を掛け続ける攻撃ができています。

 後半も、相手のカウンターに注意しながらも攻める気持ちを忘れず、貪欲にゴールを狙ってほしいです。

 後半開始。

「なにがなんでも勝ちたい」というこの試合に懸ける気持ちの表れでしょう。

 立ち上がりから、両チームの攻防が激しさを増し、ゴール前での迫力あるシーンが何度も見られるようになります。

 後半も15分を過ぎたところで、ここが勝負どころとみたミシャは、攻撃的なカードを次々と切ります。

 63分、関根貴大選手に代わって関口訓充選手。梅崎司選手に代わって李忠成選手。

 73分、鈴木啓太選手に代わって青木拓矢選手。

 関口君が右WB、青木君がボランチの一角、李君が2シャドーへ。

 暑さで消耗した中盤に活力を入れます。

 77分の鹿島、左サイド、ディフェンスラインの裏に抜けだしたダビ選手がゴールキーパーと1対1となってシュートを放ちますが、西川君が右手一本で弾き出します。

 その後も両チームの意地と意地とのぶつかり合う激しい球際のプレーが続きます。
 
 両チームのサポの応援もヒートアップします。

 後半のアディショナルタイムは4分。

 両チーム死力を尽くして攻め合いますが、点を奪うまでには至らず。

 結局、1−1の引き分けに終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 両チームの意地とプライドがぶつかり合った死闘。まれに見る熱戦でした。

 お互いに持ち味を出した攻撃の応酬は、見応え充分。

 両チームの選手たちの技術力の高さ、戦術的な理解度、そしてメンタルの強さは、さすがJリーグを代表するクラブ同士の戦いだと思わせるものでした。

 真夏の蒸し暑い最悪のコンディションの中、これだけのレベルの高い試合を作り上げた選手たちには拍手を送りたいです。

 初のスタメン出場となった関根君。

 右サイドで攻撃のアクセントとして効いていました。
 不慣れな守備も粘り強く対応し、無難にこなしていました。

 足の速さと物怖じせずに果敢にドリブルで勝負を仕掛ける大胆さは、これからの浦和の大きな武器になりそうですね。

 元気が抜けて物足りなさが目立っていた、個での打開力を期待できる貴重な存在です。

 さらに経験を積んで、成長してほしい選手です。

 久しぶりのスタメン出場となった啓太も、運動量の多さと危機察知能力の高さは相変わらず。

 ボールを奪われた後スペースを消して、鹿島のカウンターの芽を何度も潰していました。

 関根君も後ろに構える啓太の存在は頼もしかったに違いありません。

 選手の皆さん、スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 次節以降も、上位陣相手の厳しい連戦が続きます。

 高温多湿のコンディションのなか、どれだけチームとしてのパフォーマンスを維持できるか。

 優勝を勝ち取るには、避けることができない試練です。

 選手全員が、これまでのトレーニングで積み重ねてきた成果を出し切って、乗り越えてほしいです。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『徳島ヴォルティス vs 浦和レッズ』(’14 第16節)

 7月23日の水曜日。関東は曇りがちでしたが蒸し暑い天気。

 子どもたちの夏休みが始まり、梅雨が明けました。いよいよ夏本番という感じですね。

 この日、JリーグJ1の第16節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、ナイトゲームで徳島ヴォルティスとアウェイ・ポカリスエットスタジアムで対戦しています。

 前節、浦和は難敵のアルビレックス新潟をホームで下しています。

 公式戦10試合連続で負けなし。
 浦和はその勢いのまま、最下位に沈む徳島を押し切りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 青木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 前節と同じメンバーです。

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、青木君と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーは、柏木君と梅崎君。1トップは、興梠君。

 徳島は3人の最終ラインに1トップ、両翼にWBを配置する形。

 システム的にがっぷり四つに組む両チーム。マッチアップする選手同士の攻防が勝敗に大きく影響しそうです。

 14分の浦和、徳島陣左サイドで梅崎君が倒されてフリーキックを得ます。

 キッカーの柏木君の左足から放たれたボールは、ファーサイドに待ち構える槙野君へ。

 槙野君、マークする相手選手に競り勝ち、倒れこみながら左足を伸ばしてダイレクトでシュート。

 見事、ゴールネットを揺らしました。1-0、浦和が先制です。

 今や浦和の一番のストロングポイントとなっているセットプレーでの得点。

 またもや柏木君の左足が起点となりました。本当に精度の高いプレスキックです。

 中央の那須君をうまくおとりにつかいながら、ファーサイドの槙野君へ。その判断も素晴らしいです。

 槙野君も、目の前でバウンドする難しいボールをよくコントロールし、ダイレクトで蹴りこみましたね。

 先制点を取っても、浦和は攻撃の手を緩めません。
 
 ワンタッチ、ツータッチでテンポよくパスを回しながら、徳島の守備に圧力をかけ続けます。

 39分の浦和、左サイドからのコーナーキックに槙野君がヘッドで合わせますが、相手ゴールキーパーが横っ飛びで防ぎ惜しくもゴールならず。

 前半は、1-0で浦和がリードしたまま終了します。

 前半のシュート数は浦和と徳島ともに4本。

 浦和の獲得したコーナーキックの数は7本(徳島は0)。徳島ゴールに圧力を掛け続けた証拠ですね。

 最前線の興梠君にクサビのパスがよく通り、攻撃の起点として機能していました。
 そのおかげでディフェンスラインを押し上げることができ、いつもの攻撃的なサッカーができています。
 
 浦和は後半もこのいい流れを続けて追加点を奪いたいところです。

 後半開始。

 浦和が主導権を握る展開は前半と変わらず。

 浦和は素早い攻守の切り替えで中盤を支配し、徳島を自陣に押し込み続けます。

 57分の浦和、左サイドのセンターライン付近で相手ボールを奪った梅崎君がドリブルで持ち込みスルーパス。

 このパスに反応したのは興梠君。

 ディフェンスラインの裏に抜け出し、左足ダイレクトでゴールネットに突き刺しました。2−0、浦和が突き放します。

 梅崎君、中央に切れ込みながらも興梠君の動きをよく見て、絶妙なスルーパスを送りましたね。
 
 興梠君も、フリーだったとはいえ落ち着いて冷静に決めました。

 2点のビハインドを負った徳島は、長身選手を前線に入れ、単純にゴール前にクロスを入れる作戦に出ます。

 浦和は、それに対応するように立て続けに選手交代のカードを切ります。

 70分、平川忠亮選手に代わって永田充選手。
 74分、梅崎司選手に代わって李忠成選手。
 79分、柏木陽介選手に代わって関口訓充選手。

 森脇君が一列上がって右WBへ。永田君が右ストッパーへ入り、李君と関口君が2シャドーに入ります。

 ディフェンスに一枚高さを加え、中盤の運動量を増やして相手にクロスを上げさせないというミシャの考え。

 相変わらず、手堅いです。

 浦和は、前線のメンバーがごっそり入れ替わった影響で攻撃の組み立てができなくなります。

 それでも中盤でしっかりパスをつなぎ、徳島にも攻撃らしい攻撃をさせません。

 スコアは動きませんが、時間は着実に減り続けます。

 後半のアディショナルタイムは4分。

 浦和は、徳島の必死の粘りも何なく封じ込めてタイムアップの笛が鳴りました。

 2-0で浦和の勝利で終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 高温多湿の気候、前節から中3日でのアウェイでの戦い。

 厳しい条件がいくつも重なったなか、浦和は、着実に勝ち点「3」をもぎとることができました。

 完成の域に入ってきた感のあるチーム戦術はもとより、個々の選手のプレーの質で徳島を圧倒した完勝といえるでしょう。

 浦和はこの日のシャットアウトで、7試合連続無失点のJリーグ新記録を達成しました。

 守備陣の頑張りはもちろん、労を惜しまずにプレスをかけ続けた前線の選手の貢献も忘れてはいけません。

 昨季までの浦和の守備は、セットプレーとカウンターからの失点が非常に多かったです。

 それらの課題をひとつひとつ克服した結果が、今季の失点の少なさにつながっています。

 夏場の連戦は、内容よりも結果です。

 ここでどれだけ勝ち点を上積みできるかが最終的な順位を決めるといっても過言ではありません。

 いかに効率よく、体力の消耗を抑えてコンディションを保ちつづけることができるか。
 
 この日の浦和は、理想的な展開で勝ち点を積み上げることができたといえるでしょう。

 選手の皆さん、スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 次節は、埼スタに戻って宿敵・鹿島アントラーズとの一戦。再び中3日での戦いとなります。

 厳しい夏の連戦を乗り切れば、優勝への視界も一気に開けてきます。

 ここが勝負どころです。

 チームもサポも一丸となり、全力で「勝負の夏」を駆け抜けましょう。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs アルビレックス新潟』(’14 第15節)

 7月19日の土曜日。関東は午後からは場所によって局地的に激しい雷雨に見舞われました。

 高温多湿、この時期らしい不快指数の高い一日。梅雨明けまではもう少しの辛抱でしょうか。

 この日、JリーグJ1の第15節が各地で行なわれています。
 浦和レッズは、ナイトゲームでアルビレックス新潟とホーム・埼玉スタジアム2002で対戦しています。

 JリーグはW杯が開催されていた影響で、ほぼ2ヶ月の中断期間がありました。

 第14節を終えた時点で9勝3敗2分の勝ち点「29」。
 堂々の首位で前半戦を終えた浦和。

 この中断期間中に、元気がドイツにさらなる飛躍を求めて飛び立っていきました。

 浦和にとっては大きな戦力ダウンであることはもちろんですが、彼の将来を考えるとやむを得ないでしょう。
 快く送り出したいです。

 見知らぬ地でもまれてさらに逞しくなって、いつの日かまた浦和のユニフォームを着る日を楽しみにしましょう。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 
 DF:森脇 那須 槙野 
 MF:平川 青木 阿部 宇賀神 梅崎 柏木   
 FW:興梠

 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。

 3バックは右から、森脇君、那須君、槙野君。ボランチは、青木君と阿部君のコンビ。
 WBは右に平川君、左に宇賀神君。2シャドーは、柏木君と梅崎君。1トップは、興梠君。

 新潟の守備は、5人のディフェンダーを並べ、浦和の最前線の5人にマンマーク気味についています。

 攻撃は、カウンターから素早くつないでスピードのある前線の鈴木武蔵選手に託すシンプルなスタイル。
 
 開始早々、浦和にアクシデントが発生。

 興梠君が相手選手との接触で足を負傷し、試合続行不可能となります。

 浦和は一枚目の交代カードを使うことを余儀なくされました。

 8分、興梠慎三選手に代わって李忠成選手。

 序盤は、ホームの浦和がボールを保持し、主導権を握ります。

 最終ラインを高く保ち、中盤でボールを奪ってからの鋭い攻めで新潟陣に攻め込むシーンが多くなります。

 先制点は意外な形で生まれます。

 16分の浦和、自陣ゴール前で青木君が相手ボールをカット。

 このボールを那須君が素早く右サイドへフィード。
 
 柏木君がスルーし、大外の平川君につながります。

 フリーで受けた平川君、ドリブルで持ち上がり右足で早めのセンターリングを上げます。

 このボールに詰めた逆サイドの浦和の選手はいませんでしたが、なんと新潟ディフェンダーがクリアミス。

 コーナーキックに逃れようとしたキックしたボールが、新潟ゴールに吸い込まれてしまいました。
 1-0、浦和が先制します。

 浦和の得意なカウンター攻撃がはまった得点でした。

 スルーをした柏木君はよく周りの状況が見えていましたね。ナイスな判断でした。

 平川君のセンターリングも素晴らしかったです。

 まだ守備の陣形が整っていないうちのアーリークロス。しかも、ゴールキーパーも飛び出せない絶妙な位置でした。

 新潟のディフェンスはかなり混乱していましたね。

 先制したあとも、浦和が優位な展開は変わりません。

 27分の浦和、左サイド駆け上がった宇賀神君が中央にカットイン、相手ディフェンダーを引きつけて逆サイドの李君にラストパス。

 李君、切り返しひとつ挟んで左足で強烈なシュートを放ちますが、わずかにゴールポストの外。

 33分の新潟、鈴木選手がディフェンスラインの裏に抜け出し、右足でシュートを放ちます。
 ここは西川君が素晴らしい飛び出しでブロックします。

 前半は、1-0で浦和がリードしたまま終了します。

 前半のシュート数は浦和は2本、新潟は5本。

 浦和は、守備に関しては新潟にほとんど攻撃らしい攻撃をさせないほぼ思いどおりの内容でした。

 攻撃も、分厚い攻撃で何度も新潟陣を脅かしました。
 相手のディフェンスラインを押し下げたことで、新潟の攻撃の勢いを削ぐ効果も大きかったです。

 あとは、攻撃の最後の部分ですね。
 試合をコントロールして進めていた割には、シュート数が少なすぎました。

 後半は1点を守り切るのではなく、2点目、3点目を積極的に狙っていく貪欲さを示してほしいです。

 後半開始。

 立ち上がりこそ一進一退の攻防が続きましたが、徐々に新潟のペースに。

 浦和の中盤に対して、激しくプレッシャーをかけてミスを誘い、ボールを奪って攻撃のリズムをつかみます。

 59分の新潟、スルーパスを受けた田中亜土夢選手が右足ダイレクトでシュートを放ちますが、わずかにポストの外。

 悪い流れを絶ちたい浦和は2枚目のカードを切ります。

 67分、平川忠亮選手に代わって鈴木啓太選手が入ります。

 梅崎君が右WBへ入り、啓太が2シャドーの一角に入ります。

 74分の新潟、右からのコーナーキックにファーサイドの田中亜土夢選手がヘディングシュートを放ちますが、これも枠の外。

 何とか流れを引き戻したい浦和は最後の選手交代のカードを切ります。

 77分、梅崎司選手に代わって関根貴大選手。

 そのまま右WBに入ります。

 フレッシュな選手を投入して、中盤の運動量を増やし、ボール回しをスムーズにして新潟の勢いを止めようとした浦和でしたが、その効果はあまり見られません。

ただ新潟の攻撃も、浦和の分厚い守備を崩すまでには至りませんでした。

 後半のアディショナルタイムは4分。

 浦和は人数をかけた新潟の攻撃をしのぎ切り、そのまま試合終了のホイッスル。

 結局、1-0で浦和の勝利で終わりました。

 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆  

 リーグ戦再開後の大事な初戦。

 勝ち点「3」という結果にこだわった浦和が、プラン通りに90分を戦い切って勝利を収めた試合でした。

 相手のミスで早々に先制点を奪った浦和は、ディフェンスラインを高く保って中盤でプレッシャーをかけ、相手を押しこみ新潟の攻撃を封じることに成功します。

 後半、新潟が選手交代などで試合の流れをつかむと、ミシャは啓太を中盤に投入して1点を守り切る作戦に切り替えます。
 
 突破力のある関根君をカウンター要員に残しながらも、捨て身で攻めてくる新潟を人数をかけた粘り強い守りで跳ね返し続けました。
 
 これで浦和はリーグ戦6試合連続のシャットアウト。Jリーグ記録に並びました。
 
 ボランチも含めた守備陣のメンバーも固定化され、戦術も浸透し意思の疎通もとれてきました。
「絶対に守りきれる」という自信をもってプレーしているのでしょう。

 相手をゼロに抑えようとして、ゼロに抑えることができるチームは本当に強いチームです。
 この記録は、浦和は優勝に値するチームにまで成長したことの証といえます。

 西川君を中心とした守備陣の頑張りには、最大限の称賛を送りたいです。

 攻撃に関しては、中断前よりもリスクをとって前線へ縦パスを狙う意識が高くなっていましたね。

 パスの受け手と出し手のタイミングがほんの少しずれて、決定機になかなか結びつかなかったのは残念ですが、これを続けていくことが大事ですね。

 とはいっても、試合を通じてのシュート数が6本(新潟は14本)というのは頂けません。
 
 シュートが打てるタイミングにもかかわらず、切り返したり、パスを選択したりしてチャンスを逃しているシーンが目につきました。

 これまでは元気がいて、多少強引でもスキあらばシュートのチャンスを狙って浦和の攻撃を引っ張っていました。

 この試合の浦和攻撃陣の低調さは、元気の存在の大きさを改めて示したものといえます。
 
 引いて守る相手を、元気なしの攻撃陣がどう崩して得点を奪うのか。

 浦和が優勝を狙うためには、解決しなければならない一番の課題ですね。

 選手の皆さん、雨の中スタジアムに足を運ばれた方々、本当にお疲れ様でした。

 これから優勝争いを大きく左右する真夏の連戦が始まります。
 
 コンディションを整えて、チーム一丸で乗り越えてほしいです。

 頑張れ!浦和レッズ!!

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プロフィール

ヨッシィー☆

Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

宜しくお願いします!

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