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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs アルビレックス新潟』(’16 1st 第12節)

 5月14日の土曜日。Jリーグ1stステージの第12節。
 浦和レッズは、アルビレックス新潟と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、大宮アルディージャとの「さいたまダービー」に競り勝ちました。現在、リーグ戦4連勝中で首位を走っています。
 対する新潟は、前節、ガンバ大阪相手にスコアレスドロー。攻め込みながらも、決定力不足に泣きました。現在、降格圏の16位に沈んでいます。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠




 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右から順に森脇君、遠藤君、槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 新潟の守備は、5バック。3人でゴール前中央を固め、両ワイドにもマーカーをつけてスペースを埋めます。
 ボールを奪った後は攻守の要、レオ・シルバ選手を軸にサイドを中心とした速攻を仕掛けます。

 立ち上がり、両チームとも、ボールが足につかず、落ち着きません。
 中盤で目まぐるしく攻守が入れ替わる、目の離せない展開。

 19分の浦和、右サイドの森脇君からパスを受けた武藤君が、ゴール前中央に絶妙なスルーパスを送ります。
 このパスに抜け出した興梠君が、ペナルティエリア内で相手ディフェンダーに倒され、ペナルティキックを獲得します。
 キッカーは、興梠君。右足でゴール中央を狙いますが、相手ゴールキーパー守田選手が左足一本で弾き出し、ゴールならず。
 浦和は、絶好の先制のチャンスを逃します。

 その後も、お互いに試合の流れをつかみきれない、もどかしい試合展開。
 肝心なところで、パスミスを繰り返してボールを失う、落ち着かない状況が続きます。
 結局、前半は0−0、スコアレスの同点で折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が6本、新潟が3本。
 浦和は、パスの精度が低く、リズムのよい攻撃が影を潜めてしまいました。
 とくに、起点となるクサビのパスがほとんど防がれました。
 両ワイドの選手に対する最終ラインからのロングフィードも、ほとんど見られませんでした。
 球際で素早く圧力を掛けてきた、新潟にうまく守られた印象ですね。
 後半は、新潟の守備網をかいくぐり、ゴールをこじ開けたいところ。選手交代も含めて、チームの底力を示してもらいたいです。

 後半開始。
 立ち上がり、アウェイの新潟がペースを握ります。
 積極的な前線からのプレッシングで浦和のパスをことごとくカット、カウンター攻撃を次々と繰り出します。

 56分の新潟、左サイドで浦和ボールを奪った山崎選手が、ドリブルで単騎駆け上がり、そのまま右足シュート。
 しかし、ボールはわずかに右ポストの外に外れました。

 なかなかリズムに乗れない浦和。ミシャはいつもより早く選手交代のカードを切り、中盤をテコ入れします。

 58分、武藤雄樹選手に代わって、梅崎司選手。
 梅崎君は、そのまま左シャドーに入ります。

 同時に、両ワイドの宇賀神君と関根君のポジションを入れ替えます。
 宇賀神君が右ワイドに、関根君が左ワイドに。

 しかし、相手に傾いた流れを引き戻せません。
 それでも、なんとか攻撃の形をつくりたい浦和は、2枚目の選手交代のカードを切ります。

 70分、宇賀神友弥選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。
 ズラタンは、1トップに入ります。興梠君が一列下がって左シャドーに、梅崎君が右ワイドに、それぞれ入ります。

 浦和は、ズラタンが最前線に入ったことでボールが収まるようになり、徐々に攻撃のリズムを取り戻します。
 さらに攻勢を強めたい浦和。最後の交代のカードで勝負を掛けます。

 83分、関根貴大選手に代わって駒井善成選手。
 駒井君は、右ワイドに入ります。関根君が左ワイドに入ります。

 アディショナルタイムは4分。
 両チームの選手たちは、最後の力を振り絞り、得点を奪うために激しく攻め合います。
 しかし、この日は、両チームにとってゴールが遠かったです。

 レフェリーの長い笛が鳴り、そのままタイムアップ。結局0−0のまま、スコアレスドローに終わりました。


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 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 試合通じてのシュート数は、浦和が15本に対し、新潟が9本。
 厳しい日差しのなかの消耗戦は、両チーム痛み分け。勝ち点1を分け合いました。

 試合内容を考えると、引き分けは妥当な結果です。
 浦和からすれば、前半のペナルティキックを決めていれば・・・・・という思いはあるでしょう。
 しかし、新潟にも、ペナルティキックのチャンスが与えられてもおかしくないシーンがありました。
 それだけが勝ち点3を逃した要因とは言い切れません。

 それよりも、大きかったのは、浦和本来のサッカーができなかったこと。
 今季、取り組んできた攻撃的な守備は見る影もなく、ダイレクトでパスをつなぐ迫力のある攻撃も不発でした。

 浦和の選手たちは、明らかに動きが重かったですね。ルーズボールへの寄せも遅かったし、単純なパスミスも多過ぎました。
 連戦の影響で、疲れが溜まっているのでしょう。気温が高く、風がほとんどない気象条件もマイナス要因でした。

 マイボールになっても、前線での動き出しが少なく相手のマークをはがせず、なかなかフリーになれない。
 そのため、後方からのクサビのパス、サイドチェンジのパスが呼び込めない。
 そのうち、中途半端なパスをカットされ、相手のカウンターをくらう。
 そんな悪循環にはまりこんで、抜け出せなくなってしまいました。

 浦和の攻撃に改善の兆しが見えたのは、ズラタンが投入されてから。
 最前線に体が強くて足元の技術もあるズラタンが入ったことで、攻撃の起点ができ、浦和らしい波状攻撃を仕掛けられるようになりました。
 彼のような選手が、リザーブとしてベンチに入っているのは、本当に心強いです。

 ただ、ズラタンの投入は、試合時間の残り20分となったところでした。
 個人的には、もう少し早めの投入でもよかったと思います。
 試合の流れは引き寄せたものの、残り時間も少なく、得点を奪うまでには至りませんでした。

 ミシャの頭に、この試合後の控える、ACLのラウンド16があったのでしょう。
 優勝候補のFCソウルとの大一番で、ズラタンを攻撃の軸として使いたい、という構想があるのかもしれません。

 新潟は、相変わらず、運動量が豊富なチームでした。
 そのなかでも、別格の存在感を示したのが、レオ・シルバ選手。
 中盤の底に君臨し、浦和のクサビのパスをことごとく封じました。
 ボールを奪っては、攻撃の起点として、正確なパスを何本も通し、新潟の攻撃を指揮しました。
 そうかと思えば、機をみて最前線まで顔を出して決定機に絡む、まさに縦横無尽の活躍。
 一人だけ次元の違うプレーを観せてくれました。

 この試合、浦和は、新潟の決定力不足に何度となく助けられました。
 勝ち点2を失ったというより、勝ち点1を拾ったといえるかもしれません。
 下位に沈むチーム相手に勝ち切れなかったのは、たしかに痛いです。
 しかし、長いシーズン、すべてがうまくいくわけではありません。負けなかったことを前向きにとらえて、次の試合に向かいたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、2週間後の日曜日、ACLのラウンド16(vs FCソウル戦)のホーム&アウェイ2試合を挟み、サガン鳥栖と、アウェイでの試合です。
 大事な試合が続きますが、選手たちのコンディションが心配ですね。
 次の試合まで日にちはありませんが、リフレッシュして、万全の態勢で臨んでほしいものです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!


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【Jリーグ観戦記】『大宮アルディージャ vs 浦和レッズ』(’16 1st 第11節)

 5月8日の日曜日。Jリーグ1stステージの第11節。
 浦和レッズは、大宮アルディージャと、アウェイ・NACK5スタジアム大宮での対戦です。

 浦和は前節、名古屋グランパスを攻守ともに圧倒して完勝。リーグ戦3連勝中で現在、首位に立っています。
 対する大宮も、前節、同じ昇格組のアビスパ福岡に競り勝って好調を維持、5位につけています。

 2年ぶりの「さいたまダービー」、お互いのプライドを賭けた熱戦を期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 梅崎 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右に森脇君、センターに遠藤君、左に槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に梅崎君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 大宮はフラットな4バック。両ボランチとともに、選手間の距離を密に、ゴール前中央を固めます。
 ボールを奪った後は素早くサイドへ展開して速攻。司令塔・家長選手を経由して多彩な攻撃を仕掛けます。

 立ち上がりから、アウェイの浦和がボールを支配し、ゲームをコントロールします。
 サイドを起点にチャンスをつくり、大宮ゴールに迫ります。

 両チームともコンパクトな中盤を形成。相手ボールへ激しいプレスを掛けて、カウンターのチャンスを狙います。
 攻守の切り替えが速く、一瞬も気が引けない引き締まった試合。

 22分の大宮、自陣からのカウンターから右サイドの家長選手が抜け出し、西川君と1対1となります。
 至近距離からのダイレクトで右足強烈なシュートを放ちますが、左ポストを叩き、ゴールならず。

 この日の浦和は、大宮の選手たちの出足の鋭さに戸惑い、パスミスが多いです。
 そのボールロストから大宮にうまくパスをつながれ、カウンターからチャンスを作られる場面がしばしば。

 44分の浦和、大宮陣内中央で相手のパスをインターセプトした柏木君、素早く左にいた武藤君にボールを預けます。
 自らゴール前に侵入した柏木君、武藤君からのワンタッチでの折り返しを受け、ダイレクト右足でシュート。
 ドライブ回転の掛かったボールが、相手ゴールキーパーの加藤選手の伸ばした手をかすめ、斜めに落ちながら、ゴールに飛び込みました。1−0、浦和が先制します。

 前半は1−0、浦和リードで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が4本、大宮が2本。
 浦和は、ボール支配率こそ、相手を上回ったものの、効果的な攻撃はなかなかできませんでした。
 持ち味のピッチを広く使った攻撃は影を潜めてしまいました。
 それでも、相手の一瞬のスキを逃さず、得点を奪ってしまうところは、さすがですね。

 大宮は、後半、前掛かりに攻めてくることが予想されます。
 相手の出足の鋭いプレスに負けない、攻撃的な守備をみせてほしいところ。
 選手交代のカードも効果的に使って追加点を奪い、試合を早めに決めてしまいたいですね。

 後半開始。
 ハーフタイムで、ミシャから激が飛んだのでしょうか。
 リードをしている浦和の方が、ボールへのプレッシャーを強め、主導権を握ります。

 対する大宮も、62分に前線に長身のドラガン・ムルジャ選手を投入、巻き返しを図ります。

 お互いに一歩も引かない攻防。選手同士のぶつかり合いが激しくなり、ゴール前での迫力あるシーンが増えてきます。

 浦和は、疲れの見えた選手を次々と交代して活性化を図ります。

 73分、宇賀神友弥選手に代わって、梅崎司選手。
 75分、武藤雄樹選手に代わって、ズラタン・リュビアンキッチ選手。

 梅崎君は左ワイドに、ズラタンは1トップに、それぞれ入ります。興梠君は、左のシャドーに回ります。

 79分の浦和、相手を左右に揺さぶっての波状攻撃から、最後は興梠君が右足インサイドで狙いすましたシュート。
 相手ディフェンダーに当たったボールが、ゴールマウスに向かって吸い込まれていきます。
 あわや・・・というシーンでしたが、加藤選手が体勢を崩しながらも、右手一本でこのボールをかき出すビッグプレー。
 浦和に得点を許しません。

 浦和は、3枚目の交代カードを切って、試合を締めにいきます。
 84分、興梠慎三選手に代わって、青木拓矢選手。

 青木君は、ボランチの一角に入ります。柏木君が一列上がって、左のシャドーに。

 アディショナルタイムは4分。
 前掛かりになって、最後の反撃を仕掛けてくる大宮の攻撃を、体を張った守備で守り切りました。
 レフェリーの長い笛が鳴り、そのままタイムアップ。1−0で浦和の勝利に終わりました。


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 ☆    ★    ☆    ★    ☆    ★    ☆

 試合通じてのシュート数は、浦和が8本に対し、大宮が2本。
 壮絶なプレスの応酬となった息詰まる熱戦は、アウェイの浦和が制しました。
 サッカーのスタイルが確立している両チームの対戦は、お互いの狙いがはっきり分かって観ていて楽しかったです。
 とくに、命運を分ける球際の攻防は、意地と意地とのぶつかり合いで見応えがありました。

 シュート数では大きく差が出たものの、内容や決定機の数はほぼ互角。
 狙い通りのサッカーができたという点においては、大宮に分がありました。

 大宮は、攻撃力のある3人の外国籍選手を控えに回し、ロースコアの後半勝負を狙っていました。
 前半、激しいプレスから、速攻を繰り出して、浦和を慌てさせました。
 浦和の両ワイドの上がった裏のスペースを突く、斜めのロングフィードが効果的でしたね。
 カウンターを仕掛けることで、浦和に心理的な重心を後ろに下げることに成功しました。
 九分九厘、大宮の狙い通りに進んだ前半でしたが、それを打ち破ったのは、浦和の中盤の要、柏木君の一撃でした。
 利き足ではない右足でのシュートでしたが、思い切り振り抜いたのが良かったです。
 わずかにアウトサイドに掛かったことで、外に逃げながら落ちていく、複雑な軌道のボールとなりました。

 守っては、中盤でのプレスの要。攻めては、最終ラインと前線の間のつなぎ役。
 ボランチとして、あまり目立たない黒子役が多い柏木くんですが、要所要所で最前線へ顔を出し、決定的な仕事をしてくれます。
 この日のゴールも値千金、さすが、「浦和の10番」という活躍ぶりでした。

 対照的に、大宮のエース・家長選手は、ポストに嫌われ、決定的なシュート外し、明暗を分けました。

 勝敗を分けたのは、わずかな決定力の差。
 両チームの司令塔のパフォーマンスの差が、そのまま勝敗に直結した一戦でした。

 大宮にシュートを2本しか打たせなかった守備には、選手たちの気迫を感じました。
 疲労からか、相手にチャンスすら与えない、攻撃的な守備はほとんど見られませんでした。
 それでも相手の決定機に体を投げ出してことごとくブロックし、シュートを阻止するプレーは圧巻でした。
 際どいシーンは、何度となくありましたが、水際でなんとか持ちこたえましたね。
 こういう泥臭いプレーを、すべての選手が当たり前のようにできるところが、浦和の良さですね。

 浦和は、とても本調子とはいえず、本来の戦い方ではなかったです。
 それでもきっちり勝ち切るのは、強いチームである証拠。4連勝で首位もしっかりキープしました。
 2年連続の1stステージ制覇へ視界良好です。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、1週間後の土曜日、アルビレックス新潟と、ホーム・埼スタでの試合です。
 地獄の連戦もこれで一段落。選手たちの疲労もピークでしょう。
 連戦で溜まった疲労やケガなどを癒やして、万全のコンディションで臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs 名古屋グランパス』(’16 1st 第9節)

 4月29日の金曜日、昭和の日。Jリーグ1stステージの第9節。
 浦和レッズは、名古屋グランパスと、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、川崎フロンターレとの激戦を制し、リーグ戦2連勝。
 攻撃陣が絶好調。現在、リーグ戦無敗、首位に立っています。
 対する名古屋は、序盤、監督が替わった影響から出遅れましたが、前節、新潟に競り勝って上り調子です。
 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 梅崎 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右に森脇君、センターに遠藤君、左に槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に梅崎君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 名古屋はフラットな4バック。
 ボールを奪った後は素早くサイドへ展開。最前線に陣取る長身のシモビッチ選手をターゲットに速攻を仕掛けます。

 立ち上がりから、ホームの浦和がボールを支配し、ゲームをコントロールします。
 強い追い風の影響からか、浦和のパスに乱れが生じることが多くなり、名古屋にカウンターのチャンスをしばしば与えてしまいます。
 それでも、今季、ここまで猛威を奮っている浦和の攻撃的な守備は、この日も健在です。
 ボールへの寄せが速く、名古屋に攻撃の形をほとんど作られません。

 25分の浦和、興梠君からのパスを受けた左サイド梅崎君がダイレクトで折り返します。
 このボールをゴール前中央、フリーで受けた柏木君がワントラップして、反転しながら右足を振り抜きます。シュートはジャストミートせず、ふわっとしたボールに。
 しかし、ボールが飛んだコースがラッキーで、相手ゴールキーパーの武田選手が手を伸ばしてなんとかボールに触れましたが、止めきれず、そのままゴールマウスに飛び込みました。1−0、浦和が先制します。

 先制しても、攻撃の手を緩めない浦和。
 32分の浦和、左サイド李君のヒールパスから梅崎君が強烈な右足シュートを放ちます。
 しかし、ボールはクロスバーを叩いて、惜しくもゴールならず。

 35分の浦和、カウンターから李君のスルーパスから抜け出した興梠君が完全に抜け出して独走。相手ゴールキーパーと1対1に。
 右サイドに流れた興梠君、左に切り返しながらシュートコースをこじ開けようとしますが打ちきれず、追加点の絶好のチャンスを逃します。

 39分の名古屋、右サイドでパスを受けたシモビッチ選手が胸でワントラップしてワンバウンドしたボールを右足で叩きます。
 かなり距離はありましたが、強い向かい風でドライブのかかった強烈なボールが浦和ゴールを襲います。
 意表を突かれた西川君、ゴール右隅に突き刺さりました。1−1、名古屋が同点に追いつきます。

 結局、前半は1−1の同点で折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が7本、名古屋が2本。
 浦和は、強い追い風の影響で、攻撃の起点となる最終ラインからのロングフィードのパスがなかなか通らずに、攻撃の組み立てに苦戦しましたね。
 それでも徐々に対応して、チャンスを作り出すことができましたが、決定力を欠いて、1点のみ。
 一方の守備は、相変わらずの安定感でした。
 名古屋のシュートをたった1本に抑えこみましたが、その1本が失点につながりました。
 シモビッチ選手のシュートは完璧でした。「仕方がない」と、気持ちを切り替えることが大切です。
 後半、前半同様の攻守の切替えの速いサッカーを展開し、チャンスを確実にものにしたいところ。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って試合をリードします。

 ホームで勝ち点3を確保したい浦和は、いつもより早めの選手交代で勝負をかけます。

 53分、梅崎司選手に代わって、駒井善成選手。
 駒井君は、右ワイドに入ります。関根君は左ワイドに回ります。

 すると、このミシャ采配が見事に的中し、直後に結果に結びつきます。

 56分の浦和、左サイド関根君が森脇君とのワンツーパスで裏に抜け出し、ゴールライン際からグラウンダーの折り返しをします。 このボールに反応したのが、ファーサイドに詰めていた李君。
 タイミングを合わせて後ろに下がりながら、鮮やかな左足のボレー。
 グラウンダーのボールがゴール左隅に吸い込まれました。2−1、浦和が勝ち越します。

 気落ちした名古屋に、さらに追い打ちをかける浦和。

 62分、相手ゴール前でボールを奪い返した柏木君が素早く興梠君に預けます。
 興梠君、鋭いカットインでペナルティエリア内に侵入、中央から右斜めに切り裂き、右足で強烈なシュート。見事、ゴールネットを揺らしました。3−1、浦和が突き放します。

 65分、右サイドで細かいパスつないで駒井君からマイナスのリターンを受けた柏木君が左の興梠君へパス。
 興梠君、中央へゴールと平行にドリブルしながら相手ディフェンダーを引きつけ、武藤君へパス。
 ほぼ中央でフリーで待ち構えていた武藤君、狙いすまして右足でダイレクトシュート。グラウンダーのボールがゴール左隅に吸い込まれました。4−1、浦和がダメ押しの1点を奪います。

 完全に意気消沈した名古屋相手に、浦和の選手たちは気持ちよくパスを回して、自分たちのサッカーを展開します。
 セーフティリードを保った浦和は、次々とフレッシュな選手を投入。

 73分、柏木陽介選手に代わって、伊藤涼太郎選手。
 83分、興梠慎三選手に代わって、青木拓矢選手。

 伊藤君は、左のシャドーに。青木君は、ボランチの一角に。
 李君が1トップに、武藤君が右のシャドーの位置に、それぞれ回ります。

 アディショナルタイムは4分。
 カウンターも効果的に活用し、前掛かりになる名古屋の反撃をいなしながら、時間を消費します。
 レフェリーの長い笛が鳴り、そのままタイムアップ。4−1で浦和の勝利に終わりました。


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 試合通じてのシュート数は、浦和が14本に対し、名古屋が5本。
 この数字の通り、スコアだけでなく、内容でも首位の浦和が名古屋を圧倒し、貫禄を示したゲーム。

 前半、ボールを保持しながら圧力を掛け続け、相手の体力と精神力を奪う。
 後半、相手の疲れが見えてきたところを見極め、勝負を仕掛けて仕留める。
 浦和の選手たちは、注文通りの“横綱相撲”を見せてくれました。

 この試合では、ミシャの選手起用の采配がズバリ的中。
 決勝点となる2点目、李君の得点を生み出しました。
 名古屋の守備は高さがあり、正面からの攻撃には強いが、横からの揺さぶりには弱い。
 前半の戦いから、そう判断したミシャは、駒井君を右ワイドに投入。関根君を左ワイドにコンバートしました。

 両翼からドリブルで仕掛けてを左右に振り回し、名古屋守備陣に穴を開ける。
 ミシャの狙い通り、関根君が左サイドを破って、中央で李君がフリーでシュートを打つことができました。
 関根君の突破からのクロス、李君の芸術的で正確なボレーシュートは見事でしたね。
 浦和の選手たちの技術的な高さを、まざまざと見せつけてくれました。

 それに加えて、周りの選手たちの動きも光りました。
 流れの中で左サイドに残り、そのまま攻撃に参加して、関根君とのワンツーパスを完成させた森脇君。
 ニアサイドでディフェンダー2人を引き連れて潰れ役となった興梠君。 交代選手も含め、すべての選手が、自分が何をするべきかを把握し、それを忠実に実行している。
 ミシャ・サッカーの理解がチームに浸透していることを示してくれた、象徴的なシーンでした。

 守備陣は、この日も大奮闘。名古屋に攻撃らしい攻撃をほとんどさせませんでした。
 最後尾の西川君の出番は、いつもより少なめ。それだけ、ラインの裏を取られたり、シュートを打たれるシーンが少なかったということ。
 浦和の目指す、「攻撃的な守備」がしっかり機能していました。

 とくに光っていたのが、遠藤君。この試合最大の功労者といっていいでしょう。
 危険なスペースを見つける危機察知能力、クサビのパスなどのフィードの正確性。
 遠藤君のディフェンダーとしてのオールマイティな才能は、この試合でも十分に発揮されていました。

 それに加えて、この日は、相手の1トップ・シモビッチ選手の対応もこなし、対人プレーの強さも見せてくれました。
 体格が二回りくらい違う相手と果敢にやり合う姿は、頼もしさを感じましたね。
 相手の強い当たりにも動じることなく粘り強く対応。無理にボールを取りにいかず、阿部君や槙野君のサポートを待つ。 それを90分間徹底できた、メンタルの強さはさすがです。
 普通にヘディングで競り合っても勝てない。それよりも、体を預けて、相手に自由にプレーさせない。
 そんな遠藤君の執念が、後半の大量得点を呼び込んだといってもいいかもしれません。

 攻守がしっかり噛み合い、スキのない戦い方で3連勝。首位をがっちりキープです。
 この調子で、1stステージを一気に駆け抜けたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 次節は、間にACL(ホーム、浦項戦)を挟み、週末の日曜日、大宮アルディージャと、アウェイでの「さいたまダービー」です。
 厳しいスケジュールですが、長距離の移動がありません。
 ACLもすでにグループリーグ突破を決めていますから、気分的にだいぶ楽でしょう。
 疲労やケガなどをしっかりケアして、最高のコンディションで試合に臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『川崎フロンターレ vs 浦和レッズ』(’16 1st 第8節)

 4月23日の日曜日、Jリーグ1stステージの第8節。
 浦和レッズは、川崎フロンターレと、アウェイ・等々力陸上競技場での対戦です。
 浦和は前節、ベガルタ仙台を攻守に圧倒して大勝。勝ち点3を手にしました。
 対する川崎は、攻撃陣が絶好調。現在、リーグ戦無敗、首位に立っています。
 リーグの首位と3位。勝ち点差は、わずかに「1」です。
 J屈指の攻撃力を持つ両チームの対戦。1stステージの行方の占う重要な一戦、それにふさわしい熱戦を期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右に森脇君、センターに遠藤君、左に槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。 1トップは、興梠君。
 川崎はフラットな4バック。選手間の距離を短くし、ボールに対して厳しいプレスを掛けます。
 ボールを奪った後は、司令塔・中村選手からの長短織り交ぜたパスから、多彩な攻撃を仕掛けます。

 立ち上がりは、アウェイの浦和がボールを支配し、川崎ゴールに迫ります。
 攻守の切り替えが速く、高い位置でボールを奪ってショートカウンターからチャンスを作り出します。
 浦和は、この日も、攻撃的な守備が機能していますね。
 最終ラインを高く保ったまま、前から積極的に囲い込んで圧力を掛け、ボールを奪います。

 28分の浦和、ハーフウェイライン付近で相手ボールを奪い、カウンターを発動。
 興梠君がドリブルで持ち上がり、かなり遠目の位置から右足で強烈なミドルシュート。ボールは、左ポストを直撃します。
 さらに跳ね返ったボールを李君が詰めて、シュートを放ちますが、左ポストのわずか外に外れます。

 39分の川崎、左サイドを抜け出した小林選手が、ゴールライン際からマイナスのクロスを送ります。
 このボールに田坂選手がフリーで飛び込み、左足でシュート。しかし、ボールは右ポストの外に。

 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が5本、川崎が3本。
 両チームの攻撃的な姿勢が鮮明に出ていて、見応えのある45分でした。
 優勢に試合を進めたのは、浦和の方でした。
 高い位置でボールをしっかり奪えていたので、最終ラインを高く保ったまま、ピッチを広く使った攻撃サッカーを展開しました。
 浦和は、いい流れを後半も続けて、しっかり得点を決めきりたいところ。
 前掛かりになり過ぎず、相手のカウンターはしっかりケアしたいですね。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続ける展開。
 49分の浦和、自陣でボールを奪ってカウンターを仕掛けます。
 ゴール前正面でボールを受けた興梠君、左に切り返してマークを外し、左足で強烈なシュートを放ちます。

 54分の浦和、右サイド森脇君からゴール前中央の李君にクサビのパス。
 李君、後方の武藤君にダイレクトで、左足ヒールで落とします。
 フリーでパスを受けた武藤君、ダイレクトで狙いすました右足シュート。見事、ゴール右隅に沈めました。1−0、浦和が先制します。

 浦和が点を取ったことで、川崎は前掛かりの姿勢を強めます。
 球際での攻防が激しくなり、一進一退の攻防が続きます。

 残り30分を切り、浦和は次々と選手交代のカードを切ります。
 66分、武藤雄樹選手に代わって、梅崎司選手。
 76分、宇賀神友弥選手に代わって、高木俊幸選手。
 86分、関根貴大選手に代わって、駒井善成選手。

 梅崎君は、左ワイドに、高木君は左シャドーに、駒井君は右ワイドに、それぞれ入ります。

 浦和は完全に引いて1点を守り切ろうとするのではなく、相手陣でしっかりボールをキープして時間を使います。

 アディショナルタイムは5分。
 スタジアムの浦和サポからは、「Pride of URAWA」の大合唱も響きます。
 川崎は、ロングボールを使いパワープレーを仕掛け、最後の反撃を試みます。しかし、浦和は最後まで体を張って守ります。
 レフェリーの長い笛が鳴り、タイムアップ。1−0で浦和の勝利に終わりました。


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 お互いの意地とプライドを懸けた、息詰まるエキサイティングなゲームを制したのは、アウェイの浦和。
 試合通じてのシュート数は、浦和が12本に対し、川崎が6本。
 浦和が、この数字にも表れている通り、内容でも、決定機の数でも川崎を凌駕した一戦でした。

 決勝点となった、浦和の唯一の得点は、パーフェクトな崩しからの素晴らしいゴール。
 ダイレクトのパスを2本通して、川崎の守備網のすき間を真ん中から見事にすり抜けました。
 ゴール前へのクサビのパスから、フリックして相手の守備をこじ開けてゴールを奪う。
 まさに、“浦和らしさ”が凝縮されたシーンでした。
 得点に絡んだ3人が、同じ「絵」を頭に描いていないとできません。
 同じ戦術のもと、長い期間をかけて培ってきたコンビネーションの賜物ですね。

 事前に武藤君の位置を確認し、芸術的な左足ヒールでピンポイントパスを送った李君。
 フリーな状態でパスを待ち、右足インサイドで右ポストを巻くコントロールショットを放った武藤君。
 スーパープレーが二つ重なっての得点でした。

 強力な川崎の攻撃陣相手に無失点で切り抜けた守備も素晴らしかったです。
「攻撃の起点である中村選手を封じる」という、チームとしての戦術が90分間、徹底できました。

 中村選手には必ずマーカーを付け、中村選手がボール持ったときには、もう一人がフォローして囲い込んで自由を奪いました。
 試合を通じて最終ラインを高い位置を保ったまま、コンパクトな陣形で戦えたことも大きかったです。
 それにより、選手間の間隔が密になり、相手のパスコースを限定し、相手ボールへの寄せも速くすることができました。

 川崎は、相手ディフェンスのわずかなすき間にパスを回して攻撃を組み立てるのが得意なチーム。
 この試合では、川崎の攻撃面での良さがほとんど出せていませんでした。
 浦和の守備が機能していた証拠ですね。
 とくに光ったのが、球際での強さ。
 局面ごとの1対1の対応では、かなり激しくぶつかり合いましたが、浦和の選手たちは互角以上の戦いをしていました。
 好調な2トップ、大久保選手と小林選手には、体を張った守備で仕事をさせませんでした。
 この試合に懸ける、選手たちの気迫が伝わってきましたね。
 リーグ随一の得点力を誇る川崎をホームでシャットアウト。
 浦和の選手たちは、自分たちのやり方に大きな手応えを感じたことでしょう。

 首位のチームをアウェイで叩いての勝利。この勝ち点3は大きいです。
 2位の鹿島アントラーズも敗れたため、再び1stステージの優勝争いの首位に立った浦和。
 この勝利でさらに勢いをつけて、最後まで突っ走りたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 次節は、今週の金曜日、名古屋グランパスと、ホーム・埼スタでの一戦。
 ゴールデンウィークの地獄の連戦のスタートです。
 ここを乗り切ることが、1stステージを制覇するための正念場。
 体調管理をしっかりして、最高のコンディションで試合に臨んでほしいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう! 頑張れ!浦和レッズ!!


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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ベガルタ仙台』(’16 1st 第7節)

 4月16日の土曜日、Jリーグ1stステージの第7節。
 浦和レッズは、ベガルタ仙台と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。
 浦和は前節、横浜F・マリノスの堅守を崩すことができず、スコアレスの引き分けに終わりました。
 この日の相手も、伝統的に堅守速攻が持ち味の仙台。
 前節の教訓を活かし、ぜひとも勝ち点3を奪ってほしいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは、右に森脇君、センターに遠藤君、左に槙野君。
 ボランチは、柏木君と阿部君のコンビ。ワイドは、右に関根君、左に宇賀神君。シャドーは、右に李君、左に武藤君。
 1トップは、興梠君。

 仙台はフラットな4バック。
 中盤の5人とともに、2ラインを敷き、ブロックを形成します。
 ボールを奪うと、カウンター1本。1トップのロペス選手を軸に、手数を掛けずに攻撃します。
 
 立ち上がりから、圧倒的にボールを支配し、主導権を握ったホームの浦和。
 ピッチを広く使い、波状攻撃を仕掛け、仙台ゴールに迫ります。

 浦和は、攻守の切り替えが素早いです。
 相手ボールになっても、マークを外すことなく、仙台が速攻に持ち込むことを許しません。
 浦和は、興梠君や李君を中心に、数多くのシュートチャンスを獲得しますが、仙台の体を張った守備に、水際で阻まれます。

 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。
 前半のシュート数は、浦和が6本、仙台が3本。
 浦和の獲得したコーナーキックは実に9本。
 この数字通り、浦和の一方的な展開となった45分でした。
 浦和は、この日も、積極的な守備が機能していましたね。
 攻撃でも、ボールサイドに寄る仙台守備の弱点を突き、対角のロングパスを多用して、サイドからの攻撃を繰り返してチャンスを量産できました。
 攻守において、ほぼ狙い通りのサッカーができた浦和。足りなかったのは、唯一、ゴールだけ。
 前節の二の舞いにならないよう、攻撃陣の奮起に期待したいです。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続ける展開。

 48分の浦和、右サイドを突破した関根君が、ゴールライン際からセンターリング。
 中央の興梠君が合わせますが、相手ゴールキーパーの好守に阻まれます。

 51分の浦和、左サイドの槙野君がマーカーを振りきって最終ラインを突破。中央にクロスを送ります。
 このボールにニアサイドで飛び込んだのは、李君。
 マーカーを交わして、フリーになり、強烈なヘディングシュートを放ちます。
 ボールは、見事、ゴールネットに突き刺さりました。1−0、浦和が先制します。

 しかし、仙台もすぐさま反撃します。
 54分、左サイド、ロペス選手のヒールパスを受けた三田選手がドリブルで中央に切れ込みます。
 ディフェンダーと競り合いながらも、シュートコースを探し、右足を振り抜きます。
 グラウンダーのボールが西川君の伸ばした手をかすめて、ゴールに飛び込みました。1−1、仙台が同点に追いつきます。

 残り20分を切ったところで、浦和は1枚目の選手交代。
 62分、宇賀神友弥選手に代わって、梅崎司選手。
 梅崎君は、そのまま左ワイドに入ります。

 74分の浦和、仙台陣中央深い位置で相手ボールを奪った阿部君。すぐさま前線へ左足でスルーパスを送ります。
 このパスに反応した興梠君。見事なトラップから相手ゴールキーパをかわし、冷静に左足でシュート。無人のゴールに流し込みました。2−1、浦和が突き放します。

 さらに追い打ちを掛ける浦和。

 76分、左サイドを突破した梅崎君が戻りながらゴール前を確認してから狙いすましたセンターリングを送ります。
 合わせたのは、ニアサイドに飛び込んだ武藤君の頭。
 フリーで強烈なヘディングシュートをゴーネットに突き刺しました。3−1、浦和がダメ押しの1点を奪います。

 残り10分を切ったところで、浦和はフレッシュな選手を次々と繰り出し、逃げ切りを図ります。
 82分、興梠慎三選手に代わって、石原克哉選手。
 89分、関根貴大選手に代わって、駒井善成選手。

 石川君は右シャドーに、駒井君は右ワイドに。
 李君が1トップに入ります。

 アディショナルタイムは4分。
 最後の最後まで、集中力を切らさずに、相手ボールにプレッシャーを掛け続けた浦和。
 仙台に反撃らしい反撃を与えることなく、そのままタイムアップ。3−1で浦和の勝利に終わりました。



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 試合通じてのシュート数は、浦和が20本に対し、仙台が4本。
 スコアだけでなく、内容でも、浦和が仙台を凌駕していたことがわかります。

 しかし、この数字以上にすごいのが、コーナーキックの本数。浦和が獲得した本数は17本(仙台は1本)。
 浦和が90分を通じて、仙台陣内でプレーし、相手のディフェンスラインに圧力を掛け続けた証拠ですね。
 前半は何とか持ちこたえた仙台の守備陣でしたが、体力的、精神的により厳しくなる後半、崩れました。

 浦和の取った得点は、いずれも流れの中からの素晴らしいものでした。
 最前線の3人がそろい踏み、取るべき人が取ったという意味でも、とても意味のある得点です。

 3得点という結果に目がいきがちですが、それを生み出したのは、安定感を増した守備です。
 この日の浦和は、いつにも増した高い集中力で、仙台の攻撃を封じました。
 最終ラインを高く、コンパクトな中盤を保って、相手ボールになった瞬間にプレッシャーを掛ける。
 浦和の目指す、超攻撃的な守備が、この日は90分間途切れることはありませんでした。

 柏木君、阿部君のラインコントロールとスペースを埋める動き。
 槙野君、森脇君のファールをすることなく、ボールを奪う技術力の高さ。
 遠藤君の危機管理能力やカバーリング能力の高さ。

 それらが融合した鉄壁の守備でした。
 その中でもとくに光っていたのが、守護神・西川君の「前への意識」です。
 ラインの裏を狙った仙台のロングパスにことごとく反応、未然にピンチを防ぎました。

 ゴールキーパーがゴールエリアから飛び出してボールを処理するのは、とても勇気がいることでしょう。
 それを当たり前のように、躊躇なく、しかも、確実にこなしてしまうのが西川君の凄さ。
 浦和が、あれだけ最終ラインを高く設定し、ハーフコート・ゲームのようなゲームを展開できたのは、間違いなく、西川君の存在があってのこと。
 自分の足技に絶対の自信を持っているのでしょう。本当に頼りになります。

 浦和のスタイルは、攻撃的なポゼッションサッカー。
 華やかな攻撃陣に注目が集まりますが、それを支えているのは、西川君を中心とした鉄壁の守備です。

 相手陣内でプレッシャーを掛けて、ボールを奪い、すぐさまカウンターを発動して得点した浦和の2点目。
 これは、まさに今季の浦和を象徴する得点と言えます。

「失点しなければ、必ず点を取ってくれる」
「点を取るまで必ず失点を防いでくれる」

 攻撃陣と守備陣の間に、そんな強固な信頼関係ができあがっています。
 チームの一体感が感じられる、とてもいい雰囲気ですね。

 ちょっとやそっとじゃ止まらない、そんな芯のある強さを感じられる、今の浦和。
 どんなサッカーを見せてくれるのか、これからますます楽しみです。

 次のシドニー戦で攻撃の軸になると思われる、ズラタンを温存しての勝利。
 長距離移動もある今後の連戦のスケジュールを考えても、大きな勝ち点3です。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 次節は、来週の日曜日、ACL(アウェイ・シドニーFC戦)をミッドウィークに挟んで、川崎フロンターレと、アウェイでの一戦です。
 攻撃陣が好調で、現在リーグ首位に立つ強豪。
 その川崎相手に、今季リニューアルした浦和の超攻撃的守備がどこまで通じるのか、興味深いですね。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
 頑張れ!浦和レッズ!!

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【Jリーグ観戦記】『横浜F・マリノスvs 浦和レッズ』(’16 1st 第6節)

 4月10日の日曜日、Jリーグ1stステージの第6節。
 浦和レッズは、横浜F・マリノスと、アウェイ・日産スタジアムでの対戦です。

 浦和は前節、ヴァンフォーレ甲府に快勝。リーグ戦3連勝を飾りました。
 対する横浜も、同じく3連勝中と勢いがあります。
 首位と4位、好調なチーム同士の対戦。
 1stステージを左右する重要な一戦です。それにふさわしい好ゲームを期待したいです。

 浦和のスタメンは以下の通り。
 GK:西川 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:関根 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠



 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右のストッパーに森脇君、左のストッパーに槙野君、センターに遠藤君。
 ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。 右のワイドに関根君、左のワイドに宇賀神君。
 右のシャドーに李君、左のシャドーに武藤君。
 1トップに興梠君。

 横浜の最終ラインは、4人。
 センターバック2人とボランチ2人で、中央を固めます。
 攻撃は、司令塔・中村選手を経由し、能力の高い前の3人を生かして、相手ゴール前に迫ります。

 お互いにマイボールを大事にしながら展開する、ゆっくりとした試合の入り方。
 立ち上がりから主導権を握ったのは、アウェイの浦和です。

 ボールへの寄せが速く、相手のパスミスを誘い、ボールを支配。
 ロングフィードから、サイドを起点に横浜ゴールを脅かします。
 数多くのチャンスを得た浦和。
 しかし、ゴール前に人数を掛けて守る横浜の守備に、ことごとく阻まれます。
 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が8本、横浜が1本。
 この数字通り、浦和が内容で圧倒した45分でした。
 浦和は、積極的な守備が機能していました。
 相手の攻撃のキーマン、中村選手やカイケ選手、マルティノス選手を封じることに成功しましたね。
 攻撃も、薄い相手のサイドを積極的に突いて、しっかり形を作っていました。
 あとは、最後の部分、ゴール前に立ちはだかる、ぶ厚い“青い壁”を打ち破るだけ。
 相手のカウンターをしっかりケアしつつ、選手交代のカードも効果的に使い、ゴールを奪いたいところです。

 後半開始。
 前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続けます。
 しかし、“青い壁”は相変わらず、ゴール前に立ちはだかり、浦和の攻撃を跳ね返し続けます。

 残り30分を切ったところで、浦和は1枚目の選手交代。
 62分、柏木陽介選手に代わって、青木拓矢選手。

 青木君は、そのままボランチの一角に入ります。
 このあたりから、中盤が間延びしてオープンな展開になり、ゴール前での応酬が激しさを増します。

 何としても点を取りたい浦和。立て続けに攻撃的なカード切り、勝負を掛けます。
 79分、宇賀神友弥選手に代わって、梅崎司選手。
 86分、武藤雄樹選手に代わって、駒井善成選手。

 梅崎君は左ワイドに、駒井君は左シャドーに。

 90分の浦和、右サイドでボールを受けた関根君がカットインし、そのまま左足で強烈なシュートを放ちます。
 ボールは枠をとらえましたが、相手ゴールキーパー、飯倉選手が横っ飛びでこれを弾き、惜しくもゴールならず。

 アディショナルタイム3分。
 最後の最後まで、圧倒的にボールを支配し、攻め続ける浦和。
 しかし、この日の横浜守備陣の集中力は途切れることはなく、そのままタイムアップ。
 結局、0−0のスコアレスドローで終わりました。


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 意地とプライドを懸けた戦いは、お互いに譲らず。痛み分けに終わりました。
 試合通じてのシュート数は、浦和が15本に対し、横浜が5本。
 浦和が90分を通じてペースを握っていたことが、この数字からもわかります。

 両チームとも、相手のカウンターへの備えは万全。
 「守」から「攻」への切替えの意識が高く、引き締まったゲームでした。
 その中でも、しっかり攻撃の形作っていたのは、アウェイの浦和の方。
 いつ通りの攻撃スタイルが展開されましたが、最後の部分の精度を欠いて無得点。
 浦和からすると、勝ちたかった試合。勝ち点2を失ったといっていいでしょう。

 結果は残念でしたが、パフォーマンスで、横浜を大きく上回っていたのは、誰の目から見ても明らか。
 浦和の熟成された前線の連携は、堅守を誇る横浜相手にも、しっかり機能しました。

 攻撃において、両チームの差は歴然。最も大きな違いは、スイッチを入れられる選手の数。
 横浜は、中村選手に頼る部分が非常に大きかったです。
 中村選手さえ抑えておけば、横浜の攻撃力は、半減以下にすることができます。

 それに対し、浦和は、司令塔の柏木君以外にも、阿部君、遠藤君、槙野君などからも、クサビのパスを入れることができます。
 この日も、最終ラインから、両サイドへ精度のよいロングフィードが何回も通っていました。
 誰がボールを持っていても、受け手側が感じて、しっかり動き出せる。
 それが、浦和の攻撃の良さです。

 ラストパスやシュートに精度を欠いたのは、連戦の疲れから。
 コンディションからくる、一時的なもので、心配はいらないでしょう。
 むしろ、身を投げ出して防いだ、横浜の守備陣の奮闘を褒めるべき。
 なかでも、中澤選手の存在感は、他を圧倒するものがありました。
 また、中村選手は、攻撃だけでなく、守備でも、要所要所で好プレーを連発しました。さすがです。

 守備に関しては、ほぼ満点の出来でした。
 最も警戒していたのはセットプレー。とくに、中村選手の左足からのフリーキックです。
 しかし、浦和の守備陣は、直接狙える危険な位置でのファールせず、集中して守り切りました。

 守備の安定感は、昨季からもっとも上積みされた部分ですね。
 相手にシュートを打たせない、ファールを犯さない。
 今季浦和が身につけた「超攻撃的な守備」は、JリーグやACLのチャンピオンを狙ううえで欠かせない、大きな武器です。
 さらに磨きをかけていきたいですね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。
 ACLの長距離移動をこなしながらの、過密日程のまっただ中。

 勝ち切れなかったとはいえ、強豪相手のアウェイでの引き分けは御の字。そう前向きにとらえたいです。

 次節は、来週の土曜日、ベガルタ仙台と、ホーム・埼スタでの一戦です。
 一週間しっかりコンディションを整えて、再び連勝街道を駆け上がりところ。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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【Jリーグ観戦記】『浦和レッズ vs ヴァンフォーレ甲府』(’16 1st 第5節)

 4月1日の金曜日、Jリーグ1stステージの第5節。
浦和レッズは、ヴァンフォーレ甲府と、ホーム・埼玉スタジアム2002での対戦です。

 浦和は前節、湘南ベルマーレに快勝。リーグ戦2連勝を飾りました。
 格下の甲府から、きっちり勝ち点3を奪って、開幕ダッシュを図りたいところ。

 浦和のスタメンは以下の通り。

 GK:西川
 DF:森脇 遠藤 槙野
 MF:梅崎 柏木 阿部 宇賀神 李 武藤
 FW:興梠


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 試合開始。浦和のシステムは、いつもの3−6−1。
 3バックは右のストッパーに森脇君、左のストッパーに槙野君、センターに遠藤君。
 ボランチは柏木君と阿部君のコンビ。
 右のワイドに梅崎君、左のワイドに宇賀神君。
 右のシャドーに李君、左のシャドーに武藤君。
 1トップに興梠君。

 甲府の最終ラインは、3人。
 守備のときは、両ウイングが下がり、5バックで対応。
 その上には、中盤の選手が4人並び、ブロックを形成します。
 攻撃は、ロングボール主体。1トップのクリスティアーノ選手をターゲットに、カウンターを仕掛けます。

 立ち上がりから、ホームの浦和がボールを保持し、試合の主導権を握ります。

 12分の浦和、左からのコーナーキック。
 キッカーは柏木君。左足から放たれたボールが、中央でフリーになった槙野君の頭に合います。
 槙野君、強烈なヘディングシュートを放ちますが、クロスバーに阻まれ、惜しくもゴールならず。

 31分、甲府にトラブル発生。
 山本選手が、ペナルティエリアすぐ外で、ハンドの反則を犯します。
 レフェリーは、これを故意と判断、イエローカードを提示します。
 すでに1枚イエローカードをもらっていた山本選手は、退場処分となります。

 1人多くなり、有利になった浦和が、一方的に攻め込む展開に。
 しかし、ひたすらゴール前を固める甲府の守りを崩せず、得点は奪えません。

 結局、前半は0−0、スコアレスで折り返します。

 前半のシュート数は、浦和が8本、甲府が0本。
 このデータ通り、浦和が一方的に攻めた前半。
 早々に、甲府に退場者が出たこともあり、バランスの崩れたゲームとなってしまいました。
 浦和が、ゴール前に鍵をかける甲府の守りをこじ開けることができるか。
 こうなると、試合の興味は、その一点に絞られてきます。
 完全に引いて守る相手から点を奪うのは、容易ではないです。
 時間が経つほど、焦りも出てきます。
 交代選手も含めた、攻撃陣の奮起に期待したいです。

 後半開始。

 案の定、前半と同じく、浦和が主導権を握って攻め続けます。
 前半よりも、両サイドを使って、幅広い攻撃を狙います。

 残り30分を切ったところで、浦和は1枚目の選手交代。
 62分、武藤雄樹選手に代わって、ズラタン・リュビヤンキッチ選手。
 ズラタンは、1トップに。
 興梠君が一列下がって、左シャドーへ。

 68分の浦和、最終ラインの遠藤君からゴール前にクサビのパス。
 興梠君がスルーしたこのボールを李君に通ります。
 李君、ワントラップして間をつくってから、裏のスペースに走り込んだ興梠君へ落とします。
 興梠君、マーカーを引きずりながら、抜け出して右足でシュート。
 見事、ゴールネットを揺らしました。1−0、浦和が先制します。

 さらに畳みかけたい浦和は、両ワイドを同時に交代、中盤を活性化します。
 71分、宇賀神友弥選手に代わって、関根貴大選手。
 71分、梅崎司選手に代わって、高木俊幸選手。
 関根君は、右ワイドに。高木君は左ワイドに。

 81分の浦和、相手のクリアボールを胸でトラップした森脇君。
 ボールの落ち際を右足で叩き、強烈なミドルシュート。
 ドライブ回転が掛かったボールが、相手ゴールキーパーの伸ばした手をかすめ、クロスバーの下を叩き、そのままゴールマウスに吸い込まれました。
 2−0、浦和が貴重な追加点を奪います。

 その後も、手を緩めずに攻め続ける浦和は、シュートシーンを何度も作り出します。
 得点こそ奪えませんでしたが、意気消沈した甲府を完全に押し込み、相手陣内でボールを回します。

 アディショナルタイム3分。
 安全運転で、逃げ切りを図った浦和でしたが、甲府に一瞬のスキを突かれます。
 90+2分の甲府、右からセンターリングに、吉野選手がヘディングで合わせてシュート。
 このボールは、西川君がなんとか弾きます。
 しかし、そのこぼれ球を稲垣選手が詰めて滑り込みながら右足でシュート。ゴールにねじ込みました。2−1、甲府が一矢を報います。

 しかし、甲府の反撃もここまで。レフェリーの笛が鳴り、そのままタイムアップ。
 結局、2−0で浦和の勝利に終わりました。
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 試合通じてのシュート数は、浦和が23本に対し、甲府が3本。
 浦和が90分を通じて攻め続けていたことが、この数字からもわかります。

 甲府は、試合開始から、専守防衛の戦術を徹底しました。
 ボールを奪われたら、すぐに戻って自陣に強固なブロックを形成し、ゴール前に鍵を掛ける。
 前半の早い段階で退場者を出してから、その傾向はますます顕著になりました。

 完全に引かれた相手を、どう崩すか。
 ポゼッションサッカーを志向する浦和が抱える永遠の課題ともいえます。
 この試合は、今季の浦和の実力が試される試合となりました。

 結果は、後半に2得点を入れての快勝。
 十分、合格点と言える内容でした。
 前半、甲府が5バックで守っていたため、両サイドにスペースがなく、中央から攻撃が中心。
 得点こそありませんでしたが、何度もクサビのパスを打ち込んで、甲府の守備を揺さぶりました。
 これが、ボディブローのように効きましたね。

 後半、甲府の中盤の人数が減り、最終ラインの前の両サイドにスペースできます。
 浦和は、それを見逃さず、両サイドにも起点をつくり、得点の足掛かりとしました。

 先制点は、まさに浦和の狙い通りの得点。
 最終ラインからのクサビのパスに、前線の選手が連動して、狭いスペースをこじ開けました。

 攻撃面で、昨季から最も成長を感じられる部分は、パスの出し手と受け手の意思の疎通です。
「ここでクサビのパスを出す」というタイミングが選手間でかなり統一されています。
 そのため、前線で複数の選手が、同時に動き出すことができています。

 さらに、パスが来なかった選手は、すぐ、“次”をイメージして、相手守備ラインの裏を取る動きをする。
 そして、クサビのパスを受けた選手が、1タッチ、2タッチでそれに反応してパスを送る。

 その一連の動きが、ほとんど自動的にできているのが、今の浦和の強さです。
 長い期間、同じ監督のもと、同じ戦術で戦い続けてきた成果ですね。

 浦和の攻撃の質が大きく変わった、一番の立役者は、柏木君です。
 得点には絡まなかったものの、不動の司令塔として、中盤に君臨し続けました。
 途中、なかなか得点が入らず、焦れた時間帯もあったでしょう。
 しかし、自ら前線に上がりたい気持ちを抑えて、中盤の底での采配に徹していました。
 ピッチの中央で、ボールを安心して任せられる、その存在感は絶大です。
 そして、その左足から繰り出されるパスは、正確かつ変幻自在。
 彼がボールを持つと、前線の選手たちは、迷わずに動き出すことができます。
 誰からも信頼される、真の「10番」といえる存在になりましたね。

 選手の皆さん、スタジアムまで足を運んだサポーターの皆さん、お疲れ様でした。

 これで、リーグ戦は3連勝。調子に乗ってきました。
 この調子で、一気に突っ走りたいところです。

 次節は、来週の日曜日、ミッドウィークのACL(ホーム、広州恒大戦)を挟んで、横浜F・マリノスと、アウェイで戦います。
 この日のような戦いを、強豪相手に、どこまで再現できるのか。注目したいです。

 選手、スタッフ、サボ一丸となり、悲願の優勝に向けて突き進みましょう!
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Author:ヨッシィー☆
鉄鋼関係のエンジニアです。

浦和で生まれ、浦和で育った、浦和レッズ・サポ。

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